サインポスト - 2026年2月期 決算説明資料 ★★

基本情報

2026年2月期 決算説明会

サインポスト株式会社(3996)

本資料にて開示されているデータや将来予測は、本資料の発表日現在の判断や入手している情報に基づくもので、既知及び未知のリスクや不確実性及びその他の要素を内包しており、これらの目標や予想の達成及び将来の業績を保証するものではありません。こうしたリスク、不確実性及びその他の要素には、当社の最新の有価証券報告書、半期報告書等の記載も含まれ、当社は、将来に関する記述のアップデートや修正を公表する義務を一切負うものではありません。 本情報及び資料の利用は、他の方法により入手された情報とも照合確認し、利用者の判断によって行ってくださいますようお願い申しあげます。本資料利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いません。

  • 2026年2月期 決算概況
  • 2027年2月期 業績見通し
  • トピックス
  • 2027年2月期-2029年2月期 中期取り組み方針(別冊)

「2027年2月期-2029年2月期中期取り組み方針(別冊)」は、当社ホームページIR情報「IRライブラリ」から『2027年2月期-2029年2月期中期取り組み方針』をご覧ください。 URL:https://signpost.co.jp/ir/library(IRライブラリへのリンクです)

2026年2月期決算概況 ~計画比~

第4四半期の売上高が計画に比べて伸長

  • コンサルティング事業において想定を上回る受注を獲得
  • 営業利益が増加
    • コンサルティング事業の増収により、売上総利益が増加
  • 繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、一部を取り崩したことにより当期純利益が減少
2026年2月期修正計画 (2026年1月14日公表) 2026年2月期実績 計画比増減
売 上 高 3,100 3,138 +38(+1.3%)
営 業 利 益 70 98 +28(+40.6%)
経 常 利 益 55 92 +37(+68.3%)
当期純利益 85 76 △8(△10.3%)

2026年2月期決算概況 ~前期比~

  • コンサルティング事業の営業体制強化により下期から受注が堅調に増加
  • 下期の売上拡大により上期の減少を補い、通期では前期超えを達成
  • EC事業者向けの出荷業務DXソリューション「Global GO! Smooth EC」の提供を開始
  • DX宣言策定支援サービスの他地域への展開、新サービス「DX宣言ワークショップ」の提供開始
  • 採用コストや営業活動、サービス開発の推進等を主因に販売費及び一般管理費は増加
  • 繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、13百万円を取り崩し(前期は62百万円を資産計上)

(単位:百万円)

2025年2月期実績 2026年2月期実績 前期比増減
売 上 高 3,023 3,138 +115(+3.8%)
コンサルティング事業 2,913 3,010 +97(+3.3%)
イノベーション事業 53 50 △2(△4.4%)
D X ・地方共創事業 56 77 +20(+36.5%)
販 管 費 734 908 +174(+23.7%)
営 業 利 益 200 98 △101(△50.8%)
経 常 利 益 197 92 △105(△53.2%)
当期純利益 257 76 △180(△70.4%)

株式会社TOUCH TO GO(略称:TTG)株式の売却

株式譲渡の理由

  • ①無人決済システム「TTG-SENSE」シリーズの開発とビジネスモデル構築を完了
  • ②ハードウェア開発、ソフトウェア開発、保守体制の構築など、サインポストが担ってきた実用化に必要なハード・技術領域の課題を克服
  • ③一層の普及には、製品の原価低減、営業活動の強化、お客さまへのソフト面のサポートなどに相応の時間と経営リソースの追加が必要
  • ④サインポストの成長分野に経営リソースを集中させる
TTGの概要 譲渡内容の概要
会社名:株式会社TOUCH TO GO 譲渡先会社名:株式会社セキュア
所在地:東京都港区高輪2-21-42 譲渡先会社の事業内容:セキュリティソリューション事業
代表者:代表取締役社長阿久津智紀 譲渡価額:561百万円
設立:2019年7月1日 譲渡日:2026年4月1日
資本金:1億円 譲渡株式数:10,839株
譲渡後の株式数:0株

譲渡価額5.6億円、2027年2月期第1四半期に関係会社売却益19百万円を計上

TTG株式売却で得た経営資源を成長分野に再分配して、サインポストの成長に集中する

2027年2月期業績見通し

  • 業界業態を問わず、ITプロジェクト支援やDX活用支援のニーズは拡大傾向が続く
    • 川上から川下までの提案力強化と社員数増加により、コンサルティング事業は過去最高の売上高を見込む
    • Global GO!のユーザー獲得に注力し、同時にニーズの高い周辺機能の開発を推進
    • DX伴走支援サービスの全国各地への水平展開を推し進める
  • 上期に採用コスト、新卒採用の人件費、Global GO!の開発投資が集中し、損益改善は下期から顕在化
  • TTG株式譲渡に伴う売却益19百万円を特別利益に計上

(単位:百万円)

2026年2月期実績 2027年2月期計画 前期比増減
売 上 高 3,138 3,850 +711(+22.7%)
コンサルティング事業 3,010 3,650 +639 (+21.3%)
イノベーション事業 50 100 +49 (+97.1%)
D X ・地方共創事業 77 100 +22 (+29.5%)
販 管 費 908 1,158 +249(+27.4%)
営 業 利 益 98 56 △42(△43.1%)
経 常 利 益 92 51 △41(△44.9%)
当期純利益 76 66 △10(△13.4%)

2025年度の振り返り

2025年度(2025.3~2026.2)主要施策

セールス&プロジェクト推進部を新設 有識者・熟練コンサルタントの活躍拡大

  • 未経験領域へのチャレンジ
  • 新規顧客開拓
  • 中途採用の強化
  • 有識者やベテランの知見とノウハウを事業全体で共有し、提案力と営業力を強化

EC事業者向けソリューションの開発

  • ストック型ビジネスへのチャレンジ
  • 小売事業者のEC業務の課題を解決するソリューションを自社開発
  • DX不在の領域で新市場の形成をねらう

実績・成果

上期の減収を取り戻し、通期で増収を達成 2026年度、売上高大幅拡大への布石を打つ

  • お客さまニーズの発掘と提案までのスピードアップ
  • 銀行業界の課題に対して、先進的アプローチで解決策を提案・実現
  • 教育・研修体系を見直し、新人の能力開発を強化
  • 業務負荷に応じた配置を進め、高い稼働率を維持

出荷DX「Global GO! Smooth EC」の開始

  • EC業務を統合し、効率化するトータルソリューションを目指す「Global GO!」を立ち上げ
  • EC事業で最初のボトルネックになる、出荷業務に対するDXソリューション「Smooth EC」から提供を開始
  • 周辺業務の課題解決にもチャレンジを続ける

DX宣言書作成支援の拡大

  • 株式会社第四北越銀行のDX支援サービスをサポート
  • 生成AIを活用したオリジナルツールを開発
  • 一般事業会社のDX支援の受注を目指す

「DX伴走支援サービス」の拡大と強化

  • 新潟県内への営業強化を目的に、新潟支社を設置
  • DX宣言書に基づく行動を強化する新サービス「DX ワークショップ」の提供開始
  • 株式会社西京銀行をはじめ、地域拡大を推進

生成AIツール「えすぴぃAI」の開発

  • 安全性と利便性を両立するオリジナルツールを開発
  • 全社的な利用とPOCを通じて、利便性と機能性の改善と同時に、ノウハウと実績を積み上げる

各事業の業務に適用開始・外販の開始

  • お客さまへの提案、アイデアの整理、集計、反復的な作業など、様々な社内業務に適用し効果を発揮
  • 実用性と柔軟性が評価されて初受注を獲得

業容拡大と変化に対応する体制整備

課題解決支援のニーズに応える体制の構築

「コンサルティング・ソリューション事業本部」「ソリューション開発事業部」を新設

背景
  • 地域銀行の合従連衡やアライアンス拡大が活発化
  • サービス競争の激化
  • 人手不足やコスト上昇への対応
  • 金融業界でのDX化・AI活用ニーズの拡大

【組織図】

お客さま コンサルティングサービス ソリューション

コンサルティング・ソリューション事業本部

事業部を統括し、プロジェクト推進とソリューション提供の品質・付加価値の最大化を図る

  • 銀行システムに関するITプロジェクト支援ニーズはまだまだ拡大
    • DXを求める業務の拡大と同時に、ニーズのレベルが高度化
    • 業務支援からソリューションの開発・実装まで一貫したサービスに対するニーズの高まり
金融・公共 ソリューション開発事業部
  • コンサルティング事業部
    • 経営・業務課題の解決策を提案し、プロジェクトを組成
    • 課題解決に最適なソリューションの企画、設計、開発を担う
    • 課題が解決できるまで、お客さまの一員として伴走支援

課題解決策の提案、実行、ソリューションの実装まで一気通貫

プロジェクト支援を中核に、上流と下流にも支援領域拡大をねらう

AX(AIトランスフォーメーション)事業部の設置

ねらい
  • 「お客さまの一員として」の課題解決力と生成AIを組み合わせ、顧客企業の売上向上と付加価値創出に貢献
  • 営業・社内業務の事務削減とスピード改善をし、人しかできない業務に集中できる体制を整備

生成AIによる環境変化へのレジリエンスを高めると同時に、ビジネスチャンスの獲得をめざす

認定取得

「DX認定事業者」の取得

  • 企業がデジタル技術を活用して経営変革に取り組んでいることを経済産業省が認定する制度
  • デジタルガバナンス・コードの基本事項を満たす企業が対象で、経営ビジョンや戦略の明確化、推進体制の整備、デジタル技術を活用したビジネスモデルの変革、ITシステムの構築などの取り組みを評価
方針 経営判断のデジタル化によって、生産性向上と競争力強化をめざす
  • デジタルの活用で経営判断を高度化する「データドリブン経営」の実現
  • デジタルを活用して持続的に成長する組織づくり
  • DX関連ビジネス拡大を後押し

「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定

  • 従業員の健康管理を経営的視点で捉え、戦略的に実践する企業を経済産業省が評価・認定する制度
経営の重要なミッションの一つとして推進
  • 社員一人ひとりが健康で働きがいのある職場環境づくりを組織全体で推進することが、社員や社員の家族を幸せにし、お客さまに最適な価値を提供し続け、そして企業価値の向上に繋がると考えています。

社内体制のサステナビリティを高めて、企業価値向上の基礎を強固にする

IRメール配信サービス

当社は、より一層、投資家及び株主の皆さまに当社をご理解いただけるよう、 IR情報等をメールで配信しています。 配信をご希望の方は、以下のリンクからメールアドレスをご登録ください。

ご登録はこちらから https://www.magicalir.net/3996/mail/index.php

なお、本サービスは株式会社マジカルポケットが提供するメール配信サービスを利用して配信いたします。

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★

評価の理由は、2026年2月期の実績が計画を上回ったものの、前期比では大幅な減収減益となった点にあります。特に、営業利益が前期比で50.8%減少し、当期純利益は70.4%減と深刻な水準に落ち込んでいます。これは、販管費が23.7%増加した一方で、売上高の伸びが3.8%に留まったためです。

2027年2月期計画では、売上高は22.7%増と力強い成長を見込んでいますが、営業利益は43.1%減、当期純利益は13.4%減と、利益面では引き続き厳しい見通しとなっています。これは、売上高の増加を上回る販管費の増加(計画比27.4%増)を見込んでいるためです。特に、人件費や開発投資の先行投資が利益を圧迫する構造が続いています。

TTG株式の売却による特別利益計上は一時的な利益改善要因ですが、本業の収益性改善には直結しません。コンサルティング事業の成長期待はありますが、先行投資の規模と利益改善のタイミングに不透明感があります。

投資評価は、売上成長のポテンシャルはあるものの、先行投資による利益の圧迫が継続し、短期的な収益性の回復が見通せないため、平均以下の「★★」とします。

投資判断の根拠:
売上高は前期比で微増(+3.8%)に留まり、販管費の急増(+23.7%)により営業利益が半減(-50.8%)しました。2027年2月期も売上高は大幅増(+22.7%)を見込むものの、販管費の増加が利益を圧迫し、営業利益はさらに減少する見通しです。本業の収益性が悪化している点が懸念されます。

重要なポイント:
1. 利益率の急激な悪化: 販管費の増加率が売上高の増加率を大幅に上回り、営業利益率が前期の約6.6%から今期は3.1%に低下。
2. 先行投資の継続: 2027年2月期も販管費が売上高を上回るペースで増加し、営業利益がさらに減少する見通し。
3. TTG売却の影響: TTG売却による特別利益は一時的であり、本業の収益構造改善が急務。
4. コンサルティング事業への依存: 売上の大半を占めるコンサルティング事業の成長が今後の鍵となるが、利益率改善の道筋が見えにくい。

会社への質問(AI生成)

コンサルティング事業の売上高が前期比+3.3%の伸びに留まったにも関わらず、販管費が+23.7%と大幅に増加した要因について、人件費と採用コストの内訳を具体的に教えてください。

2027年2月期計画では、売上高+22.7%に対し、販管費+27.4%と、利益率の悪化が継続する見通しです。先行投資の具体的な効果測定指標(KPI)と、いつまでに営業利益率が前期実績(約6.6%)の水準に戻るか、具体的なロードマップを示してください。

DX伴走支援サービスや「Global GO!」といった新規事業への投資が先行していますが、これらの事業における具体的な受注単価、プロジェクト期間、および粗利率の実績値と、それがコンサルティング事業全体の平均値と比較してどうなっているか教えてください。

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
コンサルティング事業の「高付加価値化」と単価向上 70 S 既存のコンサルティング事業の利益率改善と売上拡大を両立させる最重要施策。有識者・熟練コンサルタントの知見を標準化し、高単価案件へのシフトを加速させる。
DX伴走支援サービスの全国展開における「地域特化型ソリューション」の確立 60 A 地方共創事業の成長を加速させる。各地域の産業構造に合わせたパッケージ化されたソリューションを開発し、営業効率を高める。
「Global GO! Smooth EC」のストック型収益化の加速 55 A ECソリューションの導入後の継続利用による安定収益基盤を構築する。初期導入後のアップセル・クロスセル戦略を強化する。
既存顧客からのリピート・クロスセル案件の最大化 80 B 既存顧客との関係性を活用し、追加のDX支援やソリューション導入を促進する。最も成功率が高く、確実な売上増に繋がる。

最優先戦略(AI生成)

上記の施策の中で、最も優先すべきは「コンサルティング事業の高付加価値化と単価向上」です。

現状、同社は売上高の大部分をコンサルティング事業に依存していますが、販管費の増加が利益を圧迫し、収益性が著しく悪化しています。2027年2月期計画でも、売上高の伸びを上回る販管費の増加が見込まれており、このままでは利益率の改善は見込めません。

この戦略の目的は、単に売上を増やすことではなく、「売上総利益率の改善」「売上高の拡大」を同時に達成することです。

具体的な実行ステップ:
1. 有識者・熟練コンサルタントの知見の形式知化: 過去の成功事例やノウハウを体系化し、未経験者でも一定レベルの提案ができるように標準化します。これにより、プロジェクト単価の高い「上流工程」への参画比率を高めます。
2. ソリューション開発との連携強化: 新設された「ソリューション開発事業部」と連携し、コンサルティングで得た知見を基に、汎用性の高いソリューション(DX宣言ワークショップなど)を開発・パッケージ化します。これにより、個別開発によるコスト増を抑制し、粗利率を向上させます。
3. ターゲット顧客の選定: 利益率の高い金融機関や大規模事業会社への集中営業にリソースを再配分します。

この戦略により、売上高の伸びを維持しつつ、人件費や開発費の先行投資が利益に貢献する構造へと転換を図ります。先行投資が利益を圧迫する現状を打破するためには、投資対効果の高い高付加価値サービスへのシフトが不可欠です。

ITコンサルからの提案(AI生成)

AIが提案した「コンサルティング事業の高付加価値化と単価向上」戦略をITコンサルタントの視点から支援する具体的な提案は以下の通りです。

  1. ナレッジマネジメントシステム(KMS)の構築とAIによる知見抽出:

    • 目的: 熟練コンサルタントの暗黙知を形式知化し、全社で共有・活用することで、提案の質とスピードを向上させる。
    • 支援内容: 既存のドキュメント、議事録、過去の提案書などを集約するKMSを構築します。さらに、生成AIを活用し、これらの情報から成功要因、リスク要因、ベストプラクティスを自動的に抽出し、コンサルタントが容易に検索・参照できる仕組みを導入します。
    • 期待効果: 新規プロジェクトの立ち上げ期間短縮、提案の標準化による品質均一化、属人性の排除。
  2. プロジェクト管理・リソース配分最適化システムの導入:

    • 目的: 販管費の主要因である人件費の効率的な配分と、高付加価値案件へのリソース集中を実現する。
    • 支援内容: 既存のプロジェクト管理ツールと連携し、各コンサルタントのスキルセット、稼働状況、案件の難易度・粗利率をリアルタイムで可視化するダッシュボードを構築します。AIを活用し、最適なリソース配分案を提示します。
    • 期待効果: 稼働率の最適化、非効率なリソース配分によるコスト超過の防止、高単価案件への優先的なアサインメント。
  3. ソリューション開発プロセスの標準化とDevOps導入:

    • 目的: 「コンサルティング・ソリューション事業本部」におけるソリューション開発のリードタイム短縮と品質向上。
    • 支援内容: 開発プロセスにDevOpsのプラクティス(CI/CDパイプラインの構築、自動テストの導入)を導入し、開発サイクルを高速化します。これにより、コンサルティング現場からのフィードバックを迅速に製品に反映させ、市場投入までの時間を短縮します。
    • 期待効果: 開発コストの削減、市場ニーズへの迅速な対応、ソリューションの粗利率向上。