G-アシロ - 2025年10月期 決算説明資料 ★★★
基本情報
- 会社コード: 73780
- 会社名: G-アシロ
- タイトル: 2025年10月期 決算説明資料
- 発表日時: 2025年12月11日 15:30
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251210517427.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/7378.T
FY2025
| (単位 :百万円) | 2025年10月期 | 2026年10月期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 6,647 | 7,000 | 5.3 % |
| 営業利益 | 1,419 | 1,500 | 5.7 % |
| 営業利益率 | 21.4 % | 21.4 % | - |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 1,024 | 980 | -4.3 % |
| (単位 :百万円) | 2025年10月期 売上収益 | 2025年10月期 営業利益 | 2026年10月期 売上収益 | 2026年10月期 営業利益 | YoY 売上収益 | YoY 営業利益 | FY26の取り組み・見通し |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| メディア事業 リーガルメディア | 3,785 | 1,559 | 3,399 | 1,435 | ▲10.2% | ▲7.9% | 高単価商品の広告予算調整の影響を受けたものの、既存のベンナビ等を中心に収益を確保。また、同事業内で新たな取り組みも行っていくが、蓋然性が高くないことから予算には織り込まず |
| メディア事業 派生メディア | 2,458 | 476 | 2,917 | 530 | 18.7% | 11.4% | これまで同様新たなメディア構築を目指すも、FY26は転職メディアをさらに伸長させることで成長を確保 |
| HR | 335 | 71 | 450 | 134 | 34.1% | 87.3% | FY25で黒字化となったため、引き続きコストコントロールしながら規模拡大を目指す |
| 保険 | 69 | ▲160 | 234 | ▲83 | 236.5% | - | まずは自社販売を確立させることを重視していく。その後、代理店での拡販を目指し、早期の単月黒字化を目指す ※備金の影響を除く |
| 新規事業 | 業績予想には織り込んでいないが、今期新しい事業をスタートする | ||||||
| 全社・その他 | - | ▲527 | - | ▲516 | - | - | 各事業での通常の範囲での投資は織り込むも、全社として大きなコストは見込まず、期中にオフィス移転を予定 |
| 2022年10月期 | 2023年10月期 | 2024年10月期 | 2025年10月期 | 2026年10月期 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1株当たり配当金(円) | 12.45 | 13.61 | 24.18 | 42.20 | 配当性向30% |
| 自己株式取得 | 約1億円 | 約3億円 | - | - | 約5億円 |
| PER | 11.39 倍 | 59.03 倍 | 23.35 倍 | 20.08 倍 |
企業概要
| 事業内容 | 主要顧客 | 主要サービス |
|---|---|---|
| メディア事業 リーガルメディア | 法律事務所 | 法律事件分野ごとの特化型サイトの運営。2012 年開始 |
| メディア事業 派生メディア | 人材紹介会社、探偵事務所 | アフィリエイトサイトの運営。「キャリズム」「浮気調査ナビ」等。2014 年開始 |
決算概要
| (単位:百万円) | 25年10月期4Q 実績 | 24年10月期 4Q 実績 | YoY | 25年10月期 3Q 実績 | QoQ |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 1,601 | 1,396 | 14.7% | 1,702 | ▲6.0% |
| 営業利益 | 240 | 207 | 15.9% | 329 | ▲27.0% |
| 営業利益率(%) | 15.0 | 14.8 | 0.2pt | 19.3 | -4.3pt |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 208 | 165 | 26.3% | 213 | ▲2.0% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益率(%) | 13.0 | 11.8 | 1.2pt | 12.5 | 0.5pt |
| 従業員数(名) | 127(7) | 101(6) | 25.7% | 125(6) | 1.6% |
| 売上収益 YoY 営業利益 YoY | |
|---|---|
| FY2025 4Q業績 1,601 14.7% 240 15.9% メディア事業 1,487 12.3% 449 8.2% |
広告予算調整の影響があったものの成長は継続、引き続き高水準を維持 |
| FY2025 4Q業績 1,601 14.7% 240 15.9% メディア事業 1,487 12.3% 449 8.2% |
メディア事業全体では売上、利益ともに成長を継続 |
| リーガルメディア 878 13.5% 350 20.1% |
広告予算調整の影響があったものの一定の売上、利益は確保し、YoYでの成長を継続 |
| 派生メディア 609 10.6% 99 ▲19.9% HR事業 97 84.3% 21 34百万円増 |
広告運用に苦戦していたものの、徐々に改善し、利益も回復傾向 |
| 派生メディア 609 10.6% 99 ▲19.9% HR事業 97 84.3% 21 34百万円増 |
黒字再達成。今期目標としていた通期での黒字化も達成 |
| 保険事業 17 ▲9.2% ▲59 31百万円減 |
新商品の販売を開始。来期からの本格販売を計画 |
| 全社 - - ▲172 4百万円減 |
社員への還元等を実施。YoYでは横ばいに抑える |
| (単位 :百万円) | 2025年10月期 | 2025年10月期 通期予算(期初予算) | 期初予算実績比 | 2025年10月期 通期予算(修正予算) | 修正予算比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 6,647 | 6,326 | 105.1 % | 6,541 | 101.6 % |
| 営業利益 | 1,419 | 1,265 | 112.2 % | 1,378 | 103.0 % |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 1,024 | 830 | 123.4 % | 919 | 111.4 % |
| 1株あたり配当金(円) | 42.20 | 33.90 | 124.5% | 37.80 | 111.6 % |
事業ハイライト
| メディア事業 リ ガル メデ ィア | • 既存商品であるベンナビは引き続き堅調に推移。当社の収益基盤として業績を下支えする。 • 高単価商品において広告予算調整の影響はあったものの他商品は順調で全体としては好調を維持。来期も成長を見込む。 |
| メディア事業 派生 メディア | • 広告運用が改善され主力の転職メディア「キャリズム」の数字が改善。FY26以降も引き続き拡大を見込む。 • 「キャリズム」に次ぐ派生メディア第2の柱の創出に向けた取り組みを引き続き検討。 |
Appendix①PL/BS/CF
| FY2025 (24/11-25/10) | FY2024 (23/11-24/10) |
|---|---|
| 6,647 | 4,694 |
| 4,023 | 2,954 |
| 2,625 | 1,740 |
| 39.5% | 37.1% |
| 1,214 | 1,182 |
| 1,419 | 392 |
| 21.4% | 8.4% |
| 1,415 | 382 |
| 464 | 191 |
| 951 | 191 |
| 14.3% | 4.1% |
| 1,024 | 142 |
| 15.4% | 3.0% |
BS CF
投資判断(AI生成)
投資評価: ★★★
評価の理由:
企業はFY2025において、売上収益6,647百万円(前年比+41.6%)、営業利益1,419百万円(前年比+262.5%)と大幅な成長を達成し、期初予算を大きく上回る結果となりました。特に営業利益率は21.4%と非常に高い水準を維持しており、収益性の高さが際立っています。
しかし、FY2026の業績予想は、売上収益7,000百万円(YoY +5.3%)、営業利益1,500百万円(YoY +5.7%)と、成長率が大幅に鈍化する見通しです。これは、主力である「リーガルメディア」の売上が前年比-10.2%と減少する見込みであること、および「派生メディア」の成長率も鈍化していることに起因します。
過去3年間の急成長(FY2023: +100%超、FY2024: +41.6%)と比較すると、FY2026の成長見通し(+5.3%)は極めて保守的であり、成長の鈍化が懸念されます。また、親会社株主に帰属する当期利益がFY2025の1,024百万円からFY2026には980百万円へと減少する見通しである点もネガティブです。
一方で、HR事業の急成長(YoY +87.3%)や、保険事業の本格的な立ち上げフェーズにある点は評価できます。配当性向30%の維持や自己株式取得の継続も株主還元姿勢としてポジティブです。
総合的に見て、高い収益性を維持しつつも、今後の成長鈍化が予想されるため、市場平均をやや上回る評価とします。
投資判断の根拠:
保有。FY2025の実績は素晴らしいものの、FY2026の成長見通しが保守的であり、主力事業の成長鈍化が懸念されます。現在の高い収益性を維持できるか、新規事業や派生メディアの成長が計画通りに進むかが今後の焦点となります。
重要なポイント:
1. FY2026の成長鈍化見通し: 売上・利益成長率がFY2025の+41.6%から+5.3%へと大幅に低下する見通し。
2. 主力事業の減速: リーガルメディアの売上が前年比-10.2%と予想されており、収益基盤の安定性に懸念。
3. 高い収益性の維持: 営業利益率21.4%は非常に高い水準であり、コストコントロール能力は評価できる。
4. 派生メディアの成長鈍化: 転職メディア「キャリズム」の成長が続くものの、第2の柱創出の進捗が見えない。
会社への質問(AI生成)
リーガルメディアの売上減少見通し(YoY -10.2%)の具体的な要因と、高単価商品の広告予算調整がどの程度影響しているのか、その回復見込みについて詳細を教えてください。
FY2026の売上成長率が+5.3%と非常に保守的な見通しとなっている背景を教えてください。特に、新規事業や保険事業の本格化が業績予想に織り込まれていない理由と、その潜在的な成長寄与度について確認させてください。
派生メディア事業において、主力の転職メディア「キャリズム」以外の第2の柱となるメディアの具体的な進捗状況と、FY2026中に単月黒字化が見込めるかについて、具体的なKPIと見通しを教えてください。
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| 既存リーガルメディアのアップセル・クロスセル強化 | 70% | A | 既存の堅調な顧客基盤に対し、高単価商品の販売戦略を再構築。広告予算調整の影響を最小化し、既存顧客単価向上を目指す。成功には営業体制の強化と、顧客の予算配分に関するコンサルティング能力が不可欠。 |
| 派生メディア「キャリズム」の事業領域拡大 | 60% | S | 転職メディアの成功モデルを活かし、関連性の高い専門職領域(例:ITエンジニア、医療専門職など)へ展開。成功すれば売上倍増の大きな柱となるが、新規領域での競争激化リスクあり。 |
| 保険事業の代理店販売チャネル確立と早期黒字化 | 55% | A | 自社販売確立後、代理店チャネルを早期に確立し、販売規模を拡大。保険事業の売上を早期に拡大し、リーガルメディアの減速を補う。代理店開拓のスピードが鍵。 |
| 新規事業の早期収益化とスケールアップ | 40% | B | FY26業績予想に含まれていない新規事業の早期収益化と、その後のスケールアップ。成功すれば大きなインパクトがあるが、不確実性が高いため、成功率とインパクトは中程度と評価。 |
最優先戦略(AI生成)
最優先戦略:派生メディア「キャリズム」の事業領域拡大
現在の業績構造を見ると、主力であるリーガルメディアの成長が鈍化・減速傾向にあるのに対し、派生メディア事業、特に転職メディア「キャリズム」が成長の牽引役となっています。FY2026の成長見通しが+5.3%と保守的である背景には、リーガルメディアの減速と、派生メディアの成長鈍化が織り込まれている可能性があります。
売上を倍増させるためには、既存の成功モデルである「キャリズム」の成功を、隣接する専門職領域へ水平展開することが最も効果的かつ実現可能性が高いと考えられます。現在の「キャリズム」が特定の転職市場で優位性を確立しているならば、そのノウハウ(SEO戦略、コンテンツ制作、アフィリエイト連携など)を活かし、競合が少ない、あるいは高い専門性が求められる領域へ展開することで、新規市場でのシェア獲得が期待できます。
この戦略の成功率は60%と評価しましたが、これは既存のノウハウを活かせるため比較的高いものの、新規領域での競争環境への適応や、新たなアフィリエイトパートナーの開拓が必要となるため、完全な成功には課題が残ります。インパクトは「S」と評価し、売上倍増に不可欠な成長ドライバーと位置付けます。
実行にあたっては、まず「キャリズム」の成功要因を徹底的に分析し、それを他の専門職領域に適用可能か検証する必要があります。また、リソース配分として、リーガルメディアの既存事業維持に必要なリソースを確保しつつ、新規領域への展開に重点的に投資することが求められます。この戦略が成功すれば、リーガルメディアの減速を補い、持続的な高成長軌道に戻すことが可能となります。
ITコンサルからの提案(AI生成)
1. 派生メディア事業のデータ分析基盤強化と意思決定の迅速化
目的: 「キャリズム」の成功要因を定量的に分析し、新規領域への展開戦略をデータドリブンで策定する。
期待される効果: 既存メディアの成功要因(例:特定のキーワードでの検索順位、コンバージョン率の高いコンテンツ構造、アフィリエイトパートナーとの連携効率)を特定し、それを新規領域へ適用する際の成功確率を高める。
実現可能性: 中〜高。既存のトラフィックデータやアフィリエイト実績データを統合し、BIツールを活用したダッシュボードを構築することで、迅速な意思決定を支援します。
2. 保険事業の販売プロセス自動化と効率化
目的: 保険事業の自社販売確立フェーズにおいて、顧客対応から契約締結までのプロセスを自動化し、営業リソースの効率を最大化する。
期待される効果: 営業担当者が煩雑な事務作業から解放され、より多くの見込み客へのアプローチや、代理店開拓活動に集中できるようになる。これにより、早期の単月黒字化を支援する。
実現可能性: 中。CRMシステムと連携したワークフロー自動化ツールを導入し、顧客情報管理と販売プロセスの可視化を進めます。
3. リーガルメディアの広告予算調整影響分析と最適化システム導入
目的: 広告主の予算調整が収益に与える影響をリアルタイムで把握し、代替収益源や価格戦略の最適化を図る。
期待される効果: 予算調整の影響を早期に検知し、影響の少ない広告枠や代替の収益化モデル(例:リード単価保証型など)への切り替えを迅速に行うことで、売上減少を最小限に抑える。
実現可能性: 中。既存の広告管理システムと連携し、予算変動の予測モデルを構築します。


