G-レントラックス - 2026年3月期第2四半期(中間期) 決算説明会資料 ★★
基本情報
- 会社コード: 60450
- 会社名: G-レントラックス
- タイトル: 2026年3月期第2四半期(中間期) 決算説明会資料
- 発表日時: 2025年12月01日 15:30
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251126509462.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6045.T
2026年3月期第2四半期連結業績概要
連結業績ハイライト
前年⽐で増収増益
中古建設機械マーケットプレイス関連事業の業績拡大により増収増益
前期の特別利益(貸倒引当⾦戻⼊)消失により純利益は微減
取 扱 ⾼ ︓ 16,889 百万円 (20.6%)
売 上 ⾼ ︓ 2,138 百万円 (11.9%)
営業利益︓ 669 百万円 (10.6%)
当期純利益︓ 415 百万円 (▲1.4%)
()内は対前年同期増減率
2026年3月期連結業績
| (単位 百万円): | 2025年3月期 Q2 | 売上⾼ ⽐率 | 2026年3月期 Q2 | 売上⾼ ⽐率 | 対前年同期 増減率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取 扱 ⾼ | 14,008 | ー | 16,889 | ー | 20.6% |
| 売 上 ⾼ | 1,912 | ー | 2,138 | ー | 11.9% |
| 売 上 原 価 | 578 | 30.2% | 772 | 36.1% | 33.7% |
| 売 上 総 利 益 | 1,334 | 69.8% | 1,366 | 63.9% | 2.4% |
| 販 管 費 | 728 | 38.1% | 696 | 32.6% | ▲4.4% |
| 営 業 利 益 | 605 | 31.7% | 669 | 31.3% | 10.6% |
| 経 常 利 益 | 599 | 31.3% | 666 | 31.2% | 11.3% |
| 当 期 純 利 益 | 421 | 22.0% | 415 | 19.4% | ▲1.4% |
取扱⾼推移
取扱⾼は前年⽐で増加し、過去最⾼を更新
16,889百万円
2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上⾼推移
※ 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を適用した売上高の推移を表示しております。
営業利益推移
営業利益は前年⽐で増加し、過去最⾼を更新
2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
販管費YoY増減分析
貸倒実績率の低下により貸倒引当⾦繰⼊額が減少 株主優待制度の導⼊により株主優待引当⾦繰⼊が増加
728 2025年3月期 Q2
▲ 127 ▲ 15 ▲ 12
貸倒実績率の低下により 一般債権(売掛⾦)に対する 貸倒引当⾦繰⼊額が減少
(単位︓百万円)
696 13 96
株主優待制度の導⼊により 株主優待引当⾦繰⼊を計上
⽀払⼿数料 2026年3月期 Q2
貸倒 引当⾦繰⼊
広告宣伝費 人件費 株主優待 引当⾦繰⼊
連結財政状態
短期借⼊⾦返済により現⾦及び預⾦が減少 業績好調により売掛⾦が増加
| (単位 ︓百万円) | 2025年3月期 | 2026年3月期 Q2 | 増減 | 主な増減理由 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 流 動 資 産 | 9,918 | 8,851 | ▲1,066 | 現⾦及び預⾦▲1,810、売掛⾦550、貸倒引当⾦132 | |
| 固 定 資 産 | 731 | 722 | ▲9 | ||
| 総 資 産 | 10,649 | 9,573 | ▲1,075 | ||
| 流 動 負 債 | 6,977 | 5,651 | ▲1,326 | 短期借⼊⾦▲1,367、買掛⾦140 | |
| 固 定 負 債 | 93 | 119 | 25 | ⻑期借⼊⾦15 | |
| 純 資 産 | 3,578 | 3,803 | 224 | ||
| ⾃⼰資本⽐率 | 33.6% | 39.7% | 6.1P | ||
| 1 株当たり 純資産(円) | 455.47 | 484.08 | 28.61 |
連結キャッシュフローの状況
現⾦及び現⾦同等物は、売上債権の増加、短期借⼊⾦の減少等により減少
| (単位︓百万円) | 2025年 3月期Q2 | 2026年 3月期Q2 |
|---|---|---|
| 営業活動による キャッシュフロー | 544 | ▲205 |
| 投資活動による キャッシュフロー | ▲21 | ▲76 |
| 財務活動による キャッシュフロー | ▲160 | ▲1,527 |
| 現⾦及び現⾦同等 物の 増 減 額 | 360 | ▲1,810 |
| 現⾦及び現⾦同等 物の期末残⾼ | 5,161 | 4,287 |
主な内訳
- 営業キャッシュフロー
- 税⾦等調整前当期純利益 636
- 仕⼊債務の増減額 140
- 未払⾦の増減額 121
- 貸倒引当⾦の増減額 ▲177
- 売上債権の増減額 ▲587
- 投資キャッシュフロー
- 投資有価証券の取得による⽀出▲40
- 事業譲受による⽀出 - 25
- 財務キャッシュフロー
- 短期借⼊⾦の増減額 ▲1,370
- 配当⾦の⽀払額 ▲175
事業の内容と収益構造
成果報酬型広告サービス事業
検索連動型広告代⾏事業
中古建設機械マーケットプレイス関連事業
その他の事業
①成果報酬型広告サービス事業
ASP(Affiliate Service Provider)
①成果報酬型広告サービス事業事業の内容と収益構造
成果報酬型広告サービス事業
広告主様が広告掲載者であるパートナーサイト運営者様に対して売上に応じた⼿数料を⽀払う、成果報酬型広告サービス「レントラックス(Rentracks)」の運営。クローズド型体制の構築により、広告主様は集客⼒の高い有⼒なパートナーサイトへの広告出稿が可能。またパートナーサイト運営者様は、高い成果報酬が期待できる広告案件等の優良な情報を得る機会を多く得られることで、双方がWin-Winの関係に。
サービス等の流れ
広告出稿依頼
利用料等の流れ
①成果報酬型広告サービス事業広告ジャンル別取扱⾼シェア構成
その他(物販等)の⽐率が下がり、⾦融、エステクリニック、転職求人の⽐率が伸⻑する
2025年3月期Q2 2026年3月期Q2
その他リード 2.5%
不動産関連 9.7%
士業 4.7%
その他リード 6.2%
士業 1.3%
11.5%
①成果報酬型広告サービス事業 広告ジャンル別取扱高
⾦融及びエステクリニックで⼤幅に伸⻑したほか、⾃動⾞、転職求人、その他リードも伸⻑、その他(物販等)は減少
広告ジャンル別取扱高
- 2025年3月期 Q2 - 2026年3月期 Q2
5,978
4,458
(単位︓百万円)
エステ クリニック
転職 求人
不動産 関連
その他 リード
⾦融 ⾃動⾞ 士業 その他
②検索連動型広告代⾏事業事業の内容と収益構造
検索連動型広告代⾏事業
検索広告事業会社であるLINEヤフー株式会社及びGoogle Japan G.K.の正規代理店として、顧客の検索連動型広告における効果を高めるため、適切なキーワードの選定・管理や最も効果の高い出稿時期の調整などのサポートを⾏う。
SNS、動画広告プラットフォームなど、効果のよい出稿面へと展開を広げる。
サービス等の流れ
③中古建設機械マーケットプレイス関連事業事業の内容と収益構造
中古建設機械マーケットプレイス関連事業
連結子会社である㈱GROWTH POWERが⾏う、中古建設機 械等の売買仲介事業。香港、台湾、ベトナム、バングラデ シュ等の海外販路開拓を⾏い、一括査定にてエンドユー ザーから直接仕⼊れ、世界各国に直接輸出を⾏えるよう エンドtoエンドの売買取引を拡大中。
サービス等の流れ
利用料等の流れ
③中古建設機械マーケットプレイス関連事業事業の内容と収益構造
中古建設機械マーケットプレイス関連事業
- アジア、アメリカを中心とした取引増により売上高が増加
- 売上原価は商品仕⼊高(円グラフご参照)
売上高、売上原価、利益の推移 売上原価の構成⽐率(2026年3月期Q2)
2025年3月期Q2 2026年3月期Q2
(単位︓百万円)
商品仕⼊高 100.0%
売上高 売上原価 利益
④その他の事業事業の内容と収益構造
その他の事業
主に連結子会社等が⾏う、メディア企画・運営事業、コンパクト家電等の企画・ 開発・販売事業、EC事業、システム開発・海外進出⽀援事業など。
サービス等の流れ
利用料等の流れ
④その他の事業事業の内容と収益構造
その他の事業
- 主にテクノパル、Atena Shanghai Co.,Ltd.(中国)の取引高減により 売上高が減少
- 売上原価は主に⽀払⼿数料(円グラフご参照)
売上高、売上原価、利益の推移 売上原価の構成⽐率(2026年3月期Q2)
2025年3月期Q2 2026年3月期Q2
(単位︓百万円)
セグメント情報ハイライト
成果報酬型広告サービス事業
売上高 92百万円
増減率 291.9 %
セグメント利益 1,087百万円
増減率 - 0.2%
⾦融、エステクリニック、転職求人が伸びた⼀方で EC案件の減少で横ばい
検索連動型広告代⾏事業
売上高 1,098百万円
増減率 0.8 %
セグメント利益 40百万円
増減率 72.7%
中古建設機械マーケットプレイス関連事業
売上高 153百万円
増減率 - 30.1%
セグメント利益 140百万円
増減率 74.6%
広告主様の増加により、売上高、利益ともに増加
その他の事業
売上高 793百万円
増減率 37.1%
セグメント利益 96百万円
増減率 - 31.2%
国内、海外各取引先国へ向けた営業強化に より、売上高、利益ともに増加
※ 報告セグメントに含まれない「グループ会社各種事業」「コンテンツ販売事業」等
セグメント別四半期毎セグメント売上⾼推移
検索連動型広告代⾏事業は広告主様の増加により売上⾼増加 中古建設機械マーケットプレイス関連事業の業績も拡⼤
(単位︓百万円)
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
- 成果報酬型広告サービス事業
■検索連動型広告代⾏事業
セグメント別四半期毎セグメント利益推移
中古建設機械マーケットプレイス関連事業の売上⾼増に伴いセグメント利益も増加
(単位︓百万円)
3000
2500
2000
1500
1000
500
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
■成果報酬型広告サービス事業
- 検索連動型広告代⾏事業
市場規模︓インターネット広告市場
当社グループが属するインターネット広告市場は、動画広告需要が 一層⾼まり、継続して⾼い成⻑率を維持している。
インターネット広告費︓前年⽐109.6%
インターネット広告媒体費︓前年⽐110.2%
(単位︓⼗億円)
4,000
3,500
3,000
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024
出所︓電通グループ「2024年日本の広告費」
広告制作費 媒体費他
事業環境︓動画系メディアの平均利⽤時間
ネット系動画利⽤時間は引き続き増加傾向にあり、今後も増加が期待 される。動画プラットフォーム等における広告出稿の強化を進めていく。
「テレビ系動画」の利用時間は減少した⼀方で、「ネット系動画」の利用時間は増加
平日 休日
- 令和5年度 - 令和6年度 (単位︓分)
前年⽐ 5.1%減
前年⽐ 8.2%減
224.5
180.1
170.9
206.1
テレビ系 ネット系 テレビ系 ネット系
*1 非インターネット系(テレビ系動画(リアルタイム/録画)、DVD・ブルーレイ、ビデオ)とインターネット系(ネット系動画(動画投稿・共有サービス/動画配信サービス/ダウンロード済動画))に区分 出典︓「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報⾏動に関する調査」報告書総務省情報通信政策研究所
競合環境
当社は現状クローズド型ASP唯⼀の上場会社として信頼度⾼。 クローズド型ASPとしての⾼品質なパートナーサイト網という強みを生 かし、さらなる顧客獲得を目指す。
国内の主なASPの特徴
| A社 | B社 | C社 | D社 | 当社 | E社 |
|---|---|---|---|---|---|
| 登録パートナーサイト数 約350万 ※1 | 約790千 ※2 | 約115万 ※3 | 約299万 ※4 | 346,081 ※5 | - |
| 上場有無 | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 |
| 初期費用/月額費用 | 有 | 有 | 有 | 有 | 無 |
| 主要ジャンル | オールジャンル | モール 旅⾏ ⾦融 | 美容 健康食品 ⾦融 | ⾦融 保険 ゲーム | ⾦融 エステクリニック 転職求人 |
| オープン/クローズド | オープン | オープン | オープン | オープン | クローズド |
※1 2025年9月末時点(決算資料より)※2 2024年12月末時点(決算資料より)※3 2024年4月時点(公式HPより)※4 2025年6月末時点(決算資料より)※5 2025年9月末時点
当社の強み
初期費用・月額利用料等の負担のない 完全成果報酬型広告サービス
顧客の「成果」につながる 「クローズド型」体制の構築
当社の強み①
1 完全成果報酬型サービス
広告主様
期待する 成果を達成
当社
成果報酬発生
当社の強み②
2 「クローズド型」体制の構築
1 2 3
パートナーサイト運営者様の 能動的に動くユーザー 様を獲得できる仕組み
パートナーサイト網 Win-Winの関係
パートナーサイト運営者様は、検索連動型 広告やSEO等により集客をしているため、広 告主様は、検索エンジンによって特定キー ワードに関する情報を探しているような、能動 的に行動しているユーザー様が閲覧すると思 われるサイトへ広告掲載をすることが可能
既存パートナーサイト運営者様からの紹 介
アフィリエイト塾等からの紹介
当社からのリクルーティング等でのみパー トナーサイト登録可能とするクローズド型 のサービス体制
【パートナーサイト登録の流れ】
広告主 様
パートナー サイト運 営者様
「クローズド型」により、集客⼒の高 い有⼒なパートナーサイトへの広告 出稿が可能
高い成果報酬が期待できる広告 案件等の優良な情報を得る機会 を多く得られる
GROWTH POWERの展開_TOKYO PRO Marketへの新規上場
連結子会社である㈱GROWTH POWERは、2025年3月7日に東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへ新規上場を申請し、2025年4月4日付で株式を上場いたしました。(証券コード347A)
GROWTH POWERの展開_マーケットプレイス事業
中古建設機械マーケットプレイスの掲載在庫数強化
中古建設機械マーケットプレイスの掲載点数は46,000点を突破。 日本、アジアを中心に、中東、オセアニア、北南アメリカ、アフリカなど世界各 国から多数の問い合わせを獲得。
GROWTH POWERの展開_⼀括査定事業
中古建設機械等の⼀括査定の国内外販路拡張
日本国内、香港、台湾、ベトナム、バングラデシュ等の最も高く売れる売り先を 拡張。国内の建設会社様等のエンドユーザーから直接仕⼊れ、最も高く売れる世 界各国に直接輸出を⾏えるようエンドtoエンドの売買取引を拡大。
種類 : ユンボ(油圧ショベル)
メーカー : 加藤製作所
型式︓HD512E
年式 : 1998年
稼働時間 : 4,728時間
状態︓ガラス破損、カバー開閉不具合あり
種類 : ユンボ(油圧ショベル)
メーカー : CAT
型式︓320D
年式 : 2011年
稼働時間 : 9,610時間
状態︓エンジン故障、不動(故障)⾞
種類 : ブルドーザー
メーカー : コマツ
型式︓D85P-21
年式 : 1990年
稼働時間 : 4,164時間
状態︓正常稼働
GROWTH POWERの展開
世界から世界への販売を実現するマーケットプレイスから その先へ
私たちが流通を促す建機等は、世界各地で学校やビルや⼯場を創る手助けとなり
2026年3月期通期連結業績予想
前年⽐︓売上⾼106.2% 営業利益115.4%
成⻑戦略①
全体 業績
成果報酬型 広告サービス事業
検索連動型 広告代⾏事業
中古建設機械マー ケットプレイス事業
その他の事業
⼤型案件の予算縮⼩などのリスクヘッジを⾒据えた 柔軟な営業体制の構築と新規事業への人員増強、 業績の拡⼤に注⼒
SNS、動画広告出稿の拡⼤
①有⼒なパートナーサイト運営者様への営業強化により需要の⾼い広告 ジャンルへのアプローチを強化。
②伸びしろのある既存ジャンルへのさらなる強化と、新サービスや新規ジャ ンルをさらに伸ばし、広告主様の増加を図る。
①SNS・動画プラットフォーム等の掲載媒体の多様化への対応、広告主 様と密接した情報交換、きめ細かいPDCAサイクルの運⽤により顧客満 足度を向上させ、広告運⽤予算の増額を図る。
①需要の⾼い商品の国内の買取を強化
②WEBマーケティングと主要取引国における現地営業で海外販路拡⼤
③サイト内掲載台数の増加と海外WEBマーケティング
①VTuber事業の活動強化
②海外事業における営業強化
成⻑戦略②
既存広告事業の強化と新規事業、グループ会社各種事業の成⻑、 海外展開の拡充
- ⾦融、エステクリニック、転職求人以外にも需要の⼤きく⾒込める既 存ジャンルへの取り組み強化
- 将来的に新たなジャンルの柱とすべきサービス業界等への営業強化
-
⼤手クライアント様の需要の取り込み
-
中古建設機械マーケットプレイス事業におけるGROWTH POWERのマーケティング強化と、国内買取の強化、海外販路の 拡⼤
- インターネットウェブサイト等各種メディアの企画及び運営の促進
- インフルエンサーマーケティングサービスの強化促進
国内事業の海外展開
- ベトナム・・・ASP事業、スマートフォンアプリ開発等
- タイ、台湾、フィリピン、モンゴル、マレーシア、インド、バングラデシュ・・・ASP事業、現地マーケティング⽀援、GROWTH POWER窓口等
- インドネシア・・・ASP事業、現地マーケティング⽀援等、EC事業等
- 中国(香港)・・・GROWTH POWER窓口・ASP事業等
- UAE・・・GROWTH POWER窓口 現地⽀援等
成⻑戦略③
アジア圏を中⼼にグローバルな新規市場開拓を加速
- 日本のノウハウを駆使した成果報酬型広告事業の海外展開
- インフルエンサーマーケティングサービス等、各国のマーケットに応じて展開
- GROWTH POWER事業の現地活動拠点として活用
世界に拡がる Rentracks
『子会社設⽴予定』
パキスタン(ラホール)
スリランカ(コロンボ)
世界に拡がる Rentracks
世界に拡がる Rentracks
世界に拡がる Rentracks
世界に拡がる Rentracks
世界に拡がる Rentracks
成⻑戦略④
ビジネスポートフォリオの拡張・強化で企業価値向上
サービスの拡充
ビジネス フィールドの拡⼤
パキスタン
進捗状況①2026年3月期月次速報
取扱⾼/売上⾼︓連結 (単位︓百万円)
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 上期合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期(実績) 取扱高 | 2,688 | 3,013 | 2,692 | 2,673 | 2,778 | 3,044 |
| 2025年3月期(実績) 取扱高 | 2,155 | 2,444 | 2,274 | 2,344 | 2,289 | 2,479 |
| 2026年3月期(実績) 売上高 | 333 | 344 | 342 | 358 | 302 | 389 |
| 2025年3月期(実績) 売上高 | 316 | 344 | 303 | 299 | 291 | 358 |
| 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 下期合計 | 通期合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期(実績) 取扱高 | 2,897 | ||||||
| 2025年3月期(実績) 取扱高 | 2,628 | 2,440 | 2,142 | 2,447 | 2,385 | 2,494 | 14,712 |
| 2026年3月期(実績) 売上高 | 376 | ||||||
| 2025年3月期(実績) 売上高 | 321 | 329 | 313 | 315 | 332 | 341 | 1,950 |
※ 本資料記載の数値は監査前の速報値であります。
※ 上期合計、下期合計は決算修正を反映した数値となります。
※ 2022年3月期の期⾸より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を適用しております。
(単位︓百万円)
500
400
300
200
100
0
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
- 2025年3月期売上高 - 2026年3月期売上高
進捗状況②2026年3月期月次速報
成果報酬型広告サービス事業︓パートナーサイト運営者数 (単位︓名)
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期(実績) | 61,139 | 62,024 | 62,468 | 63,000 | 63,239 |
| 2025年3月期(実績) | 56,279 | 57,625 | 57,992 | 58,250 | 58,588 |
| 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期(実績) | 63,756 | ||||
| 2025年3月期(実績) | 59,217 | 59,492 | 59,790 | 60,115 | 60,401 |
※ パートナーサイト運営者とは、「レントラックス(Rentracks)」に登録した広告掲載媒体の運営者をさします。
(単位︓名)
65,000
60,000
55,000
50,000
45,000
40,000
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
- 2025年3月期 - 2026年3月期
進捗状況③ パートナーサイト運営者数推移
モチベーションの⾼いパートナーサイトを増加させることにより、 運営者当たりの取扱⾼平均を⾼めつつ、営業人員を強化し リクルーティングの速度を上げる
(単位︓名)
68,000
64,000
60,000
56,000
52,000
48,000
44,000
40,000
36,000
32,000
28,000
24,000
20,000
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
パートナーサイト運営者数推移
運営者当たり取扱高平均 ※1
※1 運営者当たり取扱高平均は、四半期ごとの成果報酬型広告サービス取扱高累計÷延べパートナーサイト運営者数で算出しております。
進捗状況④ 月次速報について
当社は、重要経営指標である取扱高、売上高、成果報酬型広告サービス事業に おけるパートナーサイト運営者数について、月次で開示しております。 詳しくは、当社ホームページにてご確認ください。
認識するリスクと対応策①
当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を 与える可能性があると認識しているリスクは、以下のとおりであります。
| リスク概要及び対応策 | 特定事業への依存及び競 合について | 成果報酬型広告サービス における特定分野の 案件への依存について | 個人情報管理によるリス ク |
|---|---|---|---|
| 発生 時期 | 近 | 近 | 近 |
| 可能性 | 中 | 中 | 中 |
| 影響度 | 高 | 高 | 高 |
| リスク概要及び対応策 | 当社グル プは 現状「成果報酬型広告サ ビス」に経営資源を 集中させており 事業環境の変化等により成果報酬型広告サ ビ ースが縮⼩し その変化への対応が適切でない場合 当社グル プ の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ➤今後は新たな柱となる事業を育成し 収益⼒の分散を図ること を検討しております。 | 「成果報酬型広告サービス」において、現時点で⾦融案件および エステクリニック案件の広告主の占める割合が高いため、当該業 界における何らかの規制等により、広告主様からの受注が減少す るような場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性が あります。 ➤既に実績のあるその他の分野や新規分野への営業強化を⾏い、 リスク低減に努めております。 | 当社グループはユーザー様、パートナーサイト運営者様等の個人 に関連する情報を取得しております。外部からの不正アクセスや 内部からの情報漏洩によりこれらの個人情報が漏洩した場合には、 損害賠償や信用⼒の失墜により、当社グループの事業及び業績に 影響を及ぼす可能性があります。 ➤セキュリティ環境の強化、従業員に対する個人情報の取扱いに 対する教育等、⼗分な対策を⾏って参ります。また、当社は一般 財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)により、個人情報 について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者であ ることを認定され、プライバシーマークの使用が認められており ます。 |
認識するリスクと対応策②
※有価証券報告書の「事業等のリスク」に記載の内容のうち、成⻑の実現や事業計画の遂⾏に影響する主要なリスク を抜粋して記載しております。その他のリスクに関しましては、有価証券報告書の「事業等のリスク」をご参照ください。
会社概要
経営理念・経営⽅針・五か条
インターネットを駆使し、 人々に適切な情報を提供し、 便利さを提供する。
経営⽅針 信念・責任感・謙虚さ・スピード・実⾏⼒をモットーに、
当社に関わる全ての⽴場の人々を成⻑させ、 幸せにする手法を探求し、提供する。
人生一度きり、精一杯⽣きよう。
責任感
常に周りを意識し、信頼を勝ち取ろう。
謙虚さ
傲慢にならず、周りに⽣かされていることを意識しよう。
マッハスピード
自分一人が頑張っている訳ではない。 周りに負けないスピードで対応しよう。
実⾏⼒
考えるのも重要だが、 実⾏⼒が伴わなければ意味が無い事を認識しよう。
十五則
09.失敗は自分の責任。成功は自分の⼒+皆のおかげ。
11.頑張っているのは自分だけではない。周り以上に頑張らなければ成功はありえない。
12.常に周りに気を使え。そうすれば輪の中心は自分になる。
14.情報は隠すな。情報を出せば出すだけ新しい情報が⼊ってくる。
15.仕事は「情熱×やり方」。やり方が合っていても情熱がなければつまらない。 情熱があってもやり方が間違っていれば結果は出ない。
沿革
2005年12月 株式会社コエル設⽴
株式会社レントラックスに社名変更
株式会社クオリュクス&パートナーズ(現︓株式会社Anything)設⽴
株式会社Growth Power設⽴、インドネシア(ジャカルタ)に子会社設⽴
BEARIS ONE Co.,Ltd.(タイ)の株式を取得し子会社化
PT Kawaii wonder Group(インドネシア)の株式を取得し子会社化(PT Rentracks Creative Worksに社名変更)
株式会社テクノパル設⽴、モンゴル(ウランバートル)に子会社設⽴
中国(大連)の子会社を解散・清算し、Atena Shanghai Co.,Ltd.に事業を集約
2022年 9月 東京証券取引所の市場区分の⾒直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移⾏
2024年 7月 株式会社チーム⾦子が親会社となる
タイバンコクのRentracks(Thailand)Co.,Ltd.の清算結了
投資判断(AI生成)
投資評価: ★★☆☆
評価の理由は、増収増益を達成し、特に「成果報酬型広告サービス事業」が好調である点(取扱高+20.6%、売上高+11.9%)は評価できます。特に、セグメント別では「成果報酬型広告サービス事業」が売上高の約4.3%に過ぎないにもかかわらず、セグメント利益の大部分(1,087百万円)を占めており、高い収益性を維持している点は強みです。また、自己資本比率が33.6%から39.7%へ改善し、財務基盤が強化されている点もポジティブです。
しかし、懸念点も複数存在します。
- 利益構造の偏重と純利益の減少: 営業利益は増加しているものの、当期純利益が前年同期比で▲1.4%と微減しています。これは、前期にあった特別利益(貸倒引当金戻入)の剥落が主因ですが、本業の利益が純利益に反映されていない構造は注意が必要です。
- キャッシュフローの悪化: 営業CFが前期の544百万円から▲205百万円へと大幅に悪化しています。これは売上債権の増加(▲587百万円)が主因であり、売上が伸びているにもかかわらず、現金の回収が遅れていることを示唆しています。短期借入金の返済(▲1,370百万円)も財務CFを圧迫しており、運転資金の管理に懸念が生じています。
- 事業ポートフォリオの偏重リスク: 成果報酬型広告サービス事業のセグメント利益が全体の利益の大部分を占めており、この事業の成長鈍化や規制強化は企業全体に大きな影響を与えます。経営陣もリスクとして認識し「新たな柱となる事業を育成し収益力の分散を図ることを検討」としていますが、現状では具体的な成果が見えません。
- 中古建設機械事業の売上減少: この事業は「新たな柱」として期待されているにもかかわらず、売上高が前年同期比▲30.1%と大幅に減少しています。利益は増加していますが、これは売上原価の構成比率が変動した結果であり、売上拡大の足掛かりとしては機能していません。
投資判断の根拠: 増収増益と財務基盤の改善は評価できますが、キャッシュフローの悪化と利益構造の偏重がリスクとして残ります。特に、成長ドライバーとして期待される中古建設機械事業の売上減少は懸念材料です。現状の業績は堅調ですが、将来の成長性やリスク分散の観点から、平均的な評価(★3)よりは厳しく評価し、★2とします。
投資判断の根拠: 保有。現状の業績は堅調であり、特に成果報酬型広告事業の収益性は高い。しかし、キャッシュフローの悪化と事業ポートフォリオの偏重リスクを考慮すると、積極的な買い材料としては不十分。既存の投資家は、キャッシュフローの改善と新規事業の進捗を確認するまでは保有継続が妥当。
重要なポイント:
1. 営業CFのマイナス転落と売上債権の増加。
2. 成果報酬型広告サービス事業への利益依存度が高い構造。
3. 中古建設機械マーケットプレイス事業の売上高が大幅に減少している点。
4. 自己資本比率の改善と財務基盤の強化。
会社への質問(AI生成)
中古建設機械マーケットプレイス事業の売上高が前年同期比で30%減少しているにもかかわらず、セグメント利益が増加している理由を具体的に教えてください。売上原価の構成比率がどのように変化したのか、また、この事業の売上回復見通しについて詳しくお聞かせください。
営業キャッシュフローが大幅に悪化し、売上債権が大きく増加していますが、この売上債権の増加はどのセグメントの売掛金増加によるものですか?また、今後のキャッシュフロー改善に向けた具体的な施策を教えてください。
経営陣は「新たな柱となる事業を育成し収益力の分散を図る」としていますが、成果報酬型広告サービス事業以外のセグメントで、今後1年間で利益貢献度が大きく向上すると見込んでいる事業とその具体的な成長戦略について、詳細な計画をお聞かせください。
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| 成果報酬型広告サービスの「クローズド型」パートナーサイトの質的向上と単価交渉強化 | 80% | S | 既存の強みである「クローズド型」の質をさらに高め、高単価案件の獲得と交渉力を強化する。パートナーサイト運営者当たりの取扱高平均を向上させ、売上倍増の基盤とする。 |
| 中古建設機械マーケットプレイス事業における国内買取チャネルの強化と在庫回転率向上 | 70% | A | 売上減少の要因である在庫不足を解消するため、国内買取チャネルを強化。特に高単価商品の買取を優先し、在庫回転率を高めることで売上を回復させる。 |
| 検索連動型広告代行事業におけるSNS・動画広告の専門チーム組成と広告主への提案力強化 | 75% | A | 市場成長が著しいSNS・動画広告領域に特化した専門チームを組成し、広告主への提案力を強化。既存顧客の広告予算増額と新規顧客獲得を目指す。 |
| 海外展開の加速(特にRentracks事業)と新規市場(パキスタン、スリランカ)の早期収益化 | 60% | B | 成長戦略にある海外展開を具体化し、特にアジア圏での取扱高を拡大。ただし、新規市場の収益化には時間がかかるため、インパクトはB評価とする。 |
最優先戦略(AI生成)
最優先戦略:成果報酬型広告サービスの「クローズド型」パートナーサイトの質的向上と単価交渉強化
この企業にとって、成果報酬型広告サービス事業は現在の収益の柱であり、その競争優位性は「クローズド型」体制にあります。この強みを最大限に活かし、売上を倍増させるための最も確実性が高く、インパクトのある戦略は、この既存事業の収益性をさらに高めることです。
現状、この事業の取扱高は前年同期比で20.6%増、売上高は11.9%増と堅調ですが、セグメント利益の伸び率は売上高の伸び率を上回っており、高い利益率を維持しています。しかし、セグメント利益の伸び率が売上高の伸び率を上回っているのは、販管費の抑制(特に貸倒引当金戻入の剥落による影響を除く)や、高収益ジャンルへのシフトが寄与している可能性があります。
最優先戦略として、この「クローズド型」の質をさらに高めることに注力すべきです。具体的には、パートナーサイト運営者数あたりの取扱高平均をさらに引き上げる施策が必要です。これは、単にサイト数を増やすのではなく、金融、エステクリニック、転職求人といった高単価ジャンルへの集中度を高め、広告主との単価交渉力を強化することに繋がります。
経営陣は「モチベーションの高いパートナーサイトを増加させることにより、運営者当たりの取扱高平均を高めつつ」としていますが、具体的な単価交渉や高単価案件の獲得戦略が不明瞭です。この戦略では、既存の優良パートナーサイトに対して、より高い成果報酬が見込める広告主とのマッチングを強化し、広告主側にも「クローズド型」の質の高さを根拠に、より高い成果報酬を支払うインセンティブを与える交渉術を磨くことが求められます。
この戦略は成功率が高く(80%)、既存のビジネスモデルを強化するものであるため、売上倍増に向けた最も確実な柱となります。他の事業(特に中古建設機械事業)が低迷している現状では、最も安定した収益源である成果報酬型広告事業の強化が最優先事項となります。
ITコンサルからの提案(AI生成)
成果報酬型広告サービスの「クローズド型」パートナーサイトの質的向上と単価交渉強化に対するITコンサルティング支援
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パートナーサイトのパフォーマンス分析と最適化プラットフォームの構築:
- 目的: パートナーサイト運営者ごとのパフォーマンスを詳細に分析し、収益性の高い広告案件への誘導を最適化する。
- 支援内容: 各パートナーサイトのトラフィック、コンバージョン率、滞在時間などのデータを統合分析するダッシュボードを構築。AIを活用し、各サイトの特性に最適な広告案件をレコメンドするシステムを導入します。これにより、運営者当たりの取扱高平均を最大化します。
- 期待効果: 運営者のモチベーション向上と、企業側の広告マッチング精度の向上による売上単価の引き上げ。
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広告主向け案件管理・効果測定システムの高度化:
- 目的: 広告主に対して、クローズド型ならではの高品質な成果を可視化し、単価交渉を有利に進めるためのデータ基盤を整備する。
- 支援内容: 成果発生の要因分析、不正クリックの検知強化、および広告主のKPI達成度を詳細にレポートする機能を追加開発します。これにより、広告主は投資対効果を明確に把握でき、単価引き上げの合意形成が容易になります。
- 期待効果: 広告主との単価交渉における説得力向上と、継続的な予算増額の促進。
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パートナーサイトのリクルーティング・オンボーディングプロセスの自動化と効率化:
- 目的: 営業人員をリクルーティングではなく、既存パートナーの質的向上や新規ジャンル開拓に集中させるため、リクルーティングプロセスを効率化する。
- 支援内容: パートナーサイトの品質評価基準に基づいた自動スクリーニングシステムを導入し、初期の審査プロセスを自動化します。また、オンボーディング研修コンテンツをデジタル化し、新規パートナーの早期戦力化を図ります。
- 期待効果: 営業リソースの最適配分と、新規パートナーの質の担保。


