G-プログリット - 2026年8月期 第2四半期決算説明資料 ★★★★

目次

基本情報

2026年8月期第2四半期 決算説明資料

(第10期:2025年9月1日~2026年8月31日)

株式会社プログリット(東証グロース:9560) 2026年4月9日

事業とサービス概要

  • 英語コーチングサービス「プログリット」を中心に、本気で英語力を身につけたい方のサポートを実施。
  • サブスクリプション型英語学習サービスの展開にも注力。

2026年8月期 第2四半期 業績ハイライト

  • 2026年8月期 第2四半期(2025年12月~2026年2月)実績。
項目 売上高(百万円) 売上総利益(百万円) 営業利益(百万円) 四半期純利益(百万円)
実績 1,656 1,236 252 176
前期比 119.3% 120.3%
売上総利益率 71.2%
営業利益率 67.9%

業績概要 / トピックス

  • 売上高、売上総利益は第2四半期において、過去最高を更新。 1月の需要期に広告宣伝費を集中的に投下したことにより営業利益以下は想定通りの着地
  • 英単語アプリ 「プロワーズ」をリリース (2026年4月3日)
  • 当社初のM&Aにより 株式会社スタディーハッカーがグループイン (2026年4月28日取得予定)

業績サマリー

  • 2Q累計の売上高は、前年同期比+18.6%の成長を実現し、2Q累計において過去最高の売上高を計上。
  • 2Q累計の営業利益は、期初からの投資に加え1月の需要期に広告宣伝費を集中的に投下したことにより、前年同期比△12.3%で着地。

2026年8月期の業績の考え方

  • 2026年8月期業績は期初の想定通り下期偏重型となり、2026年8月期の通期業績予想を達成見込み。

① マーケティング投資

  • 年間で最大の需要期かつ広告宣伝のROIが最も高まる1月に集中的に投下
  • 利益に大きな影響を与える S&M比率は 3Q、4Qと低下 する見込み

② 1月に最大需要を獲得

  • 全サービスにおいて1月に過去最大の需要を獲得し、 投資方針の変更が成果を生んだ 。役務提供ベースで下期に売上に計上されていく
  • 利益に大きな影響を与える S&M比率は 3Q、4Qと低下 する見込み

③ 英語コンサルタント数

  • 英語コンサルタント数は順調な増加を見込んでおり、 英語コーチングサービスの供給力は期初想定通りの着地を見込む

売上高の進捗率

  • 2Q累計の売上高は、2025年10月9日開示の業績予想の売上高に対して順調に進捗しており、通期の業績予想は達成を見込む。

営業利益の進捗率

  • 2Q累計の営業利益は、 2025年10月9日開示の業績予想の営業利益に対して順調に進捗しており、 通期の業績予想は達成を見込む。
  • 2025年8月期は下期偏重の投資を実施したが、2026年8月期は上期から必要な投資を実施し、上期・下期の利益は平準化される見込み。

株式会社スタディーハッカーのグループインについて

  • 英語コーチングサービス『ENGLISH COMPANY』を主軸に、英語教育事業・メディア事業・教育系アプリ 開発事業等を展開する 株式会社スタディーハッカーをグループイン
  • 主要サービスにおいて、 累計受講者数30,000名以上の実績
  • 2026年8月期 第3四半期より、連結決算へ移行予定 。連結決算移行による2026年8月期業績への影響は精査中
  • 本件に伴い金融機関からのファイナンスを実施。のれんが発生する見込みであるが、財務インパクトは限定的
  • 以下のシナジーにより、グループとして継続的な成長を見込む
    • 英語コーチング領域で国内最大規模の専門家集団へ
    • 大量の英語学習データとテクノロジーを活用した学習体験の進化
    • 法人向けソリューション提供体制の強化

グループインの概要

  • 2026年4月7日付で株式会社スタディーハッカーの発行済み株式の100%を取得する株式譲渡契約を締結。

グループインによる財務インパクト

  • 2026年8月期 第3四半期より連結決算へ移行を予定。
  • 本件の実行に際し金融機関からのファイナンスを実施。正ののれんが発生する見込みであるが、財務インパクトは限定的。

シナジー① 英語コーチング領域で国内最大規模の専門家集団へ

第二言語習得論を共通基盤に「コーチング」と「トレーニング」の異なる強みを融合し、 約260名の専門家による国内最大規模の指導体制を実現

260名の専門家
- コンサルタント: 150 名
- トレーナー: 110 名(※非常勤約40 名含む)

共通基盤:第二言語習得論(SLA)

シナジー② 大量の英語学習データとテクノロジーを活用した学習体験の進化

  • グループ全体で約56,000人の学習データと、プログリットが培ってきたAI・テクノロジー基盤を掛け合わせ、 より精度の高い学習メソッドの開発と、学習体験の進化を推進

合計累計受講者数 56,000人の学習データ
- プログリット: 26,000人以上
- スタディーハッカー: 30,000人以上

進化する学習体験
- 学習メソッドの精度向上
- 学習体験の改善(アプリの進化)
- プロダクト ラインナップの拡充

シナジー③ 法人向けソリューション提供体制の強化

法人のお客様の多様な課題、予算、目的に対し、 グループ全体で最適なソリューションを提供できる体制を構築

プログリット社既存サービス
- パーソナルコーチング
- リスニング特化アプリ
- スピーキング特化アプリ
- AI英会話アプリ
- 単語アプリ

スタディーハッカー社既存サービス
- パーソナルトレーニング
- コンサルティング特化

法人のお客様の多様なニーズ
- グローバル会議・交渉など
- 海外赴任・昇格要件対応
- レベル・部署別研修プログラム
- 低コストで全社的な英語力底上げ

売上高の推移

  • 2Qの英語コーチングサービスの売上高は前年同期比+3.2%、サブスクリプション型英語学習サービスの売上高は前年同期比+47.2%と、 ともに第2四半期において過去最高額を更新。

売上総利益・売上総利益率の推移

  • 2Qの売上総利益は、売上高の伸長により前年同期比+20.3%で着地。
  • サブスクリプション型英語学習サービスの成長により、会計上の季節性の影響を吸収し売上総利益率は75%と高水準で推移。

営業利益・営業利益率の推移

  • 2Qの営業利益は、前年同期比△28.8%で着地。
  • 2025年8月期は下期偏重の投資を実施したが、2026年8月期は上期から必要な投資を実施し、上期・下期の利益は平準化される見込み。

販売費及び一般管理費の推移

  • 2026年8月期は上期から必要な投資を実施する方針のもと、1月の需要期に広告宣伝費を集中的に投下したことにより、S&Mが前年同期比265百万円増加。

販売費及び一般管理費の対売上高比率の推移

  • 2QのS&Mは1月の需要期に広告宣伝費を集中的に投下したことにより、前四半期比で対売上比率が上昇。

2026年8月期 第2四半期貸借対照表

  • 現預金の増加により流動資産が前四半期末比416百万円増加、契約負債の増加等により流動負債が同233百万円増加。
  • 当期純利益の計上により、純資産は前期末比195百万円増加。自己資本比率は54.2%と高水準で推移。

高いサービス満足度

  • 高品質なサービスを提供することで、高いサービス満足度と高い継続率を維持。
  • 高いサービス満足度により、一定割合が友人紹介経由で流入。

継続的な需要が見込める法人研修市場への参入

  • 様々な業界のリーディングカンパニーがプログリットを人材育成研修として導入。
    プログリットの研修導入企業 374社(前年同期比 +61社)

シャドテンの成長推移

  • 2Qの有料会員数は前年同期比+36.6%と高い成長率を維持。月間売上高は205百万円で着地。
  • 1月のマーケティング投資が奏功し有料会員数が大幅増加。四半期でのバラつきはあるが、年間単位ではしっかりとした成長を継続。

スピフルの成長推移

  • 2Qの有料会員数は前年同期比3.1倍、前四半期比+46.7%増と急成長。月間売上高は49百万円で着地。
  • 1月のマーケティング投資が奏功し有料会員数が大幅増加。今後も濃淡をつけた戦略的なマーケティングを推進する。

2026年8月期 業績予想

  • 売上高は23.5%、営業利益は18.0%の成長を計画。
  • 売上高においては、英語コーチングサービスは10~13%、サブスクリプション型英語学習サービスは41~46%程度の成長を目指す。
項目 2024/8期(実績) 2025/8期(実績) 2026/8期(業績予想)
売上高(百万円) 4,453 5,747 7,100
売上総利益(百万円) 3,199 4,255 5,257
売上総利益率(%) 71.9% 74.0% 74.0%
営業利益(百万円) 824 1,202 1,420
営業利益率(%) 18.5% 20.9% 20.0%
当期純利益(百万円) 610 888 967

通期業績推移

  • 2026年8月期の通期業績予想は売上高+23.5%の7,100百万円、営業利益は+18.0%の1,420百万円。

2026年8月期 業績予想の前提

プログリット(英語コーチングサービス)

  • 期末までに16~25名のコンサルタント職の純増
  • 65%~70%程度の継続コース入会率の維持

シャドテン・スピフル(サブスクサービス)

  • プロダクト改善による解約率低下及びマーケティング加速による流入数の増加

ディアトーク(サブスクサービス)

  • プロダクト強化に注力し、マーケティングは段階的に実施

コスト

  • 2025年8月期と同程度のS&M比率を想定(30~40%程度)
  • KPI改善を目的としたプロダクト開発強化を上期から実施
  • 1校舎新設(3Q想定)

投資への考え方

  • 2025年8月期:下期に投資を集中したため、下期にかけて四半期営業利益は低下
  • 2026年8月期:上期から必要な投資を行うため、2025年8月期と比較して上期の利益が抑制され下期の利益が増加する想定

従業員数の推移

従業員数の推移(単位:人)

項目 2024/8(実績) 2025/8(実績) 2026/8(計画)
合計 238 273~289 289
コンサルタント職 131 145 161~170
校舎マネージャー及びカウンセラー職 74 90~95 95
その他 33 38 24
  • サブスクリプション型英語学習サービスの拡大に向け、エンジニアの業務委託の正社員化を推進
  • 校舎マネージャー及びカウンセラー職:校舎マネージャーの積極的な育成、登用を推進
  • コンサルタント職:受講待機期間をコントロールしながら採用推進

配当について

配当の基本方針

配当性向 30%を目安に安定的かつ継続的に配当を実施

2026年8月期の中間配当は期初予想の通り、1株当たり11.00円での実施を決定

項目 2023/8期(実績) 2024/8期(実績) 2025/8期(実績) 2026/8期(予想)
1株当たり中間配当金 11.00円(実績)
1株当たり期末配当金 無配 13.00円 19.00円 11.00円
1株当たり年間配当金 無配 13.00円 19.00円 22.00円
1株当たり当期純利益 31.31円 49.89円 71.15円 78.10円

成長戦略

英語コーチング:高い収益性を維持した成長の実現
サブスクサービス:M&Aによる事業領域の拡大と継続的な成長の実現 + アプリ間連携の強化

英語コーチング:高い収益性を維持した成長の実現

  • ブランディングから獲得まで一貫したマーケティング活動により需要を最大化するとともに、採用強化と仕事環境の更なる改善による 質の伴った供給力の拡大を目指す。

ブランディング広告
潜在層への広告。認知、ブランドイメージ 向上により中長期的な需要を喚起

デジタルマーケティング広告
顕在層への広告。効率を重視し短期的な 需要を獲得

高い継続率
厳選された英語コンサルタント、質の高い サービス提供による高い継続率の維持

法人向けビジネスの拡大余地

  • 当社がコアターゲットとするエンタープライズ企業におけるカバー率は低く、大きな成長余地が存在。
  • 新規取引先の開拓と既存取引先との取引深耕により、法人英語研修市場でのシェア拡大を推進。

売上高1,000億円以上かつ従業員数1,000名以上の上場企業 951社
- 導入社数 43社 / カバー率 22% (売上高1兆円以上)
- 導入社数 195社 / カバー率 9% (売上高3,000億円以上)
- 導入社数 307社 / カバー率 3% (売上高1,000億円以上)

英語コーチング:法人導入事例

株式会社LIXIL 様

導入背景
- 日本に蓄積された技術知見を現地へ還元するため「英語力の向上」が急務
- グローバル化を説く立場でありながら、 自身が「話せない・聞き取れない」矛盾への課題感 があった
- カンファレンスにおいて英語でのプレゼンを控えていたが、 英語を使う準備ができていなかった

導入成果
- リーダーの意識変革 :多忙な経営幹部層が移動中の隙間時間などを利用し、1日平均2.5時間以上の学習を完遂。リーダーとして自信が深まったという声があった (2.6h/日)
- 組織への波及効果 :経営幹部層の率先した取り組みが社内にも波及し、若手・ミドル層から自発的な受講希望が予想を上回った
- グローバルカンファレンスでの実践 :グローバルカンファレンスで経営幹部層が自ら英語でプレゼンを実施した

シャドテン:より学習効果の高いアプリへ進化

  • 学習継続支援機能や定期的なテストによる成長実感醸成、アプリデザインのリニューアル等により、より学習継続がしやすいアプリへの進化を目指す。

学習継続支援機能の改善
- 連続学習記録やインセンティブ等により学習の継続、習慣化を支援

成長を実感できるアプリへ
- 定期的なテストにより学習の効果、成長を感じられるアプリへ

デザインのリニューアル
- UIの改善による学習しやすいアプリの追求

スピフル:実用的なスピーキング「トレーニング」機能の強化

  • 業界・業種特化型のコンテンツや聞き流し機能等により、より実用的なスピーキング「トレーニング」アプリを目指す。

業界・業種特化型コンテンツ
- 専門領域に特化した口頭英作文、独り言英会話コンテンツにより実務で活きる表現の習得が可能
- 展開業界・業種は順次拡大予定

聞き流し機能
- スマホ画面を操作せずに「いつでもどこでも」トレーニングが可能

ディアトーク:自然な会話体験の追求と学習評価機能のアップデート

  • 自然な会話体験の実現、効果的な学習サイクルを実現することでより効果的なアウトプットトレーニングの実現を目指す。

会話体験の大幅なアップデート
- タイムラグが大幅に減り、自然な会話体験を実現
- より人間に近い発音で人と話しているような感覚へ

Deep Review機能の搭載
- 効果的な振り返りで英会話学習の効果を最大化

スコア化
- 10分間の会話を元にスピーキングスコアを算出
- 弱点の可視化(レーダーチャートで具体的な弱点を可視化し、弱点を明確にする)

プロワーズ(ProWords)の特徴

  • 0.5秒で単語が出てくる
  • 発話正誤判定を含めた
  • 科学的根拠に基づいた 無駄のない定着を実現する

プロワーズ(ProWords)の今後の展開

  • 共通ポイントの実装:プログリットの各サービスの割引に使えるポイント機能を実装。学べば学ぶほど、サービスがお得になるエコシステムを構築
  • AIパーソナライズ:AIがユーザーの学習目的やニーズを分析し、完全オリジナルの単語帳を自動作成。一人ひとりに最適化された学習体験を提供
  • プログリットアプリ との自動連携:プログリットの各サービスでわからなかった単語が、自動的にプロワーズの単語帳に追加され、最適な復習サイクルで定着を支援

サービスポートフォリオ戦略

  • プログリットブランドの下に、テクノロジーを活用したより安価なプロダクトを展開。
  • サービスラインナップの拡充を通じ、ターゲット層の拡大とLTVの向上を目指す。

ブランドシナジー戦略による統合的な顧客体験の提供

現状
各サービスが独立して存在

今後
それぞれのサービスの連携を強め、統合的な顧客体験の提供を目指す

M&Aによる領域の拡大と継続的な成長

  • 積極的なM&Aにより事業領域の拡大と継続的な成長を目指す。

M&Aの対象領域
- 成人向け英語学習領域
- 幼児・子ども向け英語学習領域
- 法人向け英語学習領域
- 留学領域
- その他

M&Aの規模と選定基準
- 規模感のイメージ:数億円~数十億円の範囲を中心に検討
- 選定基準:事業領域拡大に資する事業を展開、既存サービスとのシナジーが存在、当社と補完関係になる強みを保有、適正価格

今後の展開と市場規模

業績サマリー(損益計算書)

項目 2024/8 2Q 2024/8 3Q 2024/8 4Q 2025/8 1Q 2025/8 2Q 2025/8 3Q 2025/8 4Q 2026/8 1Q 2026/8 2Q
売上高(百万円) 1,020 1,133 1,273 1,421 1,387 1,418 1,519 1,676 1,656
英語コーチングサービス 677 757 846 922 877 853 900 982 905
サブスクサービス 342 376 427 499 510 564 618 694 750
売上総利益(百万円) 743 807 888 1,065 1,027 1,039 1,122 1,264 1,236
売上総利益率(%) 72.9% 71.2% 69.7% 75.0% 74.0% 73.2% 73.9% 75.4% 74.7%
営業利益(百万円) 218 204 79 445 354 244 157 448 252
営業利益率(%) 21.4% 18.1% 6.2% 31.3% 25.6% 17.3% 10.4% 26.8% 15.3%
四半期純利益(百万円) 175 142 72 327 259 179 121 309 176

英語コンサルタント数の推移

  • 2Qのコンサルタント職は前四半期末比+7名と順調に増加し、通期計画も達成を見込む。

英語コーチングサービスの会計上の季節性について

  • 売上は顧客の休会期間や当社の非営業期間を除いた役務の提供期間において、進捗度に基づき収益を認識する。
  • 新規契約額とコンサルタントの稼働人数が一定の場合、営業日数の差異から四半期で最大8.8%の売上高の差が生じ得る。

経営陣

  • 岡田 祥吾 代表取締役社長
  • 山碕 峻太郎 取締役副社長
  • 谷内 亮太 取締役CFO
  • 相木 孝仁 社外取締役

バリュー : FIVE GRIT

  • Customer Oriented - 顧客起点で考えよう
  • Own Issues - 課題は自ら解決に導こう
  • Go Higher - 高い目標を掲げよう
  • Respect All - 互いにリスペクトし合おう
  • Appreciate Feedback - フィードバックに感謝しよう

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★★★

評価の理由:
プログリットは、2026年8月期第2四半期において、売上高、売上総利益ともに過去最高を更新し、堅調な成長を続けています。特にサブスクリプション型英語学習サービス(シャドテン、スピフル、ディアトーク)が前年同期比で大幅に成長しており、売上高の成長を牽引しています。英語コーチングサービスも堅調に推移しており、全体として売上高は前年同期比19.3%増(2Q累計)と高い成長率を維持しています。

一方で、1Qの営業利益は前年同期比+0.8%とほぼ横ばいでしたが、2Qでは広告宣伝費の集中投下により前年同期比△28.8%と大幅な減益となりました。これは、通期計画達成のために上期から投資を平準化する方針によるものであり、経営陣は下期にはS&M比率が低下し利益が改善する見込みとしています。

特筆すべきは、株式会社スタディーハッカーのM&Aです。これにより、グループ累計受講者数は56,000人に達し、英語コーチング領域で国内最大規模の専門家集団となり、データとテクノロジーを活用したシナジー創出が期待されます。このM&Aは、今後の成長の大きな柱となる可能性があります。

財務体質は自己資本比率54.2%と健全であり、配当も継続的に実施されています。全体として、成長性、収益性、財務健全性のバランスが取れており、市場環境の変化にも対応できる体制が整いつつあります。

投資判断の根拠:
買い。サブスクリプション事業の成長が堅調であり、M&Aによる事業規模の拡大とシナジー創出への期待が高い。上期は利益率が低下しているものの、これは将来の成長に向けた戦略的投資であり、下期に利益改善が見込まれるため、現在の株価は成長性を織り込む余地があると考えられます。

重要なポイント:
1. サブスクリプション事業の急成長: 売上高の成長を牽引しており、高収益体質への転換を加速させる可能性。
2. M&Aによる事業規模拡大: スタディーハッカーのグループインにより、専門家集団としての競争力とデータ基盤が強化され、シナジー創出が期待される。
3. 上期投資による利益抑制: 1Q、2Qの営業利益率は低下しているが、これは下期偏重から平準化への投資戦略であり、下期の利益回復が前提となる。
4. 英語コーチング事業の安定性: 既存事業の収益性と高い継続率が、サブスク事業の成長を支える基盤となっている。

会社への質問(AI生成)

  1. 2Qの営業利益率が15.3%と前期比で大幅に低下した要因は、1月の広告集中投下と説明されていますが、この投資のROI(投資対効果)について、具体的な指標(例:新規顧客獲得単価、LTV/CAC比率)を用いて、下期以降の利益率改善見込みの根拠を詳細に説明してください。

  2. スタディーハッカーのM&Aに伴い、連結決算移行は3Qからとなりますが、2Qまでの個別決算における「英語コーチングサービス」と「サブスクリプション型英語学習サービス」の売上総利益率の推移に、M&A関連の費用や調整は含まれていないか、また、M&A後の連結ベースでのセグメント別売上総利益率の目標値について教えてください。

  3. 英語コーチングサービスのコンサルタント職の採用計画について、1Qで採用遅れがあったにも関わらず、2Qで計画を上回ったとのことですが、離職率の低減見込みと合わせて、期末目標達成の確度を高めるための具体的な採用・定着施策(特にコンサルタント職の採用チャネルや育成プログラムの改善点)を教えてください。

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
英語コーチングサービスの法人向け提供拡大と単価向上 75% S 既存の高品質サービスを法人向けに特化・パッケージ化し、単価の高い研修プログラムとして展開。LTVの高い法人顧客基盤を構築し、安定的な売上増を目指す。
サブスクサービス間のクロスセル・アップセル強化とエコシステム構築 85% A 「プロワーズ」を核とした共通ポイントシステムを早期に確立し、既存顧客のLTVを最大化。サブスクサービスの解約率低下と顧客単価向上を両立させる。
スタディーハッカーの既存法人顧客へのプログリットサービス展開 70% A M&Aにより獲得したスタディーハッカーの法人顧客基盤に対し、プログリットのコーチングサービスやサブスクサービスをクロスセル。シナジー効果を早期に発現させる。
法人向けソリューションの提供範囲拡大(幼児・子ども向け領域) 60% B M&A対象領域として挙げられている幼児・子ども向け英語学習領域への参入。ただし、既存の成人向け事業とのシナジー創出には時間がかかる可能性がある。

最優先戦略(AI生成)

上記の施策の中で最も優先すべきは、「英語コーチングサービスの法人向け提供拡大と単価向上」です。

理由と詳細:
プログリットのコアコンピタンスは、高い収益性を誇る英語コーチングサービスにあります。資料によれば、法人導入社数は374社と増加傾向にありますが、売上高1,000億円以上の企業におけるカバー率はわずか3%(2026年2月時点)であり、未開拓の巨大市場が残されています。

この戦略の優先度が高い理由は以下の通りです。
1. 高い収益性の維持: 英語コーチングサービスは、サブスクサービスと比較して単価が高く、高い売上総利益率を維持できるコア事業です。法人向けに特化することで、安定的な高収益基盤をさらに強固にできます。
2. LTVの最大化: 法人顧客は個人顧客に比べて契約単価が高く、継続利用の可能性も高いため、LTV(顧客生涯価値)の最大化に直結します。
3. シナジーの活用: スタディーハッカーのM&Aにより、専門家集団としての体制が強化され、法人向けソリューション提供体制が強化されました。このリソースを活用し、既存の法人顧客への深耕と新規開拓を加速させることが可能です。

具体的な施策としては、LIXILの事例のように、経営層やリーダー層の意識変革を目的とした高単価のプログラムをパッケージ化し、営業リソースを集中投下すべきです。また、サブスクサービスとの連携により、研修後のフォローアップや全社的な底上げニーズに対応するソリューションを構築することで、法人顧客の満足度を高め、継続的な売上増に繋げます。

ITコンサルからの提案(AI生成)

AIコンサルタントとして、売上倍増のための最優先戦略である「英語コーチングサービスの法人向け提供拡大と単価向上」を支援するため、ITを活用した以下の具体的な施策を提案します。

  1. 法人向け学習進捗・効果測定ダッシュボードの構築と導入支援

    • 目的: 法人顧客の導入効果を可視化し、契約更新や単価アップの交渉材料とする。
    • 支援内容: 既存の学習管理システム(LMS)やコーチング記録システムからデータを抽出し、経営層や人事担当者向けにカスタマイズされたダッシュボードを構築します。具体的には、受講者の学習時間、コンサルタントとのセッション消化率、テストスコアの推移、そしてビジネス成果(例:カンファレンスでのプレゼン実施など)との相関分析機能を提供します。
    • 期待効果: 導入効果の明確化により、法人顧客の満足度と継続率が向上し、単価交渉が有利になります。
  2. 法人向けコンサルタント業務の効率化と標準化

    • 目的: 英語コーチングサービスの供給力を高め、コンサルタントの稼働率を最適化し、売上拡大を支援する。
    • 支援内容: 法人顧客特有の要件(業界特化、特定のビジネススキル習得など)に対応するためのコンサルティングプロセスを標準化し、ナレッジベースを構築します。また、法人担当コンサルタントと一般コンサルタント間の情報共有を効率化するワークフローシステムを導入します。
    • 期待効果: コンサルタントの育成期間短縮と、法人案件におけるサービス提供品質の均一化が実現し、より多くの法人案件に対応可能になります。
  3. 法人向けソリューションのAIによるパーソナライズ提案エンジンの開発

    • 目的: 顧客の多様なニーズに対し、最適なサービス組み合わせ(コーチング、サブスク、スタディーハッカーのサービスなど)を自動で提案し、提案リードタイムを短縮する。
    • 支援内容: 既存の法人顧客データとスタディーハッカーのデータを統合し、顧客の業界、役職、英語レベル、学習目的などから、最適なサービスポートフォリオをAIがレコメンドするエンジンを開発します。
    • 期待効果: 営業担当者の提案精度とスピードが向上し、アップセル・クロスセルの機会損失を防ぎ、法人売上の拡大に貢献します。