G-Globee - 2026年5月期 第2四半期決算説明資料 ★★★

基本情報

2026年5月期 第四半期 決算説明資料

株式会社Globee 2026.1.14

事業内容

従来バラバラであった教育インフラを融合したAI英語学習プラットフォーム「abceed」を開発・運営

「どの教材を使えばよいかわからない」「学習時間がなかなか取れない」「勉強しても成長を感じられない」「モチベーションが続かない」「英語スクールは高い…」といった多くの英語学習者が抱える悩みを、教育インフラをデジタル化・AI化することで解決

サービス概要

サービス 概要 料金プラン [*1]

  1. 価格は全て税込価格
  2. 6ヶ月の料金は法人に対してのみ提供している価格となります。
  3. 管理画面はユーザー数(学習者数)あたりの単価

2026年5月期 Q2 損益計算書

2026年5月期Q2は、想定通りの会員獲得が進み、売上高はほぼ予算通りの推移

費用は予算対比で若干抑制して推移しており、営業利益は想定よりもやや上振れ

*「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)を2022年5月期の期首より適用しております。

2026年5月期 Q2 費用の変動要因(費用構造の推移)

売上原価は、ライセンス料率の改善が進み、売上高対比の直接費の比率が低下

マーケティング強化により、広告宣伝費はQ1よりもさらに増加

*直接費は、プラットフォーム手数料やコンテンツのライセンス料などの概ね売上高に連動する費用

2026年5月期 Q2 貸借対照表

販売拡大に伴う契約負債や売掛金、買掛金の増加により、流動資産および流動負債はQ1からやや増加

金融機関からの借入金の返済が進んだことにより、固定負債が減少

2026年5月期 業績予想

2026年5月期は、25%程度の売上高成長を計画

経常利益率は10%台を目処にマーケティング投資を本格化

今期Q2時点で、営業利益がやや上振れているものの、業績予想の変更は無し

有料会員数の着実な増加により、売上高は前期比 +25% 程度の増加を計画

廉価プランの会員数増加に向けたマーケティング投資の本格化で、経常利益率は一時的に 10% 台へ低下

コンテンツ開発や新規ライセンス獲得、ユーザビリティの向上などの先行投資も引き続き実施予定

*廉価プランは、2025年3月にリリースした「映画プラン」「英会話プラン」を指す

廉価プランの有料会員数増加施策による影響について

2026年5月期は、廉価プラン有料会員数の増加に注力

その結果、下記3点を今期の影響として予想

① 有料会員数成長率の改善
② 平均単価の減少(売上成長への影響は弱い)
③ 投資の加速による費用の増加(利益率の減少)

段階的に、廉価プランの単価上昇を行い、売上・利益成長へ貢献

年平均売上・利益成長率 30% 目標を引き続き目指していく

KPI:ユーザー数

累計ユーザー数 600万人
2026年5月期第2四半期末時点

*累計ユーザー数は、無料利用でのユーザーも含む

KPI:有料会員数

有料会員数 12.6万人
2025年5月期第2四半期末時点

Proプランは概ね想定通りの会員獲得が進んだ
企業向けの会員数も好調に推移

* 季節性要因に関する補足説明

Q1は、英語学習者の学習意欲等の変動による年間を通じた閑散期であることを要因として微増もしくは微減となる傾向

Q2は、例年割引キャンペーンを実施(24/5期は無し)するため相応に会員数は増加する傾向

Q3は、例年通り同キャンペーンを実施により相応に会員数は増加する傾向

Q4は例年4月に同キャンペーンを実施するため大幅に会員数は増加する傾向

*有料会員数は、各四半期末時点の値

KPI:教材コンテンツ数

教材コンテンツ数 超 1,300
2025年5月期第2四半期末時点

*教材コンテンツ数は、abceedに掲載している教材冊数、映画・ドラマ作品数を合計した数値

KPI:その他 - 1

累計解答データ量 [1]
2026年5月期Q2末時点
30億件* 超

累計受験者数 [2]
2026年5月期Q2末時点
330万人* 超

累計受講者数 [3]
2026年5月期Q2末時点
16万人* 超

1 累計解答データ量は、各四半期末時点の数値(abceed上の問題・トレーニングにおける解答件数)
2 累計受験者数は、各四半期末時点の数値(同一ユーザーによる複数受験を含む)
*3 累計受講者数は、各四半期末時点の数値(同一ユーザーによる複数受講を含む)

KPI:その他 - 2

toC 売上比率 [1]
2026年5月期Q2末時点
89%*

オーガニックユーザー獲得率 [3]
2026年5月期Q2末時点
92%*

1 toC売上は一般個人からの売上高、toB売上は法人(企業、大学、高校、中学校等)からの売上高を算出
2 サブスク売上はサブスクリプションプランからの売上高、その他の売上はコンテンツの単品販売、コーチングプラン等からの売上高を算出
*3 オーガニックユーザー獲得率は全ユーザーのうち、広告など有料のユーザー獲得数を除いた獲得数を指す

【ライセンス獲得】 GAGA社との提携(2025年12月)

アカデミー賞 受賞作品「グリーンブック」「コーダ あいのうた」などの人気映画ライセンスを獲得(2025年12月1日より順次配信)

【料金プラン】廉価プランの価格改定(2025年12月)

廉価プラン「映画プラン」「英会話プラン」の料金を改定

LTV最大化に向けて適切な価格帯への引き上げを実施

【資本政策】自己株式取得(2026年1月14日公表)

機動的な資本戦略と資本効率の改善を図るため、自己株式取得を決定

*市場動向等により一部または全部の注文の執行が行われない場合があります

企業理念

個人の可能性を 最大化する
Unlock the Potential of Individuals

社名の由来

教育とエンターテイメントを融合するグローバル・カンパニー
グローバル 教育 エンターテイメント

会社情報

社 名: 株式会社Globee
設 立: 2014年6月12日
代表者: 幾嶋 研三郎
本 社: 東京都港区東麻布一丁目7番3号
社員数: 48名 [*]

事業内容: オンライン英語学習プラットフォームの開発・運営

*社員数は2025年11月末時点の臨時雇用者を除く正規従業員数

経営陣

業務執行取締役
代表取締役社長 幾嶋 研三郎
2015年3月に慶應義塾大学卒業。学生時代、「自分の人生を賭けてやりたい仕事は何か?」を考え抜いた結果、「人々の成長、目標達成を世界で最も後押しする会社を作ろう」と決意。2014年6月にGlobeeを創業、代表取締役社長に就任。

取締役 CTO 上赤 一馬
2015年3月に東京大学大学院卒業。新卒でソフトバンク株式会社へ入社。2017年8月、当社取締役CTOに就任し、現在はモバイル・フロントエンド・バックエンド・データ分析・インフラまで、横断的に開発を行う。

取締役 CFO 指田 恭平
2015年3月に一橋大学卒業。新卒で野村證券株式会社へ入社し、投資銀行業務に従事。その後投資ファンドにて投資先企業の経営管理、売却活動等に従事。2020年4月に当社に入社し、管理部門全般を統括。2020年12月に取締役就任。

社外取締役・監査等委員(常勤)
中村 孝男
日本生命出身
元 株式会社アルバック監査役 等

社外取締役・監査等委員(非常勤)
中山 寿英
税理士・公認会計士

社外取締役・監査等委員(非常勤)
北村 賢二郎
弁護士

教材コンテンツ

良質かつ主要な英語教材および映画・ドラマに対応

教科書、TOEIC®、英検®、多読教材、英字新聞、映画・ドラマなど、幅広いジャンルのコンテンツに対応

スマホやパソコン上で教材コンテンツを用いた学習が可能

学習ツール

30 種類以上の豊富な学習機能

単語学習、問題演習、シャドーイング、ディクテーション、辞書など、英語学習に特化した様々な学習機能に対応

また、発音採点や文法チェックなど、AIを活用した機能も活用可能

*学習機能数は、2024年2月末時点の数値

学習ツール

AIによるリアルタイムスコア予測
TOEIC® スコア本番誤差平均 66

学習ツール

個人に最適な問題を AI がレコメンド

既に解けそうな問題・目標達成に不要な難問を除外し学習効率を飛躍的に向上

問題集を全問解かずとも、目標達成に必要な学習成果を効率よく実現可能

従来の教材 AI 教材
問題を全て順番通りに学習 解くべき問題を、解くべき順番で学習

テスト

TOEIC® ・英検 ® のオンライン模試が受け放題

TOEIC®(25回分)、英検®(各級9回分)の過去問・模試に対応

AIが正答状況に応じて出題問題を変えることで、最短15分(30問)で高精度のスコア予測が可能

スクール

選び抜かれた英語コーチ(採用率 0.78% [*] )によるオンラインのコーチングやライブ講義を提供

Yusei Ando
TOEIC®︎ L&R TEST 990点、英検 1級、英国エディンバラ大学院で TESOL(英語教授法)修士号を取得。
大手コーチングスクールに入社後、100名以上の学習者の英語力向上・目標達成に貢献。
動機づけ研究の知見を活かした心理面のサポートや、コミュニケーション指導においても高い評価を得ている。

Ryo Tamura
TOEIC®︎ L&R TEST 990点、英検 1級、中高英語教諭一種免許状を取得。
大学時代にはアメリカへ留学して言語学・第二言語習得論を学び、その後大手英語コーチングスクールでチーフトレーナーを経験。
多種多様なニーズを持つ多くの受講生に寄り添い、目標達成まで導いてきた。

Ryu Matias
カナダ、トロント出身。TOEIC®︎ L&R TEST 990点を取得。
日本国内の教育委員会にてトレーナーを務め、多くの日本人英語教師を指導。県全体の指導スキルやコミュニケーションスキルの向上に努める。
ネイティブスピーカーでありながら、第二言語習得論にも精通。学習者のポテンシャルやモチベーションを引き出すことを得意としている。

*2021年3月12日~2022年9月21日の間で弊社英語コーチポジションに応募のあった候補者のうち採用に至った比率

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★★

評価の理由:
株式会社Globeeは、AIを活用した英語学習プラットフォーム「abceed」を展開しており、累計ユーザー数600万人超、有料会員数12.6万人と着実に成長しています。特にオーガニックユーザー獲得率が92%と非常に高い点は、プロダクトの競争力とブランド認知度の高さを裏付けています。また、売上原価率の改善(ライセンス料率の改善)や、自己株式取得の発表は、収益性改善と株主還元への意識を示唆しています。

一方で、2026年5月期は売上高成長率25%を計画していますが、廉価プランの会員数増加施策により、経常利益率が一時的に10%台へ低下する見込みです。これは、短期的な利益成長よりも会員数拡大を優先する戦略であり、投資フェーズにあることを示しています。また、有料会員数の伸びが売上成長率25%を支える主要因であると推測されますが、有料会員数の絶対数(12.6万人)はまだ市場全体から見れば限定的であり、今後の有料化率向上が重要です。社員数が48名と少なく、急拡大する事業を支える組織体制や人材確保の持続可能性には懸念が残ります。

投資判断の根拠:
保有。プロダクトの強み(AI活用、高いオーガニック獲得率)と着実な会員数増加は評価できますが、利益率低下を伴う成長戦略の実行フェーズにあるため、現状の評価は平均的と判断します。今後の有料会員数の伸びと、廉価プランの単価上昇による利益率回復の進捗を注視する必要があります。

重要なポイント:
1. 高いオーガニックユーザー獲得率(92%):プロダクトの強力な口コミ効果と市場での認知度を示唆。
2. 廉価プランへの注力と利益率低下:短期的な利益成長よりも会員数拡大を優先する戦略。
3. 有料会員数の絶対数と成長率:12.6万人の有料会員数が、25%の売上成長を支える主要因であると推測されるが、今後の有料化率向上が鍵。
4. 費用構造の改善:売上原価率の改善はポジティブだが、マーケティング費用増加による利益率低下が懸念される。

会社への質問(AI生成)

廉価プランの有料会員数増加施策において、単価上昇のロードマップと、それによる有料会員数の伸びへの影響について、具体的な数値目標(例:〇年後に単価を〇円に引き上げ、会員数を〇万人にする計画など)を教えてください。

Q2時点での有料会員数12.6万人に対し、2026年5月期末の目標値が示されていません。売上高成長率25%を達成するための、期末時点での有料会員数の具体的な目標値と、その内訳(Proプラン、廉価プラン、法人)を教えてください。

社員数が48名と少ない中で、コンテンツ開発、新規ライセンス獲得、ユーザビリティ向上、そしてマーケティング強化を同時に進めるためのリソース配分と、今後の採用計画について、具体的な計画を教えてください。

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
有料会員単価の段階的引き上げとアップセル戦略の強化 70% S 廉価プランの単価引き上げと、Proプランへのアップセルを加速。LTV最大化の鍵となる施策。成功には、廉価プランの付加価値向上と、Proプランの優位性訴求が不可欠。
法人向け(toB)事業の本格的な拡大 60% A toC比率89%からの脱却。法人向けは単価が高く安定収益源となるため、売上倍増の重要な柱。営業体制の強化と、法人向けコンテンツの拡充が必要。
AIレコメンド機能の高度化と学習成果の可視化による継続率向上 80% A 既存会員のLTV向上と、口コミによる新規獲得の強化。学習効果の明確な可視化は、解約率低下と有料化率向上に直結する。
海外市場への展開(特にアジア圏) 40% B 既存のプラットフォームをベースに、現地ニーズに合わせたコンテンツ展開。成功確率は低いが、成功時のインパクトは大きい。

最優先戦略(AI生成)

最優先戦略は「有料会員単価の段階的引き上げとアップセル戦略の強化」です。

現状、売上高成長率25%を計画していますが、その裏側で「廉価プランの会員数増加に向けたマーケティング投資の本格化」により、経常利益率が一時的に10%台へ低下する見込みです。これは、会員数を増やすために単価の低いプランへの誘導を強化していることを示唆しており、短期的な売上成長は達成できても、収益性の改善が遅れるリスクがあります。

売上を倍増させるためには、単に会員数を増やすだけでなく、会員一人当たりの収益(ARPU/LTV)を向上させる必要があります。資料では「段階的に、廉価プランの単価上昇を行い、売上・利益成長へ貢献」とありますが、具体的なロードマップが不明瞭です。

この戦略の成功には、以下の実行が不可欠です。
1. 廉価プランの付加価値向上と単価引き上げの実行:GAGA社との提携によるコンテンツ拡充(映画プランなど)を、単価引き上げの根拠として明確に提示し、実行すること。
2. Proプランへのアップセル導線の強化:AIレコメンド機能や学習成果の可視化を、Proプランの優位性(例:AIによるリアルタイムスコア予測の精度向上、個別コーチングとの連携など)と結びつけ、廉価プランユーザーをProプランへ誘導する仕組みを強化すること。

この戦略は、既存の600万人の累計ユーザーと12.6万人の有料会員を基盤としており、新規顧客獲得コストを抑えつつ収益性を高める上で最も効率的です。特に、オーガニックユーザー獲得率92%という強みを活かし、既存ユーザーのLTV向上に注力することが、売上倍増への最短ルートとなります。

ITコンサルからの提案(AI生成)

提案するITコンサルティング支援は、主に「有料会員単価の段階的引き上げとアップセル戦略の強化」および「AIレコメンド機能の高度化と学習成果の可視化による継続率向上」の実現を技術面からサポートするものです。

1. AIレコメンドエンジンの高度化とLTV最大化
* 目的: 既存のAIレコメンド機能(個人に最適な問題のレコメンド)をさらに高度化し、ユーザーの学習進捗データ(解答データ30億件)を最大限活用する。
* 支援内容: 既存のレコメンドロジックを深層学習モデルに移行し、単なる「解くべき問題」の提示だけでなく、「次にどのプラン(廉価/Pro)に移行すべきか」「どのコンテンツ(映画/TOEIC模試)がLTV向上に寄与するか」を予測するレコメンデーションエンジンを開発・導入します。
* 期待効果: ユーザー体験の向上による継続率(リテンション)の改善と、アップセル機会の自動創出によるARPU(ユーザーあたりの平均収益)の向上。

2. 学習成果の自動可視化ダッシュボードの構築
* 目的: ユーザーが自身の学習成果を明確に把握できるようにし、学習意欲の維持と有料プラン継続の動機付けとする。
* 支援内容: 累計解答データやTOEICスコア予測データに基づき、ユーザー個人のスキルマップや目標達成までの進捗をリアルタイムで可視化するインタラクティブなダッシュボードを開発します。特に、廉価プランユーザーがProプランの価値を理解できるよう、Proプラン利用時と未利用時の学習効率比較データを自動生成する機能を実装します。
* 期待効果: ユーザーエンゲージメントの向上と、有料プラン継続の意思決定をデータに基づいて支援することで、解約率の低下と単価上昇への抵抗感を低減させます。

3. データ基盤の統合と分析基盤の整備
* 目的: 散在するユーザーデータ(解答データ、契約情報、コンテンツ利用履歴)を一元管理し、迅速なKPI分析と施策効果測定を可能にする。
* 支援内容: クラウドベースのデータウェアハウスを構築し、各KPI(有料会員数、単価、LTV、オーガニック率)の算出ロジックを標準化します。これにより、経営層が迅速に施策の成否を判断できるBIツール連携環境を整備します。
* 期待効果: 施策実行後の効果測定サイクルを高速化し、単価引き上げやアップセル施策のPDCAを迅速に回すことが可能となり、売上倍増に向けた意思決定の質とスピードが向上します。