カカクコム - 2026年3月期 第3四半期 決算説明資料 ★★

目次

基本情報

FY26/3 Q3 決算説明資料

株式会社カカクコム(東証プライム: 2371 ) 2026 年 2 月 4 日

エグゼクティブ・サマリー

Kakaku.com, Inc. FY26/3 Q3 Results

連結経営成績 II. セグメント別経営成績 III. Appendix

Kakaku.com, Inc. FY26/3 Q3 Results

連結経営成績

FY26/3 Q3 連結実績

(百万円)

FY26/3 Q3 YoY 業績予想 FY26/3 Q3 累計 YoY
増減額 増減率 (進捗率) 増減額
売上収益 24,030 +3,706 +18.2% (74.9%) +12,204
営業利益 7,290 -742 -9.2% (75.5%) -933
営業利益率 30.3% -9.2pt -8.2pt
税引前利益 7,373 -715 -8.8% (75.5%) -1,254
親会社の所有者に帰属する当期利益 5,002 -507 -9.2% (75.6%) -729
EPS(円) 25.28 -2.58 -3.74

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FY26/3 Q3 セグメント別売上収益と利益

(百万円)

FY26/3 Q3 YoY 業績予想 FY26/3 Q3 累計 YoY
増減額 増減率 (進捗率) 増減額
価格.com
売上収益 5,970 -64 -1.1% (73.1%) +330
セグメント利益 3,168 -4 -0.1% (72.7%) +1,065
食べログ
売上収益 10,743 +1,774 +19.8% (75.1%) +5,047
セグメント利益 6,168 +1,282 +26.2% (78.1%) +3,350
求人ボックス
売上収益 4,797 +1,357 +39.5% (77.9%) +5,306
セグメント利益 -501 -1,720 -141.1% (58.0%) -4,552
インキュベーション
売上収益 2,520 +639 +33.9% (71.0%) +1,521
セグメント利益 829 +456 +122.1% (71.8%) +687
セグメント利益調整額 * -2,374 -756 -46.7% (80.5%) -6,276

*「セグメント利益調整額」=各セグメントに配分していない全社費用が含まれています。FY25/3まで含まれていた内部取引消去額はFY26/3Q2より各セグメントへ按分しております。

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FY26/3 Q3 営業利益の増減要因

Q3 営業利益の増減 (百万円)

Q3 累計営業利益の増減 (百万円)

主要な営業費用の四半期推移と売上比率

広告宣伝費 (百万円)

代理店手数料 (百万円)

人件費 / 外注費 (百万円)

成長投資で広告宣伝費、代理店手数料が増加

Q3 の実績
* 広告宣伝費および代理店手数料は、主に求人ボックスの成長投資により増加。
* 人件費・外注費は増加傾向にあるが、売上比率の水準は安定。

Q4・通期の見通し
* 広告宣伝費は、求人ボックスにおけるブランド投資の強化、食べログのプロモーション強化により、Q4 も増加。
* 代理店手数料は、求人ボックスの成長投資に伴い増加の見込み。

*各営業費用の詳細については24ページをご参照ください。

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I. 連結決算成績 II. セグメント別経営成績 III. Appendix

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価格.com

売上収益とセグメント利益(率)の四半期推移

(百万円)

売上・利益ともに微減

Q3 の実績
* 「ショッピング」はパソコン需要の高まりにより好調に推移。
* 「金融」は金利上昇など外部環境の変化により減収傾向。
* 「広告」は好調だった昨年の水準を維持。

Q4・通期の見通し
* セグメント全体としては、通期計画通りに進捗する見込み。
* 部材不足に伴う価格高騰への懸念から、パソコン需要は継続。
* 「金融」は、引き続き厳しい事業環境を想定。

Q1 Q2 Q3 Q4 FY25/3 Q1 Q2 Q3 FY26/3
ショッピング 2,046 1,263 1,263 1,263 5,836 1,935 1,892 2,047 5,970
金融 578 561 561 561 2,261 433 428 405 1,266
通信 671 632 632 632 2,567 435 428 405 1,268
自動車 938 931 931 931 3,731 740 692 648 2,080
サービスその他 751 809 809 809 3,169 1,132 1,095 956 3,183
保険 767 811 811 811 3,199 1,935 1,892 2,047 5,874
広告 770 790 790 790 3,140 1,951 2,047 2,047 6,038
その他 241 224 224 224 913 561 561 561 1,683
合計 5,970 5,749 5,970 17,555

*FY25/3 Q2 に㈱Patheeの事業に関連する主に無形資産およびのれんにつき減損損失を計上(588百万円)。その影響を除くと価格.comセグメントのFY25/3 Q2利益は2,803百万円(YoY+9.2%)、利益率は50.2%。詳細は2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信[IFRS](連結)「2.要約中間連結財務諸表および主な注記(6)要約中間連結財務諸表に関する注記事項(減損損失)」をご参照ください。

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食べログ

売上収益とセグメント利益(率)の四半期推移

(百万円)

予約事業を中心に堅調な成長が続く

Q3 の実績
* 季節的な繁忙期を迎え、飲食店広告および飲食店予約は共に堅調に成長。

Q4/通期の見通し
* 売上は、 Q4 も高い成長率を維持。一方、地方都市におけるプロモーション強化などの先行投資に伴い、利益率は一時的に下がる見込み。
* これまでの好調な進捗を踏まえると、通期では期初計画を達成する見込み。

Q1 Q2 Q3 Q4 FY25/3 Q1 Q2 Q3 FY26/3
飲食店広告 3,401 3,532 4,340 4,176 16,189 4,405 4,649 4,649 17,703
飲食店予約 3,441 3,567 3,685 3,808 14,501 3,982 4,096 4,649 16,727
ユーザー会員 394 399 405 410 1,608 405 410 410 1,625
広告 383 515 517 424 1,839 438 480 459 1,377
その他 12 17 22 25 76 28 43 40 111
合計 7,631 8,031 8,969 8,843 33,474 9,257 9,677 10,743 38,577
セグメント利益 3,253 3,424 4,094 4,042 14,813 4,288 4,503 6,168 17,959

*契約店舗数は四半期末時点の実績。なお、FY26/3 Q3時点の有料サービスの総契約店舗数は、97,700店。「飲食店広告」と「飲食店予約」の両サービスを契約している店舗は、60,200店。
*ARPU =「当月の売上÷当月の契約店舗数」の3か月平均。

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主要 KPI の四半期推移

飲食店広告契約店舗数・ ARPU 飲食店予約契約店舗数・ ARPU オンライン予約人数 主要 KPI は過去最高を更新

飲食店予約契約店舗数・ ARPU

オンライン予約人数

Q3 の実績
* 飲食店広告および飲食店予約の契約店舗数は着実に増加し、過去最高を更新。
* インバウンド予約は力強く成長を継続。 12 月の 1 日当たりの平均予約人数は 10,000 人に達した。

Q4/通期の見通し
* Q3 の季節的需要は一服するものの、主要 KPI の成長トレンドは良好に継続する見込み。

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求人ボックス

売上収益とセグメント利益(率)の四半期推移

(百万円)

堅調な売上成長を継続

Q3 の実績
* 売上収益は、市場の季節的や外部環境の変動による影響を受けつつも、堅調に推移。
* ブランド投資を継続しつつ、投資配分の最適化により、セグメント損失は QoQ で縮小。

Q4/通期の見通し
* Q4 は最大需要期に合わせ、ブランド投資を集中投下するため、セグメント損失は拡大する見込み。
* 売上は計画を上回るペースで成長して。先行投資を継続しつつも、セグメント利益は通期計画並みの着地を見込む。

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主要 KPI の四半期推移

月間利用者数・月間訪問数 (四半期平均・百万人・百万回)

ARPU (稼働アカウント当たり売上) (四半期平均・万円)

稼働アカウント数 (四半期平均)

訪問数や稼働アカウント数引き続き増加

Q3 の実績
* 年末の仕事探しニーズの落ち着きや外部環境の変動による影響をうけたものの、月間利用者数・月間訪問数及び稼働アカウント数は前年比で拡大。

Q4/通期の見通し
* 求人市場の最大需要期となる Q4 において、集中的なプロモーションと営業強化を推進し、主要 KPI の拡大を図る。

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インキュベーション

売上収益とセグメント利益(率)の四半期推移

(百万円)

「暮らし」と「旅行」が成長を牽引

Q3 の実績
* 「暮らし」領域の LiPLUS および「旅行」領域のタイムデザインが堅調に成長し、売上と利益共に伸長。

Q4/通期の見通し
* 各領域の成長トレンドは継続。通期の売上および利益は、概ね期初計画に沿って着地する見込み。

Q1 Q2 Q3 Q4 FY25/3 Q1 Q2 Q3 FY26/3
不動産 901 1,235 1,023 1,119 4,278 912 567 572 2,051
旅行・移動 1,765 2,078 1,882 2,230 7,955 2,230 2,201 2,524 7,000
暮らし - - - - - 418 507 461 1,386
その他 572 550 818 562 2,502 189 167 167 523
合計 3,238 3,863 3,723 3,911 14,735 3,749 3,441 3,720 13,910
セグメント利益 206 577 517 660 1,960 307 572 829 1,680

*FY26/3 Q1より、インキュベーションセグメント内の内訳を変更しました。これまで「ライフスタイル・エンタメ」として開示していた各事業の売上は「その他」に集約しています。これに伴い、過去の数値についても同様の分類基準に基づき遡及的に調整を行っています。また、FY26/3 Q2より、これまで「その他」に含めていた内部取引消去額を各領域へ按分する形で再分類しました。これに伴い、FY26/3Q1の数値についても調整していますが、各領域の売上への影響は軽微です。

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I. 連結経営成績 II. セグメント別経営成績 III. Appendix

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Appendix

従業員数と年代別・職務別の構成比

直接雇用の従業員数 (連結ベース・臨時従業員を含む)

年代および職務別の構成比 ※カカクコム単体正社員の構成比( 2025 年 3 月時点)

FY26/3 の業績と配当の予想(再掲)

売上収益 (百万円)

営業利益 (百万円)

配当 * (円)

FY24/3 FY25/3 FY26/3 予想
売上収益 66,928 78,435 92,000
営業利益 25,819 29,293 28,000
営業利益率 38.6% 37.3% 30.4%
配当性向 50.9% 78.9% (49.3%) 52.0%
1株当たり配当(円) 46 80 50

*FY25/3の配当金は、普通配当50円と特別配当30円を合わせて1株当たり80円となり、配当性向は78.9%の予定です。特別配当を除いた場合、1株当たりの配当金は50円、配当性向は49.3%の予定になります。詳細は2025年2月6日に開示された「2025年3月期配当予想の修正(特別配当)に関するお知らせ」をご参照ください。

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CF・キャッシュフロー計算表

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BS・貸借対照表

2025 年 3 月 31 日 (百万円)

資産 負債/純資産
現金及び現金同等物 50,859 流動負債 27,514
その他流動資産 20,681 非流動負債 3,856
のれんおよび無形資産 7,207 純資産 62,134
その他非流動資産 14,757

2025 年 12 月 31 日 (百万円)

資産 負債/純資産
現金及び現金同等物 36,793 流動負債 20,013
その他流動資産 21,573 非流動負債 3,636
のれんおよび無形資産 11,638 純資産 60,612
その他非流動資産 14,257
  • 現金および預金は、 6 月の期末配当( 1 株につき 55 円、総額 109 億円)および、 12 月の FY26/3 中間配当( 1 株につき 25 円、総額 50 億円)の支払いにより減少
  • のれんおよび無形資産は、㈱LiPLUS ホールディングスの買収等に伴い増加。

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中期経営計画(再掲)

連結の中期経営計画 (百万円)

FY25/3 FY30/3 予想 5 年 CAGR
売上収益 78,435 92,000 +3%
営業利益 29,293 28,000 -4.4%

セグメント別の中期経営計画 (百万円)

セグメント FY25/3 売上収益 FY30/3 売上収益 5 年 CAGR FY25/3 セグメント利益 FY30/3 セグメント利益 5 年 CAGR
価格.com 27,000 35,000 +5% 15,000 18,000 +4%
食べログ 54,000 65,000 +4% 30,000 38,000 +5%
求人ボックス 50,000 70,000 +7% 15,000 25,000 +11%
インキュベーション 12,000 18,000 +8% 4,000 6,000 +8%

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経営指標とキャピタルアロケーション

経営指標

  • ROE 40 %以上、 自己資本比率 50% 以上 (株主資本コスト 7 ~ 8 % 程度と認識)
  • 営業利益率 40 %以上

キャピタルアロケーション

一定の株主還元を行いながら、成長投資を積極的に進めていく。

(株主還元)
* 継続的な配当(年2回、配当性向50%以上)を実施
* 成長投資を行った上で、余剰資金は機動的に株主還元 (総還元性向80%を上限とした、自己株買い・特別配当)

(成長投資)
* 既存事業のアセットを活用した新規領域への事業拡大
* 既存事業のノウハウを活用した新規領域への事業横展開
* 先端技術に関する研究開発への投資

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各種財務指標の推移

* 1 自己資本比率 ( 親会社所有者帰属持分比率 )= 親会社の所有者に帰属する持分÷総資産× 100
* 2 ROE( 親会社所有者帰属持分当期利益率 )= 親会社の所有者に帰属する当期利益÷親会社の所有者に帰属する持分合計 ( 期中平均 ) × 100
* 3 総還元性向 =( 配当支払総額+自社株買い総額 ) ÷親会社の所有者に帰属する当期利益× 100 。
FY24/3 Q1 より国際会計基準第 12 号「法人所得税」( 2021 年 5 月改訂)を適用しております。これに伴い、 FY23/3 について遡及適用後の数値を用いております。

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サステナビリティ(マテリアリティと主な取り組み)

持続可能なサービスの提供
サービスを安心してご利用いただくためのセキュリティ強化やプライバシー保護に取り組むとともに、ユーザー体験を向上させる技術の発展に資する取り組みを積極的に続けています。現状では生成AIをはじめとする最先端技術を積極的に取り入れ、革新的なサービスを提供するために、日々研究・開発に取り組んでいます。

多様な人材の育成と活用
一人ひとりの生活に寄り添い、日常の役に立つサービスをより多く、より分かりやすく提供することを目指して事業を継続的に展開していくためには、社会や生活の変化を捉え、新たなニーズや事業の可能性を発掘し、変革と創造への挑戦を続けることが求められます。そしてその実行においては、多様な人材が集まっていること、一人ひとりの能力が最大限に発揮されることが不可欠であると考えています。

主な取り組み
労働安全衛生 • 従業員の健康管理やストレスチェック • 専属産業医による予防ケアの充実 • 防災訓練の実施
人材育成 • 自己学習支援制度をはじめとした研修機会の充実 • 目標達成と自己成長をサポートするOJT制度、1on1実施
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン • 育児や介護との両立を支援する制度の整備、充実 • 柔軟な働き方の推進 • ハラスメント行為防止のための取り組み
情報セキュリティ • サイバー攻撃への対応 • インシデント対応計画・テストの実施 • 従業員に対する意識向上教育
プライバシー保護 • 個人情報保護に関する社内規定の制定 • 従業員に対する意識向上教育 • 定期的な確認および監査の実施
サービスの品質保全 • 運営サイトのポリシー・ガイドラインの制定 • サイト運営状況の開示・報告 • 広告品質に関する取り組みおよび認証取得
サービスを発展させる技術・研究開発の推進 • エンジニア育成 • 生成AIの活用 • 各種カンファレンスへの協賛・セキュリティ関連団体への加盟

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サステナビリティ(マテリアリティと主な取り組み)

健全な社会発展への貢献
「ユーザーファーストで、新しい常識を作る」というミッションのもと、ショッピング、グルメ、仕事探し、不動産、旅行、など、さまざまな領域でインターネットサービスを提供し、日々の暮らしを便利にすると同時にさまざまな社会課題を解決し続けてきました。これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の実現により貢献できるよう努力しています。

ガバナンスの強化
当社グループは株主をはじめ、顧客、取引先、従業員ひいては社会全体との共栄を目指すべきと考えており、またこれにより企業価値が継続的に増大するとの認識を有しております。その達成のため、社会的に有用なサービスを創出するとともに、各ステークホルダーとの関係強化および経営統治機能の充実を図ることが、当社グループのコーポレートガバナンスに関する取り組みの基本的な考え方であり、経営上の最重要項目と位置付けております。今後も社会環境の変化や、法令等の施行・改定に応じてコーポレートガバナンスの実効性を高めるために必要な見直しを行っていく方針です。

主な取り組み
ITを活用した社会の健全化・効率化 • 飲食店の業務課題解決に向けた総合DXサービスの拡大 • 飲食業界向けフィンテックソリューションを推進 • 生成AIの社会実装に向けた試み
自社メディアを活用した地域・コミュニティ支援 • 「スマイティ」による地域情報の提供(防災・教育等) • 「キナリノ」「icotto」による地方の観光情報の提供

地球環境への貢献
当社グループは、経済成長や豊かな社会の実現は、豊かな地球環境の上にこそ成り立つと考えており、「カカクコムグループ環境基本方針」を制定しております。喫緊の課題となっている気候変動への対応に加え、サービスを通じて地球環境や限りある資源に配慮した取り組みを行うことで豊かな地球環境への貢献を行っていきます。

主な取り組み
コーポレートガバナンス実効性の担保 • コーポレート・ガバナンス基本方針の制定 • コンプライアンス・プログラムの制定
企業倫理・人権尊重 • コンプライアンス体制の構築 • 内部通報制度 • カスタマーハラスメントに対する基本方針の策定
リスクマネジメント • リスクマネジメント体制の構築 • リスクカルチャーの醸成
気候変動への対応 • TCFD提言への対応 • 事業所の環境負荷の把握と低減
循環型社会への貢献 • 自社メディアにおける中古製品関連情報やエコ・サステナブルに関する解説コンテンツの提供
生物多様性・食資源の保全 • 環境DNAを用いた魚類調査への支援 • ニホンウナギの保全活動への支援

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売上収益・営業利益の四半期推移

(百万円)

FY22/3 FY23/3 FY24/3 FY25/3 FY26/3
Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上収益
営業利益

*2025年4月1日に連結子会社化した㈱LiPLUSホールディングスのPPA(取得価格配分)影響を反映したことにより、FY26/3 Q1の減価償却費、及び連結とインキュベーションの各利益を修正しました。

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価格.com(事業概要)

事業概要

ショッピング事業
製品のスペック、価格についての情報などを提供し、製品の購入を検討するユーザーの意思決定をサポートすることを通じて、製品を購入したいユーザーを製品を提供するECモールやショップ、メーカーへ送客する事業

サービス事業
サービスの詳細、料金についての情報などを提供し、サービスの利用を検討するユーザーの意思決定をサポートすることを通じて、サービスを利用したいユーザーをサービス提供事業者へ送客する事業

広告事業
価格.comのサイト内を中心に展開する各種広告の制作・配信を行う事業

保険事業 (運営会社:㈱カカクコム・インシュアランス)
生命保険、損害保険の募集代理・媒介を行う事業

ビジネスモデル
* ショッピング事業: 取引先:ECモール、ECショップ、家電量販店など。クリック数や販売実績に応じた手数料収入。
* サービス事業: 取引先:サービス事業者など。各種サービスの申込等に応じた手数料収入。
* 広告事業: 取引先:メーカー、サービス事業者など。バナー広告、記事広告、検索連動広告など広告掲載収入。
* 保険事業: 取引先:保険会社。生命保険、損害保険の募集代理・媒介による手数料収入。

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価格.com(売上・利益の四半期推移)

(百万円)

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食べログ(概要)

事業概要

飲食店広告事業
食べログ内での標準検索における優先表示、お店の魅力やこだわりを伝える写真・テキストなど店舗詳細の掲載を通じて集客を支援する事業

飲食店予約事業
飲食店のオンライン予約サービスを提供する事業

ユーザー会員事業
会員限定の特別優待クーポンや食べログ独自のランキング検索などを、会員向けに特典として提供する事業

広告事業
食べログを訪れるグルメに関心の高いユーザーに向け、広告の制作・配信を行う事業

その他、店内モバイルオーダー(食べログオーダー)、オンライン予約台帳(食べログノート)、受発注サービス(食べログ仕入)などの飲食店向け業務支援を提供

ビジネスモデル
* 飲食店広告事業: 取引先:飲食店。サービスの内容に応じた月額固定収入(10,000円/ 25,000円/ 50,000円/ 100,000円)。
* 飲食店予約事業: 取引先:飲食店。来店人数に応じた従量料金収入(ディナー200円/ 人、ランチ100円/ 人)。
* ユーザー会員事業: 取引先:ユーザー。各種サービスの申込等に応じた手数料収入。
* 広告事業: 取引先:メーカー、サービス事業者など。バナー、テキスト広告、検索連動広告等の広告掲載収入。

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食べログ(売上・利益および主要 KPI の四半期推移)

売上収益

セグメント利益

飲食店広告契約店舗数 (四半期末)

飲食店広告ARPU (四半期平均・円)

飲食店予約契約店舗数 (四半期末)

飲食店予約ARPU (四半期平均・円)

オンライン予約人数 (四半期合計・百万人)

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求人ボックス(概要)

求人情報の一括検索サービス
月間利用者数 * : 1,133 万人( 2025 年 12 月時点)

事業概要
求人情報の一括検索サービスを運営。求人サイトや企業の採用サイトに掲載されている情報、店舗や企業が求人ボックスに直接投稿する情報など、エリア・雇用形態・職種に偏りのない2,000万件を超える豊富な求人情報の中から、希望する条件にマッチした情報を求職者に提供することを通じて、求人サイト、採用企業等へ送客する事業。

求人情報の掲載方法
* クローリング :求人サイトや採用企業の情報をクロール連携し、掲載。
* 採用ボード:採用企業が、求人に関する情報を求人ボックスに直接入稿し掲載。
* リスティング広告:検索結果表示ページにおける上位枠への表示。
(掲載に関しては、いずれも無料。リスティング広告がクリックされた場合のみ、手数料が発生する。)

ビジネスモデル
求人ボックス事業: 取引先:求人サイト等(人材紹介・人材派遣の事業者を含む)、採用企業(採用ボードの利用企業を含む。)。リスティング広告枠に掲載された求人サイトや採用企業への送客(クリック)に応じた手数料収入(手数料: 1クリック25~1,000円以内で1円単位の調整が可能な入札方式。)。

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求人ボックス(売上・利益および主要 KPI の四半期推移)

売上収益

セグメント利益

月間利用者数 (四半期平均、百万人)

月間訪問数 (四半期平均、百万回)

稼働アカウント数 (四半期平均)

ARPU (四半期平均、万円)

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インキュベーション(主なサービスの一覧)

不動産
* 不動産住宅情報サイト
* 運営会社:㈱LiPLUS ホールディングス

旅行・移動
* ダイナミックパッケージ予約プラットフォーム
* 高速バス・飛行機・新幹線の最安値比較サイト
* 運営会社:㈱ LCL
* 高速バス・夜行バス、国内ツアーの料金比較サービス
* 運営会社:㈱ LCL
* 旅⾏のクチコミと⽐較サイト
* 国内宿泊施設の一括検索・比較サービス

暮らし
* ホームサービスの マッチングプラットフォーム
* 運営会社:㈱ LiPLUS ホールディングス

ライフスタイル・エンタメ
* ライフスタイルメディア
* クルマ好きのための情報サイト
* 運営会社:㈱webCG

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インキュベーション(売上利益の四半期推移)

(百万円)

売上収益

セグメント利益

*FY26/3 Q1より、インキュベーションセグメント内の内訳を変更しました。これまで「ライフスタイル・エンタメ」として開示していた各事業の売上は「その他」に集約しています。これに伴い、過去の数値についても同様の分類基準に基づき遡及的に調整を行っています。また、FY26/3 Q2より、これまで「その他」に含めていた内部取引消去額を各領域へ按分する形で再分類しました。これに伴い、FY26/3Q1の数値についても調整していますが、各領域の売上への影響は軽微です。

Kakaku.com, Inc. FY26/3 Q3 Results

会社名 株式会社カカクコム(英文名:Kakaku.com, Inc.)
設立 1997年12⽉
資本金 916百万円(2025年3月末現在)
代表者 代表取締役社長 村上敦浩
所在地 <本社> 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
<渋谷オフィス> 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコDGビル
URL https://corporate.kakaku.com/
上場取引所 東京証券取引所プライム市場
証券コード 2371
主な関係会社 株式会社カカクコム・インシュアランス
株式会社タイムデザイン
株式会社webCG
株式会社LCL
株式会社LiPLUSホールディングス

お問い合わせ https://corporate.kakaku.com/contact/form_ir

Kakaku.com, Inc. FY26/3 Q3 Results

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★☆☆

評価の理由:
カカクコムのFY26/3 Q3決算は、売上収益は前年同期比+18.2%と堅調に成長していますが、営業利益は同-9.2%減少し、営業利益率は30.3%と前年同期から9.2ポイント悪化しています。これは、主に「求人ボックス」への積極的な成長投資(広告宣伝費、代理店手数料の増加)が利益を圧迫しているためです。

セグメント別では、「食べログ」と「インキュベーション」が堅調に成長し、利益も大幅に増加しています。特に「食べログ」はKPIが過去最高を更新しており、収益性が高い状態を維持しています。一方、「価格.com」は売上・利益ともに微減で横ばい傾向です。

問題は、全社的な利益率の低下と、中期経営計画における営業利益の目標設定です。FY26/3通期予想では売上920億円に対し営業利益280億円(利益率約30.4%)と、過去の38%〜39%台から大幅に低下しています。さらに、FY30/3の中期計画では売上920億円で営業利益280億円と、FY26/3予想と同水準の利益目標を設定しており、これは成長投資が利益に結びつくシナリオが描けていないか、あるいは投資が利益を圧迫し続けることを示唆しています。

財務の健全性は高いものの(自己資本比率50%以上目標)、成長投資が先行し、利益率が低下している現状は、投資家にとって懸念材料です。特に「求人ボックス」の投資対効果が明確になるまでは、利益水準の回復が見込めないため、評価は平均以下とします。

投資判断の根拠:
保有(ニュートラル)
「食べログ」と「求人ボックス」の成長性は評価できますが、全社的な利益率の低下と、中期経営計画における利益目標の停滞が懸念されます。特に「求人ボックス」への巨額投資が利益を圧迫している状況で、その投資効果が不明瞭なため、積極的な買い材料とはなりにくいです。既存の強固なキャッシュフローと高いROEを維持している点は評価できますが、成長鈍化の兆しが見えるため、現状維持が妥当と判断します。

重要なポイント:
1. 全社利益率の急激な低下: Q3営業利益率が30.3%と大幅に低下。
2. 求人ボックスへの巨額投資: 売上成長を牽引する一方、セグメント損失が大幅に拡大し、全社利益を圧迫。
3. 中期経営計画の利益目標の停滞: FY30/3の営業利益目標がFY26/3予想と同水準であり、成長投資の利益化シナリオが不明確。
4. 価格.comの成長鈍化: 主要セグメントの一つが横ばい傾向。

会社への質問(AI生成)

  1. 求人ボックス事業における、Q4に集中投下されるブランド投資の具体的なKPI(例:CPA、CVR、獲得単価)と、その投資がFY27/3以降のセグメント利益率に与える影響について、具体的な数値目標を開示いただけますでしょうか。

  2. 価格.comセグメントの「金融」および「自動車」事業が減収傾向にある要因について、競合環境の変化やユーザー行動の変化など、外部要因と内部要因を詳細に分析し、今後の回復戦略を具体的に教えてください。

  3. 中期経営計画において、FY30/3の営業利益目標がFY26/3予想と同水準(280億円)に据え置かれている理由は何でしょうか。成長投資が利益率改善に寄与しないシナリオを前提としているのか、あるいは投資の回収期間が長期化しているのでしょうか。

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
食べログの「飲食店予約」事業におけるARPU最大化戦略 85% S 予約事業は高収益であり、KPIも好調。既存の強固な顧客基盤を活用し、ARPU向上に注力することで、売上倍増の重要な柱となる。
求人ボックスのリスティング広告の入札最適化と自動化 70% A 広告費が利益を圧迫しているため、投資効率の改善が必須。AI/MLを活用した入札最適化で、CPAを維持しつつ掲載数を増やす。
価格.comの「サービス事業」における送客モデルの高度化 60% A 金融・自動車など既存の送客モデルを、より高単価なサービス(例:リフォーム、専門サービス)へ横展開し、送客単価を向上させる。
既存事業のノウハウを活用した新規領域への事業横展開(M&A/新規事業) 50% B 中期計画にもあるが、既存事業の強みを活かした新規領域への展開を加速。特に「暮らし」領域の強化。

最優先戦略(AI生成)

上記の施策の中で、最も優先すべき戦略は「食べログの『飲食店予約』事業におけるARPU最大化戦略」です。

理由と詳細:
カカクコムの事業ポートフォリオにおいて、「食べログ」の「飲食店予約」事業は、最も高い成長性と収益性を兼ね備えています。Q3累計で売上20.5%増、セグメント利益24.5%増と堅調に推移しており、KPIである契約店舗数とオンライン予約人数も過去最高を更新しています。このセグメントは、広告モデル(固定費)と予約モデル(従量課金)のハイブリッドであり、予約モデルは来店人数に応じた従量課金であるため、ユーザーの利用が直接売上に結びつきます。

売上を倍増させるためには、既存の強固な基盤を持つ高収益事業の成長を最大化することが最も確実性が高いアプローチです。

具体的な施策:
1. 予約ARPUの向上: 現在の予約ARPUはディナー200円/人、ランチ100円/人ですが、これを引き上げるための戦略が必要です。例えば、高単価な予約(例:接待、宴会、特別な記念日など)に対するインセンティブ設計や、予約プラットフォームの付加価値向上(例:事前決済機能の強化、テーブルマネジメント機能の拡充)により、飲食店側の予約単価向上を促します。
2. インバウンド予約の収益化強化: Q3で1日平均予約人数が10,000人に達したインバウンド予約の成長は著しいですが、この層に対するARPUが国内ユーザーと同等かを確認し、必要であればインバウンド特化のプレミアムプランや送客手数料率の最適化を検討します。
3. 予約以外の高付加価値サービスの導入: 予約完了後の顧客体験を向上させるためのサービス(例:予約変更・キャンセル管理の効率化、顧客データ分析ツール提供)を導入し、飲食店が予約プラットフォームへの依存度を高め、結果として予約単価や広告利用率の向上につなげます。

この戦略は、既存のユーザーベースと飲食店ネットワークを活用するため、新規事業立ち上げや大規模な広告投資を伴う「求人ボックス」の戦略よりも、成功率が高く、短期的な売上貢献が期待できます。

ITコンサルからの提案(AI生成)

AIコンサルタントとして、上記の最優先戦略である「食べログの『飲食店予約』事業におけるARPU最大化戦略」をITの側面から支援する具体的な提案を以下に示します。マーケティング関連の提案は除外します。

1. 予約・テーブルマネジメントシステムの高度化とデータ統合基盤の構築
* 目的: 飲食店の予約管理業務を効率化し、予約プラットフォームへの依存度を高めることで、予約単価向上と解約率低下を図る。
* 支援内容: 既存の「食べログノート」などの予約台帳システムを、より高度なテーブルマネジメントシステム(TMS)へと進化させます。AIを活用した需要予測に基づく最適な席配置提案や、顧客属性に応じた自動リマインダー機能などを実装します。これにより、飲食店のオペレーションコストを削減し、予約プラットフォームの価値を高めます。
* 期待される効果: 飲食店の満足度向上による継続率(リテンション)の改善と、より高度な機能利用によるARPU向上。

2. 予約プロセスの最適化とパーソナライゼーションエンジンの強化
* 目的: ユーザーの予約体験を向上させ、コンバージョン率(予約完了率)を高めることで、オンライン予約人数の増加とARPU向上に貢献する。
* 支援内容: ユーザーの過去の予約履歴、閲覧行動、時間帯、人数構成などのデータをリアルタイムで分析し、最適な店舗や時間帯をレコメンドするエンジンを強化します。特に、インバウンドユーザー向けには、言語や決済方法のシームレスな連携を強化するシステム開発を行います。
* 期待される効果: 予約完了率の向上、ユーザーエンゲージメントの強化、および予約人数増加による売上増。

3. 飲食店向けデータ分析基ットフォームの提供と活用支援
* 目的: 飲食店が予約データを活用して経営改善を行えるように支援し、プラットフォームの付加価値を高める。
* 支援内容: 予約データ(来店客層、時間帯別予約状況、キャンセル率など)を可視化・分析するダッシュボードを開発・提供します。これにより、飲食店はデータに基づいた価格設定やプロモーション戦略を立案できるようになります。
* 期待される効果: 飲食店の経営改善への貢献を通じたプラットフォームへのロイヤリティ向上、および高付加価値サービスとしての有料化検討。