セラク - 2026年8月期第1四半期 株式会社セラク決算説明資料 ★★
基本情報
- 会社コード: 61990
- 会社名: セラク
- タイトル: 2026年8月期第1四半期 株式会社セラク決算説明資料
- 発表日時: 2026年01月14日 15:30
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260114533525.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/6199.T
2026年8月期第1四半期 決算説明資料
アジェンダ
- 2026年8月期第1四半期決算概要
- 当期計画と株主還元
- 中期成長ビジョン
- Appendix
2026年8月期第1四半期決算概要
エグゼクティブサマリー
- 売上高は、前年同期と同水準で着地
- パートナーエンジニアの稼働数増加や自社エンジニアの採用強化、営業体制強化に対する投資、AIスキルの社内浸透を目的とした教育投資により、営業利益は減益
2026年8月期第1四半期 連結業績
- 売上総利益は、パートナーエンジニアの稼働数増加により売上原価が増加し、前年同期比で減益
- 営業利益は、採用・教育・営業体制強化への投資により減益
| 項目 | 2026年8月期 第1四半期 | 前年同期 | 増減 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,252 | 6,200 | +52 | +0.9% |
| 売上原価 | 4,642 | 4,487 | +155 | +3.5% |
| 売上総利益 | 1,610 | 1,712 | ▲ 102 | -6.0% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,028 | 944 | +84 | +8.9% |
| 営業利益 | 582 | 768 | ▲ 186 | -24.3% |
| 経常利益 | 587 | 775 | ▲ 188 | -24.3% |
| 親会社に帰属する当期純利益 | 356 | 481 | ▲ 124 | -25.8% |
| 売上高比率(%) | 22.8 | 20.4 | ||
| 売上総利益率(%) | - | 20.4 |
2026年8月期第1四半期 連結業績(セグメント別)
- ビジネスパートナーの活用やエンジニア教育による高付加価値化が進み、事業規模は拡大
- DX領域は、前年同期は大型案件の計上があったため当四半期の売上高は減収も、需要は旺盛
| 項目 | 合計 | デジタルインテグレーション | みどりクラウド | 機械設計エンジニアリング | 調整額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,252 | 6,034 | 50 | 205 | -37 |
| 前年同期比 | +52 | +50 | -6 | +17 | -8 |
| 前年同期比(%) | +0.9 | +0.8 | -11.2 | +9.4 | |
| デジタルインテグレーション | 5,984 | 5,984 | - | - | - |
| SI(システムインテグレーション) | 4,184 | 4,184 | - | - | - |
| DX(デジタルトランスフォーメーション) | 1,849 | 1,849 | - | - | - |
| みどりクラウド | 56 | - | 50 | - | -6 |
| 機械設計エンジニアリング | 188 | - | - | 205 | -17 |
| 調整額 | -29 | - | - | - | -29 |
| セグメント損益(営業利益率) | 582 | 605 | -24 | 14 | -43 |
| 合計 | (9.3%) | (10.0%) | (-%) | (7.2%) | (-%) |
| デジタルインテグレーション | -181 | -181 | - | - | - |
| (営業利益率) | (-3.2%) | (-3.2%) | (-%) | (-%) | (-%) |
| みどりクラウド | -186 | - | -24 | - | -162 |
| (営業利益率) | (-24.3%) | (-%) | (-3.2%) | (-%) | (-%) |
| 機械設計エンジニアリング | +9 | - | - | 14 | -5 |
| (営業利益率) | (4.1%) | (-%) | (-%) | (7.2%) | (-%) |
| 調整額 | 0 | - | - | - | 0 |
| (営業利益率) | (-%) | (-%) | (-%) | (-%) | (-%) |
成長戦略の進捗状況
- DXシフト、高付加価値化は堅調に推移
- パートナー企業数は順調に拡大し、今後は更なるパートナーエンジニアの活用に注力
当期計画と株主還元
2026年8月期 連結業績計画
- 2026年8月期は後述「AIサービス企業への変革ステップ」における、STEP1/基盤構築期の位置づけ
- 旺盛な需要を背景に、2026年8月期は前期比で売上高10.6%・営業利益11.7%の成長を計画
| 項目 | 2026年8月期 計画 |
|---|---|
| 売上高(単位:百万円) | 6,850 |
| 営業利益(単位:百万円) | 2,850(前期比+11.7%) |
配当金および投資家との対話状況
- 2026年8月期の一株あたり配当金は業績連動配当に加えて、自己株式消却に伴い増配を予定
- 引き続き自己株式取得による株主還元や、投資家との対話機会の充実に取り組む
一株あたり配当金の推移
投資家との対話状況
- 主な対話内容:事業内容(競争優位性、ビジネスモデル)、成長戦略(成長ビジョン、M&A、投資進捗)、資本政策(株主還元)
自己株式取得・消却の状況
- 2025年8月期は自己株式取得、消却に伴い、一株あたり当期純利益、一株あたり純資産が伸長
- 2026年8月期においても自己株式取得を実施し、継続的な株主還元に注力
| 期間 | 目的 | 実績/計画 | 進捗 |
|---|---|---|---|
| 2024年8月9日~2025年4月17日 | 株主への利益還元、機動的な資本政策の遂行、M&Aにおける活用、インセンティブ・プランでの活用 | 取得上限400,000株(155,200株取得済) | 完了 |
| 2025年8月8日~2026年7月31日 | 株主への利益還元、機動的な資本政策の遂行、M&Aにおける活用、インセンティブ・プランでの活用 | 取得上限400,000,000円(249,962,000円取得済) | 実施中 |
| 2024年8月20日 | 消却 | 155,000株 | 完了 |
| 2025年8月20日 | 消却 | 165,000株 | 完了 |
中期成長ビジョン
中長期の利益最大化を目指す経営方針
- 高い利益率、成長性が期待できるDX領域や自社サービス・AIサービスに積極的な投資を継続
- 「中長期での利益の最大化」を実現する事業ポートフォリオを形成
| ソリューション | SI 領域 | DX 領域 | 機械設計エンジニアリング | みどりクラウド | AI サービス |
|---|---|---|---|---|---|
| 概要 | IT システムやインフラの構築、運用、保守 | ICT 環境のクラウド化に関するトータルサポート、 Salesforce、 COMPANY を中心とするクラウドシステムの導入・定着・活用支援 | 3DCAD 分野の技術提供、機械・金型などの受託設計サービス、通信建設・情報通信分野への技術提供 | 圃場環境 / 畜舎環境の計測、記録、制御、営農支援アプリを通じた販売支援、集出荷業務の DX 化 | 企業向け ChatGPT 活用支援サービス「 NewtonX 」、顧客・案件への AI サービス開発・導入 |
| 利益率 | |||||
| 成長性 |
AI活用による高利益体質への転換
- 案件でのAI利活用(AI人材のアサイン/AIサービスの導入)による生産性向上、および高利益体質への転換を図る
- 足元のIT人材需要には着実に対応しつつ、AIによる業界構造の変化を見据えた取り組みに着手
- 利益率向上と販管費率低減の両面から高利益体質を確立する
| 社内人材のAIシフト | AIサービス の開発・導入 | AI活用による業務効率化 | AI駆動型採用・育成 |
|---|---|---|---|
| AIシフトによる高付加価値IT人材を増やす。システム開発等を中心に圧倒的な生産性を生むAI活用人材を育成。労働集約型案件はゆるやかに減少を見込む。 | NewtonX の開発資産を転用し、案件でのAIサービス導入を進める。IT運用自動化、プロジェクト生産性向上、クラウドシステム運用支援など、当社ビジネスとシナジーが効く領域でのサービス開発に着手。 | 財務・経理、労務・総務、法務などのバックオフィス業務におけるAI化を推進。販管費率の低減による利益率向上に寄与。 | 採用プロセスへのAI活用で採用工数の低減と高精度の採用を実現。育成プログラムへのAI活用で人材育成の省力化やクオリティ向上を実現。人事評価、社員エンゲージメント等にもAIを活用し、離職率低減に寄与。 |
AIサービス企業への変革ステップ
- 今後3~5年で「AIサービス企業」へ変革し、進化し続ける
- 運用・オペレーション業務のAIサービスへの置き換えと、AI人材によるDX推進での利益成長を実現する
- 今期を変革元年と位置付け、AIサービス開発とAI人材の育成に取り組む
| STEP3 | AI サービス期 | STEP2 | AI 移行期 | STEP1 |基盤構築期(今期) |
|---|---|---|
| SI 領域・ DX 領域ともに「 AI サービス+ AI 人材」による高付加価値サービスへの転換を行う。AI での代替が起きにくい非 IT 領域も視野に事業規模拡大を継続する。 | SI 領域の運用・オペレーション業務は AI サービスへの置き換えでの業務自動化を進める(人材は DX 領域へシフト)。DX 領域は、クラウドシステム運用・定着を中心に AI サービスと AI 人材による生産性向上で更なる高利益体質を確立する。 | AI サービス開発に着手( IT 運用自動化、プロジェクト生産性向上、クラウドシステム運用支援など)※一部は既に導入。AI 人材の育成( AI 活用による生産性の劇的向上と、 AI エージェント構築スキル、業務変革スキルの習得)。 |
中期成長ビジョン(AI環境の変化)
- AI技術の進展とそれに伴う事業環境の変化を踏まえ、高付加価値サービス提供を通じて企業価値を一層高めるべく、中期成長ビジョンについては見直しを行う
- 事業環境の変化の見極めた上で中期成長ビジョンをアップデートし、投資家の皆さまに速やかにご案内いたします。
成長戦略① IT人材プラットフォームの拡大
- パートナー企業数が大きく増加し、案件への参画も順調
- 今後は、優良パートナーとの関係強化や大型案件での協業により、パートナーエンジニアの活用に注力
概要
- 登録パートナー社数は2,000社を突破
- 案件への参画も順調に推移
- 優良パートナーとの関係強化に注力
IT人材プラットフォームを活用する当社のメリット
- 自社エンジニアのリソースだけでは対応しきれない案件も外部リソースを活用することで受注することが可能
- 自社エンジニアを採用する場合と異なり、採用費や未経験者の教育コストが不要のため、販管費の抑制に貢献
- AIの普及によるIT人材需要の変化に対し、柔軟な対応が可能
成長戦略② 高付加価値化
- DXシフト、準委任・請負案件の推進により、収益性の高い案件獲得に注力
- 自社人材のAIシフトと顧客・案件向けAIサービスの開発・導入により、付加価値向上を図る
成長戦略③ 新規事業収益化
- 「みどりクラウド らくらく出荷」は利益率の高いビジネスモデルとなっており、将来に向けた人的投資に加えて、営業活動に注力。本サービス単体では来期の単月黒字化を見込む
- 「NewtonX」の開発資産をベースに、顧客・案件・事業に特化したAIサービスの開発に着手
みどりクラウド らくらく出荷
- サービス概要:2023年リリースした集出荷における計数・伝票作成と記入作業をQRコード貼付・読取などのデジタル活用による省力化するシステム。個体識別番号を付与することでロット単位でのトレーサビリティを実現。
- 短~中期成長目標
AI サービス
- サービス概要:IoTデバイスによって作物の生育環境や状況を自動で計測・記録し、圃場の見える化を実現。他社製品との連携による自動制御や、アプリを使った遠隔操作を実現。年間作付計画から日々の農作業までの記録・管理を支援。
- 短~中期成長目標
市場に対する当社のアプローチ
- 成長可能性が高い領域にいち早く参入し、独自のポジショニングを確立
- AIによるIT業界の構造変化を見据え、AIサービスと高付加価値DX人材で利益成長を見据える
| 市場 | 社会課題 | ソリューション | 特徴 |
|---|---|---|---|
| IT 人材不足 | 2030 年に国内で最大約 80 万人の IT 人材が不足。AI の普及による人材ニーズの変化を予測。 | SI 領域 | 社内人材の AI シフトを現在進行中。足元の人材ニーズに着実に対応し規模拡大は継続。大手 SIer の大規模案件や一次請け案件を保有。 |
| IT システムのクラウド移行 | 企業 IT システムのクラウド化が進行。 Salesforce 市場は全世界で年 25 %の市場成長。 | DX 領域 | AI サービスによる自動化・省力化・高付加価値化。カスタマーサクセス分野への早期参入によるノウハウの蓄積。 Salesforce 社や Works Human Intelligence 社からのパートナー認定、大手 SIer 企業との協業。 |
| 農業の生産性向上 | 農業人口は減少の一途。非効率な作業も多く、生産性向上が課題。 | みどりクラウド | 環境モニタリング、自動制御によって農作業の生産性向上。集出荷業務を QR コードなどの活用によって省力化。 |
| 生成 AI のビジネス活用 | AI 活用による生産性向上や業務の AI 化が進行。年平均 50 %以上の市場規模拡大が継続。 | AI サービス | 企業向け生成 AI サービス開発の実績・ノウハウ。クラウドシステム運用支援、 IT 運用自動化、案件での生産性向上など、当社ビジネスとのシナジーでの AI 活用へ進化。 |
DX領域の市場ポテンシャル
- 企業のITシステムクラウド化や生成AIの活用が進むことで、クラウド市場は引き続き拡大する見込
- 当社は「カスタマーサクセス」を主軸に、対応プラットフォーム拡充と独自ポジションの確立を進める
DX領域の成長性
- エンタープライズ向けカスタマーサクセスビジネスのリーディングカンパニーとして高成長、高収益を実現
- ポテンシャルの高いSaaSプロダクトにおいて運用定着のノウハウを横展開することで事業拡大を目指す
Salesforce の活用支援市場
- 当社の強み: Salesforce 社とのアライアンス、高度な専門性でエンタープライズソフトウェアの導入・運用を支援、「SFA+ マーケティング + データ・AI 活用」による営業高度化支援。
- 新たな取り組み: 生成 AI 【AZUSA】のリリース。AZUSA の活用で、当社コンサルタントの生産性および単価の向上を目指す。
カスタマーサクセスビジネスの成長可能性
- 主要領域: CRM(Sales Cloud、 Account Engagement、 Marketing Cloud)、基幹システム(COMPANY)、マーケティング、人事管理(Workday HCM)、業務プロセスデジタル化システム(ServiceNow、 intra-mart など)。
- 当社の強み: 10 年以上の支援実績( 500 社以上)を背景に、 CRM 活用からセールスイネーブルメント領域(営業力強化)まで一気通貫でサポート。高難易度・高単価のエンタープライズ企業向けに 300 名以上の規模で事業展開しているのは数社で競合企業が少ない。
みどりクラウドの対面市場と成長シナリオ
- 現在は集出荷デジタル化領域における事業拡大とAIによる省力化・生産性向上に注力
- 既存サービスをベースとしたサービス拡充、市場拡大も視野に入れており、成長可能性は高い
M&A方針
- 当社と親和性の高い企業との共創型M&Aを目指す
- 非連続的な事業拡大の実現に向けて、好条件の案件は積極的に検討
| 技術領域 | 目的 | 案件検討の重点項目 |
|---|---|---|
| システム開発領域 | システム開発領域の人材獲得(ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアの獲得) | 経営者の継続的な関与、理念・社風への共感、営業力・採用力・教育力によるシナジー、適正な価格 |
| クラウドサービス | Salesforce、 COMPANY、その他関連クラウドサービスの先端人材・サービス獲得 | |
| その他 | 農業 IT 関連、 AI 関連の先端人材・サービス獲得 |
Appendix
四半期連結業績推移
- SI、DX領域の成長により、売上高は拡大
- エンジニア稼働率が改善し、前四半期から売上総利益率は上昇も、採用強化やAIスキル教育、営業体制強化への先行投資の拡大により、営業利益は前年同期比で減益
平均顧客単価(受注額)の推移
- 前年同期比で顧客単価は微減も、前四半期比で増加傾向
受注顧客数の推移
- 採算性の高い案件にリソースを集中し、既存顧客との取引拡大に並行して、新規顧客獲得にも注力
エンジニア数・稼働率の推移
- エンジニア数については、前年同期比で増員
- 案件切り替えのタイミングで多少の上下はあるものの、稼働率は前年同期と同水準で推移し、前四半期比で1.0%の増加
デジタルインテグレーションセグメント
- SI領域における付加価値向上、利益率の高いDX領域の伸長、ビジネスパートナーの活用推進により、売上高は増収、前年同期比における大型案件の計上により、営業利益は減益
みどりクラウドセグメント
- 先行投資として「みどりクラウド らくらく出荷」の拡販に注力
- 複数JAで新たに導入が決定し、導入を検討するJAや生産法人も増加
機械設計エンジニアリングセグメント
- 新しい技術分野への拡大および案件獲得や稼働率の堅調な推移により、前年同期比で売上高・営業利益ともに増収増益
会社概要
- 経営理念: 一、永続的に発展する企業を目指す、一、変化にチャレンジする、一、世の為人の為に、貢献する、一、社員の幸福を追求する
- 経営方針: IT 技術教育(人材育成)によりビジネスを創造し、社会の発展に貢献する
- 行動方針: 新しい商品、サービス、仕組を創造し、実現し続けることに価値を置く集団である
沿革
- IT技術の活用を軸として、社会動向に応じた事業を早期に展開し、独自のポジショニングを確立することで事業規模は順調に拡大
事業内容 SI領域
- ITインフラの構築から運用・保守までワンストップで対応可能
- 外部環境に左右されにくく、当社の収益基盤として着実に成長
ソリューション概要
- IT インフラの設計構築、運用
- セキュリティマネージドサービス
- 品質保証サービス
- IT アウトソーシング
事業特性
- 継続性:一度受注すると長期的に業績貢献
- 安定性:外部環境の急変時にも需要が安定
競争優位性
- 設計構築・運用・保守案件から高い専門性が求められる案件まで幅広く対応可能
- 大手 SIer の大規模案件や一次請け案件を保有
- 実際の案件同等の環境、条件での IT インフラの構築・運用のトレーニングを行える環境を整備
事業内容 DX領域
- クラウドシステムを中心に、活用難易度の高いエンタープライズソフトウェアの運用・定着支援を展開
- Salesforceの定着運用支援では、システム活用を起点とした営業力強化の支援によって差別化
主要取扱サービス
- 顧客管理・営業管理システム(Salesforce): FY25 売上成長率 +19.0%
- 人事・労務システム(COMPANY): 国内 No.1 シェア(31.8%)
- 業務プロセスデジタル化システム: 国内シェア No.1 (29.0%)
競争優位性
- Salesforce Partner Navigator プログラムにおいて Managed Service 分野で Expert 認定を取得
- Works Human Intelligence 社(以下、 WHI 社)の Solution Partner として認定(認定社数は 7 社)
- NTT データイントラマート社とカスタマーサクセス文脈で協業
事業内容 機械設計エンジニアリング
- 当該セグメントは100%子会社の㈱セラクビジネスソリューションズが対象
- ハードウェア領域の技術力を強みとして、事業領域および事業展開エリアを拡大
競争優位性
- ハードウェア領域における高い専門性
- 上流案件から下流案件まで対応できる事業領域の広さ
競争優位性の源泉
- 技術力: 最新デジタル技術やツールに関する教育プログラム
- 人間力: 技術教育担当によるメンタリング・コーチング
- 環境の整備: 開放的で協力的な職場環境の整備
事業内容 みどりクラウド
- ITを用いて農業・畜産のDX化を支援するサービス
- 集出荷業務のDX化を実現する「らくらく出荷」に注力しており、複数JAで導入中
サービス 概要
- らくらく出荷: 2023 年リリースした集出荷における計数・伝票作成と記入作業を QR コード貼付・読取などのデジタル活用による省力化するシステム。個体識別番号を付与することでロット単位でのトレーサビリティを実現。
- ファームクラウド: IoT デバイスによって作物の生育環境や状況を自動で計測・記録し、圃場の見える化を実現。他社製品との連携による自動制御や、アプリを使った遠隔操作を実現。年間作付計画から日々の農作業までの記録・管理を支援。
- 畜舎クラウド: IoT デバイスによって畜舎の環境を計測、記録し、畜舎環境や設備の異常を検知。他社製品との連携による自動制御や、アプリを使った遠隔操作を実現。
事業内容 NewtonX
- 2023年にリリースしたChatGPTを安心安全に利用するための法人向けサービス
- DX領域のクラウドシステム定着支援のノウハウを活用したカスタマーサクセスが強み
搭載機能
- 個人情報、禁止ワード検知
- 認証ルール設定
- 誤回答抑制機能
- データ取り込み
- ナレッジコネクト
- その他
競争優位性
- カスタマーサクセス サービス:クラウドシステムのカスタマーサクセス支援のノウハウを活用した伴走支援・コーチング
- セキュリティ・コンプライアンス:情報漏洩防止や再学習防止などの高いセキュリティ性
- 回答精度:プロダクト基盤 ノーコード ADK の社内導入による自走型開発体制への移行推進
IT人材育成モデル
- 豊富な案件と充実した初期教育によって、入社時のスキルを問わず活躍できる体制を構築
- 継続教育によって高単価の開発案件にも対応できるハイスキル人材の育成にも注力
競争優位性
- IT 業界未経験者でも活躍できる運用・保守案件を多数保有
- 大規模案件や高度なスキルが求められる案件も、クライアントとの良好な関係構築や多様な顧客ニーズに対応できるエンジニア育成を通じて受注
- 初期教育として、未経験者には 1 ~ 2 か月の研修を実施し、案件にアサイン可能な水準の技術力やビジネススキルを養成
- 継続教育として、最先端の案件を通じて得られた知見を教育プログラム化し、実践的なノウハウを社内で共有する「情熱大学」や、開発案件を担えるプロジェクトマネージャー育成を目的とした研修を実施
- 例年 100 名以上の新卒採用を行うことができる組織体制
- 人材紹介会社との関係構築による豊富な求職者紹介
- 充実した初期教育を背景に、業界未経験でもキャリアチェンジを実現できることを理由とした高い集客力
セラクとESG・SDGsの関わり
- ESG活動を推進することで、セラクグループとして長期の成長基盤を構築
- 社会的価値創造企業として、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化
IT社会における人財育成の推進
- 高度な専門知識をもつ人材の育成
- 継続的なITエンジニア教育の実現
- 若年層の雇用確保と多様な人財の活用
社会への新たな価値創造
- IT技術で産業の価値を高める
- 人材採用及びIT技術による地方創生
- ITによる高生産性と低労働負荷の実現
システムの安全な運用
- 持続可能かつ強固なITセキュリティ構築の実現
- 顧客に合わせたIT環境・サービスの提供
- ITによって社会活動の維持を支援
コーポレートガバナンスの高度化
- コンプライアンスの遵守徹底
- コーポレートガバナンスの強化
- 情報開示の充実
農業とITの活用
- 農業のスマート化による生産性の向上
- IT技術による第一次産業の活性化
- 豊かで安定的な食料の生産
心身共に健康な社会の実現
- デジタルヘルスケアサービスの提供
- ITによる社会課題の解決
- 学術機関との連携
みどりクラウド事業のSDGsへの貢献
- 一次産業のDXを推進するみどりクラウド事業は、SDGsの実現に向けて多面的に貢献
データの活用による安定的な農業生産
みどりクラウドは、栽培環境を定量化するシステムや、環境に自動的に適応できる環境制御システムを提供しています。これらのシステムによって、農業生産の生産性を向上させるだけでなく、気候変動に由来する栽培環境の変化への適応を支援し、安定的な食糧供給に貢献します。
家畜の健全な飼育を実現
ファームクラウドの利用によって、畜舎の環境を定量化し、環境を適正に維持することが可能となります。適正な環境を維持できることで、家畜の安全確保と健全な育成を実現し、事故による損失を最小限に抑えることができます。
農業生産における化石燃料の使用量を低減
施設園芸では、栽培に適した環境を作り出すために、化石燃料の燃焼が広く行われています。みどりクラウドによって環境を可視化することで、その利用量を必要最低限の燃焼に抑え、温室効果ガスの発生を削減することができます。
産地生産量に応じた無駄のない流通の実現
株式会社ウェザーニューズと共同で開発した産地出荷量予測や、みどりクラウドらくらく出荷によって、どの産地がどれだけの農産物を出荷可能であるのか把握することが可能となります。今後、気候変動により、出荷時期や栽培に適した産地が変化していく中で、こうしたデータは流通の合理化や、フードロスの低減に役立つことが予想されます。
有機農産物の合理的な流通
現在、有機農産物の多くは、小ロットであるために宅配便による輸送が行われています。東京富士青果株式会社などと取り組んでいる市場の物流・決済機能を用いた新しい有機農産物の流通は、取引の大口化と慣行野菜との共同物流による効率的な輸送を実現しました。こうした新しい流通は、有機農産物の流通を促し、その結果、環境負荷が低く、持続可能性の高い農業生産を推進します。
集出荷のDXによる持続可能な農作物流通の実現
みどりクラウドらくらく出荷によって、農作物の集出荷をデジタル化し、流通を合理化することで安定的な食糧供給に貢献します。
SDGs・ESG・人的資本経営の取り組み
経営理念のひとつ「永続的に発展する企業を目指す」
みどりクラウド事業
農業IT事業を通じて、SDGs目標への貢献・ESG経営を実践。みどりクラウド事業セグメントの黒字化により、SDGsやESGに直接的に寄与する事業が利益成長に貢献。
バイタルプログラム
未来型のウェルビーイング活動を通じて人的資本経営を実践。バイタルプログラムとは、生きる力を養い、自発的に仕事や各種活動に取り組むことが幸福に繋がるとの考えに基づき、自己実現や成長、相互理解を促す場や機会を提供する活動の総称。バイタルビレッジにて、社員研修・採用イベント・ウェルビーイング活動を実践。病欠や精神疾患などの改善。ワーケーション、職住近接など働き方にかかる取り組みを実施。持続可能な生産性向上サイクルを確立。
取り組みによる収益貢献と将来像
当社の経営理念の実践を進めることで、サステナブルかつ収益性の高い事業モデルを確立。
取り組み経緯
- 2015年:農業IT事業「みどりクラウド」を開始
- 2016年:総務省「ふるさとテレワーク事業」採択。IT技術を用いた地方創生と地域人材育成
- 2017年:長崎県南島原市、島根県奥出雲町に廃校・旧邸宅を活用した農業IT研究所を開設。地元人材も雇用
- 2023年:集出荷支援サービス「らくらく出荷」開始。デジタル技術による青果物集出荷の生産性向上を実現
- 2025年:神奈川県西湘地域に「バイタルビレッジ」予定地を取得。未来型ウェルビーイング活動「バイタルプログラム」を本格始動
将来見通しに関する注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」を含みます。これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な経済状況が含まれます。今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発表に含まれる「見通し情報」の更新・修正をおこなう義務を負うものではありません。2026年8月期の予想値につきましては、新たに算出した予想値または決算において差異が生じ、当該差異が開示基準に該当する場合は、速やかに開示をいたします。
投資判断(AI生成)
投資評価: ★★☆☆
評価の理由は、売上高は微増に留まったものの、先行投資の拡大により営業利益が大幅に減益(前年同期比-24.3%)した点にあります。計画では通期で売上高10.6%増、営業利益11.7%増を掲げていますが、第1四半期の実績は計画に対して非常に弱く、特に利益面でのギャップが懸念されます。
セグメント別では、主力である「デジタルインテグレーション」セグメントの営業利益率が-3.2%と赤字に転落しており、これが全体の利益圧迫の主因となっています。これは、パートナーエンジニアの稼働数増加に伴う売上原価の増加と、採用・教育・営業体制強化への先行投資が利益を圧迫した結果です。
経営陣は「AIサービス企業への変革ステップ」の「STEP1/基盤構築期」と位置づけ、先行投資を正当化していますが、第1四半期の利益率悪化は、投資効果がまだ見えていないことを示唆しています。特にDX領域の利益率が-3.2%というのは、高付加価値化を目指すDXシフトの成果が問われる状況で深刻です。
「みどりクラウド」も-3.2%の赤字であり、黒字化計画の達成可能性にも疑問符がつきます。
総じて、成長戦略への投資フェーズにあることは理解できますが、第1四半期の利益率の急激な悪化は、計画達成に対するリスクが高いことを示しています。現状の財務実績と市場環境を厳しく評価すると、平均以下の評価となります。
投資判断の根拠:
第1四半期の実績は、売上微増に対し利益が大幅減益であり、特に主力セグメントの利益率悪化が目立ちます。通期計画達成には第2四半期以降の急激な利益改善が必要ですが、その根拠となる具体的な進捗が見えにくいため、現状の財務実績に基づき「保有」または「様子見」が妥当と判断します。
重要なポイント:
1. 主力セグメントの利益率悪化: デジタルインテグレーションセグメントの営業利益率が-3.2%と赤字転落。
2. 先行投資の重荷: 採用・教育・営業体制強化への投資が利益を圧迫し、第1四半期営業利益が前年同期比-24.3%減。
3. 通期計画との乖離: 第1四半期実績と通期計画(売上10.6%増、営業利益11.7%増)との間に大きなギャップ。
4. AI変革の初期段階: 利益創出よりも基盤構築に注力しているフェーズであり、短期的な収益性改善は見込みにくい。
会社への質問(AI生成)
[デジタルインテグレーションセグメントの営業利益率が-3.2%と赤字転落した主な要因は何でしょうか。特に、パートナーエンジニアの稼働数増加に伴う売上原価増加と、採用・教育・営業体制強化への先行投資が、利益率にどの程度影響したのか、具体的な内訳をご教示ください。]
[通期計画では営業利益11.7%増を計画していますが、第1四半期の実績では前年同期比-24.3%減となりました。このギャップを埋めるために、第2四半期以降にどのような具体的な利益改善策を講じる予定でしょうか。特に、利益率が低いSI領域の案件構成比率や単価について、計画に変更はありますか。]
[中期成長ビジョンで「AIサービス企業」への変革を掲げていますが、第1四半期の説明資料では、AIサービス開発やAI人材育成への投資が販管費を増加させている一方で、具体的なAIサービスによる収益貢献や生産性向上の数値的成果が示されていません。AI投資が利益率改善に寄与し始める具体的な時期と、そのためのKPI達成状況について、詳細な進捗をご説明ください。]
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| DX領域における高付加価値サービス(カスタマーサクセス)の単価・受注件数拡大 | 70% | S | DX領域は市場成長性が高く、競合が少ないエンタープライズ向けカスタマーサクセスに強みがあるため、売上倍増の柱となり得る。営業リソースの集中と、AZUSA等の生産性向上ツールの活用が鍵。 |
| みどりクラウド事業の全国展開と「らくらく出荷」の導入JA数倍増 | 60% | A | 現在は先行投資フェーズだが、黒字化計画があり、農業DX市場のポテンシャルは高い。全国展開には営業体制の強化と、JAとの連携強化が不可欠。 |
| SI領域における高単価・高難易度案件へのシフトとパートナー活用 | 65% | A | 既存の収益基盤を維持しつつ、高単価案件へのシフトを進める。パートナー活用による柔軟なリソース確保と、自社エンジニアのAIシフトによる高付加価値化を両立させる必要がある。 |
| M&Aによる先端技術領域(AI、クラウド)の専門人材・サービス獲得 | 50% | B | 成長戦略の加速にはM&Aが有効だが、PMIの難易度が高く、買収後のシナジー創出が不確実。 |
最優先戦略(AI生成)
最優先戦略:DX領域における高付加価値サービス(カスタマーサクセス)の単価・受注件数拡大
現状の財務状況を見ると、主力であるデジタルインテグレーションセグメントの利益率悪化が最も深刻な課題です。売上高は微増しているものの、利益が大幅に減少しているのは、SI領域の収益性が低迷しているか、DX領域への投資が先行しているためと考えられます。中期ビジョンでは「AIサービス企業への変革」と「DXシフト」を掲げていますが、変革の成果が利益に結びつくには時間がかかります。
したがって、短期的な収益性の改善と、中長期的な成長の柱を確立するためには、最も成長性が高く、競合優位性を持つDX領域、特にエンタープライズ向けカスタマーサクセスビジネスの強化が最優先となります。
資料によれば、DX領域はSalesforceやCOMPANYなどのクラウドシステム導入・定着支援を主軸とし、特にエンタープライズ向けカスタマーサクセスにおいて「高難易度・高単価のエンタープライズ企業向けに300名以上の規模で事業展開しているのは数社で競合企業が少ない」という明確な強みがあります。また、Salesforceの活用支援市場は年率25%成長と見込まれており、市場の成長性も高いです。
この強みを活かし、受注件数と平均顧客単価を向上させることで、セグメント全体の利益率を早期に改善する必要があります。具体的には、既存の500社以上の支援実績を基に、高単価な「SFA+マーケティング+データ・AI活用」による営業高度化支援の提案を強化します。また、生成AIサービス「AZUSA」の活用により、コンサルタントの生産性を向上させ、より多くの案件を処理できるようにすることが重要です。
この戦略の成功には、DX領域に特化した営業リソースの再配分と、AI活用によるコンサルタントの単価向上施策の実行が不可欠です。これにより、収益基盤を強化しつつ、AIサービス企業への変革に向けた投資の原資を確保することが可能となります。
ITコンサルからの提案(AI生成)
提案する施策は、DX領域における高付加価値サービス(カスタマーサクセス)の単価・受注件数拡大を支援するITコンサルティングサービスに焦点を当てます。
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DXコンサルタントの生産性向上と単価向上を目的としたAI活用フレームワークの導入支援:
- 目的: 既存の「AZUSA」等のAIサービスを活用し、コンサルタントの業務効率を最大化し、高単価案件へのアサイン比率を高める。
- 支援内容: 既存のAIサービス(AZUSA)の導入・定着状況を評価し、コンサルタントの業務プロセス(要件定義、設計レビュー、ドキュメント作成、顧客報告書作成など)におけるAI活用度を可視化する。AI活用度に応じたKPIを設定し、業務フローの再設計と、AI活用を前提とした新しい業務プロセスの標準化を支援する。
- 期待される効果: コンサルタント一人当たりの生産性向上と、高付加価値業務への集中による平均単価の向上。
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エンタープライズ向けカスタマーサクセス案件の標準化と案件獲得プロセスの最適化:
- 目的: 競合が少ないエンタープライズ向け高単価案件の受注率を高めるため、営業・提案プロセスの効率化と標準化を図る。
- 支援内容: 過去の成功事例(500社以上)を分析し、高単価案件の共通要素を特定。提案資料のテンプレート化、提案プロセスにおけるボトルネックの特定と解消、および営業担当者へのトレーニングを実施する。特に、SalesforceやCOMPANY等の導入後の「定着・活用支援」フェーズにおける提案ロジックを強化する。
- 期待される効果: 提案リードタイムの短縮と受注率の向上。営業リソースの効率的な配分。
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DX領域の技術・ナレッジ管理基盤の再構築と共有プロセスの確立:
- 目的: 属人化しやすい高度な専門知識やノウハウを組織資産として蓄積し、全社的な技術力向上と案件対応スピードを加速させる。
- 支援内容: 既存のナレッジベース(ドキュメント、過去の設計書、成功・失敗事例)を統合・構造化し、検索性と活用性を高めるための情報アーキテクチャを設計・導入する。特に、AI活用による生産性向上ノウハウや、最新のクラウド技術に関するナレッジを迅速に共有する仕組みを構築する。
- 期待される効果: 新規プロジェクト立ち上げ時の準備期間短縮、技術的課題解決の迅速化、およびエンジニアのスキルレベルの底上げ。


