G-リッジアイ - 2026年7月期 第1四半期決算説明資料 ★★

目次

基本情報

2026年7月期

第1四半期決算説明資料

株式会社Ridge-i (証券コード: 5572)

2025年12月

2026年7月期 1Q決算説明資料

エグゼクティブ・サマリー

3つの協業軸 12月時点の進捗


1. 2026年7月期1Q 連結業績

2024年7月期通期業績

2026年7月期1Q セグメント別業績

(参考) 創業からの沿革と中長期方針

(参考) 補足情報


2026年7月期1Q 連結業績

2026年7月期 1Q連結業績主要指標サマリー

  • カスタムAIソリューション事業、デジタルマーケティング事業ともに通期業績予想通りの状況で推移
  • 前年同期比では大型の衛星AI案件が終了した影響などで売上利益ともに減少
(百万円) 2025年 7月期1Q 2026年 7月期1Q 前1Q比 増減額 前1Q比 増減率 通期 業績予想 1Q進捗率
売上高計 688 577 △110 △16% 2,800 21%
カスタムAIソリューション事業 336 290 △45 △14%
デジタルマーケティング事業 352 286 △65 △19%
売上総利益 359 314 △45 △13%
粗利率 52% 54% +2% -
営業利益 100 71 △29 △29% 265 27%
営業利益率 15% 12% △2% △15%
税引前当期利益 99 69 △30 △30%
当期純利益 51 37 △13 △26% 154 25%

2026年7月期 1Q連結業績 (損益計算書)

  • 売上高 577百万円 大型の衛星AI案件が完了したため、前年同期比△16%の減少(P7参照)
  • 営業利益 71百万円 売上減少で、前年同期比△29%(P8参照)
  • 当期純利益 37百万円 売上減少で、前年同期比△26%(法人税等24百万円、非支配株主持分7百万円)
  • 予算進捗 衛星AI案件の売上減少は想定通り、一方で今期は生成AI関連での収益率の高い案件を獲得し 営業利益は通期予想を上回る状況で推移、売上高21%に対し、営業利益27%の進捗
    • カスタムAIソリューション事業 生成AI案件を複数獲得し、想定通りの推移。採用状況改善し社員が増加傾向。
    • デジタルマーケティング事業 前四半期比ではLINE等の大型案件獲得し売上利益ともに改善。

2026年7月期1Q 連結四半期推移(売上高)

  • 1Q売上高577百万円 前年同期比で△16%(△110百万円) (セグメント別はP11以降参照)
    • 前1Q比は、大型の衛星AI案件が完了し、保守運用フェーズに移行したこと等から減収
  • 前期4Q比は、カスタムAIソリューション事業における生成AI案件の拡大とマーケティング事業の売上改善のため増収

2026年7月期1Q 連結四半期推移(営業利益)

  • 1Q営業利益71百万円 前年同期比で△29%(△29百万円)の減益 (セグメント別はP11以降参照)
    • 前1Q比は、大型の衛星AI案件が完了した影響とデジタルマーケティング事業の利益減少の影響で減益
  • 前期4Q比は、カスタムAIソリューション事業の売上増加と収益率向上及び4Q業績賞与負担がない影響で増益

2026年7月期1Q 連結四半期推移(詳細)

  • 売上高 577百万円(カスタムAIソリューション事業290百万円+デジタルマーケティング事業286百万円)
  • 営業利益 71百万円
  • 営業利益率 12%
(百万円) 2023年7月期 2024年7月期 2025年7月期 2026年 7月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
売上高 223 213 190 163
売上原価 74 79 83 36
売上総利益 149 133 106 126
売上総利益率 66% 62% 56% 77%
販管費 93 105 91 154
営業利益 55 27 14 △27
営業利益率 24% 13% 7% △17%
当期純利益 38 19 6 △20

2026年7月期1Q 貸借対照表 (連結)

  • 1Q末時点で現預金29億円を保有し、純資産は35億円。黒字・無借金経営を基に強固な財務基盤
  • 投資余力を活かし、①人材投資②研究開発投資③M&Aの投資を想定
  • 2026年7月期1Q中は、大型投資等はなく、各勘定科目残高に大きな変動はなし

2026年7月期1Q セグメント別業績

2026年7月期 1Q業績 (カスタムAIソリューション事業)

  • 売上高 290百万円 大型の衛星AI案件が完了した影響により、前年同期比で△14%の減収
  • 粗利率 65% SI企業と比較して、高い利益率で継続。粗利率高い案件多く高水準
  • 営業利益 50百万円 売上減に対し、生成AIで粗利率高い案件が多く利益率は前年と同水準を維持
    • コンサル開発サービスは、生成AI案件の追加受注が貢献。継続顧客である荏原環境プラント社等からの追加発注もあり、前年同期比で32百万円増加
    • 人工衛星データAI解析サービスは、大型案件完了で前年同期比で95百万円減少、宇宙戦略基金案件の獲得活動中
(百万円) 2025年 7月期1Q 2026年 7月期1Q 前1Q比 増減額 前1Q比 増減率
売上高計 336 290 △45 △14%
AI活用コンサルティング・AI開発サービス 196 229 +32 +17%
人工衛星データAI解析サービス 120 25 △95 △79%
AI保守運用サービス 19 36 +16 +89%
売上総利益 208 187 △20 △10%
粗利率 62% 65% +3%
営業利益 59 50 △9 △15%
営業利益率 18% 17% △0%

2026年7月期1Q 四半期推移(カスタムAIソリューション事業・詳細)

  • 1Q 売上高 290百万円 生成AI案件の受注継続
  • 1Q 営業利益 50百万円 粗利率の良い案件が多く利益率向上により営業利益率は想定より高水準
(百万円) 2024年7月期 2025年7月期 2026年 7月期
1Q 2Q 3Q
売上高 212 279 288
売上原価 75 93 70
売上総利益 137 186 218
売上総利益率 64% 66% 75%
販管費 132 142 137
営業利益 5 43 81
営業利益率 2% 15% 28%

売上高(カスタムAIソリューション事業)既存顧客・新規顧客別

  • 新規顧客 8百万円
    • 資本業務提携をしたSBI案件や衛星関連案件は2Q以降での獲得を目指して活動中。
  • 既存顧客 282百万円
    • 引き続き高い信頼とプロジェクト継続率を誇る。また、生成AIテーマ等でのアップセル・クロスセル提案も好調

人員数(カスタムAIソリューション事業)の推移

  • 2026年7月期の採用は正社員数が10名純増目標、現時点では2Q末で5名純増見込みと増加傾向
  • 売上増加に対応して、引き続き人材獲得と新卒・若手人材の育成に注力
    • 採用だけでなく、事業提携やM&Aによる人員獲得活動も行う
  • 非正規は大学院生等のパートタイムエンジニアが中心

事業評価(カスタムAIソリューション事業)

  • AIコンサル開発が既存顧客からの継続やアップセル受注で好調に推移
  • 衛星データ解析案件は、大型公募に向けて仕込み中で下期に拡大目指して活動中
  • 組織面では、エンジニアの採用状況が改善し、上期で5名純増見込み

2026年7月期 1Q業績 (デジタルマーケティング事業)

  • 売上高 286百万円 前年比△65百万円
    • プラットフォーマーからの売上が減少、 なお前年4Q比では大型案件獲得により売上改善。
    • ただし、競合の増加に加えて、YouTubeの単価減等が影響し、昨対比で売上は減少。大手企業との事業提携を模索。
    • 競合対策及びマーケットシェア獲得を優先し、 データ分析・AI活用を強化した営業施策を開始
  • 営業利益 20百万円 前年比△20百万円
    • 粗利率は維持しているが、売上減少の影響で営業利益が減少。
(百万円) 2025年 7月期1Q 2026年 7月期1Q 前1Q比 増減額 前1Q比 増減率
売上高計 352 286 △65 △19%
ソーシャルメディアマーケティングサービス 252 201 △51 △20%
音楽制作配信サービス 99 85 △13 △14%
売上総利益 151 126 △24 △16%
粗利率 43% 44% +1%
営業利益 40 20 △20 △50%
営業利益率 11% 7% △4%

2026年7月期1Q 四半期推移(デジタルマーケティング事業・詳細)

  • 売上高 286百万円 マーケ売上が減少傾向だったが、前年4Q比較では大型案件獲得により増加
  • 営業利益 20百万円 売上増加により営業利益がプラスへ
(百万円) 2025年7月期 2026年 7月期
1Q 2Q
売上高 352 381
売上原価 200 203
売上総利益 151 179
売上総利益率 43% 47%
販管費 102 129
営業利益 40 57
営業利益率 11% 15%

事業評価(デジタルマーケティング事業)

  • デジタルマーケティング事業は、特に音楽サービスが好調で前期比で利益増加
  • ソーシャルメディアマーケティングは、ショート動画中心に市場拡大。ただし、競合も参入し、差別化が必須。 Google等プラットフォーマーからの紹介の強化、及び差別化・高単価化施策を実施中
  • 上場子会社としての組織連携はスムーズに推移。共同事業推進と採用活動を強化し、規模拡大を図る

創業からの沿革と中長期方針

設立からの業績推移

  • 売上高及び営業利益が創業来の最高値を更新。営業利益は前期比2倍と大幅増益
  • 2024年初のM&Aを行い、デジタルマーケティング事業として連結開始
  • 2025年 SBIホールディングスと資本業務提携を行い 金融領域に参入

2026年7月期連結業績予想

  • 今期売上高は28億円、営業利益は2.6億円をベースに計画。中長期視点で、総収入の30%成長を目指す
  • スターミュージック社のPMIも無事1期完了し、両者協業のシナジー創出(AI活用)を加速する
  • 衛星データ開発案件の大型公募、及びSBIグループとの協業効果は、現時点での業績予想に含めない。
(百万円) 2025年 7月期通期 2026年 7月期通期 前年比
売上高 2,593 2,800 8%
カスタムAIソリューション事業 1,280 1,450 13%
デジタルマーケティング事業 1,312 1,350 3%
売上総利益 1,325 1,250 △6%
営業利益 283 265 △6%
親会社に帰属する当期純利益 139 154 11%
EBITDA1) 350 320 △9%
  1. EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 + のれん償却費

業績予想補足総収入を組織成長の主要KPIとし、中長期視点で30%成長を狙う

総収入 = 売上高 + 政府からの補助金収益

  • ※ 総収入の概念を導入した背景
    宇宙戦略基金等の補助金収入は営業外収益として会計処理されるものではあるが、当社規模では、短中期的には金額的な重要性は高く、また業績予想にも大きく影響がある規模であること。また、会計区分に関わらず収入総額は、組織成長を図る重視指標であるため、今後主要な指標とする。
  • 売上 SBI協業効果 補助金事業(宇宙戦略基金、100億宣言等)
    • 宇宙戦略基金や100億宣言(中小企業成長加速化補助金)等に採択された場合、収入は総収入及び営業外収益として計上予定。なお、採択は未確定のため業績予想には未反映。
    • 現時点で、今期業績予想には未反映。協業検討の進捗に合わせて予算に反映させる予定。

2026年7月期 カスタムAIソリューション事業業績予想

  • 総合型カスタムAI開発、生成AI、衛星解析AIの3領域に分けて、高付加価値化と専門性特化を推進
    • 特に、生成AIの高いニーズに応えるために、R&D機能と導入チームを拡充
    • 衛星解析AIは、衛星データ開発案件の獲得に注力。採択された場合は業績予想修正を予定
  • 体制の更なる強化に向け、正社員10名の純増、及び新卒・若手人材の獲得と育成を実施
2025年 7月期通期 2026年 7月期通期 予想 前年比
売上高 (百万円) 1,280 1,450 13%
AI活用コンサルティング・ AI開発サービス 896 1,190
人工衛星データAI 解析サービス 280 150
AI保守運用 (MLOps)サービス 1) 102 110
営業利益 (百万円) 161 180 12%
人員数 (人) 39 49 +10人
  1. 前期までの「AIライセンス提供サービス」の名称を変更

  2. ① AI活用コンサルティング・AI開発サービス

    • 総合型AIシステム開発
    • 既存顧客の継続に加え、 SBI連携や戦略コンサル ファーム連携 等、大型案件の獲得に注力
    • 生成AIサービス
    • ヘルスケア向けアプリで構築した間違えない 生成AI 等、コア業務を支えるAIの実績を 横展開する
  3. ② 人工衛星解析AIサービス
    • 官公庁を中心とした宇宙戦略基金テーマ、及び 安全保障での展開に注力
  4. ③ AI保守運用(MLOps) サービス
    • 顧客の継続実績をもとに、前年同様を想定

2026年7月期 デジタルマーケティング事業業績予想

  • マーケティングサービスは、市場規模が広がる中での競合差別化戦略を矢継ぎ早に展開する
    • Ridge-iのAI活用ノウハウをもとに、データ・AIを活用した営業施策や、コンテンツ制作の効率化
    • オプト社、及びSBIネオメディアホールディングス社と、マーケティングソリューションでの連携を開始
  • 音楽サービスは、リリース数増加とイベント開催を増やし、収益源を増やす
2025年 7月期通期 2026年 7月期通期 予想 前年比
売上高 (百万円) 1,312 1,350 3%
ソーシャルメディアマーケ ティングサービス 954 1,000
音楽制作配信サービス 358 350
営業利益 (百万円) 121 85 △30%
人員数 (人) 35 40 +5人
  1. 取扱高: YouTubeアドセンス等の手数料ビジネスに対する流通金額を含むもの

  2. ① ソーシャルメディアマーケティングサービス

    • 広告代理店及びGoogle等プラットフォーマーと連携 した高付加価値提案を加速
    • 体制強化を優先し、人員獲得による販管費は増加
    • 競合対策のため、データ・AIを活用した新しい営業 体制を構築中
    • SBIネオメディアホールディングス社や、オプト社等、 メディア・広告業界企業との連携を深める
  3. ② 音楽制作配信サービス
    • YouTubeの再生単価下落に備えて、SNS動画で使え る高品質BGMの配信数を増やし、またリアルイベント の開催や教育サービス等、収益源を増やす

中長期展望Ridge-i 創業からの流れと未来

中長期展望Phase2 <AI活用知見の展開>

AI活用のノウハウをグループで集結し、AIと相性の良い高成長市場に展開し、影響圏を広げる

  • 好調な 社内事業のスピンオフ
  • 年1ペースで 事業拡大を目指す

(参考) 補足情報

会社概要

会社名 株式会社Ridge-i (リッジアイ)
所在地 東京都千代田区大手町1-6-1
事業内容 カスタムAIソリューション事業、人工衛星データ解析AIの開発提供、デジタルマーケティング事業
人員数 74名(連結) 2025年7月時点
沿革 2016年7月当社設立、2023年4月東京証券取引所グロース市場上場
グループ会社 株式会社スターミュージック・エンタテインメント
経営陣
代表取締役社長創業者 柳原 尚史
常務取締役 市來 和樹
取締役 中井 努
社外取締役 西村竜彦、木下 祐介、木村 紀義
社外取締役(監査等委員) 松本範平、櫟本健夫、齊藤友紀
技術顧問
牛久 祥孝 (マルチモーダル)、玉木 徹 (画像処理)、小野 峻佑 (最適化)
主な受賞歴
内閣府主催 第6回宇宙開発利用大賞国土交通大臣賞、内閣府主催 第5回宇宙開発利用大賞環境大臣賞、内閣府主催 第4回宇宙開発利用大賞経済産業大臣賞

Ridge-i創業の背景 技術追求とビジネス活用を両立した最高峰のソリューションを社会に届けたい

Mission

  • AI・先端技術を用いたソリューションで ビジネス課題・社会課題を解き、より良い社会を創る。
  • 私たちは、パートナー企業との対話を通じ、 さまざまな技術を組み合わせた最適なシステムを提案し、 作り上げることでDXを実現するソリューションカンパニーです。
  • 技術の高みと、ビジネスインパクトの高みが両立した 最高のソリューション「Ridge」を目指し続けます。

カスタムAIソリューション事業 企業のニーズに合わせたカスタムメイドのAIソリューションの提供

  1. 前期までの「AIライセンス提供サービス」の名称を変更

カスタムAIソリューション事業主要顧客

リーディングカンパニーとの共同事業を多数実現 様々な業界に共通するDX/AIの課題をノウハウ・知見を活かして効果的に解決 (一部抜粋順不同)

デジタルマーケティング事業 クリエイター・インフルエンサーとデジタル・AIを融合したコンテンツを提供

  • ショート動画・SNSマーケティング
    • 業界最大級のMCN「Star Creation」を運営し、ショート動画 プラットフォームにおけるマーケティング支援を行う(1000名超の インフルエンサー・ 総フォロワー3億人 を超える)
  • 音楽事業
    • 次世代の音楽アーティストの発掘やマネジメント、さらに 200名 を超える音楽クリエイターをネットワークした 音楽制作サービスやIP戦略事業を展開しています。

デジタルマーケティング事業

デジタルマーケティング事業

  • 100を超える企業へのマーケティング支援実績 Google、TikTok等、主要プラットフォーム・MCNと連携
    • YouTube MCN
    • TikTok MCN

事業環境①AIの市場規模(国内AIビジネス市場)

  • 国内のAI市場は2021年の1.1兆円から2027年に1.9兆円と成長を見込む
  • 中でもAI構築サービスは、2027年に9,637億円と大きなシェアを占める
  • 大手SIや総合コンサルファームも市場参入しており、高付加価値化と業界特化が必要
億円 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027
アプリケーション市場 3,782 4,358 4,869 5,376 5,849 6,291 6,724
プラットフォーム市場 6,248 7,026 7,827 8,590 9,275 9,912 10,429
サービス市場 1,579 1,755 1,934 2,115 2,299 2,474 2,635
合計 11,609 13,139 14,629 16,081 17,423 18,676 19,787

CAGR 9.3%

事業環境②生成AIの誕生により、参入できるマーケットが急速に拡大

  • 全業種でAI・DX活用戦略のアップデートが起きており、コンサルテーションニーズが拡大
  • 当社の強みである戦略策定力とマルチモーダルAIの実績により、提案機会が非連続に増加
  • 生成AIの市場規模は年47%で急拡大 当社の生成AI関連プロジェクトは急増中

2025年7月期の生成AI関連の取り組み 一例

  • 株式会社 SUBARU様:情報検索システムを利用した製造現場における開発・ 設計業務の効率化、及び設計開発部門における生成 AI活用のコンサルティング支援
  • 大手電機 メーカー様:社内規程や過去のログを情報検索システムに取り込む ことによる、社内問合せ対応業務の効率化、及び部署内の生成AI活用ロードマップ作成を支援
  • 大手化学品 メーカー様:製品情報や過去のログを情報検索システムに取り込む ことによる、社内問合せ対応業務の効率化、及び部署内/全社の生成AI活用ロードマップ作成を支援
  • LLM 共同開発:さくらインターネット社の環境で、日本語軽量LLMを開 発し、独自のデータセットとファインチューニングで高精 度を達成

事業環境③人材不足の解消及び熟練作業員の知見・ノウハウを支援するAI

  • 日本の人材不足は2035年には1,775万時間/日と見込まれる。中でも、製造業に多い専門的・技術的職業従事者の 不足は302万時間/日となり、AIによる生産性の向上が期待されている
  • 投資余力のある業界は限られており、またAIだけで簡単に解けるテーマは少なく、総合的な提案力が重要

専門的・技術的職業従事者の 人手不足解消の経済効果

市場規模2.1兆円

(302万時間/日 x時給1,917円×365日)

事業環境④ AI市場の課題低いAIプロジェクト成功率

  • 日本のAIプロジェクトの成功率は3%と低く、AI導入が実用まで進まないことが課題
  • AIプロジェクトの進め方を熟知し、費用対効果を満たすプロジェクトを設計できるプレーヤーが必要

国内のプロジェクト成功率が低い理由

  • 顧客企業側の課題:投資対効果を見据えたAIプロジェクトを 設計できる人材不足
  • システム開発側の課題:目的を理解したAIシステムを設計できる 人材が不足
  • 両者の課題:従来のウォーターフォール型の開発手法に よる仮説検証の不足

事業環境⑤ 人工衛星データ解析AI市場で、国内のリーディングポジションを狙う

  • JAXA 宇宙戦略基金1兆円と、宇宙関連会社の上場で市場の関心は急拡大
  • 官需を中心としたマーケットで、安全保障と環境テーマでの衛星データ利用ニーズが増えている

環境、安全保障問題、防災などで利用実績

  • ミャンマー内戦による建物の崩壊を視覚化(2022年 NHKスペシャルにて放映)
  • 国土地理院にて電子基本図の更新に利用中。人手不足で調査が難しい地域で高頻度な更新が可能に

事業環境⑥デジタルマーケティング市場でのAI活用

  • デジタルマーケティング市場は国内3.3兆円と年10%で成長。中でも縦長ショート動画の認知シェアが急上昇
  • AIの研究開発と利用が最も進んでいる業界の1つ。今期からスターミュージック社のアセットを活用して本格参入

  • Google、大手広告代理店等はマーケティング専門のAI開発チームを持ち、最もAIの研究開 発が進む業界

  • 生成AIの活用、フェイク動画やAIの著作権等 課題も多く、AIと業界に精通したコンサルティ ングニーズが高い

衛星センサに特化したマルチバンド対応AI (特許取得済み)

Ridge-iは、光学・SAR衛星などさまざまな衛星のセンサーごとに対応させたAIを独自開発しました。 通常の画像解析AIでは見落としてしまう情報を捉えることで、高精度な解析を実現します。

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★☆☆

評価の理由は、カスタムAIソリューション事業の成長性と収益性が高い一方で、デジタルマーケティング事業の業績悪化と将来の不確実性が目立つためです。

評価の理由:

  1. カスタムAIソリューション事業の好調:

    • 売上高は前年同期比で減少していますが、これは大型案件の終了による一時的な影響です。
    • 粗利率は65%と非常に高く、生成AI関連の高付加価値案件の受注により、利益率は維持されています(営業利益率17%)。
    • AI活用コンサルティング・AI開発サービスは前年同期比17%増と成長しており、このセグメントの収益性は高い評価に値します。
    • 人材獲得も進んでおり、今後の成長基盤が整いつつあります。
  2. デジタルマーケティング事業の懸念:

    • 売上高は前年同期比で19%減、営業利益は50%減と大幅に悪化しています。
    • 「競合の増加」「YouTubeの単価減」が原因とされていますが、競合優位性の維持や市場環境の変化への対応に苦慮している様子が見られます。
    • 通期予想では、この事業の売上成長率が3%と極めて低く、営業利益は30%減と大幅な減益を見込んでおり、収益性の悪化が懸念されます。
  3. 財務基盤の安定性:

    • 現預金29億円、純資産35億円と無借金経営であり、財務基盤は強固です。これはリスク耐性を高める要因です。
  4. 将来の不確実性:

    • 通期予想において、衛星AI案件やSBIグループとの協業効果は「未反映」とされており、これらが実現しない場合、業績予想達成は困難になる可能性があります。
    • 「総収入」という新しいKPIを導入していますが、これは売上高と補助金収入を合算したものであり、本業の売上成長の鈍化をカモフラージュしている可能性も否定できません。

投資判断の根拠:
カスタムAIソリューション事業の収益性は魅力的ですが、デジタルマーケティング事業の業績悪化と、通期予想の達成が不確実な要素(未反映の大型案件)に依存している点がリスクとなります。特にデジタルマーケティング事業の収益性が低迷している中で、AI事業の成長がそれを補いきれるかどうかが焦点となります。現状では、AI事業の成長がデジタルマーケティング事業の減速を上回るか不透明であり、保守的な評価とします。

重要なポイント:
1. カスタムAIソリューション事業の粗利率65%は非常に高いが、デジタルマーケティング事業の営業利益率が7%に低下している。
2. 通期予想において、衛星AI案件やSBI協業効果が未反映であり、達成にはこれらの案件獲得が必須となる。
3. デジタルマーケティング事業の売上・利益が前年同期比で大幅に減少しており、競合環境の厳しさが示唆されている。
4. 強固な財務基盤(無借金、潤沢な現預金)は評価できるが、本業の成長ドライバーの不確実性が高い。

会社への質問(AI生成)

カスタムAIソリューション事業において、前年同期比で売上が減少した人工衛星データAI解析サービス(前年同期比-79%)について、下期に拡大を目指すとのことですが、具体的な受注見込みや、大型公募への採択確度について、定量的な見通しを教えてください。

デジタルマーケティング事業の営業利益率が1Qで7%と大幅に低下した要因について、YouTube単価減と競合増加以外に、販管費の増加や人件費の増加など、利益率低下に寄与した具体的なコスト構造の変化を教えてください。

通期業績予想において、衛星AI案件やSBI協業効果が未反映とされていますが、これらの案件が今期中に実現しなかった場合、通期予想達成への影響度合い(売上高・営業利益の減少見込み)を具体的に教えてください。

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
カスタムAI事業における「衛星AI解析サービス」の早期大型案件獲得 60% S 衛星AI解析サービスは粗利率が高く、大型案件獲得で売上倍増に大きく貢献する。ただし、官需中心のため採択確度と時期の不確実性が高い。採択された場合の早期の収益化体制構築が鍵。
カスタムAI事業における生成AIコンサルティングの横展開と単価向上 80% A 既存顧客からのアップセル・クロスセル実績があり、生成AIの市場ニーズも高いため成功確度は高い。既存顧客の業界横断的な展開と、高付加価値なR&D機能の活用が重要。
デジタルマーケティング事業のAI活用による業務効率化と高付加価値化 70% A 競合優位性を確立するため、AIノウハウをマーケティング業務に適用し、高単価なサービス提供へシフトする。単価向上とコスト削減の両面で利益率改善と売上拡大を目指す。
SBIグループとの協業による金融領域AIソリューションの本格展開 75% A 資本業務提携先であるSBIグループとの連携を具体化し、金融機関向けAIソリューションを開発・提供する。新規市場開拓と安定的な収益源確保に繋がる。

最優先戦略(AI生成)

最優先戦略:カスタムAI事業における「生成AIコンサルティングの横展開と単価向上」

現在のRidge-iの強みは、カスタムAIソリューション事業、特に生成AI関連の高付加価値なコンサルティング・開発サービスにあります。1Qの業績を見ても、このセグメントは粗利率65%を維持し、AI活用コンサルティング・AI開発サービスは前年同期比17%増と成長しており、これが全体の利益を支えています。

売上を倍増させるためには、この最も収益性が高く、市場ニーズが急拡大している領域を最優先で強化する必要があります。デジタルマーケティング事業の不振が続く中、AI事業の成長が不可欠です。

具体的な施策としては、既存顧客からのアップセル・クロスセルをさらに加速させることが重要です。SUBARU様や大手電機メーカー様など、既に生成AI関連のプロジェクト実績がある顧客に対し、導入フェーズから運用・保守フェーズへの移行を促し、継続的な収益を確保します。また、R&D機能と導入チームの拡充を加速させ、新たな業界への横展開を推進します。特に、製造業や金融(SBI連携)など、AIによる生産性向上が求められる分野に注力し、高単価なプロジェクトを獲得します。

この戦略の成功率は80%と評価しましたが、これは、高い技術力と既存顧客からの信頼があるためです。しかし、エンジニアの採用・育成が追いつかないと、案件獲得能力が制限されるため、人材投資の実行が前提となります。この戦略は、短期的な売上拡大と中長期的な収益基盤の強化の両方に貢献するため、最優先で実行すべきです。

ITコンサルからの提案(AI生成)

カスタムAIソリューション事業の成長を加速させるため、ITコンサルタントとして以下の支援を提案します。

  1. AI開発・導入プロジェクトの標準化と効率化支援:

    • 目的: カスタムAI開発のリードタイム短縮と品質安定化。
    • 支援内容: 既存の生成AIプロジェクトのプロセスを分析し、要件定義からデプロイまでの標準化されたフレームワークを構築します。特に、顧客のデータセットを用いたファインチューニングやRAG(検索拡張生成)の実装プロセスをモジュール化し、再利用性を高めます。
    • 期待効果: 開発リソースの効率化により、エンジニアの稼働率を向上させ、より多くのプロジェクトを並行して遂行可能にします。これにより、売上拡大のボトルネックとなる開発リソースの制約を緩和します。
  2. MLOps基盤の強化と自動化:

    • 目的: AI保守運用サービス(MLOps)の収益性向上と、開発サイクルの高速化。
    • 支援内容: モデルの継続的な監視、再学習、デプロイメントの自動化パイプラインを構築します。これにより、保守運用フェーズにおける人件費を削減し、利益率を向上させます。また、開発チームがモデルの運用状況をリアルタイムで把握できるようにダッシュボードを整備します。
    • 期待効果: 運用コストの削減と、顧客へのサービス品質向上により、保守運用サービスの収益性を高め、継続的な収益源を強化します。
  3. 技術資産のナレッジマネジメントシステム構築:

    • 目的: 属人化しているAI開発ノウハウの共有と、新規プロジェクトへの迅速な適用。
    • 支援内容: 過去のプロジェクトで得られた知見、コードスニペット、アーキテクチャ設計などを一元管理するナレッジベースを構築します。特に、異なるセンサーに対応した衛星AI解析のノウハウや、生成AIのプロンプトエンジニアリングのベストプラクティスを体系化します。
    • 期待効果: 新規プロジェクトの立ち上げ期間を短縮し、エンジニアのオンボーディングを迅速化します。これにより、技術的優位性を維持しつつ、開発リソースの生産性を向上させます。