フジ住宅 - 2025年3月期 第3四半期決算説明資料 ★★★
基本情報
- 会社コード: 88600
- 会社名: フジ住宅
- タイトル: 2025年3月期 第3四半期決算説明資料
- 発表日時: 2026年01月30日 14:00
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251224525383.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/8860.T
フジ住宅株式会社
2026年3月期 第3四半期決算説明資料
2026年1月30日
2026年3月期 第3四半期 決算概要
決算ハイライト(2025年4月~2025年12月)
- 当第3四半期は、売上高が1,052億円(前年同期比19.2%増)、営業利益が67億円(前年同期比16.8%増)と好調に推移し、売上高及び各段階利益ともに前年同期を上回り、第3四半期としては過去最高を更新しました。
- 売上高は、全てのセグメントにおいて前年同期比で増収となりました。特に分譲住宅セグメントでは、大型分譲マンションの竣工引渡し及び自由設計住宅の引渡しが好調に推移し、住宅流通セグメントにおいても、中古マンションの旺盛な需要が追い風となり、引渡しが増加したことで大幅な増収となりました。これにより、人件費を主とした販売費及び一般管理費の増加を吸収し、各段階利益は、第3四半期としては過去最高を更新しました。
- 受注契約残高は629億円と過去最高であった前年同期を若干下回ったものの、それに迫る水準を維持できており、順調に推移しております。また、財務健全性指標である自己資本比率、ネットD/Eレシオについても健全な数値を維持していると考えております。
| (単位:百万円) | 2022年3月期3Q(4月~12月)実績 | 2023年3月期3Q(4月~12月)実績 | 2024年3月期3Q(4月~12月)実績 | 2025年3月期3Q(4月~12月)実績 | 2026年3月期3Q(4月~12月)実績 | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 81,800 | 86,729 | 84,283 | 88,353 | 105,277 | +19.2% |
| 売上総利益 | 12,629 | 12,859 | 12,915 | 14,434 | 16,059 | +11.3% |
| 販売費及び一般管理費 | 8,050 | 7,967 | 8,303 | 8,638 | 9,288 | +7.5% |
| 営業利益 | 4,579 | 4,891 | 4,612 | 5,796 | 6,770 | +16.8% |
| 経常利益 | 4,379 | 4,546 | 4,183 | 5,080 | 5,960 | +17.3% |
| 四半期純利益 | 3,038 | 3,024 | 2,790 | 3,407 | 3,991 | +17.1% |
| 受注契約残高 | 60,648 | 53,360 | 60,064 | 63,552 | 62,966 | ▲0.9% |
| 自己資本比率 | 27.6% | 30.2% | 29.4% | 29.6% | 30.5% | 0.9Pt増 |
| ネットD/Eレシオ | 1.75倍 | 1.54倍 | 1.55倍 | 1.68倍 | 1.57倍 | 0.11Pt減 |
※従来、保険代理店事業に係る収入を「営業外収益」にて計上しておりましたが、2024年3月期より「売上高」に計上する表示方法の変更を行いました。それに伴い、2023年3月期は「売上高」に計上する組替を行っておりますが、2022年3月期は行っておりません。
※ネットD/Eレシオ〈(有利子負債-現金及び預金(定期預金を含む)の期末残高)÷自己資本〉
連結業績予想に対する進捗状況
- 通期業績予想の売上高1,260億円に対して、当第3四半期売上高は1,052億円と通期予想の83.6%まで達しました。
- 通期業績予想の達成までは、残り208億円が必要となりますが、受注済みの自由設計住宅及び中古住宅、個人投資家向け一棟売賃貸アパート等の当期売上高に加え、1月以降の賃貸及び管理の売上高を含めると通期業績予想を超える見通しです。
四半期毎の連結業績推移
- 当期3Q(10月~12月)の売上高は335億円、営業利益は18億円となりました。
- 当期3Qは、1Q、2Qと同様に、主として中古マンションの引渡しの増加が売上高を牽引しました。
| 2024年3月期 1Q実績 | 2024年3月期 2Q実績 | 2024年3月期 3Q実績 | 2024年3月期 4Q実績 | 2024年3月期 合計 | 2025年3月期 1Q実績 | 2025年3月期 2Q実績 | 2025年3月期 3Q実績 | 2025年3月期 4Q実績 | 2025年3月期 合計 | 2026年3月期 1Q実績 | 2026年3月期 2Q実績 | 2026年3月期 3Q実績 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 27,115 | 25,533 | 25,533 | 31,634 | 36,105 | 120,388 | 30,702 | 30,702 | 29,255 | 28,394 | 35,573 | 123,927 | 37,111 |
| 営業利益(百万円) | 1,404 | 1,213 | 1,213 | 1,993 | 2,652 | 7,264 | 2,247 | 2,247 | 1,867 | 1,680 | 2,097 | 7,894 | 2,518 |
連結売上高(2025年4月~2025年12月)
| (単位:百万円) | 2025年3月期3Q(4月~12月) | 2026年3月期3Q(4月~12月) | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|
| 自由設計住宅 | 13,364 (312戸) | 17,059 (406戸) | +27.7% |
| 分譲マンション | 9,836 (239戸) | 13,723 (326戸) | +39.5% |
| 分譲宅地販売 | 1,195 (42戸) | 702 (34戸) | ▲41.3% |
| 素地販売 | 768 (1,270㎡) | 3 (32㎡) | ▲99.5% |
| 計(分譲住宅) | 25,164 (593戸, 1,270㎡) | 31,489 (766戸, 32㎡) | +25.1% |
| 中古住宅(一戸建) | 1,893 (75戸) | 2,131 (89戸) | +12.6% |
| 中古住宅(マンション) | 15,505 (615戸) | 22,385 (836戸) | +44.4% |
| その他 | 6 | 7 | +7.3% |
| 計(住宅流通) | 17,405 (690戸) | 24,523 (925戸) | +40.9% |
| 賃貸住宅等建築請負 | 3,378 (27件) | 5,119 (37件) | +51.5% |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 2,717 (12件) | 2,765 (9件) | +1.8% |
| 個人投資家向け一棟売賃貸アパート | 15,746 (101棟) | 14,929 (97棟) | ▲5.2% |
| 計(土地有効活用) | 21,843 (39件, 101棟) | 22,815 (46件, 97棟) | +4.4% |
| 賃貸料収入 | 16,607 | 18,270 | +10.0% |
| サービス付き高齢者向け住宅事業収入 | 5,519 | 6,028 | +9.2% |
| 管理手数料収入 | 805 | 832 | +3.4% |
| 計(賃貸及び管理) | 22,932 | 25,130 | +9.6% |
| 建設関連 | 881 (73件) | 1,159 (50件) | +31.6% |
| その他 | 126 | 159 | +26.3% |
| 合計 | 88,353 (1,283戸, 1,270㎡, 112件, 101棟) | 105,277 (1,691戸, 32㎡, 96件, 97棟) | +19.2% |
セグメント別業績の状況(2025年4月~2025年12月)
全体では売上高及び利益ともに前年同期を大きく上回りました。売上高の構成比は、分譲住宅、住宅流通のフロー型事業が53.2%(前年同期は48.2%)と存在感を示し、セグメント利益の構成比は、土地有効活用とそれにリンクするストック型事業の賃貸及び管理が67.1%(前年同期は67.9%)と依然中核を担っています。
| (単位:百万円) | セグメント別売上高 2025年3月期3Q(4月~12月) | 構成比 | 2026年3月期3Q(4月~12月) | 対前年増減率 | セグメント別利益 2025年3月期3Q(4月~12月) | 構成比 | 2026年3月期3Q(4月~12月) | 構成比 | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分譲住宅 | 25,164 | 28.5% | 31,489 | +25.1% | 1,600 | 22.0% | 1,766 | 26.1% | +10.3% |
| 住宅流通 | 17,405 | 19.7% | 24,523 | +40.9% | 628 | 8.6% | 882 | 13.0% | +40.3% |
| 土地有効活用※ | 21,843 | 24.7% | 22,815 | +4.4% | 1,980 | 27.2% | 2,200 | 32.5% | +11.1% |
| 賃貸及び管理 | 22,932 | 25.9% | 25,130 | +9.6% | 2,961 | 40.7% | 3,408 | 50.3% | +15.1% |
| 建設関連※ | 881 | 1.0% | 1,159 | +31.6% | 15 | 0.2% | ▲11 | - | - |
| その他 | 126 | 0.1% | 159 | +26.3% | 90 | 1.2% | 117 | 1.7% | +29.8% |
| 合計 | 88,353 | 100.0% | 105,277 | +19.2% | 7,276 | 100.0% | 8,363 | 100.0% | +14.9% |
※全社費用は、主に各セグメントに帰属しない一般管理費となります。
セグメント別業績の状況【分譲住宅】
分譲住宅セグメントでは、自由設計住宅、分譲マンションともに引渡し戸数が大幅に増加し、前年同期比で増収増益となりました。
- 売上高は、大型物件「シャルマンフジパーク&リンクス」(14F 190邸、2025年4月15日完成引渡し)、「ブランニード阪急水無瀬」(13F 75邸、2025年8月22日完成引渡し)、「ブランニード塚本駅前」(15F 71邸、2025年12月12日完成引渡し)の竣工引渡しにより、分譲マンションの引渡し戸数が大幅に増加したことに加え、自由設計住宅の引渡しも増加したことから、前年同期比25.1%増となりました。
- セグメント利益は、前述の増収効果があったものの、前年同期比10.3%増にとどまりました。これは、前年同期に利益率の高い素地販売があったことによるもので、これを除けば、前年同期比では増収率以上の増益率を確保できております。
| (単位:百万円) | 2025年3月期3Q(4月~12月) | 2026年3月期3Q(4月~12月) | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|
| 自由設計住宅 | 13,364 (312戸) | 17,059 (406戸) | +27.7% |
| 分譲マンション | 9,836 (239戸) | 13,723 (326戸) | +39.5% |
| 分譲宅地販売 | 1,195 (42戸) | 702 (34戸) | ▲41.3% |
| 素地販売 | 768 (1,270㎡) | 3 (32㎡) | ▲99.5% |
| 売上高 | 25,164 (593戸, 1,270㎡) | 31,489 (766戸, 32㎡) | +25.1% |
| セグメント利益 | 1,600 | 1,766 | +10.3% |
セグメント別業績の状況【住宅流通】
住宅流通セグメントでは、中古マンションの引渡し戸数が大幅に増加し、さらに、一戸当たりの平均販売価格も上昇したことから、前年同期比で大幅な増収増益となりました。
- 売上高は、前期より強化した仕入れにより、今期初より在庫数を確保できたことに加え、価格の高騰を続ける新築分譲住宅に比べて、割安感のある中古住宅に対する需要の高まりや、新築分譲マンションの供給が絞られていることも追い風となり、前年同期比40.9%増の大幅な増収となりました。セグメント利益は、増収効果により、前年同期比40.3%増の大幅な増益となりました。
- 住宅流通事業は主に大阪府下及び阪神間で事業活動を行っており、全国トップクラスの買取再販取扱量を誇っております。フジホームバンクでは中古マンション買取再販及び賃貸入居者付きの区分所有の中古マンションを収益不動産として取得し、リノベーションを施し再販売する競争優位性の高い中古アセット事業を展開し、2025年12月末時点で963戸を保有しております。
| (単位:百万円) | 2025年3月期3Q(4月~12月) | 2026年3月期3Q(4月~12月) | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|
| 中古住宅(一戸建) | 1,893 (75戸) | 2,131 (89戸) | +12.6% |
| 中古住宅(マンション) | 15,505 (615戸) | 22,385 (836戸) | +44.4% |
| その他 | 6 | 7 | +7.3% |
| 売上高 | 17,405 (690戸) | 24,523 (925戸) | +40.9% |
| セグメント利益 | 628 | 882 | +40.3% |
セグメント別業績の状況【土地有効活用】
土地有効活用セグメントは、売上高及びセグメント利益ともに前年同期比で増収増益となりました。
- 売上高は、個人投資家向け一棟売賃貸アパートの引渡し棟数が前年同期比で若干減少しましたが、賃貸住宅等建築請負の新規受注が好調に推移し、受注済みの工事も順調に進みましたので、前年同期比4.4%増となりました。セグメント利益については収益性の改善により、前年同期比11.1%増となりました。
- 個人投資家向け一棟売賃貸アパートでは、総合不動産業として培った豊富な情報を活かし、希少性・換金性の高い物件を厳選して仕入れております。加えて、当社グループ会社による高い管理力と集客力により2025年12月末時点で稼働率97.6%の高稼働を維持しております。
| (単位:百万円) | 2025年3月期3Q(4月~12月) | 2026年3月期3Q(4月~12月) | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|
| 賃貸住宅等建築請負 | 3,378 (27件) | 5,119 (37件) | +51.5% |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 2,717 (12件) | 2,765 (9件) | +1.8% |
| 個人投資家向け一棟売賃貸アパート | 15,746 (101棟) | 14,929 (97棟) | ▲5.2% |
| 小計(外部売上高) | 21,843 (39件, 101棟) | 22,815 (46件, 97棟) | +4.4% |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 1,513 | 886 | ▲41.4% |
| 売上高 | 23,356 | 23,701 | +1.5% |
| セグメント利益 | 1,980 | 2,200 | +11.1% |
セグメント別業績の状況【賃貸及び管理】
土地有効活用事業における賃貸物件の引渡しに伴い管理物件の取扱い件数が増加したこと、自社保有のサービス付き高齢者向け住宅の稼働が進んだことにより、期初の想定通り売上高及びセグメント利益ともに前年同期を上回りました。
- 2025年12月末時点の管理戸数は39,651戸(前期末比1,621戸増)、サービス付き高齢者向け住宅の運営棟数は278棟(前期末比8棟増)と着実に増加しています。これにより、当社のストック型事業の収益基盤は一層強化されました。
| (単位:百万円) | 2025年3月期3Q(4月~12月) | 2026年3月期3Q(4月~12月) | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|
| 賃貸料収入 | 16,607 | 18,270 | +10.0% |
| サービス付き高齢者向け住宅事業収入 | 5,519 | 6,028 | +9.2% |
| 管理手数料収入 | 805 | 832 | +3.4% |
| 売上高 | 22,932 | 25,130 | +9.6% |
| セグメント利益 | 2,961 | 3,408 | +15.1% |
セグメント別業績の状況【建設関連】
建設関連セグメントでは、売上高が前年同期比でほぼ横ばいとなり、セグメント利益は赤字となりました。
- 外部売上高は、前期に受注した建築請負工事が順調に進捗し、前年同期比31.6%増の増収となりました。一方、内部売上高は、前年同期にあったサービス付き高齢者向け住宅のリノベーション工事などの大型工事が減少したため減収となり、全体の売上高は前年同期比0.8%増にとどまりました。
- セグメント利益は、外部売上高における資材価格の高騰等による収益性の低下及び内部売上高の減収を受けて、赤字となりましたが、当第2四半期との比較では赤字幅は縮小しました。
| (単位:百万円) | 2025年3月期3Q(4月~12月) | 2026年3月期3Q(4月~12月) | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|
| 建設関連(外部売上高) | 881 | 1,159 | +31.6% |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 1,111 | 848 | ▲23.7% |
| 売上高 | 1,992 | 2,007 | +0.8% |
| セグメント利益 | 15 | ▲11 | - |
セグメント別受注契約残高(2025年12月末)
当第3四半期末の受注契約残高は629億円(前年同期比0.9%減)となりました。分譲マンションの受注契約が前年同期にピークを迎え、当期に売上計上されたことで分譲マンションが大幅に減少しました。一方で、住宅流通セグメントと土地有効活用セグメントは好調な受注が継続しており、全体では僅かな減少にとどまりました。
- 分譲住宅セグメントでは、上記に記載の理由により前年同期比18.3%減となりました。
- 住宅流通セグメントでは、中古マンションの受注件数は前年同期比微増と好調を維持し、一戸当たりの平均受注価格が大きく上昇したことでセグメント全体では前年同期比28.1%増の大幅な増加となりました。
- 土地有効活用セグメントでは、資産家の不動産有効活用ニーズは根強く、賃貸住宅等建築請負、個人投資家向け一棟売賃貸アパートともに増加し、前年同期比11.5%増となりました。
- 建設関連セグメントでは、順調な工事進捗により売上計上が進む一方、新規受注の積み上げによって、前年同期比2.2%減の僅かな減少となりました。
| 2026年3月期3Q(2025年12月末) | 対前年増減率 | |
|---|---|---|
| 中古住宅(一戸建) | 432 (16戸) | ▲25.7% |
| 中古住宅(マンション) | 5,081 (176戸) | +36.5% |
| 賃貸住宅等建築請負 | 10,424 (98件) | +18.8% |
| サービス付き高齢者向け住宅 | 6,334 (26件) | +3.3% |
| 個人投資家向け一棟売賃貸アパート | 16,539 (103棟) | +10.7% |
| 建設関連 | 900 (31件) | - |
| 合計 | 62,966 | ▲0.9% |
連結貸借対照表の推移
前期末(2025年3月末)~当第3四半期末(2025年12月末)は、棚卸不動産が25億円増加、固定資産は27億円増加し、総資産が49億円増加しました。この間に現預金が8億円減少しておりますが、うち5億円については、現預金から固定資産(長期預金)に振り替わったものです。負債・純資産の部では、棚卸不動産、固定資産の増加に伴い、有利子負債が28億円増加、純資産は利益の蓄積により27億円増加しました。
棚卸不動産の推移
棚卸不動産は前期末比25億円増加しました。仕入れが好調であった分譲戸建住宅が25億円増加したこと、旺盛な需要のもと引き続き仕入れを強化した中古住宅が39億円増加したこと、また、土地有効活用でも主に一定期間の保有を目的とした一棟売賃貸アパートの建築が進んだことで12億円増加しました。一方で、分譲マンションは大型物件の竣工引渡しにより51億円減少したことが主な変動要因です。
当第3四半期末時点で、分譲戸建住宅及び分譲マンションの在庫戸数は2,641戸(うち未受注は2,108戸)となり、未受注分の在庫戸数としては約2.5年分の受注相当数を確保できております。仕入れを強化した中古住宅の在庫戸数は708戸(うち未受注は516戸)となり、未受注分の在庫戸数としては約6ヶ月分の受注相当数を確保できております。土地有効活用の在庫棟数は272棟、そのうち91棟は一定期間の保有を目的としたもので、販売用在庫は181棟、そのうち未受注は77棟となり、未受注分の在庫棟数としては約7ヶ月分の受注相当数を確保できており、いずれも適正な水準を確保しております。
有形固定資産の推移
有形固定資産の2022年3月期末~当第3四半期末の推移を記載しております。安定収益基盤の構築に向け、自社保有のサービス付き高齢者向け住宅(自社保有サ高住)及び賃貸入居者付きの区分所有の中古マンション(中古アセット)の取得を進めております。中古アセットについては、前期末に目安とする保有戸数に到達しましたので、当面は保有物件の入れ替えを行いながら、現状の保有戸数を維持し、自社保有サ高住については、事業に適した土地を厳選しつつ、今後も保有棟数を伸ばしていく方針です。
経営指標(自己資本比率・ROE・ネットD/Eレシオ)
| 2021/3期 | 2022/3期 | 2023/3期 | 2024/3期 | 2025/3期 | 2025/12 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ROE | 5.8% | 9.0% | 8.4% | 9.3% | 9.0% | 8.0% |
| PER | 11.23倍 | 5.73倍 | 6.37倍 | 6.11倍 | 5.27倍 | 6.6% |
| PBR | 0.66倍 | 0.51倍 | 0.53倍 | 0.56倍 | 0.47倍 | 9.0% |
| 自己資本比率 | 28.1% | 28.9% | 30.5% | 30.3% | 29.8% | 30.5% |
| ネットD/Eレシオ | 1.64倍 | 1.56倍 | 1.45倍 | 1.41倍 | 1.59倍 | 1.57倍 |
| 配当性向 | 40.9% | 25.1% | 25.3% | 23.7% | 24.3% | - |
| 総還元性向 | 40.9% | 25.1% | 29.2% | 23.7% | 30.0% | - |
※1 2025年5月2日付中期経営計画で公表いたしました2026年3月期の通期ROE予想値を記載しております。
※2 ネットD/Eレシオ〈(有利子負債-現金及び預金(定期預金を含む)の期末残高)÷自己資本〉
配当金と株主優待
| 2022年 3月期(連結) | 2023年 3月期(連結) | 2024年 3月期(連結) | 2025年 3月期(連結) | 2026年 3月期予想(連結) | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1株当たり当期純利益(円) | 107.68 | 106.65 | 126.69 | 131.61 | 103.37 |
| うち1株当たり中間配当金(円) | 14.00 | 14.00 | 14.00 | 14.00 | 16.00 |
| うち1株当たり期末配当金(円)(うち、特別配当) | 13.00 | 13.00 | 16.00(3.00) | 18.00 | 16.00 |
| 1株当たり配当金(円) | 27.00 | 27.00 | 30.00 | 32.00 | 32.00 |
| 配当性向(%) | 25.1% | 25.3% | 23.7% | 24.3% | 31.0% |
※ 2026年3月期の配当性向につきましては、年間配当を32円(予定)として算出しております。
株主優待
毎年3月31日時点の当社株主名簿に記載または記録された500株以上保有の株主様を対象とします。
| 基準日時点での保有株数 | 株主優待の内容 |
|---|---|
| 500株以上1,000株未満 | クオ・カード1,000円分 |
| 1,000株以上5,000株未満 | JCBギフトカード3,000円分 |
| 5,000株以上10,000株未満 | JCBギフトカード4,000円分 |
| 10,000株以上 | JCBギフトカード5,000円分 |
成長戦略と当社の強み
バランス経営 ~ 相互補完と相乗効果 ~
各事業が独自のノウハウを持ち、他の事業部門を相互に補完するバランス経営を展開しています。
- 分譲住宅事業:「街づくり」「自由設計」を特長とする50~200戸規模の新築戸建分譲住宅及び分譲マンション販売事業。
- 住宅流通事業:中古住宅(一戸建・マンション)の買取再販事業。
- 土地有効活用事業:富裕層向けの収益物件・賃貸住宅の建築請負、一棟売賃貸アパート、サービス付き高齢者向け住宅の販売事業。
- 賃貸及び管理事業:アパート、サービス付き高齢者向け住宅の賃貸管理及び分譲マンションの管理組合からの運営受託業務。
- 建設関連事業:官公庁等からの建築工事、土木工事、電気設備工事等の受託業務。土地有効活用事業の需要への対応も目的に含む。
セグメント別売上高・利益の直近10年間の推移
(グラフと表の内容は省略し、主要な傾向を記述)
中長期的な事業の安定成長を目指したストック事業への取組みとして、賃貸料収入は個人投資家向け一棟売賃貸アパート及びサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のサブリース事業を皮切りに、中古アセット事業、サ高住自社保有事業と多角化を進め堅調に推移しており、引き続きストック事業の拡大を進め、景気動向に左右されない経営の安定化を図ります。
当社の強み①:お客様に顔を向けた責任を負える住まいづくり
「フジ住宅」という社名は「日本一愛される会社」をめざし、富士山にあやかり付けた社名です。創業以来、安全で安心できる心のこもった商品とサービスの提供、お客様の期待と信頼にお応えすることを何よりも大切にし、お客様に顔を向けた責任を負える住まいづくりを続けて参りました。
- ご紹介による成約率・リピーター契約率の高さ
- 分譲住宅事業部門(新築)では、受注契約の30.0%が紹介によるものです。
- 住宅流通事業部門(中古)では、仲介業者を介さず直接販売した物件の受注契約の47.6%が紹介によるものです。
- 土地有効活用事業部門では、2棟以上契約されたオーナー様(リピーター)が過去ご契約いただいた全オーナー様の約40%を占めています。
当社の強み②:バランス経営による安定的な事業構造
営業エリアは主に大阪府全域、兵庫県・和歌山県の一部と限られていますが、事業部それぞれが全国レベルまたは営業エリア内でトップシェアを誇っています。
- 分譲住宅事業部は「大阪府住宅着工棟数地域ビルダーランキング」で長年1位(2021年度まで17年連続)を維持。
- 住宅流通事業部は中古住宅買取再販戸数全国8位。
- 土地有効活用事業部はサービス付き高齢者向け住宅運営棟数275棟で全国1位。
バランス経営の強み
* 幅広いお客様のニーズに対応するビジネスが可能。
* 多種多様な商品対応によるビジネスチャンスの拡大。
* 景気や相場の変化への耐性の高さ。
当社の強み③:「炭の家/ピュアエア」(1)(2)
これまで培った技術を集結し、「空気」と「質」にこだわって生まれたのが「炭の家/ピュアエア」です。特許取得システム「炭の家」の使用権を当社グループ営業地域内で取得しています。
「カーボンエアクリーンシステム」により屋外の空気をファンで強制的に取り入れ、「微小粒子用フィルター」で微小な有害物質をブロックし、さらに「炭」を床下に敷き詰め、そこに空気を通すという二重の対策を行うことでクリーンな空気を各部屋に供給しております。
一部の当社分譲地では、「炭の家」宿泊体験を2019年から実施しており、戸建住宅購入検討者に無料でご宿泊いただき、炭の効果や最新住宅設備を体感していただいています。
当社の強み④:高い住宅性能の住まいを提供
自由設計住宅の全邸で住宅性能評価書を取得しており、住宅性能表示制度の6つの各項目をトップレベルでクリアできる体制を整備しています。さらに、地震による揺れを低減させる制震システム「TRCダンパー」を導入しています。
当社の強み⑤:地域密着だからできる住まいづくり
「売りっぱなし・建てっぱなしにしない」という創業の精神に基づき、お客様の顔が見える範囲で密度の濃い事業を継続し、アフターフォロー体制を万全にするため、あえて全国展開はしないという考え方で、地域密着で高品質な住まいづくりをモットーとしています。
当社の強み⑥:賃貸管理と連携した中古アセット事業
中古アセット事業は、賃貸入居者付きの区分所有の中古マンション(オーナーチェンジ物件)を取得し、賃料で収益を上げ、退去後にリノベーションを施し再販を行うビジネスモデルです。近畿圏で963戸を保有しており、賃貸管理部門を活用することで柔軟な運用が可能です。
当社の強み⑦:販売委託は一切なし。全て当社社員で対応。
年間約1,000戸の新築分譲住宅を販売していますが、全ての販売現場で当社社員が営業活動を行っています。土地仕入から販売、プラン設計、建築現場管理、アフターフォローまで一貫して社員で行い、顧客満足日本一を目指し、お客様の幸せを追求する営業活動を推進しています。その結果、オリコン顧客満足度調査において、建売住宅ビルダー近畿・大阪府部門で1位を獲得しています。
当社の強み⑧:日本一愛される管理会社を目指して~高稼働率の秘訣~
2025年12月末現在、全体管理住戸は39,651戸(管理施設数は2,786棟)で、稼働率は97.3%と、過去5年間で97%前後の高稼働率を維持しています。
当社の強み⑨:高品質な住宅を提供することができる理由
協力業者様との深い信頼関係により高品質な住宅を安定的に提供するため、毎月の安全衛生協議会、年1回の現場協力会大会を開催し、経営理念の共有及び安全・品質管理を徹底しています。
ESG・SDGsの取組み
サステナビリティ基本方針
当社グループは「社員のため、社員の家族のため、顧客・取引先のため、株主のため、地域社会のため、ひいては国家のために当社を経営する」という経営理念のもと、事業活動を通じて社会貢献活動に取り組んで参りました。ESG及びSDGsと地域密着型経営との関連を意識し、社会貢献に取り組むことにより、今後も社会とともに持続的に成長し、信頼される企業グループを目指します。
ESG/SDGsへの取組み① Environment(環境)
- 環境保全に配慮した事業活動
- 中古住宅再生事業(リノベーションは建替え事業に比べCO2排出量、廃棄物が大幅に抑制され資源の節約に直結)。
- IAQ制御搭載の全熱交換システム(炭の家/ピュアエア)の採用による省エネ配慮。
- プレカット工法による廃材の抑制。
- セルローズファイバー(断熱材)の採用による環境負荷の軽減。
- OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーションへの参加。
- 環境保全に配慮したオフィス環境の改善
- 全営業車にハイブリッド車を導入。
- 電子決裁システム及び電子契約サービスの導入によるペーパーレス化(押印廃止)。
- オフィス照明及び本社ビル社屋広告塔のLED化。
- クールビズの推進による冷房使用の抑制。
- 社内で使用した用紙を溶解処理することで再生紙として活用。
- デマンド監視装置の設置による電力コントロール。
ESG/SDGsへの取組み② Environment(環境)
- 社員による環境保全活動
- 植樹ボランティア「フジ住宅の森」(和歌山県日高郡日高川町)の活動実施。
- TCFDワーキンググループの設置
- 2022年4月12日よりTCFDワーキンググループを設置し、気候変動が事業にもたらす影響を検討し、サステナビリティ基本方針に基づいた取組みを推進。
ESG/SDGsへの取組み③ Social(社会)
- 働きやすい職場環境の構築①(健康経営への取組み)
- 社員の健康・幸福を重視し、健康経営を推進。経済産業省選定の「健康経営銘柄」に3回選定、日本健康会議認定の「健康経営優良法人 2025 大規模法人部門(ホワイト500)」に8回認定。
- 重点取組施策として、社員全員の健康診断受診率100%を10年以上達成。法定外検査項目(腫瘍マーカー検査、ピロリ菌検査、乳ガンエコー検査、CA19-9導入、2026年4月から腹部エコー検査導入・便潜血検査対象者拡充予定)を実施し、再検査等費用は全額会社負担。
ESG/SDGsへの取組み④ Social(社会)
- 働きやすい職場環境の構築②
- ICTを活用したテレワークを推進し、過去に「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」等を受賞。
- スポーツへの積極的な取組みとして、高気圧酸素ボックスの設置、ウォーキングイベントの実施、スニーカー通勤の奨励等を実施し、「スポーツエールカンパニー2025」Bronzeに認定。
- 働きやすい職場環境の構築③
- グループ会社を含めた全社員が利用できる白浜保養所を運営し、「社員のため・社員の家族のため」に貢献。
ESG/SDGsへの取組み⑤ Social(社会)
- 安心安全・美しい景観・地域のコミュニティ活性化に配慮した住宅開発
- 防犯面に優れたオープン外構の採用、カーブラインによる車速抑制など、安全性に配慮した街づくり。
- タウン内公園、集会所を設置し、「つながる」街づくりを目指す。
- 健康に配慮した家づくり
- フジ住宅炭の家/ピュアエアにおいて、ファンによる強制給気+強制排気と床下の炭による二重対策で、0.5μm以上の有害物質を除去し、クリーンな空気を保つ。
- アジア各国への支援活動の協力
- 「アジアチャイルドサポート」を通じた募金活動を実施し、2025年1月に感謝状を受領。
ESG/SDGsへの取組み⑥ Social(社会)
- 高齢化社会に対する取組み
- 「自分の親を安心して預けられる住まい」をコンセプトに、安価で良質なサービス付き高齢者向け住宅を提供し、運営棟数270棟超で全国1位を達成。
- ESG目標設定特約付融資「Try Now」の活用(みなと銀行より2021年12月24日に5億円)。
- 「サステナビリティ・リンク・ローン」の活用(2022年10月31日以降、紀陽銀行、中国銀行、池田泉州銀行、関西みらい銀行、七十七銀行より融資)。
- 「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の活用(2025年6月30日に紀陽銀行より10億円)。
ESG/SDGsへの取組み⑦ Social(社会)
- 地域社会への貢献
- 岸和田警察署との取組みで「フジ住宅青色防犯パトロール隊」を発足し、地域防犯に取り組む。
- 新型コロナウイルス感染症対策として大阪府看護協会へ寄付。
- 本社ビル周辺の環境美化活動により、大阪府から「アドプト・ロード・土生町2丁目」、岸和田市から「ファミリー・ロード・フジ住宅」に認定。
- e-Taxの積極的な利用推進により、岸和田税務署長より感謝状を2回受領。
ESG/SDGsへの取組み⑧ Governance(企業統治)
- 組織体制によるガバナンス強化
- 取締役会7名(うち社外2名)、監査役会3名(うち社外2名)で構成。リスク・コンプライアンス推進委員会、内部統制推進委員会、TCFDワーキンググループの設置、内部通報制度の構築を実施。
- 人財育成によるガバナンス強化
- 全社員に経営理念・方針小冊子の携帯を義務付け、完全理解と実践できる人財の育成に努める。
- 「会長・社長への質問会」を定期開催し、経営トップと社員が直接対話する機会を設け、信頼関係と帰属意識の向上を図る。
- 360度人事評価制度を採用し、公平・公正な評価により経営理念・方針の実践度の高い人財を育成。
ESG/SDGsへの取組み⑨ Governance(企業統治)
- 顧客満足度の向上によるガバナンス強化
- 「ブラボーカード」「サンキューレポート」「イエローカード」で意見を収集し、現場課題の解決や人事評価に活用。
- オリコン顧客満足度調査(建売住宅ビルダー近畿・大阪府部門)で連続1位を獲得。
- ステークホルダーとの積極的対話
- 個人投資家向け、証券アナリスト・機関投資家向け会社説明会を適宜開催。年2回発行する「株主通信」に同封する株主アンケートで対話を実施。
- 取引協力業者様との関係強化
- 消費税インボイス制度開始に向け、2022年9月に取引協力業者様向け説明会を開催し、制度への不安払拭に協力。
DX戦略①(Digital Transformation|デジタルトランスフォーメーション)
次世代システム構築プロジェクトを推進し、全体最適化による重複業務の解消と、情報共有の迅速化による業務効率向上を飛躍的に加速させることで、変化に強いシステム基盤の構築を目指します。
ESG/SDGsへの取組み⑩ トピックス
- 岸和田税務署長より感謝状を受領(2025年5月27日)
- e-Tax制度の普及・推奨への継続的な取組みが評価されました。
- オーナー様向けアプリ「GMO賃貸DX」を導入(2025年8月1日より運用開始)
- 収支報告等の書類の電子化、各種書類の承認業務のアプリ内完結等により、オーナー様と当社双方の利便性向上を実現。
- 「フジパレスシニア」の記事が産経新聞に掲載(2025年8月7日発売)
- サービス付き高齢者向け住宅の運営コンセプトやサポート体制について紹介されました。
- 高齢者住宅新聞に当社グループが取り上げられる(2025年8月20日発売)
- 福祉施設・高齢者住宅定員数ランキングで全国10位、サービス付き高齢者向け住宅運営棟数ランキングで全国1位となりました。
- 住宅ご購入者様限定VIPラウンジがグランドオープン(和泉店)
- オーナー様のための“第3の居場所(サードプレイス)”として、パンやドリンクの無料提供、書籍読み放題などを提供。
- 地元中学生の職業体験学習の受入れ
- 岸和田市立岸城中学校、岸和田市立土生中学校の生徒を対象に、Instagramの動画撮影やモデルハウスの写真撮影を体験してもらう学習を実施。
- 自己株式の取得終了(2025年10月28日をもって終了)
- 小中学生のキャリア教育協賛事業へ参加
- 和歌山市版「小学生のためのお仕事ノート」及び和歌山県版「中学生のためのお仕事ブック」に3度目の掲載。
- フジ・ファーム東大阪を開設(2025年10月1日)
- 障がい者雇用の新たな取組みとして、コーヒーの焙煎・加工を行う施設を開設。
- 第29回 現場協力会大会を開催(2025年11月29日)
- 協力業者様約850名が参加し、安全講話、表彰式、外部講師による特別講演を実施。
経営理念
• 社員のため • 社員の家族のため • 顧客・取引先のため • 株主のため • 地域社会のため • ひいては国家のために当社を経営する
当社の経営理念は、「社員のため」「社員の家族のため」から始まります。社員とその家族を大切にすることが、お客様を大切にすることにつながり、結果として全てのステークホルダーの幸せにつながっていくと考えております。
親孝行月間・記念日花束贈呈
- 「親孝行月間」:毎年4月1日に役職員全員に金1万円を支給し、親孝行の実施を奨励。
- 「記念日花束贈呈」:毎年一回、役職員全員を対象に、対象者が指名する人の誕生日に花束等を贈呈し、家族への感謝を伝えています。
パン宅配
住宅ご購入者全員に「フジ住宅で焼いたパン」を毎日お届けすることで、お客様とのつながりを維持し、感謝の気持ちを伝えています。
健康経営①・②
「企業は人なり。社員の健康・幸福なくして、顧客満足、会社の発展は成り得ない」との考えに基づき、充実した定期健康診断(受診率100%維持)、無料相談ダイヤル、メンタル相談窓口の設置、職場環境改善への取組み(高気圧酸素ボックス設置等)を実施しています。全社員を対象としたストレスチェックでは、高ストレス者割合が低い水準を維持しています。
人的資本経営①・②
全社員が経営理念・方針を共有できるよう「経営理念・方針小冊子」を携帯。360度人事評価制度や経営トップとの直接対話を実施。また、会長が選定した仕事や人生に有益な書籍を全社員に配布しています。
6.補足資料
マーケットデータに見るフジ住宅
- 新築分譲住宅について:大阪府の新築着工数は減少傾向にある中、当社は長年の地域密着型経営による知名度と品質への自信から、約3%のシェアを維持しています。
- 中古住宅について:新築価格の上昇を背景に需要が高まる中、エリアに応じた戦略で年間1,000戸超の販売実績を安定的に維持しており、買取再販年間販売戸数ランキングでは全国8位を維持しています。
- サービス付き高齢者向け住宅について:超高齢化社会を迎え、「自分の親を安心して預けられる住まい」をコンセプトに、大阪府下を中心に運営し、運営棟数では全国No.1のシェアを維持しています。
投資判断(AI生成)
投資評価: ★★★
評価の理由:
フジ住宅は、第3四半期において売上高1,052億円(前年同期比+19.2%)、営業利益67億円(前年同期比+16.8%)と過去最高の業績を達成し、通期予想達成に向けて順調に進捗しています。特に「住宅流通セグメント」の中古マンション買取再販事業が40.9%増収と大きく成長しており、新築価格高騰による中古需要の増加という市場環境を的確に捉えています。また、「賃貸及び管理セグメント」も安定的に成長し、ストック収益基盤が強化されています。
一方で、懸念点も存在します。受注契約残高は前年同期比で微減(-0.9%)しており、今後の売上成長の勢いが鈍化する可能性があります。また、「分譲住宅セグメント」の利益成長率(+10.3%)が売上成長率(+25.1%)を大きく下回っており、これは前年の高利益率の素地販売の反動減が影響しているものの、利益率の変動要因を注視する必要があります。財務健全性は自己資本比率30.5%、ネットD/Eレシオ1.57倍と安定していますが、積極的な資産取得(棚卸不動産、固定資産の増加)に伴い有利子負債が増加傾向にあります。
経営陣は「バランス経営」による安定性を強調し、顧客満足度や従業員満足度(ES)を重視する姿勢を強く打ち出していますが、これらは定性的な要素であり、短期的な業績への直接的な影響は限定的です。客観的な財務実績は堅調ですが、受注残高の伸び悩みと利益率の変動要因から、市場平均を上回る成長性を持つとまでは評価できないため、星3つとします。
投資判断の根拠:
保有。堅調な業績推移と、住宅流通セグメントの成長が評価できます。特に中古住宅市場の強さを背景としたフロー型事業の好調が業績を牽引しています。ただし、受注残高の伸び悩みや、セグメントごとの利益率の変動が今後のリスクとなるため、積極的な買い増しよりも現状維持が妥当と判断します。
重要なポイント:
1. 住宅流通セグメントの急成長:中古マンションの買取再販が40.9%増収と業績を牽引。
2. ストック事業の安定成長:賃貸及び管理セグメントが15.1%増益と収益基盤を強化。
3. 受注残高の微減:前年同期比-0.9%と、今後の売上成長の勢いに懸念。
4. 分譲住宅セグメントの利益率低下:売上増に対し利益増が鈍化(+25.1% vs +10.3%)。
会社への質問(AI生成)
[分譲住宅セグメントにおいて、売上高成長率(+25.1%)に対しセグメント利益成長率(+10.3%)が大幅に下回った主な要因は何でしょうか。特に、前年同期の高利益率の素地販売の反動減を除いた場合、実質的な利益率のトレンドについて詳細な説明をお願いします。]
[受注契約残高が前年同期比で0.9%減少した背景について、特に分譲住宅セグメントの減少(-18.3%)が目立ちます。今後の受注獲得戦略と、受注残高を再び増加させるための具体的な施策について教えてください。]
[住宅流通セグメントの中古マンション買取再販事業は好調ですが、仕入れ強化に伴う棚卸不動産の増加(+39億円)が見られます。この在庫の回転期間(現状約6ヶ月)を維持・短縮するために、仕入れ基準やリノベーション・販売プロセスにおいて、どのような効率化を図る計画でしょうか。]
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| 住宅流通セグメントの買取再販事業の規模拡大と効率化 | 80% | S | 中古マンションの需要は旺盛であり、全国8位の取扱量をさらに拡大する余地が大きい。仕入れから販売までのリードタイム短縮が鍵。 |
| 土地有効活用事業における賃貸住宅等建築請負の強化 | 70% | A | 賃貸住宅等建築請負は+51.5%と急成長しており、安定的なストック収益源の拡大に直結する。営業エリア内での供給力強化が重要。 |
| サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の自社保有比率向上 | 65% | A | 全国1位の運営ノウハウを活かし、サブリースから自社保有へ移行することで、安定収益の質と利益率を向上させる。 |
| 自由設計住宅の供給戸数拡大と高付加価値化 | 60% | B | 顧客満足度が高く紹介率も高いため、供給力を高めることで着実な売上増が見込める。生産性の向上が課題。 |
最優先戦略(AI生成)
最優先戦略:住宅流通セグメントの買取再販事業の規模拡大と効率化
フジ住宅の現状分析に基づくと、最も優先すべきは、現在最も成長率が高く、市場環境の追い風を受けている「住宅流通セグメント」の買取再販事業のさらなる拡大と効率化です。
第3四半期の実績では、住宅流通セグメントが売上高+40.9%、セグメント利益+40.3%と、全セグメントの中で最も高い成長率を示しています。これは、新築分譲住宅の高騰により、割安感のある中古住宅への需要が集中している市場環境を的確に捉えた結果です。同社は全国トップクラスの買取再販取扱量を誇り、特に中古マンションの仕入れと販売に強みを持っています。
売上を倍増させるためには、このフロー型事業の成長を加速させることが不可欠です。現在の受注残高の伸び悩みを補うためにも、フローの売上を積み上げる必要があります。
具体的な施策としては、まず仕入れの強化を継続しつつ、在庫回転率の改善が求められます。棚卸不動産は増加傾向にあり、特に中古住宅在庫は6ヶ月分の受注相当数を確保していますが、これをさらに短縮することで、より多くの取引を迅速にこなせるようになります。具体的には、仕入れからリノベーション、販売までのプロセスにおける意思決定の迅速化と、リノベーションの標準化・効率化が必要です。
また、同社は「フジホームバンク」を活用し、賃貸入居者付きの区分所有マンションを取得する「中古アセット事業」も展開しており、これはストック収益にも寄与します。この事業モデルは、賃貸管理部門との連携による競争優位性があるため、このシナジーを最大限に活かし、仕入れから賃貸運用、そして再販までのリードタイムを短縮することが、売上倍増の重要な柱となります。
この戦略は、同社の強みである地域密着と顧客満足度を維持しつつ、市場のニーズに直接応えるものであり、成功率も高いと評価できます。
ITコンサルからの提案(AI生成)
提案するITコンサルティング支援は、最優先戦略である「住宅流通セグメントの買取再販事業の規模拡大と効率化」に焦点を当て、特に仕入れから販売までのリードタイム短縮と業務効率化を目的とします。
-
中古物件仕入れ・評価プロセスのデジタル化と自動化支援
- 目的: 仕入れ判断の迅速化と、属人的な評価プロセスの標準化。
- 支援内容: 過去の販売実績データ、エリアの市場動向、リノベーションコスト予測などを統合した「AI駆動型物件評価システム」の導入を支援します。これにより、仕入れ担当者が現地調査後、迅速に投資採算性を評価し、意思決定までの時間を短縮します。
- 期待される効果: 仕入れ機会の損失防止と、意思決定の迅速化による在庫回転率の向上。
-
リノベーション・工事進捗管理の統合プラットフォーム構築
- 目的: リノベーション工事の進捗管理の可視化と、関連部門(仕入れ、工事、販売)間の情報連携の円滑化。
- 支援内容: 既存の基幹システムと連携し、リノベーションの設計、資材発注、工事進捗、品質チェックをリアルタイムで追跡できる統合管理ダッシュボードを構築します。特に、協力業者との情報共有インターフェースを整備し、手戻りを削減します。
- 期待される効果: 工事期間の短縮(リードタイム削減)、コスト超過リスクの低減、販売開始時期の早期化。
-
中古アセット事業(賃貸運用フェーズ)の運用効率化
- 目的: 賃貸管理部門との連携を強化し、オーナー様向けアプリ「GMO賃貸DX」と連携した運用業務の効率化。
- 支援内容: 賃貸管理業務におけるルーティンワーク(家賃回収、入居者対応履歴、修繕履歴)の自動化・デジタル化を推進します。特に、退去予定物件の早期把握と、リノベーション計画へのシームレスな連携フローをシステムで確立します。
- 期待される効果: 賃貸運用フェーズの管理コスト削減と、再販準備の早期開始による在庫期間の短縮。


