テクノホライゾン - 2026年3月期 第3四半期決算説明資料 ★★★
基本情報
- 会社コード: 66290
- 会社名: テクノホライゾン
- タイトル: 2026年3月期 第3四半期決算説明資料
- 発表日時: 2026年01月23日 16:00
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260120535966.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6629.T
2026年3月期(第16期) 第3四半期決算説明資料
2026.1.23 テクノホライゾン株式会社 代表取締役社長 野村拡伸
2026年3月期(第16期)第3四半期決算概要
(1)2026年3月期 損益サマリー
単位:百万円
前年同期実績比 減収増益
減収要因:
・「ロボティクス事業」減収
増益要因:
・GIGA スクール構想第2期に伴う需要の増加
・粗利益率の改善
・販管費の減少
| 項目 | 2025年 3月期 第3四半期 | 2026年 3月期 第3四半期 | 増減 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 35,980 | 34,825 | △ 1,155 | -3.2% |
| 映像&IT | 25,654 | 25,543 | △ 111 | -0.4% |
| ロボティクス | 10,325 | 9,281 | △ 1,044 | -10.1% |
| 営業利益 | 330 | 1,261 | +931 | 282.1% |
| 経常利益 | 589 | 1,536 | +947 | 160.8% |
| 親会社株主に 帰属する 当期純利益 | 247 | 856 | +609 | 245.9% |
(2)映像&IT事業セグメントの損益
百万円 売上高 セグメント損益
・教育市場(電子黒板、書画カメラ等):国内 GIGAスクール構想第2期に伴う、既存機器の更新需要が高まり、販売が堅調に推移
・海外事業
Pacific Tech Pte. Ltd.(サイバーセキュリティ製品の卸売)
現地パートナー企業や顧客へのサポート体制の強化などにより堅調な売上高と収益を継続
ESCO Pte. Ltd.(オフィス機器、AVシステムの販売)
グローバル企業向けオフィス設置事業において取引先企業の設備投資計画の後ろ倒しが続いたことから、業績が想定を下回る
(3)ロボティクス事業セグメントの損益
セグメント損益
・FA事業関連機器:①国内
・重点的に取り組む高付加価値・高採算製品へのシフトが着実に進み、粗利益率が改善
・経費削減と生産効率化の推進により、事業全体の採算性が向上
・半導体製造向けハイエンドX線検査装置については、国内のみならず、中国・台湾・韓国をはじめとするアジア地域からの引き合いが拡大し、成長ドライバーとして販売を強化
②中国
・経済の減速や設備投資意欲の回復の遅れの影響を受け、需要は依然として低調に推移
・販売体制の効率化に加え、さらなる経費削減による収益改善の取り組みを進める
(4)2026年3月期 連結貸借対照表
単位:百万円
| 科目 | 2025年 3月期 | 2026年 3月期 第3四半期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 28,260 | 26,491 | △ 1,769 |
| 固定資産 | 9,136 | 8,466 | △ 669 |
| ** 資産合計** | 37,397 | 34,957 | △ 2,439 |
| 流動負債 | 22,560 | 20,245 | △ 2,315 |
| 固定負債 | 4,738 | 4,519 | △ 218 |
| ** 負債合計** | 27,298 | 24,765 | △ 2,533 |
| 株主資本 | 7,386 | 7,991 | +605 |
| その他の包括利益合計額 | 2,702 | 2,200 | △ 501 |
| ** 純資産合計** | 10,098 | 10,192 | +94 |
| ** 負債純資産合計** | 37,397 | 34,957 | △ 2,439 |
| ** 自己資本比率** | 27.0% | 29.2% | +2.2pt |
2026年3月期(第16期)通期業績予想
(1)2026年3月期 業績予想(前期比較)
単位:百万円
| 項目 | 2025年 3月期 実績(a) | 2026年 3月期 当初予想(b) | 2026年 3月期 修正予想(c) | 増減額(c-a) | 増減率(c/a) | 増減額(c-b) | 増減率(c/b) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 50,624 | 53,000 | 51,000 | +375 | 0.7% | △ 2,000 | -3.8% |
| 営業利益 | 373 | 1,200 | 1,500 | +1,126 | 301.5% | +300 | 25.0% |
| 経常利益 | 369 | 950 | 1,800 | +1,431 | 387.0% | +850 | 89.5% |
| 親会社株主に 帰属する 当期純利益 | △ 616 | 450 | 1,100 | +1,716 | - | +650 | 144.4% |
※ 第3四半期連結累計期間の業績を受けて、 2025 年 5 月 9 日に開示した 2026 年 3 月期の通期連結業績予想を修正
(2)2026年3月期 配当予想
年間配当予想:年間 1株あたり20円
2024年3月期(実績) 10円
2025年3月期(実績) 12円
2026年3月期(当初予想) 13円
※ 第3四半期連結累計期間の業績を受けて、 2025 年 5 月 9 日に開示した 2026 年 3 月期の期末配当予想を修正
3.トピックス
(1)私たちが目指すもの
➢ グローバルな人と社会に貢献すること、すなわち、映像&ITとロボティクスが生み出す、人と技術が共に生きる未来。そしてその先にある、「人々が安心して学び、働き、そして暮らしていける、持続可能な社会」の実現です。従来の「教育」「安全・生活」「FA」といった事業領域の枠組みを、少し形をかえて、 「教育ICT」「企業・自治体DX」「FAロボット」「ビジョンシステム」 に組み替えました。
■「教育ICT」では
多様な子どもたち一人ひとりに合わせた学びが求められる中、ICT機器や学習支援システムを通じて、教育現場の質の向上を支援し、未来の人材育成を支えます。
■「企業・自治体DX」では
仕事の価値を高め、効率的かつ安全な運営や、サービスのクオリティ向上に貢献します。
■「FAロボット」が活躍する製造現場では
高い品質と生産性の両立が求められ、精密制御や検査技術を活用することで、課題解決に取り組みます。
■「ビジョンシステム」分野では
人の目では捉えきれない情報を映像技術と AI で可視化し、迅速かつ正確な判断を支援することで、より良い社会インフラを支えます。
(2)テクノホライゾンの動き
➢ テレビ愛知で毎週火曜22時58分から放送中の 「開発現場へ行こう!」 で当社が紹介されました。
➢ 【公式】テレビ愛知 TV Aichi (YouTube チャンネル)にてご視聴いただけますので是非ご覧ください。
【公式】テレビ愛知 TV Aichi (YouTube チャンネル)
◆放送日 : 2025 年 12 月 9 日 OA
◆番組内容 : 未来をつくる技術者たちの挑戦 開発者たちの熱意によって生まれた製品に秘められたドラマを覗いてみよう。
➢ 2026年4月23日(木)に名古屋公会堂にて開催されるスタートアップワールドカップ名古屋予選と連動し、にてスタートアップ企業との共創を促進する展示イベント「 テクノホライゾン共創ミートアップEXPO ― 次のビジネスは、ここで形になる― 」を開催いたします。
開催の目的
本イベントは、スタートアップワールドカップとの連動企画として、またオープンイノベーション施設「STATION Ai」にて開催することで、こうした共創の取り組みを具体的に紹介し、新たな協業の創出につなげることを目的としています。
スタートアップ企業にとっては、技術の導入先や共同提案、開発・量産パートナーとの出会いの場を、事業会社にとっては、スタートアップ企業の技術を活用した新たな事業や提案のヒントを得る機会を提供します。
(3)製品・サービス情報
➢ アドワーの「SILKYPIX Developer Studio Pro12」が、2025年10月31日(金)に発表された「DGPイメージングアワード 2025」の「RAW現像ソフト」部門において金賞を受賞しました。
「DGPイメージングアワード」
は、デジタルイメージングに関するあらゆるソリューションを対象として、写真家、評論家、販売店(流通)から構成される審査員が選出する音元出版主催の消費者目線のアワードです。
SILKYPIXシリーズとしては、今回の受賞で通算29回目の金賞受賞となります。
➢ 令和7年度補正予算で文部科学省より公表された「N-E.X.T.ハイスクール構想」を見据えた遠隔教育支援を進めていく方針を発表しました。
■N-E.X.T.ハイスクール構想で遠隔教育にも注目
令和7年度補正予算について文部科学省では、高校教育改革を促進するため、各都道府県に基金を創設し、先導校の取り組みや成果を域内の高校に普及するN-E.X.T.ハイスクール構想に2,955億円が盛り込まれています。
■当社の遠隔教育支援への取り組み
全国で積み上げてきた10年以上の遠隔教育の知見を活かし、教室間や教育センターと教室をつなぐ遠隔合同授業の活用や導入事例の展開を進めます。
離れた学校同士をつないで、同じ教室内にいるかのような遠隔教育を実現する遠隔ツール「xSync Prime Academic」を活用し、スムーズな遠隔教育環境の構築を提案。
教育関係者向けに最新の提案書を提供。
(4)海外子会社情報
(5)グローバル化を加速
国内50拠点 海外45拠点
多様性に満ちた人材で グローバルなニーズに応える
課題感
人材確保・育成 コーポレート・ガバナンス
19社3事業
(6)グローバル化を加速
ユニバースケープ
プロフェッショナルワーク事業
ウェルダンシステム
将来見通しに関する注意事項
本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを目的としたものであり、売買の勧誘を目的としたものではありません。 本資料における将来予想に関する記述につきましては、目標や予測に基づいておりますが、確約や保障を与えるものではありません。また、将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることがある点を認識された上で、ご利用ください。業績等に関する記述につきましても、信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。 本資料は、投資家の皆様がいかなる目的にご利用される場合においても、お客様ご自身のご判断と責任においてご利用されることを前提にご提示させていただくものであり、当社はいかなる場合においてもその責任は負いません。
IR担当窓口
◼役職: 取締役
◼氏名: 加藤 靖博
◼電話: 052-823-8551
◼FAX: 052-823-8560
◼E-mail:info@th-grp.jp
投資判断(AI生成)
投資評価: ★★★
評価の理由:
テクノホライゾン株式会社は、2026年3月期第3四半期において、売上高は前年同期比で微減(-3.2%)したものの、営業利益は282.1%増、経常利益は160.8%増と大幅な増益を達成しました。これは、主に「映像&IT事業」におけるGIGAスクール構想第2期に伴う需要増加と、ロボティクス事業における高付加価値製品へのシフト、および販管費の削減による粗利益率の改善が寄与しています。
一方で、ロボティクス事業の売上は10.1%減少し、特に中国市場の低迷が影響しています。また、通期業績予想は、売上高を下方修正(当初予想比-3.8%)したものの、利益面では上方修正(営業利益+25.0%、経常利益+89.5%)しており、収益構造の改善が進んでいることが示唆されます。自己資本比率は29.2%と改善傾向にありますが、依然として低い水準にあります。
経営陣は事業領域を再定義し、教育ICT、企業・自治体DX、FAロボット、ビジョンシステムに注力する姿勢を示しており、N-E.X.T.ハイスクール構想への対応など、具体的な施策も打ち出しています。しかし、売上高の伸び悩みと、特定の地域(中国)や事業(ロボティクス)への依存度が高い点はリスクとして残ります。
投資判断の根拠:
現状の業績は、売上は伸び悩むものの、利益率改善により好調に推移しており、評価は平均的(★★★)とします。特に利益面での改善は評価できますが、売上高の成長鈍化と、特定の市場(中国)への依存度が高い構造は、今後の成長の不確実性を高めます。
重要なポイント:
1. 利益構造の改善: 粗利益率の改善と販管費削減により、売上減にもかかわらず大幅な増益を達成。
2. ロボティクス事業の課題: 中国市場の低迷により、事業全体の売上を押し下げている。
3. GIGAスクール需要の変動: 教育ICT事業はGIGAスクール構想第2期に依存しており、今後の需要の持続性に不透明感がある。
4. 自己資本比率の低さ: 29.2%と改善傾向にあるものの、財務の安定性にはまだ懸念が残る。
会社への質問(AI生成)
ロボティクス事業の中国市場における売上低迷が継続していますが、具体的な回復戦略と、中国経済の減速が長期化した場合の代替市場戦略について教えてください。
映像&IT事業の売上はGIGAスクール構想第2期の更新需要に支えられていますが、この需要のピークアウト後の売上維持・成長戦略と、そのための具体的なパイプラインについて教えてください。
通期業績予想で売上高を下方修正したにもかかわらず、利益予想を大幅に上方修正した背景には、どのセグメントで、どのようなコスト削減や高採算製品へのシフトが具体的に進んだのでしょうか。
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| FAロボット事業における高付加価値製品(ハイエンドX線検査装置)のグローバル展開加速 | 70% | S | 現在アジア地域で引き合いが拡大しているハイエンドX線検査装置に経営資源を集中し、中国以外の主要製造拠点(東南アジア、インドなど)への営業・サポート体制を強化する。成功の鍵は、現地パートナーとの連携強化と、迅速な導入・保守体制の構築。 |
| 教育ICT事業における「N-E.X.T.ハイスクール構想」への対応強化と遠隔教育ソリューションのパッケージ化 | 80% | A | 補正予算に対応した遠隔教育支援ソリューション「xSync Prime Academic」の導入事例を全国展開し、教育委員会や学校法人への提案を強化する。成功には、文科省の動向を的確に捉えた製品・サービスの迅速なアップデートが不可欠。 |
| 企業・自治体DX分野における既存顧客へのクロスセル・アップセル戦略の強化 | 65% | A | 既存の映像・ITソリューション導入済み顧客に対し、DX推進を目的とした新たなソリューション(セキュリティ、AI活用など)を提案し、顧客単価を向上させる。成功には、営業部門のDX提案能力向上が求められる。 |
| 海外子会社(Pacific Tech, ESCO)の事業統合とシナジー創出 | 55% | B | ESCOの業績低迷を補うため、Pacific Techのサイバーセキュリティ事業との連携を強化し、オフィス設置事業と統合することで、新たな付加価値サービスを創出する。成功には、組織文化の統合と営業チャネルの最適化が必要。 |
最優先戦略(AI生成)
最も優先すべき戦略は、「FAロボット事業における高付加価値製品(ハイエンドX線検査装置)のグローバル展開加速」です。
理由と詳細:
現在の業績において、ロボティクス事業は中国市場の低迷により売上を大きく落としていますが、国内では高付加価値・高採算製品へのシフトが着実に進み、粗利益率が改善しています。特に、半導体製造向けハイエンドX線検査装置は、国内だけでなく中国、台湾、韓国などアジア地域からの引き合いが拡大しており、明確な成長ドライバーとなっています。
売上倍増のためには、この高採算製品の成長ポテンシャルを最大限に引き出す必要があります。中国市場の不確実性が高い中、他のアジア地域(特に東南アジアやインドなど、半導体製造拠点の拡大が見込まれる地域)への展開を加速させることは、売上回復と収益性向上に直結します。
具体的な実行ステップ:
1. 市場特定とリソース集中: 台湾や韓国、東南アジアの主要な半導体製造拠点における需要を詳細に分析し、営業・技術サポートリソースを集中させます。
2. パートナーシップ強化: 現地の販売代理店やサービスパートナーとの連携を強化し、迅速な導入と保守サービスを提供できる体制を構築します。
3. 製品のローカライズと標準化: 各国の規制や顧客ニーズに合わせた製品の微調整と、導入プロセスの標準化を進め、展開スピードを向上させます。
この戦略は、既に実績があり、粗利益率の改善に貢献している製品群を基盤としており、新規事業立ち上げよりも成功率が高く、売上倍増に向けたインパクトも最大と評価できます。
ITコンサルからの提案(AI生成)
提案するITコンサルティング支援は、最優先戦略である「FAロボット事業における高付加価値製品(ハイエンドX線検査装置)のグローバル展開加速」の実行可能性を高めることに焦点を当てます。
1. グローバル・サービス・オペレーションのデジタル化と最適化
目的:アジア地域でのハイエンドX線検査装置の導入・保守サービスを効率化し、顧客満足度を向上させる。
支援内容:
* フィールドサービス管理(FSM)システムの導入: 導入後の検査装置の稼働状況、保守履歴、予備部品在庫を一元管理するクラウドベースのFSMシステムを導入します。これにより、サービスエンジニアの最適なリソース配分、移動時間の短縮、予備部品の在庫最適化を実現します。
* リモート診断・監視プラットフォームの構築: 装置に搭載されたセンサーデータを活用し、遠隔地から装置の稼働状況をリアルタイムで監視し、予兆保全(Predictive Maintenance)を可能にするプラットフォームを構築します。
期待される効果:サービス対応時間の短縮(平均20%削減)、保守コストの削減、装置のダウンタイム最小化による顧客満足度向上。
2. グローバル・セールス・オペレーションの標準化とデータ活用基盤構築
目的:アジア地域でのハイエンドX線検査装置の販売プロセスを標準化し、営業効率を向上させる。
支援内容:
* グローバルCRMの導入とプロセス設計: 各国の営業活動(リード管理、商談進捗、見積もり作成)を統合管理するCRMシステムを導入し、ベストプラクティスに基づいた営業プロセスを標準化します。
* セールス・インテリジェンス基盤の構築: CRMデータやサービスデータを統合し、どの地域・顧客セグメントでハイエンド製品の受注確度が高いかを分析するダッシュボードを構築します。
期待される効果:営業パイプラインの可視化と精度向上、地域ごとの営業戦略のデータドリブンな意思決定支援。
3. サプライチェーン・レジリエンス強化のための需要予測高度化
目的:高付加価値製品の需要変動に対応し、部品調達のリードタイム遅延リスクを低減する。
支援内容:
* 需要予測モデルの高度化: 過去の受注データ、市場動向、および営業パイプラインデータを統合し、機械学習を活用した高精度な需要予測モデルを構築します。
* S&OP(Sales and Operations Planning)プロセスのデジタル化: 予測に基づき、製造部門と調達部門が連携するS&OPプロセスをデジタルツールで支援し、部品調達リードタイムの最適化と在庫水準の適正化を図ります。
期待される効果:部品調達のリードタイム短縮、過剰在庫の削減、製造リードタイムの短縮による納期遵守率の向上。


