メディアリンクス - 2026年3月期  第3四半期決算説明資料 ★★

基本情報

2026年3月期第3四半期決算報告

(2025年4月~2025年12月)

2026年3月期第3四半期連結業績ハイライト

(百万円) 前年同期 今年度実績 増減額 前年同期比
売上高 1,497 1,570 73 4.8%
売上総利益 887 924 38 4.2%
販売費及び一般管理費 1,584 1,469 -115 -7.3%
営業損益 -698 -545 153 -
経常損益 -705 -567 138 -
当期純損益 -705 -591 115 -

※親会社株主に帰属する当期純利益

2026年3月期第3四半期 売上高/売上総利益

地域 内容
アジア 日本市場については通信事業者のNW更新需要に対応。国外については大型案件なし。
米州 +15.0% 大手通信事業者に対する売上が昨年に比べて堅調に推移。昨年度のオリンピック影響によるプロジェクト遅延の反動。
オーストラリア 継続してメンテナンスサポートサービスを提供。機器売上は減少。
ヨーロッパ 昨年度受注したドイツのスポーツイベント案件の追加分を売上。

売上高の増加により、売上総利益は38百万円(4.2%)増加し、9億24百万円となった。

2026年3月期第3四半期販売費及び一般管理費

(百万円)その他販管費 研究開発費
◆ 販売費及び 般管理費 1 469百万円 一 : , <前年同期比 : 7 3% ( 115百万円) >- - .
研究開発費 515百万円(-10百万円) 研究開発費 515百万円(-10百万円)
・新製品「Xscend®」の追加機能開発を進めた ・新製品「Xscend®」の追加機能開発を進めた
その他販管費 954百万円(-105百万円) その他販管費 954百万円(-105百万円)
・継続してリソース最適化を進め、人件費をさらに削減 ・役員報酬の追加削減 ・販売活動費の削減 ・継続してリソース最適化を進め、人件費をさらに削減 ・役員報酬の追加削減 ・販売活動費の削減

2026年3月期第3四半期貸借対照表

資産 負債及び純資産

2026年3月期第3四半期トピックス_アジア市場

✓日本国内の通信事業者(2社)のNW新設需要
* 通信事業者1社に、2025年9月の展示会IBCにて発表した「Xscend®」のコンパクトモデル1RUを販売、将来NWへの採用にむけた機能評価を開始
* 前年度に受注した通信事業者1社のNW更新案件において、来年度に予定されているNW工事にむけた現地調査を完了

✓日本国内の放送局との共同実証実験
* 放送局と共同でPTPを利用したSTL伝送・マイクロ波伝送の実証実験を実施

✓中国の通信事業者・放送局のNW新設需要
* 国内の通信事業者のNW拡張需要に対して「MD8000」を第3四半期に売上済

2026年3月期第3四半期トピックス_米州市場

✓主要顧客である大手通信事業者向けの販売
* 既設NWのサービス拡張需要に対して「MD8000」の出荷を継続、第4四半期も需要の継続を確認

✓新規顧客の開拓
* 南米の通信事業者の既設NW更新需要に「Xscend®」の製品デモンストレーションを実施

2026年3月期第3四半期トピックス_豪州/EMEA市場

✓「MD8000」から「Xscend®」へのリプレイスを提案
* 主要顧客の大手通信事業者と既存のNW更新計画の現状の問題点の整理と更新に際し目標を共有し協議を継続中

✓各国の販売パートナーとともに「Xscend®」「MDP3020」を提案中
* ドイツのスポーツイベント向けの追加受注、売上済
* 中東のスポーツイベント向けNW更新プロジェクトの受注内定、詳細条件交渉中
* ヨーロッパ通信事業者2社の既設NW更新需要にRFP回答済

第18回新株予約権行使による資金調達

第18回新株予約権発行及び行使による資金調達

発行概容

行使進捗
* 行使個数:260,900個(82%)
* 調達額:13億06百万円(57%)

※2025年12月31日時点

新株予約権 行使個数(個) 調達金額 (百万円) 平均行使単価 (円)
2025年4月 35,000 158 45
2025年5月 46,690 184 39
2025年6月 46,695 213 46
2025年7月 46,695 268 57
2025年8月 46,690 276 59
2025年9月 13,930 83 59
2025年10月 13,700 71 52
2025年11月 7,300 36 49
2025年12月 4,200 18 42
合計 260,900 1,306 50

2026年3月期 通期業績見通し

(2025年4月~2026年3月)

2026年3月期通期連結業績予想

(百万円) 2025年3月期 2026年3月期 増減額 前年比
売上高 2,790 3,260 +470 ** +16.9%**
売上総利益 1,562 1,998 +436 ** +27.9%**
販売費及び一般管理費 2,085 1,981 -104 -5.0%
営業利益 -523 17 +540 -
経常利益 -523 7 +530 -
当期純利益※親会社株主に帰属する当期純利益 -562 -33 +529 -

✦ 前提為替レート 米ドル=155円、1オーストラリアドル=105円
(当初の想定為替レートと実勢レートに乖離が生じていることを考慮し、前提為替レートを変更)

※現在国内外で進行している複数のプロジェクトにおける契約・受注の進捗状況および弊社製品に使用している半導体等の供給状況に関して精査中であることから、2025年5月15日に公表した2026年3月期通期の業績予想は据え置き
業績予想の修正が必要と判断した時点で速やかに開示

2026年3月期案件リスト

販売地域 プロジェクト 機器シリーズ 状況 売上期 規模
アジア <日本> 通信事業者(5社)の放送局NW新設需要 Xscend/MDP 一部売上済 ‘26/03 M
アジア <韓国> 通信事業者(3社)のNW新設需要 Xscend/MDP 構成内容確認中 ‘26/03-’28/03 M
アジア <中国> 通信事業者及び放送局のNW新設需要 Xscend/MDP 一部売上済 ‘26/03-’27/03 S
北米・南米 <北米> 既設NWのサービス拡張需要にMD8000の出荷を継続 MD8000 出荷継続 ‘26/03 M
北米・南米 <北米> 通信事業者のMD8000リプレイス需要 Xscend 一部売上済 ‘26/03-’28/03 L
北米・南米 <中米> 放送局MD8000リプレイス需要 Xscend 構成内容確認中 ’26/03 S
北米・南米 <南米> 通信事業者のNW更新需要 Xscend 構成内容確認中 ‘26/03-’27/03 M
オーストラリア 通信事業者のMD8000リプレイス需要 Xscend/MDP 構成内容確認中 '26/03-’28/03 L
ヨーロッパ・中東 SIerのスポーツイベントNW更新需要/追加需要 Xscend 売上済 ‘26/03 S
ヨーロッパ・中東 <中東> 通信事業者のNW新設需要 Xscend 受注済 ‘26/03-’27/03 M
ヨーロッパ・中東 <中東> スポーツイベントNW更新需要 Xscend/MDP 受注内定 ’26/03-’27/03 M
ヨーロッパ・中東 通信事業者(2社)のNW更新需要 Xscend RFP回答済 ‘26/03 M

2026年3月期地域別販売計画_アジア市場

✓日本国内の通信事業者(5社)のNW新設需要
* 放送局のNW新設需要に対して、通信事業者3社に向けて当社製品を提案し受注済、第4四半期以降に売上予定

✓韓国の通信事業者(3社)のNW新設・更新需要
* 通信事業者3社とスケジュール、NW構成内容を確認中
* 前年度に「Xscend®」で構築したNWの拡張プロジェクトにおいて第4四半期に売上予定

✓中国の通信事業者・放送局のNW新設需要
* 来年度に開催されるスポーツイベント向けNW需要に対して、「Xscend®」「MDP3020」を提案予定

2026年3月期地域別販売計画_米州市場

✓主要顧客である大手通信事業者向けの販売
* 既設NWのサービス拡張需要に対して「MD8000」の出荷を継続
* 今後のNWの更新計画において第4四半期から「Xscend®」が導入予定、今後も継続して需要を見込む

✓販売拡充
* 中米放送局の案件については、受注に向け提案活動を継続

✓新規顧客の開拓
* 南米の通信事業者の既設NW更新需要の受注に向けて、本年度開発を進めてきた「Xscend®」の新機能の確認作業を継続

2026年3月期地域別販売計画_豪州/EMEA市場

✓「MD8000」から「Xscend®」へのリプレイスを提案
* 主要顧客の大手通信事業者と「MD8000」から「Xscend®」「MDP3020」へのリプレイスに向けた協議を継続
* 既存NWの拡張に「MD8000」の売上を予定

✓各国の販売パートナーとともに「Xscend®」「MDP3020」を提案中
* 中東の通信事業者のNW更新案件を受注、第4四半期に売上を予定
* 中東のスポーツイベント向けNW更新プロジェクトの受注内定、詳細条件交渉中
* ヨーロッパ通信事業者2社の既設NW更新需要にRFP回答済

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投資判断(AI生成)

投資評価: ★★

評価の理由は、売上高は前年同期比で微増(4.8%増)しているものの、依然として営業損失を計上しており、収益性の改善が不透明である点にあります。特に、販管費が大幅に削減(前年同期比-7.3%)されているにもかかわらず、営業損失が-545百万円と巨額であることは、売上総利益率の低さ(今期Q3: 58.8%)と販管費の構造的な問題を示唆しています。

通期見通しでは売上高16.9%増、営業利益黒字転換(17百万円)を計画していますが、これは第3四半期までの実績(売上高4.8%増、営業損失-545百万円)から見て、第4四半期に極めて高い成長と大幅な利益改善を達成する必要があることを示しています。第3四半期までの実績ペースでは、通期目標の達成は困難であり、計画の実現性に疑問が残ります。

また、新株予約権の行使による資金調達が進んでいますが、調達額が13億円程度であり、巨額の赤字を補填するには不十分です。ROEやROAに関する情報開示がなく、資本効率の評価ができません。

投資判断としては、売上成長の兆しはあるものの、収益構造の改善が不透明であり、通期計画の達成可能性が低いことから、現状では「様子見」の評価とします。

投資判断の根拠:
売上高は微増傾向にあるものの、利益水準は依然として低迷しており、特に販管費削減努力にもかかわらず営業損失が続いている点が懸念されます。通期目標達成には第4四半期に大幅な改善が必要であり、その根拠となる具体的な情報が不足しています。

重要なポイント:
1. 収益性の低迷: 売上総利益率が低く、販管費削減努力にもかかわらず営業損失が継続している。
2. 通期計画の実現性: 第3四半期実績から見て、通期目標達成には第4四半期に極めて高い成長と利益改善が必要であり、その根拠が不明瞭。
3. 新製品「Xscend®」への依存: 成長の鍵を握る新製品の具体的な売上貢献度や市場浸透度が不明確。
4. 資本効率の不透明性: ROE/ROAに関する情報がなく、資本効率の評価ができない。

会社への質問(AI生成)

第3四半期までの売上成長率が4.8%に留まる中、通期目標達成のためには第4四半期に売上高が大幅に増加する必要があります。第4四半期に具体的にどの案件が、どの程度の規模で売上計上される見込みか、その確度と根拠を詳細に教えてください。

販管費を大幅に削減しているにもかかわらず営業損失が継続しています。売上総利益率が低い(Q3で約59%)ことが主因と考えられますが、製品ミックスの改善や原価低減策について、具体的な進捗と今後の収益性改善のロードマップを教えてください。

新株予約権の行使による資金調達が進んでいますが、調達額が13億円程度に留まっています。巨額の赤字が続く中、この資金調達で事業継続性や成長投資を賄う上で、不足分をどのように補填する計画か、具体的な資金調達戦略を教えてください。

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
既存顧客向け「MD8000」から「Xscend®」へのリプレイス加速 70% A 既存顧客基盤を活用し、高付加価値製品への移行を促進。リプレイスは既存の信頼関係があるため成功率が高い。ただし、顧客のNW更新計画に依存するため、営業のコミットメントが重要。
アジア市場(特に中国・韓国)での新規顧客開拓と製品デモの強化 60% A 成長が見込まれるアジア市場での新規顧客獲得は必須。特に中国・韓国の通信事業者向けに、デモを通じて「Xscend®」の優位性を具体的に示す必要がある。
欧州・中東におけるスポーツイベント向け案件の確実な受注と拡大 65% B 受注内定案件を確実に売上化し、実績を積み上げる。中東での実績をフックに、欧州での類似案件獲得を目指す。
製品ポートフォリオの最適化と高付加価値化 50% B 低マージン製品の比率を下げ、高マージン製品(Xscend®など)の販売比率を高める。開発費を集中させ、差別化された機能で価格競争力を高める。

最優先戦略(AI生成)

最優先すべき戦略は、「既存顧客向け「MD8000」から「Xscend®」へのリプレイス加速」です。

この戦略が最優先される理由は、企業の現状と市場環境に最も適合しており、かつ最も確実性が高いと判断されるためです。

現状分析と根拠:
1. 既存顧客基盤の活用: 決算資料によれば、米州、豪州、欧州において「MD8000」から「Xscend®」へのリプレイス提案が進行中です。これは、新規顧客開拓に比べて営業コストが低く、受注確度が高いセグメントです。
2. 収益性の改善: 「MD8000」は既存製品であり、マージンが低い可能性があります。高付加価値製品である「Xscend®」へのリプレイスは、売上高の増加だけでなく、売上総利益率の改善に直結します。
3. 通期目標達成への貢献: 第3四半期までの実績が低迷する中、通期目標達成には第4四半期に確実な売上と利益の積み上げが必要です。既存顧客のリプレイス案件は、計画の確度が高く、第4四半期の業績を支える柱となり得ます。

具体的な実行:
経営陣はリプレイス協議を進めていると述べていますが、その進捗が遅い可能性があります。最優先戦略として、リプレイスのボトルネックとなっている要因(価格、機能評価の遅れ、顧客の予算サイクルなど)を特定し、営業リソースを集中投下すべきです。特に、南米や豪州の主要顧客との協議を加速させ、具体的な受注時期と規模を確定させることが不可欠です。

この戦略は、売上倍増という長期目標に向けた第一歩として、収益性の改善と安定的なキャッシュフローの確保に貢献します。

ITコンサルからの提案(AI生成)

最優先戦略である「既存顧客向け『MD8000』から『Xscend®』へのリプレイス加速」を支援するため、ITコンサルタントとして以下のITシステム・プロセス改善を提案します。

  1. リプレイス案件の進捗管理・予測高度化システムの導入:

    • 目的: 顧客ごとのリプレイス進捗状況(機能評価、RFP回答、交渉フェーズ)を一元管理し、売上予測の精度を高める。
    • 期待される効果: 営業パイプラインの可視化により、リソース配分を最適化し、ボトルネックとなっている案件への早期介入を可能にする。第4四半期の売上見通しの信頼性を向上させる。
    • 実現可能性: 既存のCRMやSFAシステムとの連携を前提とし、カスタマイズされたダッシュボードを構築することで実現可能。
  2. 「Xscend®」の導入・評価プロセスの標準化と自動化:

    • 目的: 顧客が「MD8000」から「Xscend®」への移行を迅速に判断できるよう、デモンストレーションや機能評価プロセスを標準化・効率化する。
    • 期待される効果: 評価期間の短縮により、受注までのリードタイムを短縮する。標準化された評価レポートにより、営業担当者の負担を軽減し、提案の質を均一化する。
    • 実現可能性: 評価に必要なテスト環境の構築や、評価結果の自動レポート生成ツールを導入することで実現可能。
  3. 既存NW(MD8000)の運用データ分析基盤構築:

    • 目的: 既存顧客が現在利用している「MD8000」の稼働状況やパフォーマンスデータを収集・分析し、「Xscend®」へのリプレイスがもたらす具体的なメリット(性能向上、運用コスト削減など)を定量的に提示する。
    • 期待される効果: 顧客に対する説得力のある提案が可能となり、リプレイスの意思決定を加速させる。
    • 実現可能性: 既存の運用管理システムからのデータ連携が必要だが、リプレイス提案の根拠となる客観的なデータを提供できる。