G-キャリア - 決算説明資料(2025年9月期) ★
基本情報
- 会社コード: 61980
- 会社名: G-キャリア
- タイトル: 決算説明資料(2025年9月期)
- 発表日時: 2025年12月19日 17:00
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120251219523162.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6198.T
2025年9月期 決算説明資料
株式会社キャリア(証券コード:6198)
CAREER
いくつになってもイキイキ暮らせる社会を
2025年9月期決算概要
連結業績推移
下期で営業損益の赤字幅が縮小も、繰延税金資産の取崩し等の影響で最終損益は△150百万円と赤字拡大
| 2024年9月期 | 2025年9月期 | |
|---|---|---|
| 売上高 | 428 | 332 |
| 営業利益 | 192 | 192 |
| 経常利益 | 101 | 101 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 30 | 30 |
| 1株当たり当期純利益 | △34 / △7 / △9 | △34 / △7 / △9 |
| 2024年9月期 | 2025年9月期 | |
|---|---|---|
| 1Q | 82 | 170 |
| 2Q | 46 | 1 |
| 3Q | △50 | △61 |
| 4Q | △150 | △150 |
2025年9月期決算概要
下期以降、事業収益面では改善施策の効果が出始めたものの、来期の先行投資やその他損失(*)までは吸収しきれず(百万円)
| 2024年9月期 実績 | 2025年9月期 実績 | 前期比(%) | 修正業績予想(2025/6/26公表) | 達成率(%) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 売上高 | 16,709 | 14,935 | 89.4% | 15,660 | 95.4% |
| シニアケア | 14,144 | 12,622 | 89.2% | - | - | |
| シニアワーク | 2,565 | 2,313 | 90.2% | - | - | |
| 営業利益 | 営業利益 | 428 | △9 | - | 80 | - |
| 経常利益 | 経常利益 | 399 | △22 | - | 55 | - |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | 249 | △150 | - | 5 | - |
| 1株当たり当期純利益 | 1株当たり当期純利益 | 29.37円 | △17.66円 | 0.59円 |
- 看護師や介護士等の派遣・紹介ニーズは継続して高水準で推移しているものの、営業基盤の再構築中で刈り取り不足
- リスキリング関連の業務フロー見直しや DX 推進含む IT 投資、新規事業の研究開発費等で 4Q は一時的に販管費が増加
- 加えて、営業基盤の再構築に伴う減損損失、並びに繰延税金資産の一部取崩し (*) が利益を一層押し下げる要因に
- 行政処分が業績に与えた影響はごく限定的
2025年9月期決算概要 貸借対照表比較
自己資本比率は 41.1 %と前期より3.6%減少
2025年9月期第4四半期決算概要 シニアケア事業売上高推移
2025年9月期4Q 売上高:12,622百万円(前期実績14,144百万円:前期比89.2%)
介護報酬改定による訪問介護事業所の基本報酬引き下げの影響から、価格転嫁要請の厳しい状況は継続
4Q以降は子会社の合併により、営業体制の強化を図る
売上高 (百万円)
(グラフデータは省略)
2025年9月期第4四半期決算概要 シニアケア事業売上高(項目別)四半期推移
看護派遣事業は増減率(対4Q)▲22.9%、保育派遣事業は増減率(対4Q)▲9.6%
2025年9月期第4四半期決算概要 シニアワーク事業売上高推移
2025年9月期4Q 売上高:2,313百万円(前期実績2,565百万円:前期比90.2%)
2025年9月期第4四半期決算概要 シニアワーク事業売上高(項目別)四半期推移
コールセンターの新規案件獲得に苦戦
2025年9月期決算概要 決算トピックス
2025年9月期の業績は減収減益。将来成長に向けた投資を積極的に実施。
市場環境 日本の人手不足状況
深刻な人手不足の解消の対応策
市場環境 2030年の人手不足の展望
現在日本では人材関連の需要と供給のバランスが大きく崩れている
サービス業は離職率が高いこともあり、約400万人と大きな人手不足が見込まれる
当社のシニアケア事業における領域である 医療・福祉 も、サービス業に次いで人手不足に苦しみ、約187万人にのぼる(万人)
(グラフデータは省略)
※ 1 出展:パーソル総合研究所× 中央大学「労働市場の未来推計 2 0 3 0 」
市場環境 有効求人倍率の推移
2025年7月~9月の3カ月平均の有効求人倍率は1.19倍で、直近3カ月平均は0.03ポイント上昇
(グラフデータは省略)
成長戦略 KPI
Careerの人材派遣事業における財務KPIと事業KPIの構造
(グラフデータは省略)
成長戦略 新規事業「キャリアスマイルケアカレッジ」
リスキリング ※ 1 を通して、医療・福祉の人手不足という社会問題を解決
キャリア相談、リスキリング、 転職まで一貫してサポート
介護職に特化した 全国最大規模 の
資格取得・転職支援サービス
受講料の最大全額を
受講者に還元 ※2
※ 1 社会環境や働く環境の変化にあわせて今後、仕事に必要とされるスキルを習得する 行為
※ 2 講座終了後5 0 %キャッシュバック
㈱キャリア経由で転職後、1 年間継続的に就業している方2 0 %キャッシュバック
( ※ 追加的に講座の受講費 ⽤ の1 / 5 相当額( 上限1 6 万円) )
上記を含め、指定の条件を満たした方、残り全額を㈱キャリアからキャッシュバック
| 母集団形成 Step01 Step02 募集 ・申込 キャリア相談 | リスキリング Step03 受講 | 転職支援 Step04 Step05 仕事紹介 転職(就業) |
|---|---|---|
| 介護職員初任者研修 介護福祉士実務者研修 喀痰吸引等研修 同行援護従業者養成研修 在宅・施設を問わず、介護 職として働く上で基本とな る知識・技術を習得する講 座 介護職員として働くうえで 必要な介護過程の展開や 認知症等について学ぶこ とができ、介護の専門家と してより質の高い介護を提 供するためのスキルを磨く ことができる講座 医療ケアである「痰の吸 引」や「経管栄養」を⾏なえ る介護職員を養成するた めの研修 視覚障害者の外出をサ ポートする「同⾏援護」に ついて、適切な介護⽅法を 学習するための研修 ※一般課程のみ | 介護職員初任者研修 介護福祉士実務者研修 喀痰吸引等研修 同行援護従業者養成研修 在宅・施設を問わず、介護 職として働く上で基本とな る知識・技術を習得する講 座 介護職員として働くうえで 必要な介護過程の展開や 認知症等について学ぶこ とができ、介護の専門家と してより質の高い介護を提 供するためのスキルを磨く ことができる講座 医療ケアである「痰の吸 引」や「経管栄養」を⾏なえ る介護職員を養成するた めの研修 視覚障害者の外出をサ ポートする「同⾏援護」に ついて、適切な介護⽅法を 学習するための研修 ※一般課程のみ | 介護職員初任者研修 介護福祉士実務者研修 喀痰吸引等研修 同行援護従業者養成研修 在宅・施設を問わず、介護 職として働く上で基本とな る知識・技術を習得する講 座 介護職員として働くうえで 必要な介護過程の展開や 認知症等について学ぶこ とができ、介護の専門家と してより質の高い介護を提 供するためのスキルを磨く ことができる講座 医療ケアである「痰の吸 引」や「経管栄養」を⾏なえ る介護職員を養成するた めの研修 視覚障害者の外出をサ ポートする「同⾏援護」に ついて、適切な介護⽅法を 学習するための研修 ※一般課程のみ |
成長戦略 新規事業㈱ウェルネスキャリアサポート「第2farm稼働」
第1Farmに続き、第2Farmを新設。さらなる増収増益の柱に。
(グラフデータは省略)
2026年9月期業績予想
来期は増収計画も収益構造のアップデート完了を下期に見込んでいるため、通期での利益貢献はFY27以降を想定(百万円)
| 2025年9月期 実績(A) | 2026年9月期 業績予想(B) | 増減額(B-A) | 前期比(%) | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 14,935 | 16,360 | 1,425 | 109.5% |
| 営業利益 | △9 | 40 | 49 | - |
| 経常利益 | △22 | 20 | 42 | - |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △150 | △10 | 140 | - |
| 1株当たり当期純利益 | △17.66円 | ー |
- 支社・支店体制など営業基盤の再構築を早期に完了させるとともに、業務フローの見直しや DX 推進を実施する過程で売上・利益両面での最大化を目論む
- また、 FY25 で実施したグループ再編により、ブランドの集約や管理コストの削減により利益率向上効果を見込む
- しかしながら、本格的な利益貢献は 4Q を計画していることから、 FY26 では税金費用までは吸収できない見込み
- なお、コンプライアンス体制については FY25 までに整備が完了しており、今後も継続的な強化に取組んでいく方針
Appendix 会社概要
会社情報
設立 2009 年
従業員数 ※ 1 295 名
株式会社キャリア:2 7 9 名
連結子会社: 16 名
※ 1 : 2 0 2 5 年9 月3 0 日実績(臨時雇用者は含まない)
売上高 ※ 3 149 億円
営業利益 ※ 3 △9 百万円
売上高CAGR ※ 4 4.8 %
※ 2 : 2 0 2 5 年9 月3 0 日現在
※ 3 : 2 0 2 5 年9 ⽉ 期実績
※ 4 : 2 0 1 9 年9 ⽉ 期から2 0 2 5 年9 ⽉ 期の年平均成 ⻑ 率
経営陣 ※ 2
代表取締役会長兼社長 川嶋一郎
取締役 蒲原翔太
取締役 竹上雅彦
社外取締役 池田脩太郎
社外取締役(監査等委員) 岩見和磨
社外取締役(監査等委員) 舘充保
社外取締役(監査等委員) 山本和成
Appendix 企業理念
(図表省略)
Appendix 当社が担う社会的責任
年々加速する高齢化社会を見据え、高齢化社会型人材サービスを創造
(図表省略)
Appendix Abo ut Career
エッセンシャルワーカー派遣業界トップクラスの実績(介護・看護)
(図表省略)
お問い合わせ先
株式会社キャリア I R 担当
E - m a i l
ir@careergift.co.jp
I R サイト
https://www.careergift.co.jp/ir/
投資判断(AI生成)
投資評価: ★☆☆☆☆
評価の理由:
株式会社キャリアの2025年9月期決算は、売上高が前期比で89.4%と減収、営業利益は428百万円から△9百万円へと大幅な悪化、当期純利益は249百万円から△150百万円へと赤字転落しました。これは、経営陣が説明する「営業基盤の再構築」「先行投資」「DX推進」といった施策が、現時点ではコスト増と収益機会の損失につながっていることを示しています。
特に懸念されるのは、シニアケア事業の売上高が前期比で約10%減少している点です。介護報酬改定による基本報酬引き下げの影響が継続しており、価格転嫁の難しさが収益性を圧迫しています。また、シニアワーク事業のコールセンター新規案件獲得の苦戦も、事業の多角化が十分に進んでいないことを示唆しています。
2026年9月期の業績予想では、売上高は109.5%増と回復を見込んでいますが、営業利益は40百万円、当期純利益は△10百万円と、依然として低水準にとどまる見込みです。経営陣は「収益構造のアップデート完了を下期に見込んでいるため、通期での利益貢献はFY27以降」としており、短期的な業績回復への期待は薄い状況です。
自己資本比率が41.1%と低下しており、財務基盤の安定性にも懸念が生じています。新規事業である「キャリアスマイルケアカレッジ」や「第2farm」の成長が不透明な中、既存事業の収益性悪化が続く状況では、投資妙味は低いと判断します。
投資判断の根拠:
売り。実績ベースでの大幅な業績悪化(減収減益、純損失計上)と、来期も利益水準が極めて低い水準に留まる見込みであるため。既存事業の収益性改善の遅れと、新規事業の貢献が不透明である点を重視します。
重要なポイント:
1. 既存事業の収益性悪化: 介護報酬改定の影響と営業基盤再構築による刈り取り不足が、売上・利益を直接的に圧迫している。
2. 先行投資のコスト増: DX投資や新規事業開発費が販管費を増加させ、赤字転落の主因となっている。
3. 来期業績の不透明性: 2026年度も純利益は赤字予想であり、本格的な利益回復は2027年度以降と先送りされている。
4. 財務指標の悪化: 自己資本比率の低下(41.1%)は、収益悪化に伴う財務基盤の脆弱化を示唆している。
会社への質問(AI生成)
営業基盤の再構築とDX推進が売上・利益に与えた具体的な影響について、定量的なデータを開示してください。特に、再構築前後の営業効率(例:担当者一人当たりの売上高や利益率)の変化を具体的に示し、投資対効果を明確にしてください。
シニアケア事業の売上減少(前期比89.2%)の主因が介護報酬改定による基本報酬引き下げであると説明されていますが、価格転嫁の状況(例:顧客単価の変動率、サービス提供量の変化)について、具体的な数値を提示してください。
新規事業「キャリアスマイルケアカレッジ」の受講者数と、そこから実際に転職に至った人数、およびその転職者の定着率(1年後)の推移を教えてください。これらのKPIが、先行投資の回収計画にどのように組み込まれているか確認したいです。
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| 既存事業の営業基盤再構築の加速とDXによる効率化 | 70% | S | 既存事業の収益性を早期に回復させることが最優先。営業プロセスの標準化とAI/RPA導入による業務効率化で、営業リソースを「刈り取り」に集中させる。成功には、既存の営業組織の変革への抵抗を乗り越える必要がある。 |
| 新規事業「キャリアスマイルケアカレッジ」の有料化と規模拡大 | 60% | A | 現在のキャッシュバックモデルは利益率を圧迫。受講料の全額還元モデルを見直し、段階的な有料化や、企業向け研修プログラムへの展開で収益源を確立する。成功には、質の高い研修コンテンツと高い転職成功率の維持が不可欠。 |
| シニアワーク事業のコールセンター事業の選択と集中 | 50% | B | 案件獲得に苦戦している現状を踏まえ、不採算案件からの撤退と、高単価・高付加価値の案件(例:専門性の高いIT関連コールセンター)への集中を行う。成功には、既存顧客との関係強化と、新たなターゲット市場の開拓が必要。 |
| 介護報酬改定に対応した高付加価値サービスへのシフト | 65% | A | 報酬改定の影響を受けにくい、専門性の高い派遣・紹介(例:特定行為研修修了者、訪問看護師)へのシフトを加速。高単価人材の確保と、顧客への付加価値提案を強化する。成功には、人材の質を担保する採用・育成体制の強化が前提。 |
最優先戦略(AI生成)
最優先戦略は「既存事業の営業基盤再構築の加速とDXによる効率化」です。
現在の業績悪化の主因は、売上高の減少と営業基盤再構築に伴うコスト増が重なったことにあります。特に、シニアケア事業の売上減少は、営業基盤の再構築による「刈り取り不足」と説明されており、これは既存の収益源が機能不全に陥っていることを示しています。経営陣は2026年度下期に収益構造のアップデート完了を見込んでいますが、この遅れが続けば、財務状況の悪化と成長戦略への投資余力がさらに削がれるリスクがあります。
この戦略の目的は、営業活動の効率性を劇的に改善し、既存事業の収益性を早期に回復させることです。具体的には、営業プロセスの標準化、顧客管理システム(CRM)の最適化、および定型業務の自動化(RPAやAI活用)を徹底的に推進します。これにより、営業担当者が本来注力すべき「新規顧客開拓」や「既存顧客への深耕営業」にリソースを集中させ、売上機会の損失を最小限に抑えます。
成功の鍵は、経営陣が掲げる「営業基盤の再構築」を単なる組織変更で終わらせず、具体的な業務フローの改善とテクノロジー導入によって実現することです。特に、シニアケア事業における介護報酬改定の影響を吸収するためには、営業効率の向上による利益率改善が不可欠です。この戦略が成功すれば、2026年度の業績予想である営業利益40百万円を上回り、早期の黒字化と財務基盤の安定化に貢献します。
ITコンサルからの提案(AI生成)
提案するITコンサルティング支援は、既存事業の営業効率化と収益性改善に焦点を当てます。
-
営業プロセス標準化とCRM/SFAの最適化支援:
- 目的: 営業基盤再構築の遅れを解消するため、属人的な営業活動を排除し、標準化されたプロセスを確立します。
- 支援内容: 既存のCRM/SFAシステム(もしあれば)の利用状況を分析し、ボトルネックとなっている業務フローを特定します。特に、求職者(人材)と求人企業(顧客)のマッチングプロセスを可視化し、データに基づいた最適なアクションを自動化・推奨する仕組みを構築します。
- 期待効果: 営業担当者の活動効率が向上し、リードタイムの短縮と成約率の向上が見込まれます。
-
業務自動化(RPA/AI)によるバックオフィス業務の効率化:
- 目的: 販管費の削減と、営業・管理部門のリソースをコア業務に集中させるため、定型業務を自動化します。
- 支援内容: 契約書作成、請求書発行、勤怠管理、給与計算などの定型的なバックオフィス業務をRPAで自動化します。また、人材のスキル情報や顧客のニーズ情報をAIで分析し、マッチング精度を高めるためのデータ基盤構築を支援します。
- 期待効果: 人件費の抑制と、データに基づいた迅速な意思決定が可能となり、収益構造の改善に直結します。
-
データ分析基盤の構築とKPIダッシュボードの導入:
- 目的: 経営陣がリアルタイムで業績を把握し、迅速な軌道修正を行うための基盤を整備します。
- 支援内容: 各事業セグメント、地域、担当者レベルでの売上・利益KPIを統合的に可視化するダッシュボードを構築します。特に、営業活動のKPI(例:アプローチ数、面談数、成約率)と財務KPIの相関関係を分析できる環境を提供します。
- 期待効果: 経営の透明性が向上し、収益性の低い領域や非効率なプロセスを早期に特定・改善できるようになります。


