オンワードHD - 2026年2月期(2025年度)第3四半期決算説明資料 ★★★
基本情報
- 会社コード: 80160
- 会社名: オンワードHD
- タイトル: 2026年2月期(2025年度)第3四半期決算説明資料
- 発表日時: 2026年01月08日 15:30
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260107530422.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/8016.T
連結実績および連結業績予想ハイライト
2025年度 第3四半期累計 連結実績ハイライト
| 項目 | 金額 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,747億円 | +16.5%増収 |
| 営業利益 | 95億円 | +11.3%増益 |
| 当期純利益 | 76億円 | +32.1%増益 |
| EBITDA※ | 136億円 | +10.2%増益 |
※EBITDA=営業利益+減価償却費等
- 第3四半期累計の売上高は、前年同期比で16.5%増収の1,747億円となった。特にオンワード樫山やオンワードパーソナルスタイルの冬物衣料の販売が好調に推移し、増収に貢献した。
- ブランド別の売上高は、『アンフィーロ』(+41.6%増収)、『カシヤマ』(+29.1%増収)、『チャコット・コスメティクス』(+28.0%増収)等の戦略強化ブランドが好調だった。『23区』(+4.3%増収)等の基幹ブランドも堅調に推移した。
- 販路別の売上高は、百貨店が1%の微減収となったが、ショッピングセンター等が37%、ECが17%の大幅増収となった。
- 営業利益は11.3%増益の95億円となった。広告宣伝費等の販管費の効率化が奏功し、販管費率を0.1%上昇の50.0%に抑えた。売上総利益率は、在庫管理の徹底等により55.5%を確保した。
- 当期純利益は32.1%増益の76億円で着地した。事業構造改革が一段落したこと等から特別損失の計上額が縮小した。また政策保有株式の縮減等に伴う特別利益の計上も寄与した。EBITDAは10.2%増の136億円となった。
- 以上の結果、増収および全段階利益での増益を達成した。
2025年度 通期 連結業績予想ハイライト
| 項目 | 金額 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,300億円 | +10.4%増収 |
| 営業利益 | 115億円 | +13.3%増益 |
| 当期純利益 | 100億円 | +17.4%増益 |
| EBITDA※ | 170億円 | +10.0%増益 |
※EBITDA=営業利益+減価償却費等
- 引き続き、不透明な経営環境に対応した柔軟な事業運営を継続し、販管費の効率化を一層徹底すること等により、通期の売上高は前期比10.4%増収の2,300億円、営業利益は13.3%増益の115億円、当期純利益は17.4%増益の100億円、EBITDAは10.0%増の170億円を予想する。(期初の業績予想を据え置く。)
- 1株当たり配当金については、期末配当として16円、既に実施済みの中間配当と合わせて30円(前期から4円増配)という期初の予想を維持する。
2025年度第3四半期累計 連結実績
- 第3四半期累計の売上高は、前年同期比で16.5%増収の1,747億円。オンワード樫山やオンワードパーソナルスタイル等の冬物衣料の販売が好調に推移。『アンフィーロ』(+41.6%増収)、『カシヤマ』(+29.1%増収)、『チャコット・コスメティクス』(+28.0%増収)等の戦略強化ブランドが好調。『23区』(+4.3%増収)等の基幹ブランドも堅調に推移。
- 営業利益は11.3%増益の95億円。広告宣伝費等の販管費の効率化が奏功し、販管費率を50.0%に抑制。在庫管理の徹底等により、売上総利益率は55.5%を確保。
- 当期純利益は32.1%増益の76億円。事業構造改革等に伴う特別損失が縮小。政策保有株式の縮減等に伴う特別利益の計上も寄与。EBITDAは10.2%増の136億円。
| 項目 | 2025年度 3Q累計 (百万円) | 2024年度 3Q累計 (百万円) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 174,725 | 149,940 | +24,785 | +16.5% |
| 売上総利益(対売上高比率) | 96,907 (55.5%) | 83,433 (55.6%) | +13,474 | +16.1% (△ 0.1%) |
| 販管費(対売上高比率) | 87,378 (50.0%) | 74,873 (49.9%) | +12,505 | +16.7% (+0.1%) |
| 営業利益(対売上高比率) | 9,529 (5.5%) | 8,560 (5.7%) | +969 | +11.3% (△ 0.2%) |
| 経常利益(対売上高比率) | 9,403 (5.4%) | 8,456 (5.6%) | +947 | +11.2% (△ 0.2%) |
| 当期純利益(対売上高比率) | 7,635 (4.4%) | 5,780 (3.9%) | +1,855 | +32.1% (+0.5%) |
| EBITDA※(対売上高比率) | 13,590 (7.8%) | 12,328 (8.2%) | +1,262 | +10.2% (△ 0.4%) |
※EBITDA=営業利益+減価償却費等
2025年度第3四半期累計主要事業会社別実績
| 項目 | 2025年度 3Q累計 (百万円) | 2024年度 3Q累計 (百万円) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| オンワード樫山+HD 売上高 | 86,752 | 84,687 | +2,065 | +2.4% |
| オンワード樫山+HD 営業利益 | 4,962 | 5,132 | △ 170 | △ 3.3% |
| ウィゴー 売上高(2024年10月より連結) | 24,339 | 5,419 | +18,920 | +349.1% |
| ウィゴー 営業利益 | 1,428 | 222 | +1,206 | +543.2% |
| オンワードパーソナルスタイル 売上高 | 5,832 | 4,525 | +1,307 | +28.9% |
| オンワードパーソナルスタイル 営業利益 | 73 | △ 90 | +163 | - |
| オンワードコーポレートデザイン 売上高 | 13,077 | 13,112 | △ 35 | △ 0.3% |
| オンワードコーポレートデザイン 営業利益 | 971 | 1,129 | △ 158 | △ 14.0% |
| チャコット 売上高 | 8,466 | 7,896 | +570 | +7.2% |
| チャコット 営業利益 | 1,021 | 899 | +122 | +13.6% |
| クリエイティブヨーコ 売上高 | 4,980 | 4,876 | +104 | +2.1% |
| クリエイティブヨーコ 営業利益 | 443 | 555 | △ 112 | △ 20.2% |
| 大和 売上高 | 17,741 | 15,106 | +2,635 | +17.4% |
| 大和 営業利益 | 1,335 | 1,019 | +316 | +31.0% |
| 国内グループ会社小計 売上高(オンワード樫山+HD除く) | 82,172 | 59,084 | +23,088 | +39.1% |
| 国内グループ会社小計 営業利益 | 5,576 | 4,476 | +1,100 | +24.6% |
| ヨーロッパ計 売上高 | 9,876 | 9,225 | +651 | +7.1% |
| ヨーロッパ計 営業利益 | 81 | △ 284 | +365 | - |
| アメリカ計 売上高 | 1,290 | 1,468 | △ 178 | △ 12.1% |
| アメリカ計 営業利益 | △ 109 | △ 322 | +213 | - |
| アジア計 売上高 | 4,855 | 4,715 | +140 | +3.0% |
| アジア計 営業利益 | 150 | 25 | +125 | +500.0% |
| 海外グループ会社小計 売上高 | 16,021 | 15,408 | +613 | +4.0% |
| 海外グループ会社小計 営業利益 | 122 | △ 284 | +406 | - |
| 連結合計 売上高 | 174,725 | 149,940 | +24,785 | +16.5% |
| 連結合計 営業利益 | 9,529 | 8,560 | +969 | +11.3% |
2025年度第3四半期累計販路別売上高
| 販路 | 2025年度 3Q累計 (百万円) | 2024年度 3Q累計 (百万円) | 増減額 | 増減率 | 構成比 (2025年度) | 構成比 (2024年度) | 構成比増減 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 百貨店 | 39,067 | 39,463 | △396 | △ 1.0% | 25.5% | 30.7% | △ 5.3% |
| SC他 | 71,116 | 51,937 | +19,179 | +36.9% | 46.3% | 40.5% | +5.9% |
| 自社EC | 21,001 | 21,237 | △236 | △ 1.1% | 24.2% | 25.1% | △ 0.9% |
| 他社EC | 4,044 | 2,513 | +1,531 | +60.9% | 4.7% | 3.0% | +1.7% |
| リアル販路計 | 110,183 | 91,400 | +18,783 | +20.6% | 71.8% | 71.2% | +0.6% |
| EC計 | 25,045 | 23,750 | +1,295 | +5.5% | 28.9% | 28.0% | +0.8% |
| 売上高計 | 153,462 | 128,380 | +25,082 | +19.5% | - | - | - |
※オンワード樫山(百貨店、SC他、自社EC)と国内EC対象事業会社8社(ウィゴー、オンワードパーソナルスタイル、アイランド、ティアクラッセ、チャコット、クリエイティブヨーコ、大和、KOKOBUY)の合計(EC計は国内EC対象事業会社8社の合計)
2025年度通期 連結業績予想
- 通期の売上高は、前期比10.4%増収の2,300億円、営業利益は13.3%増益の115億円、当期純利益は17.4%増益の100億円、EBITDAは10.0%増の170億円を予想。
| 項目 | 2025年度 通期予想 (百万円) | 2024年度 (百万円) | 対2024年度 増減額 | 対2024年度 増減率 | 対公表値 増減額 | 対公表値 増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 230,000 | 208,393 | +21,607 | +10.4% | +0 | +0.0% |
| 売上総利益(対売上高比率) | 126,000 (54.8%) | 113,575 (54.5%) | +12,425 | +10.9% | +0 | +0.0% |
| 販管費(対売上高比率) | 114,500 (49.8%) | 103,422 (49.6%) | +11,078 | +10.7% | +0 | +0.0% |
| 営業利益(対売上高比率) | 11,500 (5.0%) | 10,153 (4.9%) | +1,347 | +13.3% | +0 | +0.0% |
| 経常利益(対売上高比率) | 11,000 (4.8%) | 10,084 (4.8%) | +916 | +9.1% | +0 | +0.0% |
| 当期純利益(対売上高比率) | 10,000 (4.3%) | 8,516 (4.1%) | +1,484 | +17.4% | +0 | +0.0% |
| EBITDA※(対売上高比率) | 17,000 (7.4%) | 15,452 (7.4%) | +1,548 | +10.0% | +0 | +0.0% |
※EBITDA=営業利益+減価償却費等
2025年度通期主要事業会社別予想
| 項目 | 3Q累計実績 (百万円) | 通期予想 (百万円) |
|---|---|---|
| オンワード樫山+HD 売上高 | 86,752 | 115,000 |
| オンワード樫山+HD 営業利益 | 4,962 | 7,200 |
| ウィゴー 売上高(2024年10月より連結) | 24,339 | 31,300 |
| ウィゴー 営業利益 | 1,428 | 1,400 |
| オンワードパーソナルスタイル 売上高 | 5,832 | 7,550 |
| オンワードパーソナルスタイル 営業利益 | 73 | 140 |
| オンワードコーポレートデザイン 売上高 | 13,077 | 18,600 |
| オンワードコーポレートデザイン 営業利益 | 971 | 1,750 |
| チャコット 売上高 | 8,466 | 11,000 |
| チャコット 営業利益 | 1,021 | 860 |
| クリエイティブヨーコ 売上高 | 4,980 | 7,250 |
| クリエイティブヨーコ 営業利益 | 443 | 830 |
| 大和 売上高 | 17,741 | 23,400 |
| 大和 営業利益 | 1,335 | 1,440 |
| 国内グループ会社小計 売上高(オンワード樫山+HD除く) | 82,172 | 109,880 |
| 国内グループ会社小計 営業利益 | 5,576 | 6,820 |
| ヨーロッパ計 売上高 | 9,876 | 13,500 |
| ヨーロッパ計 営業利益 | 81 | 300 |
| アメリカ計 売上高 | 1,290 | 1,900 |
| アメリカ計 営業利益 | △ 109 | △ 60 |
| アジア計 売上高 | 4,855 | 7,200 |
| アジア計 営業利益 | 150 | 140 |
| 海外グループ会社小計 売上高 | 16,021 | 22,600 |
| 海外グループ会社小計 営業利益 | 122 | 380 |
| 連結合計 売上高 | 174,725 | 230,000 |
| 連結合計 営業利益 | 9,529 | 11,500 |
「ONWARD VISION 2030」進捗状況
① オーダースーツブランド『カシヤマ』の成長戦略(オンワードパーソナルスタイル)
- 従来の都心部での広域集客型店舗に加えて、郊外型ショッピングセンターに『カシヤマ』の出店を加速。
- 20-30万人商圏の「流山おおたかの森S・C」では、地域に合わせたマーケティング効果もあり、オープン以来予約が好調。「イオンモール福岡」、「イオンモール広島府中」、「イオンモール岡崎」でも同様の現象が継続。
- 都市型店舗は、学生を中心とした20代と、スーツにこだわりを持った50代が中心顧客だったが、郊外型店舗は、30~40代の働き盛り世代まで顧客属性が拡大。
- 今後も積極的に多様な商圏での出店を進めていく。
2026年度 オンワードパーソナルスタイル
* 郊外型ショッピングセンター等での『カシヤマ』出店加速
* Made in JAPANの生産基盤を活用しながら高価格帯中心の『カシヤマプレミアム』の展開を開始
2026年度 売上高100億円 突破へ
② コスメティクス事業戦略
- 当社は、中長期経営計画「ONWARD VISION 2030」において、ギフト・ペット・コスメティクス等、心身ともに豊かで充実した生活実現を支援するため、「生活者の新たな価値観に沿った“ウェルネス領域”の成長加速」を事業戦略の一つに掲げている。
- その一環として、ジェルネイル等のネイル関連事業を展開する株式会社コスメ・デ・ボーテの全株式を取得し、完全子会社化を決定。(2026年3月予定)
- コスメ・デ・ボーテ社の完全子会社化により、当社グループのコスメティクス事業は、メイク・スキンケアの『チャコット・コスメティクス』(チャコット株式会社)、オーガニックヘアケア商品の『プロダクト』(株式会社KOKOBUY)、ネイルケア(株式会社コスメ・デ・ボーテ) の3ブランドを展開。
- 既存事業とのシナジー効果を追求しつつ、高い収益率であるコスメティクス事業の総合的な成長を加速し、総合ライフスタイル企業グループとしての地位を確立していく。
【当社コスメティクス事業売上高拡大イメージ 】
ネイルケア 3倍
オーガニック商品を世の中に送り出し、高い品質と価値ある商品を、買いやすい価格で顧客に提供していく。
▍ 株式会社 コスメ・デ・ボーテ
【会社概要 】
* 商号 : 株式会社 コスメ・デ・ボーテ
* 設立 : 1990年6月1日
* 事業内容 : 化粧品、化粧品雑貨の企画開発および輸入販売
* 売上高 : 1,764百万円 ※2024年11月期
* 従業員数 : 33名 ※2024年11月時点
* 主要取扱店舗 : ロフト、プラザ、ハンズ、アインズ&トルぺ、ウエルシア薬局、スギ薬局、ツルハドラッグ、サンドラッグ等
【主な取扱ブランド 】
▍ コスメ・デ・ボーテ社 業績推移
- コスメ・デ・ボーテ社は、セルフネイル商品等の企画販売をおこない、主なユーザーは20~40代の女性。バラエティストアやドラッグストアなど全国 7,000 店舗以上で販売。
- 主力商品『Gel Me1』は、2025年に発売10周年を迎え、各種メディアの人気ランキング上位に入るなど高い評価を得ている。
- 高いブランド力を背景に、業績は拡大傾向にあり、営業利益率は25% と非常に高い水準を維持。
- 今後、市場拡大に加え、既存の販路をベースに、当社の強みであるECや、海外市場等、新たな販路拡大 の検討を進める。
【コスメ・デ・ボーテ社 業績推移 】 (単位:百万円)
| 項目 | 2022/11 | 2023/11 | 2024/11 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,574 | 1,685 | 1,764 |
| 営業利益 | 439 | 425 | 453 |
| 営業利益率 | 27.9% | 25.2% | 25.7% |
| 経常利益 | 443 | 429 | 459 |
| 当期純利益 | 293 | 355 | 302 |
Appendix
2025年度第3四半期累計連結販管費
| 項目 | 2025年度 3Q累計 (百万円) | 2024年度 3Q累計 (百万円) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 人件費 | 32,162 | 28,115 | +14.4% |
| 賃借料 | 24,094 | 20,536 | +17.3% |
| 運賃運搬費 | 5,875 | 4,889 | +20.2% |
| 広告宣伝費 | 6,493 | 5,401 | +20.2% |
| 減価償却費 | 2,681 | 2,510 | +6.8% |
| その他 | 16,073 | 13,422 | +19.8% |
| 販管費計 | 87,378 | 74,873 | +16.7% |
【増減要因 】
* 人件費・・・賃金アップ等の人的資本投資強化による増加
* 賃借料・・・ショッピングセンター等店舗の売上伸長、新規店舗の出店等による増加
* 運賃運搬費・・・EC売上、カタログギフト販売の増加等に伴う配送料の増加
* 広告宣伝費・・・プロモーション施策やデジタル広告施策等、積極投資による増加
* その他・・・売上に連動する決済手数料や販売手数料、新規出店に伴う営業用消耗品費等による増加
2025年度 第3四半期累計 連結キャッシュフロー/設備投資/減価償却費
▍ キャッシュ・フロー
- 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前利益、および仕入債務の増加等により88億円の収入。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却等により7億円の収入。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の減少および配当金の支払い等の結果、112億円の支出。
▍ 設備投資
- 設備投資額は、前年同期から2億円増加の46億円。
- DX関連や出店関連など投資を厳選し、効率的に実施。
▍ 減価償却費
- 減価償却費は、前年同期から2億円増加の33億円。
2025年度第3四半期累計当期純利益影響項目
| 項目 | 2025年度 3Q累計 (百万円) | 2024年度 3Q累計 (百万円) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業利益 | 9,529 | 8,560 | +11.3% |
| 営業外収益 | 505 | 479 | +5.4% |
| 営業外費用 | 631 | 583 | +8.2% |
| 営業外損益計 | △126 | △104 | - |
| 経常利益 | 9,403 | 8,456 | +11.2% |
| 特別利益 | 1,967 | 1,771 | +11.1% |
| 特別損失 | 1,316 | 2,961 | △ 55.6% |
| 特別損益 | 651 | △1,190 | - |
| 税前利益 | 10,054 | 7,266 | +38.4% |
| 法人税等 | 2,418 | 1,423 | +69.9% |
| 当期純利益 | 7,635 | 5,780 | +32.1% |
【 当期純利益影響項目 】
* 営業外収益は、ウィゴーが持分法対象企業ではなくなったことによる「持分法による投資利益」の減少、「その他」の増加により26百万円の増加。
* 営業外費用は、金利上昇に伴う支払利息の増加等により、48百万円の増加。
* 以上の結果、経常利益は、前年同期比+11.2%増の94億円となった。
* 特別損益は、不動産等にかかる減損損失が増加したものの、前年度に計上したイタリアの清算損失、ウィゴー社株式の段階取得に係る差損などの一過性の損失がなくなったことなどにより、前年同期から約18億円の改善。
* 以上の結果、当期純利益は前年同期比32.1%増の76億円となった。
2025年度第3四半期累計連結貸借対照表
- 棚卸資産:冬物商材の仕入など季節的要因による増加。
- 買掛金:仕入の季節的要因と、決算期末日が休日だったことによる一時的な増加。
- 借入金:返済による減少。
- 自己資本比率:自己資本比率45.4%。前年度末より1.6%減少。
2025年度 セグメント別 第3四半期累計実績・通期予想
| 項目 | 3Q累計実績 (百万円) | 通期予想 (百万円) |
|---|---|---|
| オンワード樫山+HD 売上高 | 86,752 | 115,000 |
| オンワード樫山+HD 営業利益 | 4,962 | 7,200 |
| 国内グループ会社小計 売上高(オンワード樫山+HD除く) | 82,172 | 109,880 |
| 国内グループ会社小計 営業利益 | 5,576 | 6,820 |
| 海外グループ会社小計 売上高 | 16,021 | 22,600 |
| 海外グループ会社小計 営業利益 | 122 | 380 |
投資判断(AI生成)
投資評価: ★★★
評価の理由:
オンワードホールディングスは、第3四半期累計で売上高16.5%増、営業利益11.3%増と堅調な成長を達成しています。特に、ECやSC経由の売上が好調で、戦略ブランドの成長も寄与しています。販管費率を50.0%に抑制し、売上総利益率55.5%を確保するなど、収益性改善の努力が見られます。また、コスメ・デ・ボーテ社の完全子会社化は、高収益事業の獲得と事業ポートフォリオの強化に繋がるポジティブな動きです。
しかし、懸念点も存在します。売上高の成長率(16.5%増)に対して、営業利益の成長率(11.3%増)がやや鈍化しており、販管費率が前年同期比で0.1%上昇しています(50.0%)。これは、人件費、賃借料、広告宣伝費の増加が要因であり、利益率の改善余地が限定的であることを示唆しています。基幹ブランドである「23区」の成長が4.3%増と他ブランドに比べて緩やかである点も、将来的な成長の持続性において注視が必要です。また、通期予想を据え置いていることから、第4四半期での大幅な成長加速は見込んでいないと解釈できます。ROEやROAに関する情報が不足しているため、資本効率の評価は限定的です。
投資判断の根拠:
現状の業績は堅調であり、特に新規事業(コスメティクス)の強化は評価できます。しかし、既存事業の利益率改善ペースが緩やかであり、通期予想の据え置きは保守的と見られます。市場環境の変化に対応しつつも、持続的な高成長と収益性改善の確実性にはまだ不透明感が残るため、平均的な評価とします。
重要なポイント:
1. 販路シフトの成功: 百貨店依存からSCやECへのシフトが明確に進展しており、売上構成比の変化が成長を牽引している。
2. 高収益事業の獲得: コスメ・デ・ボーテ社の買収により、営業利益率25%超の事業が加わり、収益構造の改善が期待される。
3. 販管費の増加: 売上増に伴い、人件費や広告宣伝費が増加しており、利益率改善の足枷となっている。
4. 通期予想の据え置き: 第3四半期累計の好調さにもかかわらず、通期予想を据え置いたことは、第4四半期の見通しに慎重な姿勢を示している。
会社への質問(AI生成)
郊外型SCへの出店加速による『カシヤマ』の顧客層拡大について、既存の都市型店舗と比較して、顧客単価とリピート率にどのような変化が見られるか、具体的なデータで説明してください。
第3四半期累計で販管費率が0.1%上昇し、特に広告宣伝費が20.2%増加していますが、この投資が将来の売上や利益率にどのように貢献するのか、具体的なKPIと目標値を示してください。
コスメ・デ・ボーテ社の買収に伴い、ネイルケア事業の売上高を3倍にする計画ですが、既存のEC販路や海外市場での具体的な拡大戦略と、それに伴う販管費の増加見込みについて教えてください。
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| 『カシヤマ』の郊外型SC展開の加速と標準化 | 80% | S | 郊外型SCでの顧客層拡大(30~40代)が確認されており、この成功モデルを迅速に他地域へ展開し、標準化することで売上倍増の柱とする。成功の鍵は、地域特性に合わせたマーケティングと、生産体制の維持。 |
| コスメティクス事業のシナジー最大化と販路拡大 | 75% | A | 買収したコスメ・デ・ボーテ社の高収益性(営業利益率25%超)を活かし、既存のECチャネルや海外展開を加速する。特に、既存のチャコットやKOKOBUYの顧客基盤を活用し、クロスセルを強化する。 |
| 基幹ブランド『23区』の再活性化とデジタルシフト | 65% | A | 成長が鈍化している基幹ブランド『23区』に対し、デジタルマーケティングと顧客体験(CX)を刷新し、新たな顧客層の獲得と既存顧客のロイヤリティ向上を図る。特にECチャネルでの体験価値向上に注力する。 |
| 海外事業(特にアジア)の収益性改善と拡大 | 60% | B | ヨーロッパ・アメリカは苦戦しているが、アジアは売上・利益ともに成長している。アジア市場での成功要因を分析し、重点的にリソースを投下することで、海外売上を牽引する。 |
最優先戦略(AI生成)
最も優先すべき戦略は、「『カシヤマ』の郊外型SC展開の加速と標準化」です。
この戦略が最優先である理由は、既存事業の成長ドライバーとして最も明確な成功事例が示されており、かつ、売上倍増に不可欠な「S」インパクトを持つためです。オンワード樫山の既存事業は売上成長率が鈍化(+2.4%)し、利益も微減(-3.3%)しているのに対し、『カシヤマ』を担うオンワードパーソナルスタイルは売上+28.9%、利益は黒字転換(△90百万円から+73百万円)と顕著な成長を示しています。
特に、郊外型SCへの出店が、従来の都市型店舗では獲得できなかった「30~40代の働き盛り世代」という新たな顧客層を開拓している点は重要です。これは、オーダースーツ市場における新たな需要層の開拓であり、競合他社との差別化要因となります。
成功率80%と評価したのは、既に複数のイオンモールでの成功事例が確認されており、ビジネスモデルの有効性が実証されているためです。この成功モデルを迅速に標準化し、出店ペースを加速させることで、通期売上2,300億円から売上倍増(約4,600億円)への道筋を具体的に描くことができます。
ただし、この戦略の実行には、生産体制の維持と品質管理が不可欠です。Made in JAPANの生産基盤を活用しつつ、需要の急増に対応できるサプライチェーンの強化が求められます。また、郊外型SCでのマーケティング手法を確立し、他の地域でも再現性を高めることが、成功の鍵となります。
ITコンサルからの提案(AI生成)
1. 『カシヤマ』郊外型SC展開のための需要予測・在庫最適化システム導入
目的: 郊外型SCへの出店加速に伴う需要の変動に対応し、生産リードタイムの長いオーダースーツ事業における在庫リスクを最小化し、機会損失を防ぐ。
期待される効果: 顧客属性が拡大した郊外店舗の需要パターンを分析し、生地や副資材の最適な発注タイミングと量を予測する。これにより、欠品による機会損失を減らしつつ、過剰在庫によるキャッシュフロー悪化を防ぐ。
実現可能性: 既存のPOSデータや予約システムデータと連携し、AI/機械学習モデルを構築することで実現可能。
2. コスメティクス事業のクロスセル・アップセルを促進するデータ統合基盤構築
目的: 買収したコスメ・デ・ボーテ社と既存のチャコット、KOKOBUYの顧客データを統合し、パーソナライズされた商品提案を可能にする。
期待される効果: 顧客の購買履歴に基づき、ネイルケア、メイク、オーガニックヘアケアの最適な組み合わせをECサイトや店舗でレコメンドする。これにより、既存顧客からの売上単価向上(クロスセル・アップセル)を実現する。
実現可能性: 各社のデータ構造を標準化し、統合データプラットフォームを構築することで実現。
3. 『23区』のデジタル体験(CX)向上とオペレーション効率化
目的: 成長が鈍化している基幹ブランド『23区』の顧客体験をデジタルで刷新し、ECと実店舗の連携を強化する。
期待される効果: 店舗スタッフが顧客のオンライン上の閲覧履歴やウィッシュリストをリアルタイムで把握し、店舗での接客に活かすためのモバイルPOS/CRMシステムを導入。これにより、接客の質を向上させ、ECと実店舗間のシームレスな購買体験を提供し、顧客ロイヤリティを高める。
実現可能性: 既存の基幹システムとのAPI連携を前提に、モバイルデバイスを活用したシステム導入により実現。


