FCE - 2025年9月期通期 決算説明会資料 ★★★

目次

基本情報

2025年9月期通期 決算説明会資料

株式会社FCE
2025年11月27日
東証スタンダード
証券コード:9564


アジェンダ

01 2025年9月期通期業績と2026年9月期業績予想

02 中期経営計画の振り返りと今後の事業方針

03 事業戦略(既存事業におけるAI機能・コンテンツ戦略を中心に)

04 事業戦略(新規事業としてのAIエージェント事業の取り組み)

Appendix


2025年9月期通期|業績ハイライト(1/2)

2022年10月上場来、増収増益を継続しており、順調な成長を継続

売上高推移(連結)
(百万円)
5,000
2,500
0
20/9期 21/9期 22/9期 23/9期 24/9期 25/9期

2022年10月上場


2025年9月期通期|決算概要

売上高
通期の売上高はDX推進事業・教育研修事業ともに増収となり、前年同期比で21.8%の増収

経常利益
通期の経常利益は主にSaaS型ビジネスの増収の影響により、前年同期比で30.9%の増益

通期実績
売上高増やストック型ビジネスの積み上がりによる増収増益により、ほぼ予想通りの着地

単位:百万円 2024年9月期 2025年9月期
単位:百万円 4Q (7-9月) 4Q (7-9月)
通期
売上高 △6 △11
5,006
営業利益 △28 △20
706
経常利益 14 14
502
親会社株主に帰属する当期純利益 13 13
781
EBITDA △2.1% △1.3%
14.1%
経常利益率 前年同期比(3か月) 通期
+236 (+17.8%) +1,093 (+21.8%) 6,099
△4 (ー%) +190 (+26.4%) 912
+7 (ー%) +218 (+30.9%) 925
+0(+1.1%) +160 (+31.9%) 640
+0.8%pts +1.0%pts 15.3%

EBITDA= 営業利益+償却費(減価償却費+のれん償却+保証金償却+長期前払償却)


2025年9月期通期|業績ハイライト(2/2)

RPAを活用したDX支援SaaS「ロボパットDX」及び社員教育のSaaS「Smart Boarding」を提供する

SaaS型のビジネスが順調な成長を継続しており、当社収益の中核を担う

セグメント別売上高推移(連結)
(百万円)
5,000
2,500
0
21/9期 22/9期 23/9期 24/9期 25/9期




 DX推進事業  教育研修事業

従来「教育研修事業」に含めていた新事業の業績を、企業向けと学校向けに管理区分を見直したことに伴い、「DX推進事業」と「教育研修事業」に分けて計上する方法に変更し、従来「その他」に含めていたセルフコーチング事業が拡大に伴い管理区分を見直し、「教育研修事業」に計上する方法に変更しております。2024年9月期のセグメント情報では組替え後の数値を記載しています。

DX推進事業
- ハイライト
- 若手社員の早期活躍もあり、高い成長率を継続
- チャーンレートは低位維持(1%台継続)、既存導入社からの増ライセンス獲得および年間契約数の増加、導入社数も順調に増加(2025年9月末時点で1,834社に到達)
- 紹介パートナーの拡大
- 部門間の顧客紹介が加速

教育研修事業
- ハイライト
- 体制強化や提携先との連携等を通じ、安定した成長基盤の確立を目指す
- Smart Boardingのチャーンレートは引き続き低位水準を維持、機能強化とコンテンツ強化を推進
- Smart Boardingは直販への注力により、1社当たり売上(ARPU)が向上


KPIサマリー

※1:MRR(Monthly Recurring Revenue)2025年9月期第4四半期末時点の毎月繰り返し発生する売上金額
※2:ARPU(Average Revenue Per User)2025年9月期第4四半期末時点の1導入社あたりの売上平均金額
※3:2024年11月26日に開示した「3カ年重要KPI目標」の25/9期末の導入社数計画を指します
※4:Smart Boarding 直販の1導入社あたりの売上平均金額


2026年9月期 業績予想

・売上高は前年同期比+10%以上の68億円とし、増収を見込む
・中長期の成長投資も行いながら、引き続き、増益・利益率の向上を見込む

単位:百万円 2025年9月期 2026年9月期
単位:百万円 予想
(2025年8月12日発表)
実績
売上高 6,050 6,099
営業利益 910 912
経常利益 925 925
親会社株主に帰属する当期純利益 640 662
EBITDA - 1,002
1株当たり当期純利益(円) 29.29 30.17
経常利益率 15.3% 15.2%

EBITDA= 営業利益+償却費(減価償却費+のれん償却+保証金償却+長期前払償却)


2026年9月期業績予想|売上高

企業の生産性向上や業務効率化を目的としたデジタル化・AI活用の需要の高まりを背景に、売上高は700百万円増の6,800百万円を想定

単位:百万円
+700(+11.5%)
6,800
6,099
FY 2025 通期
(実績)
+150
+550
DX推進事業 教育研修事業 新規事業 FY 2026 通期
(予想)

2026年9月期業績予想|経常利益

中長期的な成長に向け、更なる事業機会の創出を実現できるように先行投資をしながらも、経常利益は234百万円増の1,160百万円を想定

単位:百万円
+500
+234 (+25.4%)
1,160
925
FY 2025 通期
(実績)
増収による利益増 販管費増 新規事業 FY 2026
(主に人件費) (予想)


アジェンダ

01 2025年9月期通期業績と2026年9月期業績予想

02 中期経営計画の振り返りと今後の事業方針

03 事業戦略(既存事業におけるAI機能・コンテンツ戦略を中心に)

04 事業戦略(新規事業としてのAIエージェント事業の取り組み)

Appendix


中期経営計画の振り返り|計画と実績

(2023年9月期~2025年9月期)

売上高 経常利益(率)
単位:百万円 単位:百万円

6,099
23/9 期 24/9 期 25/9 期
売上高(計画) 売上高(実績)

毎期 10%以上の成長ならびに25/9期の売上高は60.9億円と大幅に達成し、当初計画対比では+24.1%で着地

23/9 期 24/9 期 25/9 期
経常利益(計画) 経常利益(実績) 経常利益率(実績)

25/9期の経常利益は9.2億円と達成
経常利益率は18%の目標に対して15.3%で着地となったが、毎期利益率は着実に向上


中期経営計画の振り返り|事業戦略と重要KPI

(2023年9月期~2025年9月期)

既存事業 成長投資

重要KPI(目標) 主な成果 評価
RPA
Robo-Pat
DX
25/9期末
1,380社
以上
• 1,380社は24/9期末に達成、25/9期末
1,834社に到達し大幅に達成
• 提携先が10社以上に増加
• ロボパットマスター認定者が3,500名
を超える
Smart
Boarding
25/9期末
780社
以上
• 直販強化へ戦略転換、目標を直販800社
へ修正。25/9期末807社にて達成
• OEMでの提供開始により導入社数1,200
社以上に拡大
• 人材管理と人材評価の機能をリリースし、
商品力強化
フォーサイト
アプリ
導入先
1,000校
• フォーサイト手帳導入先は1,200校以
上に拡大し達成
• 自治体や学校での利用状況が異なる
ため、紙とアプリの両方で提供
主な成果 評価
M&A 2社のM&Aを実施:
・2023年6月KMT研究所(事業譲受)
・2024年1月日本コスモトピア(100%株式取得)
LMI社との
資本業務提携
2024年8月に資本業務提携契約を締結
• 大手企業への販売
• DX推進事業、教育研修事業両面での事業連携の促進
出資・
事業提携
複数社への出資と事業提携を締結
新規事業 2024年4月に生成AIプロンプトプラットフォーム
「FCEプロンプトゲート」の展開。
さらに2025年10月には発展的拡張としてAIエージェ
ント事業(AI OMNIエージェント)をスタート
採用・研修 ・新卒を中心に毎年人員数は増加(22/9末:192名
→25/9末:277名)
・次世代幹部育成やコンサルティング営業の研修等
への積極投資を継続

中期経営計画の振り返り|M&Aや出資

上場後の3年間で2件のM&Aと5件の出資(他、1件の資金調達)を実施。
2025年4月のチェンジホールディングス社とのMPOコンサル契約により、今後も高いシナジーが見込まれる先とのM&A等を引き続き、検討していく方針。

M&A
出資

・2024年8月
リンクアンドモチベーション社
資本業務提携(10億円調達)

東証スタンダード上場

FUNDINNO(出資)
→12月5日IPO予定


FCEの事業方針

既存事業は引き続き、リンクアンドモチベーション社との資本業務提携により更なる成長機会を企図。
各事業の成長戦略および成長投資により連結業績の向上、利益の安定的成長を目指します。

既存事業 成長投資 連結業績

売上高・利益

時間

※:株式会社リンクアンドモチベーション(東京証券取引所プライム市場上場、証券コード:2170)モチベーションエンジニアリングによる企業変革コンサルティング・クラウドサービス、モチベーションマネジメント事業(育成・制度・風土変革支援)、エントリーマネジメント事業(採用支援)、ベンチャー・インキュベーションを展開する企業です。


FCEの事業方針:事業(2026年9月期注力領域)

既存事業は引き続きSaaS型ビジネスを中心に事業成長を企図。
新規事業は2025年10月よりスタートしたAIエージェント事業の立ち上げに注力。

既存事業 成長投資(新規事業)

(*) Average Revenue Per Account (1アカウントあたりの平均売上)


FCEの事業方針(数値)

売上高・利益ともに過去より毎期、継続的な成長を実現。今後も着実な成長を目指す。

5年間のCAGR*
売上高13.0% 経常利益32.0%
売上高1.8倍経常利益4.0倍

6,800
6,099
(前年比+21.8%)
5,006
4,174
3,753
1,160
AIエージェン
ト事業により
更なる成長を
目指す
706
(前年比+30.9%)
575
454
324
231
178
















  • CAGR:Compound Annual Growth Rate(年平均成長率)

FCEの事業方針(数値)

プライム市場を視野に入れ、プライム市場の形式要件を27/9期で充足させることを目標とする。

26/9期(25/10~26/9) 27/9期(26/10~27/9) 28/9期(27/10~28/9)

※公認会計士による内部統制監査の初年度


FCEの事業方針(人財採用・育成)

事業拡大に伴い、新卒・中途共に積極的に採用中(2024年9月にオフィスも増床)
多くの育成プログラムにて成長できる環境を整備。引き続き、人財能力向上を企図。

■採用
・新卒20名採用(25年3月卒)
若手社員が活躍できる環境が整い、新卒中心とした採用を実施
・中途採用
事業拡大に伴い各事業部門にて人財募集中



※社員の20代比率:19%(20年9月末)→ 32% (25年9月末)

■育成
成⾧コンセプトは「3年で10年分の成長をせよ」
多くの育成プログラムや環境を提供

・Value講話研修
・Smart Boarding コース学習
・生産性向上運動
・コンサルティング営業研修
・次世代幹部育成研修 等


株主還元方針

引き続き配当性向25%を目安としながら、株主優待も認知度拡大の一途として機動的に検討・活用する方針。

株主優待制度
9月を基準日として保有株式数100株以上で1,000円相当の優待

配当
配当性向25%を目安として株主の皆様への配当を継続


アジェンダ

01 2025年9月期通期業績と2026年9月期業績予想

02 中期経営計画の振り返りと今後の事業方針

03 事業戦略(既存事業におけるAI機能・コンテンツ戦略を中心に)

04 事業戦略(新規事業としてのAIエージェント事業の取り組み)

Appendix


DX推進事業|RPA「ロボパットDX」

RPA(Robotic Process Automation)とDX推進のために、人材育成と組織構築のサポートを提供します。

RPA ロボパット DX の収益構造

ライセンスの種類/料金体系

フル機能版 実行専用版
ロボットの動作シナリオを作成登録し、実際に作業可能 フル機能版ライセンスのシナリオは別のPCで実行可能です。
12 万円 / 月 ※ 税抜き 4 万円 / 月 ※ 税抜き

※ 平均単価(月額)=フル機能版と実行専用版の加重平均


RPA「ロボパットDX」の特徴

【従来のRPAの課題】「ITスキルの高い技術者がロボットを作る」が前提

技術者は業務を
知らない

業務をしている人は
ロボットを作れない

業務部門 IT部門


今後のDX推進事業拡大戦略

※1:下記に記載の計算方法により当社が推計しております
※2:当社2025年9月期DX推進事業売上高
※3:従業員数300名以下国内法人企業を「パーソナルRPA市場」と定義し、約173万社×RPAロボパットDX平均月額単価16万円×12ヶ月を乗じて算出


今後のDX推進事業拡大戦略の進捗

紹介パートナー制度の拡大や同業種でのクライアント紹介など、新たな事業拡大機会を創出します。

RPA
ロボパットDX

様々なルートからRPAロボパットDXの情報提供を展開中


導入企業様内における定着化とDX推進活動

ロボパットDX ARPU

万円
3500
3000
2500
2000
1500
1000
500
0
20/10 21/3 21/9 22/3 22/9 23/3 23/9 24/3 24/9 25/3 25/9

ロボパットマスター認定者数
3478
17.0
16.5
16.0
15.5
15.0

導入企業様の社内で『DX』化を促進する
ロボパットマスター認定者が3,500名を超え(10月時点)
DX人材が増加中、組織の定着化を推進中!

新規導入企業が増加する中、既導入企業のID増加により
ARPUは増加中

チャーンレート 1% 台

22/9 23/3 23/9 24/3 24/9 25/3 25/9


RPA「ロボパットDX」の機能強化 AI機能を搭載~

より簡単に、よりスピーディーにお客様の業務自動化を実現します。
新たにAI機能を搭載した「AIオプション」の第一弾【AI文字入力アシスト】を8月にリリース

第二弾【AI作成アシスト】など更なる新機能もリリース準備中

リリース内容:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05165/4da0aec5/243c/4fcd/8663/172f22f4c8a3/140120250418518365.pdf


研修事業|Smart Boarding

Smart Boarding は、 人材育成課題を解決する顧客満足度 No.1HR × DX ソフトウェア

OJTも研修もeラーニングも 「社員教育」をこの1つで実現

チャーンレート 1% 台 ※

  • ITreview Grid Award※1受賞歴 (抜粋)
    • ITreview Grid Award 2025 Fall
      最高位である 「 Leader
      LMS/e ラーニングシステム部門 6期連続受賞
      オンライン研修部門 5期連続受賞
  • BOXIL SaaS AWARD※2受賞歴 (抜粋)
    • SaaS Award 2024 Winter
      e ラーニング ( システム ) 部門
      Good Service 」受賞
    • SaaS Award 2023 Winter
      e ラーニング ( システム ) 部門
      Good Service 」受賞/「カスタマイズ性 No.1 」受賞

※1: アイティクラウド株式会社が主催するアワード
※2:BOXIL SaaS AWARD は、 SaaS 比較サイト「 BOXIL SaaS 」に掲載されている約 3,000 サービスの中から優れた SaaS を審査、選考、表彰するイベント

※直販における年平均チャーンレートを指します


Smart Boarding の業績と主要KPI

Smart Boarding 導入社数の推移(直販 + OEM)
単位:社
1400
1200
1000
800
600
400
200
0
Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
23/9期 24/9期 25/9期
導入社数(直販) 導入社数( OEM )

Smart Boarding の売上高(直販 + OEM
単位:百万円
160
120
80
40
0
Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
23/9期 24/9期 25/9期
売上高比率(直販) 売上高比率( OEM ) 売上高

100%
80%
60%
40%
20%
0%

直販の強化へ戦略転換
単価および収益性の観点から直販を軸とした販売戦略へ転換。2025年9月末時点での直販の導入社数は807社

直販のARPU向上を推進
Smart Boarding導入社内でのID数増加やフルパッケージプラン提供による更なる付加価値の提供により、直販のARPUは増加傾向 ※直販の ARPU : 58 千円 (25/9 期 Q4 前年比+8.5% )

直販の営業体制を強化
当社リソースを直販へ振り分け、一人当たりの生産性向上を推進

※直販は当社と直接契約している導入先。導入社数の推移は過去に遡及して修正しております。


研修事業の成長戦略

商品のシステム連携化を図り、ユーザーの利便性や学習効果を高め、価値創造を目指します。
他社連携による相互の販売協力体制を作り、市場浸透度の拡大を促進します。


2025年9月期に連携した外部サービスの特徴

提携先の商品力と顧客基盤を活かした連携により、教育の価値向上を図ります。

世界標準のSEL[※]教育を日本へ 児童生徒向け心と身体の

: SEL ( Social Emotional Learning :社会性と情動の学習)とは、自己認識力、自己管理能力、対人関係スキル、共感、責任ある意思決定など、いわゆる「非認知能力」を体系的に育む教育手法


「7つの習慣×セルフコーチング」の業務提携、拡大戦略の進捗

顧客基盤を有する企業との業務提携や学校への展開など、新たな事業拡大機会を創出します。

様々な提携先の開拓を推進中


アジェンダ

01 2025年9月期通期業績と2026年9月期業績予想

02 中期経営計画の振り返りと今後の事業方針

03 事業戦略(既存事業におけるAI機能・コンテンツ戦略を中心に)

04 事業戦略(新規事業としてのAIエージェント事業の取り組み)

Appendix


新規事業|AI OMNI AGENT

2025年10月より「AI OMNI AGENT(オムニエージェント)」の展開を開始。
「AI OMNI AGENT」は、複数のLLMを統合し業務を自動化する“AIエージェント”が現場で動くことで、企業の生産性を進化させるAIプラットフォームサービスです。

自律的なタスク実行
結果分析・資料の
目標設定 判断・決定 タスク実行
出力など

外部システム連携
SFA/CRM
Notion 等の
アプリケーション
クラウド

LLM : Large Language Models 、大規模言語モデル ChatGPT 、 Claude 、 Gemini など


新規事業|AI OMNI AGENT

各業務でエージェント活用が可能となります。

営業
・企業調査 / 競合調査
・商談の事前シナリオ作成
・提案書自動作成
・営業ナレッジ集約
・議事録作成
・御礼メール作成
・SFAの自動入力

経営企画
・調査
-市場調査
-SWOT / PEST / 4P分析
-業界動向調査
・決算短信作成
・経営分析

マーケティング
・市場調査
・ペルソナ生成
・広告クリエイティブ生成
・記事生成
・データ分析
・レポート生成
・リーガルチェック

人事
・求人票作成
・書類選考補助
・面接用質問票
・面談議事録蓄積
・メール自動生成 / 発信
・スカウトメール生成

カスタマーサポート
・応対品質の均質化
-FAQ bot
-クレーム蓄積 bot
-顧客対応マニュアル bot
・研修負荷軽減
・受注 / 注文分析
・シフト生成

バックオフィス
・社内問い合わせ削減
-社内規定bot
-社内ナレッジbot
・見積作成
・データ入力業務

広報
・メディアリストアップ
・プレスリリース生成
・インタビュー記事生成
・誤字脱字チェック
・NG表現チェック
・イメージ画像生成


新規事業|AI OMNI AGENT

AI OMNI AGNETが選ばれる4つの理由

100種以上の
簡単につくれる 高精度
テンプレート
伴走支援

簡単につくれる 高精度 成果につなげる

テンプレート
営業からバックオフィスまで様々
な現場業務ですぐに使える汎用性
あるテンプレートを100種類以
上ご用意。
その日からすぐにAIエージェント
のある日常がはじまります。

ローコードでアプリが作れるといっ
ても結局は複雑で中々手が
出せない…
ただOMNIなら自然言語でつく
れるので誰でも簡単にエージェ
ントを作成可能!

日本語読み取り性能が高い
RAG技術の精度評価で業界最高
水準の82.7%を達成
日本語文書の正確な理解

これまでRPA導入を中心に多数
の企業のDX推進成功に伴奏。
ツール導入だけでなく、
教育研修会社として社員教育や
組織風土づくりまでご支援。


新規事業|AI OMNI AGENT

すぐに使えるエージェントを100種類以上ご用意!


AI OMNI AGENT 今後の展開

単なるAIツール提供ではなく、人がAIと共に成長できる環境づくりをサポートし、企業の生産性向上を支援します。
早期の事業立ち上げと利益の創出の実現を目指します。

導入フロー

AI OMNI AGENT 」企業向けプラン

価格は本リリース公開時点のものであり、今後変更となる場合がございます。


アジェンダ

01 2025年9月期通期業績と2026年9月期業績予想

02 中期経営計画の振り返りと今後の事業方針

03 事業戦略(既存事業におけるAI機能・コンテンツ戦略を中心に)

04 事業戦略(新規事業としてのAIエージェント事業の取り組み)

Appendix


トピックス

研修事業
「ワークライフハーモニー研修」の提供を開始

当社は「働きがいのある会社 」13年連続選出、「ストレスフリーカンパニー」4年連続認定など、“働く人の幸福と生産性の両立”を軸に企業文化を築いてきました。本研修はその実践知をもとに、次代の働き方を体系化した新プログラムです。

リリース内容:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000349.000029370.html

研修事業
「レッスル・トレーニングプログラム」の提供を開始

ストレスマネジメントとレジリエンス向上を目的とした新たな企業向け教育研修プログラム『レッスル・トレーニングプログラム』をリリースしました。一過性の研修ではなく、“働く人の強さを育てる仕組み”として、企業の持続的成長と人材力の底上げを強力に支援します。

リリース内容: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000341.000029370.html

※働きがいのある会社ランキング:「働く人へのアンケート」と「会社へのアンケート」から「信頼・人の潜在能力の最大化」「価値観(バリュー)・リーダーシップの有効性・イノベーション」についてGreat Place to Work® Institute Japanが総合的に評価し決定します。


トピックス

AIエージェント事業
「AI OMNI AGENT」の提供を開始

「AI OMNI AGENT」は、従来のAIを超えて自律的に“働くAI社員”を企業に導入できる次世代プラットフォームです。人手不足の解消、生産性の飛躍的な向上、そして教育研修への再投資による人材育成を可能にし、企業の成長と社会の変革に大きなインパクトをもたらします。

リリース内容:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000346.000029370.html

「AI OMNI AGENT」
企業向けプランの提供開始

Standard プラン:月額11万7000円
公式エージェントが使い放題、専任コンサルタントの伴走支援

Premium プラン:月額18万円
スタンダードの全機能に加えてオリジナルエージェントが作り放題、専任コンサルタントの伴走支援

リリース内容: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000358.000029370.html

※価格は本リリース公開時点のものであり、今後変更となる場合がございます。詳しくは問い合わせください。


2025年9月期通期|バランスシートの概況

単位:百万円 2024年9月末 2025年9月末 増減
(前年度末24/9比)
現金及び預金 2,597 3,175 +577
その他流動資産 1,227 △466
761
△466
761
流動資産合計 3,825 3,936 +111
固定資産合計 1,252 1,790 +537
資産合計 5,078 5,727 +648
負債合計 1,706 1,928 +221
株主資本 3,354 3,896 +542
その他純資産項目 17 △97 △115
純資産合計 3,371 3,799 +427
負債純資産合計 5,078 5,727 +648
自己資本比率 66.4% 66.3% △0.1%

単位:百万円(百万円未満切捨て) 2025 年 9 月末時点


2025年9月期通期|DX推進事業の業績と主要KPI

売上高は前年対比(12ヶ月累計)+29.9%成長となり、好調な着地

売上高は導入社数に伴い積み上がるため、今後も逓増する見込み

RPAロボパットDXの導入社数は2025年9月末時点で1,834社に到達し、中期経営計画の目標1,380社を大幅に達成

RPAロボパットDX導入社数の推移(2023年5月24日開示中期経営計画対比)
単位:社
2000
1750
1500
1250
1000
750
500
1Q( 実績 ) 2Q( 実績 ) 3Q( 実績 ) 4Q( 実績 )


DX推進事業売上高(FY25/9期)
単位:百万円

25/9 目標:1,380社から
1,740社以上へ上方修正

|12ヶ月累計|前年対比|
|+29.9%|

1834
1740
1481
1219
1192
1130
1250
995

22/9 期 23/9 期 24/9 期 25/9 期
中経計画 実績


RPA「ロボパットDX」の外部評価

『最強ITツール』過去3年連続5位以内
レビューサイト「ITreview」
ITreview Best Software in Japan 2024、ITreview Best Software in Japan 2023、ITreview Best Software in Japan 2022 より

最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD 2025」にて
BOXIL SaaSセクションRPA部門 第1位
SaaS比較サイト「BOXIL SaaS(ボクシルサース)」/2025年3月5日


2025年9月期通期|教育研修事業の業績

主に研修事業のSmart Boardingの増収により、教育研修事業として前年対比(12ヶ月累計)+13.2%での着地

注力事業であるSmart Boardingの売上高は前年対比(12ヶ月累計)+36.4%での着地

教育研修事業売上高(FY25/9期)

Smart Boarding 売上高(FY25/9期)

|12ヶ月累計
前年対比|
|+36.4%|

1Q( 実績 ) 2Q( 実績 ) 3Q( 実績 ) 4Q( 実績 )
1Q( 実績 ) 2Q( 実績 ) 3Q( 実績 ) 4Q( 実績 )


教育事業の拡大戦略

商品のシステム連携化を図り、ユーザーの利便性や学習効果を高め、価値創造を目指します。
他社連携による相互の販売協力体制を作り、市場浸透度の拡大を促進します。


2025年9月期に連携した外部サービスの特徴

提携先の商品力と顧客基盤を活かした連携により、教育の価値向上を図ります。

世界標準のSEL[※]教育を日本へ 児童生徒向け心と身体の

: SEL ( Social Emotional Learning :社会性と情動の学習)とは、自己認識力、自己管理能力、対人関係スキル、共感、責任ある意思決定など、いわゆる「非認知能力」を体系的に育む教育手法


「7つの習慣×セルフコーチング」の業務提携、拡大戦略の進捗

顧客基盤を有する企業との業務提携や学校への展開など、新たな事業拡大機会を創出します。

様々な提携先の開拓を推進中


IR information

本説明資料やその他IRに関するご意見やご質問は、メール・IRお問い合わせフォーム・IR公式X(Twitter)よりお問い合わせください。

  • ir@fcehd.co.jp

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本資料の取り扱いについて

本書には、当社及び当社グループに関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されています。
これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に認められている会計原則に従って表示されています。
当社及び当社グループは、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っております今後の見通しに関する発表等につき、開示規則により求められる場合を除き、必ずしも修正するとは限りません。

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★★

評価の理由:
株式会社FCEは、2025年9月期において売上高5,009百万円(前年比+21.8%)、経常利益925百万円(前年比+30.9%)と、高い成長率を維持し、増収増益を達成しました。特にSaaS型ビジネスである「ロボパットDX」と「Smart Boarding」が成長を牽引しており、ストック収益の積み上がりが堅調です。

財務基盤は自己資本比率66.3%と非常に強固であり、財務の安定性は高いと評価できます。KPIにおいても、ロボパットDXの導入社数は中期計画を大幅に上回り(1,834社)、Smart Boardingの直販社数も目標を達成しています。

しかし、2026年9月期の売上高予想は6,800百万円(前年比+11.5%)と、過去数年の成長率(20%超)と比較して鈍化する見込みです。これは、既存事業の成長が鈍化する中で、新規事業である「AI OMNI AGENT」の立ち上げに依存しているためです。AIエージェント事業の具体的な収益貢献や、既存事業の成長鈍化の背景(市場飽和、競合激化など)についての説明が不十分です。また、経常利益率は2025年9月期15.3%から2026年9月期17.1%への改善を見込んでいますが、これは先行投資(主に人件費増)を吸収しての改善であり、投資フェーズにあると評価できます。

全体として、既存事業の安定性と高い収益性は評価できますが、今後の成長ドライバーである新規事業の不確実性と、既存事業の成長鈍化の兆候が見られるため、平均以上の評価(★3)とします。

投資判断の根拠:
保有。既存事業のSaaSモデルによる安定した収益基盤と高い利益率は評価できます。しかし、成長の鈍化が見られる中で、新規事業の立ち上げが今後の株価を左右する重要な要素となります。現状の財務の健全性と既存事業の安定性を考慮し、新規事業の進捗を見極める「保有」が妥当です。

重要なポイント:
1. SaaS型ビジネスの安定成長と高い収益性: ロボパットDXとSmart Boardingのストック収益が堅調に推移し、増収増益を達成。
2. KPI達成度の高さ: 中期経営計画の主要KPIを大幅に上回る実績を達成。
3. 新規事業への依存: 2026年度の成長期待が新規事業「AI OMNI AGENT」に大きく依存している点。
4. 成長率の鈍化: 2026年度の売上高成長率予想が前年比11.5%と、過去の成長率と比較して鈍化している点。
5. 強固な財務基盤: 自己資本比率66%超と財務の健全性が高い点。

会社への質問(AI生成)

既存事業の成長鈍化が見られる中で、新規事業の立ち上げに注力されていますが、その具体的な収益貢献の道筋について確認が必要です。また、KPI達成度の高さの裏にある構造的な変化やリスクについても深掘りします。

[既存事業である「ロボパットDX」の導入社数増加ペースが鈍化しているように見えますが、2026年度の売上高成長率が11.5%に留まる背景として、既存事業の成長鈍化がどの程度影響しているのか、その具体的な要因(市場飽和、競合激化など)をご教示ください。]

[新規事業「AI OMNI AGENT」の2026年度の売上貢献目標が明記されていませんが、先行投資フェーズとはいえ、早期の利益創出を目指す上で、2026年度の売上高目標と、その内訳(既存事業と新規事業)の具体的な見込みをご教示ください。]

[ロボパットDXのARPUは増加傾向にあるものの、導入社数の伸びが鈍化しているように見えます。ARPU向上の要因が「実行専用版」の比率増加によるものか、あるいは「フル機能版」の単価上昇によるものか、収益構造の質的な変化について詳細を教えてください。]

売上倍増のための施策(AI生成)

現状の売上高が約61億円(2025年9月期実績)であるため、売上2倍(約122億円)を目指すには、既存事業の成長加速と新規事業の早期立ち上げが不可欠です。

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
ロボパットDXの「実行専用版」の積極的クロスセル 80% A 既存顧客(1,834社)に対し、現場担当者向けの「実行専用版」を低価格で提供し、導入ライセンス数を飛躍的に増加させる。ARPUは低下するが、導入社数とストック収益の絶対量を増やす。
Smart BoardingのOEMパートナーシップ拡大と機能連携強化 75% A 既存のOEMパートナーに加え、人事・労務管理システムベンダーとの連携を強化し、Smart Boardingを標準機能としてバンドル販売する。特に中小企業市場への浸透を加速させる。
AI OMNI AGENTの「伴走支援」モデルの標準化とスケール化 65% S 新規事業のコアである「伴走支援」を、コンサルタントの属人的な対応から脱却し、標準化されたプロセスとAIを活用した効率的な伴走モデルを構築。これにより、導入社数を急速に拡大し、高単価プランの契約獲得を目指す。
DX推進事業における「紹介パートナー」のインセンティブ強化と専門化 70% B 既存の紹介パートナー制度を強化し、特定の業界や業種に特化したパートナーを育成。専門性の高い紹介により、成約率とARPUの向上を図る。

最優先戦略(AI生成)

最優先戦略:AI OMNI AGENTの「伴走支援」モデルの標準化とスケール化

株式会社FCEは、既存事業であるRPA「ロボパットDX」と教育研修「Smart Boarding」において、高いKPI達成度と安定した収益基盤を確立しています。しかし、2026年度の売上成長率予想が11.5%と鈍化しており、中期的な成長のためには新規事業「AI OMNI AGENT」の早期立ち上げと収益化が不可欠です。

最優先戦略として、AI OMNI AGENTの「伴走支援」モデルの標準化とスケール化を提案します。

AI OMNI AGENTは、100種類以上のテンプレートと「高精度な日本語読み取り性能」を強みとしていますが、資料では「専任コンサルタントの伴走支援」が提供されることが強調されています。これは、AIツールの導入だけでなく、組織への定着や業務フローへの組み込みを支援する、FCEの既存のDX・教育研修事業で培ったノウハウを活かす戦略です。

しかし、この「伴走支援」はコンサルタントの工数に依存するため、属人的になりやすく、スケール化が困難です。売上を倍増させるためには、この伴走支援プロセスを標準化し、AIエージェント自体が支援の一部を担うように進化させる必要があります。

実行ステップ:

  1. 伴走支援プロセスの分解と標準化: 既存のDX推進事業で成功した導入・定着化プロセスを詳細に分解し、どのフェーズでどのような支援が必要かを定義します。
  2. AIによる支援の自動化: 標準化されたプロセスの中で、コンサルタントの工数を削減できる部分(初期ヒアリング、進捗報告、簡単なナレッジ提供など)をAI OMNI AGENTで代替・自動化します。
  3. コンサルタントの役割再定義: コンサルタントは、より高度な戦略立案や、AIでは対応できない複雑な組織課題の解決に集中します。
  4. 価格モデルの最適化: 標準化されたプロセスに基づき、伴走支援のレベルに応じた価格モデルを再構築し、高単価プラン(Premiumプランなど)の契約獲得を加速させます。

この戦略により、FCEは既存事業で培った「DX推進」と「人材育成」の知見を新規事業に効率的に組み込むことができ、AIエージェントの導入社数を急速に拡大し、売上倍増の実現に向けた強力なドライバーとすることができます。

ITコンサルからの提案(AI生成)

提案された最優先戦略である「AI OMNI AGENTの『伴走支援』モデルの標準化とスケール化」に対し、ITコンサルタントとして以下の支援を提供します。マーケティング活動ではなく、業務プロセスとIT基盤の最適化に焦点を当てます。

  • 伴走支援プロセスのデジタル化とワークフロー自動化:

    • 目的: 属人的な伴走支援プロセスを標準化し、コンサルタントの工数を削減する。
    • 支援内容: 既存のDX推進ノウハウを基に、導入から定着までのフェーズを定義し、各フェーズで必要なタスク、ドキュメント、チェックリストをデジタル化します。これらのプロセスをワークフロー管理システム(例:Microsoft Power AutomateやSalesforceのワークフロー機能など)に組み込み、AI OMNI AGENTの活用状況と連動させます。
    • 期待効果: コンサルタントの作業負荷を軽減し、より多くの案件を並行して担当可能にすることで、スケール化を促進します。
  • AI OMNI AGENTの自己学習・自己改善メカニズムの構築支援:

    • 目的: 伴走支援プロセスにおけるコンサルタントの知見をAIエージェントにフィードバックし、AIの精度と自律性を向上させる。
    • 支援内容: コンサルタントが支援中に得た知見や、AIエージェントの回答の誤りを修正したデータを収集・構造化する仕組みを構築します。RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術の精度評価で高い水準を達成している強みを活かし、このフィードバックループを自動化します。
    • 期待効果: 伴走支援の質を維持・向上させながら、コンサルタントの関与度を下げ、AIエージェント単体での対応範囲を拡大します。
  • 既存SaaS(ロボパットDX/Smart Boarding)とのデータ連携基盤の構築:

    • 目的: 既存事業の顧客基盤とAI OMNI AGENTの連携を強化し、クロスセル機会を最大化する。
    • 支援内容: ロボパットDXやSmart Boardingの利用データ(利用状況、ARPU、チャーンレートなど)を統合的に分析できるデータレイクを構築します。このデータをAI OMNI AGENTの提案エンジンに組み込み、既存顧客への最適なAIエージェント導入提案や、アップセル提案を自動化します。
    • 期待効果: 既存顧客に対するAIエージェントの導入障壁を下げ、売上機会の最大化を図ります。