SMK - 2026年3月期 第3四半期 決算説明資料 ★★
基本情報
- 会社コード: 67980
- 会社名: SMK
- タイトル: 2026年3月期 第3四半期 決算説明資料
- 発表日時: 2026年01月27日 13:30
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260126538376.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6798.T
決算概要|FY2025 第3四半期
売上高は前年同期比1.6%増の351億円、営業利益は構造改革プログラムによる固定費削減と、得意先からの開発費用等の回収もあり、前年同期の△0.7億円から4.7億円の黒字に転換
| FY2024 3Q 累計実績 | FY2025 3Q 累計実績 | 増減率 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 34,630 | 35,187 | +1.6% |
| 営業利益(営業利益率) | △75 (△0.2%) | 472 (1.3%) | - |
| 経常利益 | 1,180 | 1,122 | △4.9% |
| 当期純利益 | 680 | 738 | +8.5% |
| 1株当たり当期純利益(円) | 107.42 | 116.62 | +8.6% |
| 為替平均レート(1USD=) | 152.65円 148.91円 | 152.65円 148.91円 | 152.65円 148.91円 |
単位:百万円
セグメント別|FY2025 第3四半期
CS事業部:車載、家電、産機市場が好調に推移するも、情報通信市場が低調で増収減益
SCI事業部:車載、家電市場が好調に推移、開発費用等の回収もあり赤字幅を縮小
イノベーションセンター:通信モジュール事業の移管と、音声分析・筋電センサーの事業化の遅れにより低調
| FY2024 3Q累計 実績 | FY2025 3Q累計 実績 | 前年同期比 | 単位 :百万円 コメント | ||
|---|---|---|---|---|---|
| FY2024 3Q累計 実績 | FY2025 3Q累計 実績 | 増減額 | 増減率 | ||
| CS 事業部 | 売上高 | 16,841 | 16,903 | +61 | +0.4% |
| CS 事業部 | 営業利益 | 1,318 | 1,027 | △290 | △22.1% |
| SCI 事業部 | 売上高 | 17,624 | 18,261 | +636 | +3.6% |
| SCI 事業部 | 営業利益 | △1,036 | △220 | +816 | - |
| イノベーション センター | 売上高 | 163 | 22 | △140 | △86.1% |
| イノベーション センター | 営業利益 | △356 | △334 | +22 | - |
| 合計 | 売上高 | 34,630 | 35,187 | +557 | +1.6% |
| 合計 | 営業利益 | △75 | 472 | +547 | - |
為替平均レート(1USD=) 152.65円 148.91円
セグメント別|FY2025 四半期別推移
CS事業部:産機市場が好調に推移するも、情報通信市場が低調で3Qは売上・営業利益ともに減少
SCI事業部:開発費用等の回収もあり3Qは営業利益が改善
イノベーションセンター:6月より通信モジュール事業をSCIに移管したため売上減少
():前年同期比
単位:百万円
| FY2025 | |
|---|---|
| 1Q | |
| CS 事業部 | 売上高 |
| CS 事業部 | 営業利益 |
| SCI 事業部 | 売上高 |
| SCI 事業部 | 営業利益 |
| イノベーション センター | 売上高 |
| イノベーション センター | 営業利益 |
| 合計 | 売上高 |
| 合計 | 営業利益 |
市場別売上高|FY2025 第3四半期
情報通信市場:スマートフォン用コネクタが低調で前年を下回る
家電市場:アミューズメント向けコネクタ、サニタリー用リモコンが好調で前年を上回る
車載市場:コネクタ、カメラモジュール、操作ユニットが好調で前年を上回る
| FY2024 3Q累計 実績 | FY2025 3Q累計 実績 | 前年同期比 | コメント | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 市 場 別 | 情報通信 | 5,503 | 4,576 | △926 | △16.8% |
| 市 場 別 | 家電 | 14,647 | 14,782 | +134 | +0.9% |
| 市 場 別 | 車載 | 10,911 | 12,220 | +1,309 | +12.0% |
| 市 場 別 | 産機・その他 | 3,567 | 3,607 | +39 | +1.1% |
| 合計 | 合計 | 34,630 | 35,187 | +557 | +1.6% |
| 為替平均レート (1USD=) | 為替平均レート (1USD=) | 152.65円 | 148.91円 | 148.91円 | 148.91円 |
営業利益増減|FY2025 第3四半期(対前年同期)
為替影響を除く実質ベースでの売上高増、構造改革プログラムによる固定費削減の効果により、前年同期の営業損失から4.7億円の営業利益に黒字転換
単位:百万円
営業利益+547百万円
| 期中平均レ ト ー | FY2024 4-12 | FY2025 4-12 |
|---|---|---|
| USD/JPY | 152.65 | 148.91 |
| USD/RMB | 7.20 | 7.16 |
為替感応度(1円当たり年間)
売上高 200百万円 営業利益 50百万円
業績予想|FY2025 通期
通期業績及び配当予想は、2025/5/8公表の期初予想から修正なし
単位:百万円
| FY2024実績 | FY2025予想 | 増減率 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 48,051 | 46,000 | △4.3% |
| 営業利益(営業利益率) | △220 (△0.5%) | 500 (1.1%) | ー |
| 経常利益 | 549 | 1,000 | +82.0% |
| 当期純利益 | △1,884 | 600 | ー |
| 1株当たり当期純利益(円) | △297.39 | 94.70 | ー |
| 配当金(円) | 140.00 (中間 50/期末 90) 期末に記念配当40含む | 100.00 (中間 50/期末 50) | |
| 為替平均レート(1USD=) | 152.65円 | 1H 146.13円 2H 145.00円 | 1H 146.13円 2H 145.00円 |
Appendix:財政状態|FY2025 第3四半期末
単位:百万円
| 資産 | 2025/3 (A) | 2025/12 (B) | 増減 (B) - (A) |
|---|---|---|---|
| 現預金 | 10,475 | 11,282 | +807 |
| 受取手形及び売掛金 | 13,935 | 11,926 | △2,009 |
| 棚卸資産 | 7,673 | 7,857 | +183 |
| 固定資産 | 24,535 | 25,727 | +1,192 |
| 負債 | 28,462 | 27,502 | △960 |
| 買掛金及び未払金 | 6,901 | 6,647 | △253 |
| 有利子負債 | 15,616 | 14,847 | △768 |
| 純資産 | 29,221 | 30,481 | +1,259 |
| 資本金 | 7,996 | 7,996 | - |
| 自己資本比率 | 50.7% | 52.6% | +1.9% |
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投資判断(AI生成)
投資評価: ★★☆☆
評価の理由は、第3四半期の実績は構造改革の効果により営業利益が黒字転換したものの、通期見通しは依然として厳しい状況にあるためです。売上高は前年同期比で微増でしたが、通期予想では前年比で4.3%減と下方修正されており、成長性には疑問符がつきます。
財務数値の分析:
* 収益性: 営業利益は黒字転換しましたが、営業利益率は1.3%と依然として低水準です。経常利益は前年同期比で減少し、当期純利益は増加していますが、これは主に為替差益や一時的な要因による可能性があります(資料からは明確に読み取れませんが、経常利益の減少と純利益の増加の乖離が懸念されます)。
* セグメント別: CS事業部の利益率低下(22.1%減)が目立ちます。情報通信市場の低迷が影響していますが、このセグメントの収益性が全体の足を引っ張っています。SCI事業部は赤字幅を縮小しましたが、まだ黒字化には至っていません。
* 通期見通し: 売上高は前年実績を下回る予想(480億円→460億円)であり、成長戦略が明確に見えません。営業利益予想は500百万円と低い水準に据え置かれており、構造改革の効果が限定的である可能性を示唆しています。
* 財務健全性: 自己資本比率は50%を超えており、財務基盤は安定しています。現預金も増加傾向にあり、流動性は確保されています。
経営陣の説明と数値の整合性:
経営陣は構造改革プログラムによる固定費削減と開発費用回収を黒字転換の要因として挙げており、これは数値と整合しています。しかし、売上高の伸び悩み(通期予想でマイナス)と、CS事業部の利益率低下に対する具体的な改善策の説明が不足しています。
市場環境とポジショニング:
車載市場(+12.0%)は好調ですが、情報通信市場(-16.8%)の低迷が大きく影響しています。競合他社との比較は不明ですが、特定の市場(情報通信)への依存度が高い場合、その市場の変動リスクを抱えています。
結論:
構造改革による一時的な利益改善は見られるものの、売上高の減少傾向と低収益体質からの脱却が不透明であるため、投資評価は平均以下と判断します。
投資判断の根拠:
保有。構造改革による利益改善と財務の安定性は評価できますが、売上高の減少傾向と低収益性が継続しており、積極的な買い材料に欠けます。現状維持で、今後の成長戦略の具体化を待つべきです。
重要なポイント:
1. 通期売上高予想が前年実績を下回る見込みである点。
2. CS事業部の利益率が大幅に低下している点。
3. SCI事業部の赤字幅縮小は進んでいるが、まだ黒字化に至っていない点。
4. 構造改革による利益改善は一時的であり、持続的な成長戦略が見えにくい点。
会社への質問(AI生成)
[CS事業部において、情報通信市場の低迷が利益率低下の主要因となっていますが、スマートフォン向けコネクタの低迷がいつまで続く見込みか、また、このセグメントの収益性を回復させるための具体的な戦略(製品ミックスの変更や新規顧客開拓など)について教えてください。]
[SCI事業部の赤字幅縮小は評価できますが、黒字化に向けた具体的なロードマップと、得意先からの開発費用回収以外の収益源確保策について、詳細な計画を教えてください。]
[通期売上高予想が前年実績を下回る見込みであるにもかかわらず、通期業績予想を据え置いている理由は何ですか。特に、第3四半期累計の売上高が前年同期比で増加しているにもかかわらず、通期予想がマイナス成長となっている背景にある、下期のリスク要因について具体的に説明してください。]
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| 車載・産機市場向け高付加価値製品のポートフォリオシフト | 70% | S | 車載市場(+12.0%)と産機市場(+1.1%)の好調を活かし、高単価・高利益率の製品開発にリソースを集中させる。特に、EV化やFA化のトレンドに対応した次世代コネクタやセンサーモジュールの開発を加速する。 |
| SCI事業部の黒字化と特定市場への集中投資 | 60% | A | SCI事業部の赤字構造を解消するため、好調なサニタリー・E-Bike向け製品群に特化し、開発リソースを集中。不採算分野からの撤退も検討し、事業全体の収益性を早期に改善する。 |
| 既存顧客とのクロスセル・アップセル戦略の強化 | 75% | A | CS事業部で好調な車載・産機向けコネクタの顧客に対し、SCI事業部のカメラモジュールや操作ユニットを提案。既存顧客基盤を活用し、顧客単価を向上させる。 |
| 生産・開発プロセスの抜本的な効率化と自動化 | 50% | B | 構造改革プログラムに加え、特に利益率の低いCS事業部やSCI事業部における生産ラインの自動化を進め、製造原価を削減。これにより、価格競争力と利益率を同時に改善する。 |
最優先戦略(AI生成)
最優先戦略は「車載・産機市場向け高付加価値製品のポートフォリオシフト」です。
現在の業績を見ると、情報通信市場の低迷が全体の成長を阻害しており、売上高は前年比で減少傾向にあります。一方で、車載市場は前年同期比で12.0%と高い成長を維持しており、このセグメントが現在の成長の柱となっています。このトレンドは、自動車の電動化(EV化)や自動運転技術の進展、および産業機器の高度化(FA化)という構造的な市場変化に基づいています。
この戦略の目的は、現在の成長ドライバーである車載・産機市場において、単なる部品供給者から、技術的優位性を持つソリューションプロバイダーへと進化することです。具体的には、既存のコネクタ技術を基盤としつつ、高信頼性・高伝送速度が求められる次世代車載システム(ADAS、インフォテインメント)や、産業用ロボティクス向けのセンサー・モジュール製品への開発リソースを大幅にシフトさせます。
成功の鍵は、開発スピードと技術的差別化です。競合他社との差別化を図るため、研究開発投資の重点分野を明確にし、市場投入までのリードタイムを短縮する必要があります。このシフトが成功すれば、売上高の増加だけでなく、CS事業部の利益率低下を補う高収益体質の構築が可能となります。情報通信市場の不確実性に依存するのではなく、成長が確実視される市場でのシェア拡大を目指すことが、売上倍増に向けた最も確実な道筋です。
ITコンサルからの提案(AI生成)
提案するITコンサルティング支援は、主に「車載・産機市場向け高付加価値製品のポートフォリオシフト」を加速させ、生産・開発プロセスの効率化を支援することに焦点を当てます。
製品ライフサイクル管理(PLM)システムの刷新と統合:
- 目的: 車載・産機向けの高付加価値製品開発において、設計データ、要件定義、テスト結果の一元管理を徹底し、開発リードタイムを短縮する。
- 期待される効果: 異なるセグメント(CS/SCI)で分散している開発情報を統合し、設計変更時の影響分析を迅速化することで、開発コストを削減し、市場投入までの時間を短縮する。特に、車載規格(例:ISO 26262)への準拠プロセスをシステム化し、品質保証の工数を削減する。
- 実現可能性: 既存のERPやCRMシステムとの連携を前提とし、段階的な導入により実現可能。
高度な需要予測・生産計画システム(Advanced Planning and Scheduling: APS)の導入:
- 目的: 好調な車載・産機市場の需要変動に迅速に対応し、在庫最適化と生産効率の最大化を図る。
- 期待される効果: 従来の販売実績ベースの予測から脱却し、市場トレンドデータや主要顧客のパイプライン情報を取り込んだ予測モデルを構築する。これにより、特に高付加価値製品の欠品を防ぎつつ、低調な情報通信向け製品の過剰在庫リスクを低減する。
- 実現可能性: 既存のSCM基盤のデータ品質を評価した上で、AI/機械学習を活用した予測モジュールを導入することで、高い精度での計画立案が可能となる。
製造実行システム(MES)の高度化とデータ収集基盤の整備:
- 目的: 生産ラインにおけるリアルタイムの稼働状況、歩留まり、品質データを収集・分析し、製造原価の削減と品質安定化を実現する。
- 期待される効果: 特に利益率改善が求められるCS事業部やSCI事業部において、ボトルネック工程の特定と改善をデータに基づいて実行する。これにより、構造改革プログラムで削減した固定費を維持しつつ、変動費(製造原価)を削減し、収益性を向上させる。
- 実現可能性: 既存のPLCやセンサーからのデータ連携を強化し、クラウドベースのデータレイクを構築することで、迅速な分析環境を提供できる。

