光のチップがGPUを超える?未来を創る新技術&ビジネス10選🚀(2025年12月30日ニュース)
今日のニュースは、ハードウェアのブレークスルーから、金融やリユースといった既存産業のDX、さらには若者による新しいビジネスの形まで、多岐にわたるイノベーションが目白押しです。特に、中国で開発された光演算チップは、現在のAIインフラの前提を覆す可能性を秘めており、大きな注目を集めています。また、金融インフラのクラウド化や、エネルギーを使わない冷却技術など、社会基盤を支える地道ながらも重要な技術革新も見逃せません。さらに、事業承継や地域貢献といった課題に、テクノロジーや新しいアイデアで挑むスタートアップの動きも活発です。これらのニュースから、未来のビジネスのヒントを探っていきましょう。💡
速度はエヌビディア製の100倍以上、中国の大学チームが光演算チップ開発
中国の上海交通大学と清華大学の研究チームが、光演算チップを開発したと発表しました。このチップは、画像や動画生成において、NVIDIAの最高峰GPUを速度とエネルギー効率の両面で100倍以上上回る性能を持つとされています。この技術の重要な点は、3ナノメートルなどの超微細な製造プロセスを必ずしも必要とせず、既存の製造技術でも高性能を実現できる可能性を秘めていることです。米国の半導体輸出規制下にある中国にとって、これは大きなブレークスルーとなる可能性があります。ただし、データ保存(メモリ)や精度の維持といった課題はまだ残っているとのことです。💻🔬
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日本取引所グループ、準基幹システム「TDnet」をAWSに移行へ
日本取引所グループ(JPX)が、適時開示情報伝達システム「TDnet」をAWS(アマゾン ウェブ サービス)へ移行することを決定しました。TDnetは高い信頼性が求められる準基幹システムであり、この移行は金融インフラのミッションクリティカルな領域におけるクラウド化の大きな一歩となります。JPXは中期経営計画で「グローバルな総合金融・情報プラットフォーム」を目指しており、クラウド活用をそのキーファクターと位置づけています。データ活用の促進やアジリティ向上を目的とし、すでにカーボン・クレジット市場などの新規ビジネスでもAWS上の共通基盤「J-WS」を活用しています。🏛️☁️
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自動運転タクシー業界で2025年に何が起きたか、2026年に何が起きるのか
2025年、自動運転(ロボ)タクシー業界は大きな進展と社会的な関心の高まりを見せました。特にGoogle系のWaymoは、サービス提供エリアをオースティンやアトランタに拡大し、1400万回以上の乗車機会を提供。一方、Teslaも従業員向けの限定運行を開始し、イーロン・マスクCEOによる積極的な宣伝で話題を集めました。しかし、認知度向上の一方で、事故や交通渋滞を引き起こす様子がSNSで拡散されるなど、安全性や信頼性に対する課題も浮き彫りになりました。2026年は、技術的な進化とともに、社会的な受容性をいかに高めていくかが焦点となりそうです。🤖🚕
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セキュリティトークン(ST)資産運用のデジタル証券がシリーズA追加で3億円調達
セキュリティトークン(ST)を活用した資産運用サービス「renga」を提供するデジタル証券が、シリーズAラウンドで新たに3億円の資金調達を実施し、累計調達額が15億円に達しました。rengaは、不動産などの実物資産をブロックチェーン技術で小口化し、個人投資家でも1口10万円単位からオルタナティブ投資を可能にするプラットフォームです。今回の調達には日本郵政キャピタルなどが参加しており、独自開発のプラットフォーム「OwnerShip」によるファンド組成からセカンダリー取引までの一気通貫サービスが評価されました。今後、日本郵政グループとの協業も視野に入れています。📈🔗
<a href="https://thebridge.jp/2025/12/digital-securities-series-a-3rd-close-3-billion-yen">セキュリティトークン(ST)資産運用のデジタル証券がシリーズA追加で3億円調達、日本郵政キャピタルら出資</a>
数千年前の知恵、現代に エネルギー要らずの温暖化対策
地球温暖化による熱波が深刻化する中、電力を使わずに建物を冷やす「放射冷却」技術が注目を集めています。この技術は、太陽光を反射し、熱を赤外線として宇宙に放射することで物体の温度を下げるもので、数千年前から利用されてきた知恵です。近年、太陽光を97%以上反射する特殊な塗料やコーティングが開発され、エアコンのエネルギー需要を15〜20%削減できることが実証されています。SkyCool Systemsなどのスタートアップが商業化を競っており、屋根や道路だけでなく、衣類への応用も研究されています。🌍❄️
<a href="https://www.technologyreview.jp/s/374888/the-paints-coatings-and-chemicals-making-the-world-a-cooler-place/">数千年前の知恵、現代に エネルギー要らずの温暖化対策</a>
ARグラスはとにかく「薄さ、軽さ」が大事
ARグラス普及の鍵を握る「薄さ」と「軽さ」を追求した新技術が登場しました。日本のスタートアップCellidが開発したARグラス用ディスプレイレンズは、一般的なメガネのレンズと同等の薄さと軽さを実現しています。CES2025で展示された参考モデルは、解像度1280x720でフルカラーに対応し、見た目も普通のメガネと変わらない自然なデザインが特徴です。この技術により、長時間の使用でも疲れにくく、屋外でも恥ずかしくないARグラスの登場が期待されます。今後の製品化によって、ナビゲーションや作業支援など、様々な分野での活用が広がりそうです。👓✨
<a href="https://www.gizmodo.jp/2025/12/cellid-arglass-7si.html">ARグラスはとにかく「薄さ、軽さ」が大事</a>
ブランド古着の宅配買取・販売事業のKLD、mintなど出資
ブランド古着の宅配買取・販売事業を展開するKLDが、エクイティによる資金調達を実施しました。同社は、1点ずつ査定理由を明記する丁寧な査定を特徴とし、ファンを増やしています。今回の調達資金を活用し、新たにRaaS(Reuse as a Service)事業を本格展開します。これは、KLDが持つ査定・運用・販売の仕組みをパートナー企業へ提供し、他社の顧客接点にリユース体験を組み込む新しいビジネスモデルです。第一弾として、宅配クリーニング「リネット」との協業も開始しており、リユース市場に新たな動きをもたらしそうです。♻️🤝
<a href="https://thebridge.jp/2025/12/kld-raises-equity-funding-for-raas-expansion">ブランド古着の宅配買取・販売事業のKLD、mintなど出資</a>
事業承継したスナックが売上1.8倍に。20代オーナーがつくる大人の新しい居場所
昭和のイメージが強い「スナック」を現代的にアップデートし、成功を収めている若手オーナーがいます。東京・国立の「スナック水中」は、2022年に当時20代の坂根千里さんが、約25年続いた老舗スナックを事業承継してオープンしました。ガラス張りの開放的な空間や多様なメニューで新たな客層を呼び込み、売上は承継前の約1.8倍に拡大。顧客情報をチームで共有する仕組みを導入し、「ママ1人」に依存しない持続可能な運営体制を構築しています。地域社会における「大人の新しい居場所」として、スナックの可能性を再定義する注目ビジネスです。🥂👩💼
<a href="https://www.businessinsider.jp/article/2512-reiwa-no-snack/">事業承継したスナックが売上1.8倍に。20代オーナーがつくる大人の新しい居場所</a>
石川発・元高校生起業家のインスタ500万回再生“お土産”戦略
能登半島地震の復興支援のため、当時高校3年生だった向出惺真(せいま)さんが立ち上げたお土産「ミルクとしお」が大きな注目を集めています。石川県産の原料と県内企業での生産にこだわり、関係者に正当な利益が循環する価格設定で、地域経済への貢献を目指しています。せいまさんはSNSを駆使し、インスタグラムでは500万回再生を超える動画も生まれ、クラウドファンディングで約340万円を調達。初月には約6000箱を売り上げるなど、若者の行動力と新しいビジネスの発想が、復興支援に大きな力を与えています。💪🎁
<a href="https://www.businessinsider.jp/article/2512-noto-suvenir-entrepreneur/">石川発・元高校生起業家のインスタ500万回再生“お土産”戦略。能登の復興に“利益”が必要なわけ</a>
止まらない「Linux」の進化と、限界が近い「Firefox」
オープンソースの世界で大きな技術的転換が起きています。Linuxカーネルの開発コミュニティが、主要言語としてRustの採用を正式に決定しました。Rustは「メモリー安全性」に優れており、C言語が長年抱えてきた脆弱性の原因となる多くのセキュリティ問題を根本から解決できると期待されています。すでにAndroid 16の一部のデバイスでは、Rustベースの機能が本番環境で稼働しており、実験段階を終えて実用化が始まっています。この動きは、Debian Linuxが基幹ツールAPTの開発をRustに移行する方針を固めるなど、他のオープンソースプロジェクトにも影響を与えそうです。🐧🛠️
<a href="https://japan.zdnet.com/article/35242191/">止まらない「Linux」の進化と、限界が近い「Firefox」--2026年のオープンソース界を展望</a>
考察
本日選択した記事からは、テクノロジーが物理的な世界の限界を突破しようとする力強い動きと、既存のビジネスモデルを革新する新しいアイデアの台頭という二つの大きな潮流が読み取れます。前者では、中国で開発された光演算チップが従来の半導体の性能を桁違いに超える可能性を示し、エネルギー不要の放射冷却技術が気候変動対策の切り札として商業化に進むなど、ハードウェアレベルでの根源的なイノベーションが加速しています。これは、自動運転やARグラスといった未来のサービスを実現するための土台作りとも言えるでしょう。🚚💨
一方で、後者では、金融インフラのクラウド化や、リユース業界におけるRaaS(Reuse as a Service)のような、既存産業にデジタルの力を掛け合わせる動きが目立ちます。さらに、「スナックの事業承継」や「復興支援のお土産」といった事例は、テクノロジーだけでなく、若い世代の柔軟な発想や社会課題への意識が、新しいビジネスチャンスを生み出していることを示しています。これらの動きは、単なる効率化にとどまらず、地域社会の活性化や持続可能性といった、より大きな価値創造へと繋がっている点が非常に興味深いところです。これからのビジネスでは、最先端技術へのキャッチアップと同時に、身近な課題を解決するユニークな視点がますます重要になっていくでしょう。🌟📈


