インターアクション - 2026年5月期第3四半期決算説明会資料 ★★★

目次

基本情報

アジェンダ

業績サマリー

中期経営計画の進捗状況

業績

3Q実績 (累計)

  • 売上高:3,701百万円(前年同期比 △30.2%) 営業利益:658百万円(前年同期比△48.3%)
  • 主にIoT関連事業における国内顧客向け製品の販売が低調に推移し、減収減益。

3Q実績 (3か月間)

  • 売上高:1,570百万円(前年同期比 +24.7%) 営業利益:410百万円(前年同期比 +347.6%)
  • IoT関連事業における海外顧客向け製品の販売が好調に推移し、増収増益。

通期業績予想を2Q時点から上方修正

  • 売上高:4,767百万円(増減率 +2.2%) 営業利益:722百万円(増減率 +22.3%)
  • IoT関連事業において、収益性の高い製品の販売が想定よりも好調に推移していること等を踏まえ修正。

事業動向

  • IoT関連事業においては、4月に海外主要顧客を中心として過去最大規模の大口受注(2,278百万円)を獲得。来期の1Qから3Qにかけて売上計上予定。 一方で、国内主要顧客では設備投資需要が落ち着いている状況が継続も、中長期的には設備投資需要の回復を想定。
  • 新規事業において、従来の取り組み(半導体関連計測製品①、②)に加え、新たな半導体関連計測製品③を開発中、2027年にローンチ予定。 長期的には、当社独自データを活用したAIサービスへの注力を検討。

業績サマリー

第3四半期 実績 (3ヵ月間)

POINT

  • 第3四半期(3ヶ月間)の連結業績について、IoT関連事業セグメントが好調に推移したため、前年同期比で増収増益となった。
  • IoT関連事業セグメント: 国内顧客向け検査用光源装置の販売が低調に推移したものの、海外顧客向けの製品の販売が好調に推移。
  • インダストリー4.0推進事業セグメント: 精密除振装置及び歯車試験機の販売が低調に推移。
(百万円) 2026年5月期 連結業績予想(2Q時点修正) 2026年5月期 連結業績予想(3Q時点修正) 2026年5月期 当第3四半期 進捗率 (%)
売上高 4,662 4,767 3,701 77.7%
営業利益 営業利益率 590 12.7% 722 15.2% 658 17.8% 91.2% -
経常利益 731 858 797 92.9%
親会社株主に帰属する 当期/四半期 純利益 427 534 495 92.6%
1株当たり 当期/四半期 純利益 41.64円 52.09円 48.03円

※第1四半期より、連結子会社でありました株式会社エア・ガシズ・テクノスを連結の範囲から除外いたしました。 これにより、「環境エネルギー事業」報告セグメントの重要性が乏しくなったため、第1四半期より「その他」として表示しております。

第3四半期 累計 実績

POINT

  • 第3四半期の連結業績について、主にIoT関連事業セグメントが低調に推移したため、前年同期比で減収減益となった。
  • IoT関連事業セグメント: 海外顧客向け製品の販売が好調に推移したものの、国内顧客向け製品の販売が低調に推移。
  • インダストリー4.0推進事業セグメント: 精密除振装置及び歯車試験機の販売が低調に推移。

※第1四半期より、連結子会社でありました株式会社エア・ガシズ・テクノスを連結の範囲から除外いたしました。 これにより、「環境エネルギー事業」報告セグメントの重要性が乏しくなったため、第1四半期より「その他」として表示しております。

通期業績予想の修正・進捗

POINT

  • 当第3四半期において、IoT関連事業セグメントにおける収益性の高い製品の販売が想定よりも好調に推移していること等を考慮し、業績予想を上方修正。

主要な経営指標の推移

(百万円) 2026年5月期
連結業績予想
(2Q時点修正)
2026年5月期
連結業績予想
(3Q時点修正)
2026年5月期
当第3四半期
進捗率 (%)
売上高 4,662 4,767 3,701 77.7%
営業利益
営業利益率
590
12.7%
722
15.2%
658
17.8%
91.2%
経常利益 731 858 797 92.9%
親会社株主に
帰属する
当期/四半期
純利益
427 534 495 92.6%
1株当たり
当期/四半期
純利益
41.64円 52.09円 48.03円

IoT関連事業セグメント

海外顧客向け製品の販売が好調に推移したものの、 国内顧客向け製品の販売が低調に推移し、 減収減益 2026年4月(4Q)に海外主要顧客を中心として大口受注(2,278百万円)を獲得

  • 主に海外主要顧客向け検査用光源装置及び瞳モジュール[®] の 販売が好調に推移。
  • 海外主要顧客においては、3Qの受注は落ち着いたものの、 これは4月に獲得した大口受注案件に向けて顧客との調整を 進めていたためであり、今後も旺盛な設備投資需要が継続すると 推測。
  • 国内主要顧客向け検査用光源装置及び瞳モジュール[®] の販売が 低調に推移。
  • 国内主要顧客においては、前々期に大規模な設備投資を実施した ことに伴い、顧客の設備投資需要が落ち着いている状況が継続。
  • 4月に、海外主要顧客を中心とした過去最大規模の 大口受注(2,278百万円)有り。受注高は今期4Q、 売上高は来期の1Qから3Qにかけて計上予定。
  • ウェアラブルAI市場の拡大と端末へのイメージセンサ搭載を 事業機会と捉え、今後はウェアラブル端末向け製品の開発も推進。

インダストリー4.0推進事業セグメント

精密除振装置及び歯車試験機の販売が低調に推移

  • 歯車試験機において、海外顧客向け製品の販売が好調に推移。
  • 精密除振装置において、主に国内顧客向け製品の販売が 低調に推移。
  • 歯車試験機において、国内顧客向け製品の販売が低調に推移。
  • AI画像処理装置について、引き合いを頂いていた 大手楽器メーカーより受注獲得。

中期経営計画の進捗状況

インダストリー4.0 推進事業 新規事業 IoT 関連事業 財務目標:進捗状況

  • 2026年5月期第3四半期におけるベース売上高は626百万円。
指標 過去5年平均値(2021~2025年5月期) 2026年5月期 第3四半期 2030年目標値
事業の強靭性 ベース売上高※ 912百万円 626百万円 3,000百万円
製品競争力 売上総利益率 57.5% 60.7% 50.0%以上
人材 一人当たり営業 利益 25百万円 30百万円
利益成長 営業利益成長率(CAGR) △10.5% 15.0%以上
経営品質 ROE(連結) 10.1% 15.0%以上

※事業の強靭性を示す指標として、設備投資に依存せず、売上総利益率、一人当たりの営業利益、資本効率(CCC)の改善に資する製品・サービスにかかる売上高。

今後の事業方針

IoT 関連事業 新規事業 インダストリー4.0 推進事業

  • 短期的には、既存ビジネスにおいて基盤を強化し、「グローバルに稼ぐ体制」への進化を図る。
  • 中期的には、製品企画室によるパートナーシップを活用し、新規製品の創出・販売チャネルの拡大。
  • 長期的には、当社独自データを活用したAIサービスへ注力し、AIソリューションカンパニーを目指す。

企業価値長期ビジョン

既存ビジネス 新規ビジネス ① 新規ビジネス ②
➢ 海外主要顧客の基盤を強化 (瞳モジュール ® 本格導入) ➢ 海外新規顧客開拓に向けた ビジネスモデル改革 ➢ AIと独自データを活用した AIソリューション 新規サービスの構築
➢ 国内顧客 瞳モジュール ® のシェア奪還(研究者・開発者向け) ➢ パートナーシップを活用 製品ラインナップ拡充 ➢ AI関連企業との パートナーシップ構築
➢ 光源装置 ➢ 半導体関連 計測製品 ①
➢ 瞳モジュール ® ➢ 半導体関連 計測製品 ②
➢ 半導体関連 計測製品 ③

期間
Phase1 : 基盤 (1~3年)
Phase2 : 拡大 (3年~5年)
Phase3 : 進化 (5年~10年)


IoT関連事業:海外主要顧客(韓国)の動向 -瞳モジュール®ビジネス拡大によるメリット-

  • IoT関連事業において、今後は海外主要顧客との瞳モジュール®ビジネスが成長を牽引する見込み。 瞳モジュール®の導入促進に伴い、光源装置においても継続的な売上拡大が見込まれる。
  • 国内主要顧客については、設備投資需要が落ち着いている状況が継続。一方で、顧客の設備投資計画において、イメージセンサの大判化や高密度化に伴う 先端プロセスの導入等が見込まれていることから、中長期的には設備投資需要の回復を想定。

海外主要顧客の動向 投資意欲旺盛

瞳モジュール®の需要が増加傾向。瞳モジュール®の導入促進に伴い、光源装置の需要も増加。 需要増加の背景としては、顧客側において新規顧客の開拓が進められているものと推測。 顧客側の設備投資は、2026年1月から2027年3月にかけて本格化すると想定しており、 2026年4月には同顧客を中心とした過去最大規模の大口受注(2,278百万円)を獲得。 今後も旺盛な設備投資需要が継続すると推測。

瞳モジュール®の量産導入が実現した場合のメリット

瞳モジュール® 光源装置
韓国市場の開拓 売上高安定
既存の国内市場に加え、韓国市場の開拓が進めば、シェア拡大により、 同製品の売上高増加が実現。 従来は国内主要顧客中心に販売していたが、海外主要顧客向けへの 本格販売が実現した場合、瞳モジュール®売上高の安定化に寄与。
新規売上高増加 改造売上高増加
瞳モジュール®の導入により、顧客企業が新規取引先を開拓できる可能性有。 これに伴い、顧客企業ではキャパシティ増強の必要性が高まり、設備投資需要が見込まれる。 顧客の設備投資規模増加に伴い、改造案件の需要も発生。当社の「ベース売上高」増加に寄与。

IoT関連事業:多用化するニーズへの対応と製品展開戦略

  • 「顧客企業の生産性の向上」を事業戦略の中心に据えて製品開発を推進。3つの市場に適した製品を展開することで、幅広い顧客ニーズに対応し、 当社の技術力と提案力を最大限に発揮していく。
  • ミドルエンド向けモデルについて、設計まで進捗中、今年中には量産に向けた開発を実施予定。
  • ウェアラブルAI市場の拡大と端末へのイメージセンサ搭載を事業機会と捉え、今後はウェアラブル端末向け製品の開発も推進。

IoT関連事業:ウェアラブルAI市場の動向と当社の事業機会

ウェアラブルAI 市場規模推移 (2024年~2034年)

市場動向

  • 人工知能(AI)を組み込んだウェアラブル端末[※] 規模が2024年ー2034年で約11倍の成長を想定。
  • 視覚情報の取得を可能とする 製品開発の動きも一段と活発化。

※スマートウォッチ、スマートグラス、スマートイヤホン等

当社の事業機会

  • ウェアラブルAI端末におけるイメージセンサ搭載ニーズ の高まりは、イメージセンサの用途拡大につながる。
  • 用途拡大により、イメージセンサの生産需要も増加。
  • イメージセンサの生産需要増加により、当社製品への 需要も増加、中長期的な事業機会の拡大に寄与。

新規事業 戦略的パートナーシップ構築:今後のスケジュールと進捗

  • 新たに半導体関連計測製品③を開発中、2027年にローンチ予定。
  • AIソリューションの構築を目指し、AI関連企業ともコンタクトを開始。
2026年 2027年 2030年5月期
半導体関連 計測製品① 開発 ローンチ・プロモーション ベース売上高 400~500 百万円
半導体関連 計測製品② 開発・ローンチ プロモーション ベース売上高 … 400~500 百万円
NEW 計測製品③ 開発 ローンチ・プロモーション ベース売上高 400~500 百万円

パートナー探索・新規製品開発を継続的に並行して実施

戦略的パートナーシップの進捗

技術パートナー マーケティングパートナー
光学製品メーカー A社(実務協議中) 半導体関連機器メーカーB社(コンタクト中)
半導体製造装置メーカーC社(コンタクト候補) 研究機器商社 E社(コンタクト中)
NEW AI関連企業複数社 生産財商社 F社(コンタクト候補)
光学機器商社 G社

戦略的パートナーシップ構築:独自データ×AIによる新たな価値創出

  • パートナーシップ施策の一環として、 AIソリューションサービス への注力を検討。
  • 当社は世界シェアトップの製品を通じてのみ取得可能な 独自データ を保有。これを強みとして、 独自データ×AI の新たなサービスの開発を検討。
  • 新サービスにおいては、SaaS型での展開を想定しており、顧客の設備投資需要の影響を受けにくいストック収益への転換を図る。

AIソリューションを構築するメリット

  1. データの参入障壁:IA独自データ(他社が収集できない)を活用可能
  2. 本業との相互作用:顧客課題の解決、自社製品開発への活用
  3. ストックビジネス(ベース売上高):SaaS型での展開を想定

  4. 世界シェアトップを誇るイメージセンサテスト用 自社製品を通じて 独自データ を収集可能

  5. 当社データ × AI による新サービスを検討
  6. 独自データを蓄積し AIソリューション を構築
  7. AIソリューション を顧客の課題解決や自社製品の 開発にも活用
  8. 顧客の設備投資需要の影響を受けにくい ストック収益への転換を図る

ビジネスモデルの転換を通じた収益性の向上と、中長期的な企業価値向上を目指す

AIソリューションサービスのイメージ

  • 開発は自前主義にこだわらず、AI関連企業等とのパートナーシップを活用することで、顧客ニーズに即したソリューションを最短で市場へ投入していく。
現状 今後
① 製品の販売 ④ データ活用した AI ソリューション
② データの蓄積 ③ データの集約・分析
取得可能な当社独自データ 顧客への提供価値
光源装置:波長・角度・ 強度の生データ AI 解析エンジン
瞳モジュール ®:微細な光学 特性データ AI 解析・予測
テスター:詳細なテスト 結果推移 一次データ統合基盤

(再掲)ベース売上高

  • 事業の強靭性を示す指標として、設備投資に依存せず、売上総利益率、一人当たりの営業利益、資本効率( CCC )の改善に資する製品・サービスからなる 「ベス売上高」 を設定。規模の拡大を目指す。

売上高

▍ 設備投資依存製品

光源装置・歯車試験機・精密除振装置 等 顧客の設備投資動向に応じて需要が変動する製品。

▍ 瞳モジュール[®]

瞳モジュール®は国内シェア50%の状況。 シェア拡大を目指す。 海外は未開拓領域。短期的には、韓国市場の開拓に注力。 瞳モジュール[®] のみで、 +10億円以上 の市場拡大余地がある。

▍ 光源改造

過去から国内外市場に納入してきた累積の光源装置が対象。 全数展開できれば 約30億円 の市場規模がある。

▍ 製品企画部/新製品開発部

特定業界や特定顧客に依存しない裾野の広い製品を企画・開発。

Appendix ① 売上高・受注高・受注残高 推移

IoT関連事業セグメント

売上高・受注高・受注残高 推移 (四半期毎)

売上高・受注高 推移 (累計)

インダストリー4.0推進事業セグメント

売上高・受注高・受注残高 推移 (四半期毎)

売上高・受注高 推移 (累計)

グループ全体 2026年5月期第3四半期 (単位:百万円)

事業セグメント 売上高 受注高 受注残高
金額 前年同期比 増減率 金額 前年同期比 増減率
IoT関連事業 2,345 △26.1% 2,009
インダストリー4.0推進事業 1,346 △13.5% 975
その他(旧環境エネルギー事業)※ 9 △98.3%
合計 3,701 △30.2% 2,985

※第1四半期より、連結子会社でありました株式会社エア・ガシズ・テクノスを連結の範囲から除外いたしました。 これにより、「環境エネルギー事業」報告セグメントの重要性が乏しくなったため、第1四半期より「その他」として表示しております。また、受注生産形態の事業がなくなったため、受注高及び受注残高を「-」と表示しております。

会社概要

経営理念 Purpose

人・技術・組織の相互作用から革新を生み出し 「見えない価値」 に光をあてる

目指す姿 Vision

「自社の優位性」 と「多様なテクノロジー」を掛け合わせ グローバルに 「変化を実装」 する企業へ

価値 Value

Interaction Value (共創価値)

会社概要

商号 株式会社インターアクション INTER ACTION Corporation
設立 1992年6月25日
代表者 代表取締役社長木地 伸雄
資本金 1,760百万円
従業員 117名 (中間期末時点)
本社所在地 神奈川県横浜市金沢区福浦1-1 横浜金沢ハイテクセンター14階 TEL:045-788-8373 FAX:045-788-8371
事業所 横浜市中区・熊本県合志市・長崎県長崎市
上場市場 東京証券取引所 プライム市場
証券コード 7725
事業年度 自 6月1日至 5月31日
URL https://www.inter-action.co.jp
グループ会社 明立精機株式会社 株式会社東京テクニカル 西安朝陽光伏科技有限公司 陕 西明立精密 设备 有限公司 MEIRITZ KOREA CO.,LTD Taiwan Tokyo Technical Instruments Corp. TOKYO TECHNICAL INSTRUMENTS (SHANGHAI) CO.,LTD 株式会社ラステック










重要指標

配当方針 DOE4.0%以上

M&A方針
- 成長分野・今後成長を見込める分野であること
- 培ってきた技術や事業のノウハウが、事業展開に活用できる分野であること
- 5年間の想定キャッシュ・フローをWACCで割り引いたNPVがプラスになること

メール配信サービス

インターアクショングループに関する様々な情報をメールでお届けします
当社HP「メール配信サービス」画面 https://www.inter-action.co.jp/ir/ir_mail/
ご登録いただきました情報は、IRメール配信サービスのみに使用します。 個人情報の取り扱いにつきましては、当社ホームページに記載しております 「個人情報保護方針」をご参照下さい https://www.inter-action.co.jp/privacy/

お問い合わせ

株式会社インターアクション 社長室 IR担当
神奈川県横浜市中区山下町2番地産業貿易センタービル10階 TEL:045-263-9220
https://www.inter-action.co.jp/inquiry/ HPお問い合わせ画面よりお問い合わせ下さい

注意事項

本資料に記載されている情報には、将来の業績等に関する見通しが含まれております。これらの見通しは、公表時点で入手可能な 情報に基づいて当社グループにより判断されたものであり、様々な潜在的なリスクや不確定要素を含んでおります。実際の業績等は、 今後の事業領域を取り巻く経済状況、市場の動向等の影響を受けるものであり、記載された見通しと大きく異なる結果となることが あることをご承知置き下さい。
本資料で提供している情報に関しては、万全を期しておりますが、その情報の正確性及び完全性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容が変更または廃止される場合がございますので、予めご了承ください。
事前の承諾なしに本資料に掲載されている内容の複製・転用等を行うことを禁止します。

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★★

評価の理由:
企業の業績は、国内顧客の設備投資の落ち込みにより累計では減収減益となっていますが、第3四半期単体では大幅な増収増益を達成しており、業績の底打ち感が見られます。特に、IoT関連事業における海外顧客向け製品の販売が好調であり、過去最大規模の大口受注(22.78億円)を獲得したことは、来期以降の業績を力強く牽引する材料となります。

一方で、国内顧客の設備投資の低迷が継続している点はリスクです。また、中期経営計画の「ベース売上高」目標(2030年30億円)に対し、直近の実績(3Q累計6.26億円)は目標達成に向けた進捗が不透明です。特に、過去の資料(2Q時点)ではベース売上高が3.04億円であったのに対し、3Qで約2倍に増加していますが、これが持続的なトレンドなのか、一時的な大口受注の影響なのかを慎重に見極める必要があります。

収益性については、3Q単体で営業利益率が17.8%と非常に高い水準にあり、上方修正の根拠となっています。これは収益性の高い製品の販売が好調であったためであり、今後の収益構造改善への期待が高まります。

総合的に見て、国内市場の不透明感はあるものの、海外での成長と高収益製品へのシフト、そしてAIソリューションへの将来的な布石が見られるため、平均以上の評価とします。

投資判断の根拠:
買い。国内市場の調整局面が続いているものの、海外顧客からの大口受注と高収益製品へのシフトにより、来期以降の業績回復と成長が期待されます。特に、3Q単体の好調な実績と上方修正はポジティブです。ただし、国内市場の回復時期と、新規事業の進捗が不透明なため、過度な期待は禁物です。

重要なポイント:
1. 海外事業の急成長と大口受注:IoT関連事業の海外顧客向け製品が業績を牽引しており、過去最大規模の大口受注(22.78億円)が来期以降の売上を保証しています。
2. 収益性の改善:3Q単体での営業利益率17.8%は、高収益製品へのシフトが利益構造を改善していることを示唆しています。
3. 国内市場の停滞:国内主要顧客の設備投資需要の低迷が継続しており、これが業績の重しとなっています。
4. 新規事業の不透明性:AIソリューションや新規計測製品のローンチは2027年以降であり、中期的な成長ドライバーとしての具体性がまだ低い状況です。

会社への質問(AI生成)

[IoT関連事業において、国内主要顧客の設備投資需要が落ち着いている状況が継続していますが、この顧客の設備投資計画の回復時期について、現時点でどのような情報(例:具体的な設備投資計画の開示時期、社内での見通し)を把握しており、来期以降の売上高への影響をどのように見積もっていますか?]

[中期経営計画で掲げている「ベース売上高」目標(2030年30億円)に対し、3Q累計で6.26億円の実績です。このギャップを埋めるための具体的な施策として、瞳モジュール®の海外市場拡大(10億円以上)と光源改造(30億円規模)の進捗状況と、それぞれの市場における競合優位性について詳細を教えてください。]

[3Q単体で営業利益率が17.8%と高水準ですが、これは収益性の高い海外向け製品の比率上昇によるものと推測されます。通期業績予想の上方修正において、この高収益製品の構成比率がどの程度寄与したのか、また、来期以降もこの高い利益率を維持・向上させるための具体的な戦略(コスト構造、製品ミックスなど)を教えてください。]

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
瞳モジュール®の海外市場(特に韓国以外)への積極展開 75% S 現在の海外顧客(韓国)での成功事例を横展開し、未開拓の海外市場(欧州、台湾など)への展開を加速させる。既存の海外顧客との関係強化と新規顧客開拓が鍵。
既存光源装置の「改造売上高」市場(約30億円規模)の早期獲得 65% A 累積導入済みの光源装置に対する改造・アップグレード需要を体系的に掘り起こす。ベース売上高の安定化に寄与し、設備投資に依存しない収益源を確立する。
新規事業「半導体関連計測製品③」の早期ローンチと市場浸透 50% A 2027年ローンチ予定の製品を、パートナーシップを活用して前倒しし、早期にベース売上高に貢献させる。ニッチ市場でのドミナント戦略を徹底する。
国内主要顧客の設備投資回復に向けた戦略的アプローチ 40% B 国内顧客の設備投資回復を待つだけでなく、研究開発部門へのアプローチを強化し、将来的な需要を先取りする。ただし、回復時期は不透明。

最優先戦略(AI生成)

上記の施策の中で、最も優先すべき戦略は「瞳モジュール®の海外市場(特に韓国以外)への積極展開」です。

理由と詳細:
この戦略は、現在の業績を最も力強く牽引するIoT関連事業の海外展開を加速させるものであり、成功率も比較的高いと評価されます。3Q単体での好調な業績は、海外顧客向け製品の販売が牽引しており、この勢いを維持・拡大することが最優先事項です。

資料によれば、瞳モジュール®の海外市場(韓国以外)には「+10億円以上」の市場拡大余地があり、これは売上倍増に向けた重要な柱となります。既存の韓国顧客での成功事例は、技術的優位性がグローバル市場で通用することを証明しており、この実績をテコに、欧州や台湾など、他の地域への展開を加速させるべきです。

具体的には、既存の海外顧客との関係を深め、彼らの新規顧客開拓に伴う設備投資需要を確実に取り込むとともに、製品企画部や新製品開発部が主導し、海外の販売チャネルやパートナーシップを戦略的に構築する必要があります。特に、国内市場の設備投資が低迷している現状では、海外市場での成長が企業全体の成長を支える唯一の確実なドライバーとなります。この戦略の成功は、中期経営計画の「グローバルに稼ぐ体制」への進化を具体化し、ベース売上高の拡大にも直接的に貢献します。

ITコンサルからの提案(AI生成)

「瞳モジュール®の海外市場(特に韓国以外)への積極展開」を最優先戦略として、ITコンサルタントとして以下の支援を提案します。

  • グローバル販売・サービス基盤の統合と最適化

    • 目的:海外拠点やパートナー企業との情報連携を円滑にし、販売・保守プロセスを標準化する。
    • 支援内容:既存のCRM/ERPシステムと連携し、海外市場ごとの販売実績、受注パイプライン、保守履歴を一元管理するプラットフォームを構築します。これにより、各地域の営業活動の可視化と、本社による迅速な意思決定を支援します。
    • 期待効果:海外展開のスピード向上と、地域ごとの販売戦略の最適化。
  • 海外顧客向け製品の技術サポート体制のデジタル化

    • 目的:海外顧客への技術サポートの品質と効率を向上させ、顧客満足度を高める。
    • 支援内容:多言語対応のナレッジベース(FAQ、トラブルシューティングガイド)を構築し、AIチャットボットを導入して一次対応を自動化します。これにより、技術者の負荷を軽減し、高付加価値な技術サポートに集中できる環境を整備します。
    • 期待効果:海外での製品導入・運用における障壁を低減し、リピート受注やアップセルを促進。
  • 新規事業(AIソリューション)のデータ収集・分析基盤の構築

    • 目的:独自データの収集・蓄積プロセスを自動化し、AIソリューション開発の基盤を確立する。
    • 支援内容:IoT製品から得られる独自データをセキュアに収集・統合するためのデータレイクを構築します。データガバナンスのフレームワークを設計し、将来的なAI開発に必要なデータ品質を担保します。
    • 期待効果:AIソリューション開発のリードタイム短縮と、ストック収益化に向けた基盤整備。