G-アスカネット - 2026年4月期 中間期決算説明資料 ★★

基本情報

中間期決算の概要

決算概要

フューネラル事業は全国的な葬儀件数の減少を起因として、微減収。フォトブック事業は、BtoB、BtoCとも厳しい環境の影響で微減収。空中ディスプレイ事業は、営業方針変更により活発な活動を行ったものの、減収を余儀なくされた。

フューネラル事業では高粗利の遺影写真加工の伸び悩みにより、原価率が上昇。フォトブック事業においては、販売価格の改訂、固定費の削減、生産効率向上などの取組により、原価率は改善した。空中ディスプレイ事業も採算の良い案件の割合が増加し、全社の原価率は前年同期に比べ0.9ポイント良化した。

人件費や各種経費の抑制により総額は減少したものの、売上の減少の影響により、販売管理費率は0.5ポイント増加した。

以上により、経常利益51百万円(前年同期比166.6%増)、中間純利益は23百万円(前年同期比943.9%増)となった。

フューネラル事業
売上 47.2%

フォトブック事業
売上 51.3%

空中ディスプレイ事業
売上 1.5%

「一冊からの本格的写真集」をインターネットから受注し製作するサービス。従来の写真プリントを印刷・写真集に置き換える新しい写真文化を提唱。
約5,800社の写真館向けなどB to Bやコンシューマーに年間約134万冊を提供(OEMブック含み、プリント除く)。

空中結像技術による、新しい映像画像の表現方法を提唱。樹脂製サンプルを供給しつつ、量産案件の受注に努める。パッケージ製品展開に着手。

葬儀社や写真館との間にネットワークを構築し、葬儀に使用する遺影写真の合成・加工などを行い、配信するサービス。
約3,180ヵ所の葬儀社などB to Bを主体に年間約49.3万枚の写真画像を提供。

損益状況

2024年10月期 実績 % 100.0 3,402 2025年10月期 実績 % 100.0 3,317 対前年同期比 △84
売上高 3,402 3,317 △84
(フューネラル事業) 1,576 (46.3%) 1,565 (47.2%) △11
(フォトブック事業) 1,739 (51.1%) 1,707 (51.5%) △31
(空中ディスプレイ事業) 89 (2.6%) 49 (1.5%) △39
(セグメント間売上) △2 (―) △4 (△0.2%) △1
売上原価 1,958 (57.6%) 1,879 (56.7%) △78
売上総利益 1,443 (42.4%) 1,437 (43.3%) △6
販売費及び一般管理費 1,427 (41.9%) 1,406 (42.4%) △21
営業利益 15 (0.5%) 31 (0.9%) +15
経常利益 19 (0.6%) 51 (1.6%) +32
中間純利益 2 (0.1%) 23 (0.7%) +21

費用状況

(※費用状況に関する表データは省略し、テキスト情報のみを整理)

セグメント別損益状況

フューネラル事業 フォトブック事業 空中ディスプレイ事業
2024年10月期 売上/セグメント利益 1,576 / 304 1,739 / 191 89 / △151
2025年10月期 売上/売上増減/セグメント利益/セグメント利益増減 1,565 / △11 / 245 / △59 1,707 / △31 / 231 / +39 49 / △39 / △145 / +6
  • フューネラル事業は、全国的な葬儀件数の減少の影響を受け、遺影写真加工収入が前年同期を下回った。ハードウェア売上の積み上げや、tsunagooの新規契約も獲得し、供物・弔電などの利用率も増加するなどしたが、遺影写真加工収入等の減少を補うことができなかった。その結果粗利率も低下し、セグメント利益の減少を余儀なくされた。
  • フォトブック事業は、BtoB、BtoCとも写真アウトプットにかかわる事業環境が厳しい中、新規契約や新商品販売、データ納品サービスからの役務収入による売上増はあったものの、賄うには至らなかった。また、子会社BETも男性ライバー事務所の立ち上げ遅れの影響を受けた。一方、利益面は、BtoB、BtoC向けとも写真集販売価格の改定や、生産効率の向上、経費のコントロールなどで利益率が改善し、セグメント利益は増加した。
  • 空中ディスプレイ事業は、営業体制・営業方針を変更し、新しい施策により活発に活動したものの、特に海外代理店からの売上が寂しく、売上は前年同期を下回った。一方、自社営業を中心に採算の良い案件を獲得したことにより粗利率は上昇し、展示会出展や開発テーマを絞り込んだことで、販管費をコントロールした結果、セグメント損失は若干縮小した。

財務状況

(※財務状況に関する表データは省略し、テキスト情報のみを整理)

キャッシュ・フローの状況

(※キャッシュ・フローの状況に関する表データは省略し、テキスト情報のみを整理)

フューネラル事業

フューネラル事業ビジネスモデル

全国の葬儀社をネットワークで繋ぎデジタル加工処理を行っている。

強み
* 専門オペレーターによる写真加工技術
* 全国17カ所の自社サポート体制
* 動画サービスなど各種演出ツールの提供

収益構造
* 加工オペレーション収入:1枚加工する毎に技術料を徴収
* サプライ品売上:インク、用紙、額などを販売
* ハード機器類売上:通信出力システム、デジタルサイネージ機器などを販売

オペレーション
1. お客様は原稿台に写真をセットするだけ
2. オペレーターがリモート操作でスキャニング
3. 画像の加工後、オペレーターがリモート操作でお客様へプリント

事業概況・売上の推移

事業概況
* 遺影写真加工および動画系演出サービスは、全国的な葬儀件数の反動減により、減収を余儀なくされた。
* ハード機器売上は、サイネージ機器も含め、好調を持続。
* tsunagooサービスは新規獲得のスピードは想定を下回るも、契約先の利用率は上昇。
* 利益面は、遺影写真の加工枚数が想定を下回ったため、粗利率が低下し、また、人件費やAWSなどの利用料増加などにより、前年同期実績を下回った。

重要指標の推移

  • 新規契約の積み重ねにより、設置件数は堅調に増加した。
  • 新規加工枚数については、全国的な葬儀件数の減少により、異例の減少に転じた。

市場環境と上期トピック

市場環境
* マクロ的には高齢化社会に向け市場は漸増
* 一方で、会葬者の減少で葬儀社の環境は予断を許さない
* 葬儀社間競争‥差別化ニーズの増加 →動画やサイネージなど新たな演出ツールの提供
* 加工技術とサポート体制への信頼性向上 +上場による安心感が市場に浸透
* 当社のモデルを模した事業者が特定地域にて展開
* コロナ禍の影響により、葬儀の小規模化が進む

上期トピック
* 想い出が動き出す「snapCINEMA」リリースー反響大きく、契約順調
* フューネラルビジネスフェア出展 葬テック(葬儀版DX)サービスを多数展示
* 社員が企画した「遺す写真展」をフューネラルビジネスフェア、フォトネクストで開催

成長に向けた施策の実施状況

上期の状況 下期の取組
市場シェアの拡大 ⚫新規顧客の獲得は計画を上回って推移した
⚫事業ブランドの認知向上については葬儀関連団体への会合へ積極的に参加しPR、アスカネット=最新の技術を持った会社というイメージの醸成に手ごたえ
⚫都市圏の営業で契約は想定ほど伸びなかった
⚫引き続き新規顧客の獲得は地道な営業活動を行い契約を増やしていく
⚫東京地区の成功事例や傾向を共有し効果的に進めていく
⚫引き続き葬儀関連団体へ積極的に関わりを深めて、葬儀社のお困りごとなど傾聴し、シェアアップにつなげていく
利益率の向上 ⚫社内でのKAIZENや外注による人件費の抑制など行った
⚫SFAの利用促進による営業のアクションの見える化が浸透
⚫WEB訃報に連携する、お役立ち情報プラス機能をリリース
⚫生成AIの積極的な利用を促進し効率化を図る
⚫SFAの活用を進め、マネージャーからのアドバイスを迅速に行動に反映するよう徹底する
⚫ECプラス(葬儀社HPのECサービス)をリリースし供花・弔電などの販売チャネルを多様化する
新たな付加価値の創造 ⚫VR教育システム(バーチャル葬儀トレーニング)の開発を進めてきた
⚫tsunagooの契約数が目標に達しなかった
⚫最新AIを利用した新サービス「snapCINEMA」をリリースし販売開始
⚫VR教育システムの本格開発を進めるとともに、IT導入補助金への対応を図り、導入環境を整える
⚫上記ECプラスとのセット契約によりtsunagooの契約を獲得していく
⚫更に新技術を活用した新しいサービスを検討する

フォトブック事業

フォトブック事業ビジネスモデル

オンデマンド印刷による一冊からの写真集の製造・販売。

強み
* 高度なカラーマネージメント技術
* オンデマンド印刷制御技術
* アプリケーション開発
* 自社内サーバー管理
* 多様かつ高品質な製本技術
* 自社内一貫生産体制
* 手厚いカスタマーサポート
* 多品種を確実かつ効率よく生産する生産管理ノウハウ







用途
* B to B(写真館、フォトグラファー、OEM供給など):ウェディング写真、子供写真、建築写真など
* B to C(一般消費者、写真愛好家など):子供の成長日記、作品集など

市場別売上の推移

事業概況
* BtoCは6月、BtoBは10月にフォトブック販売価格改定を行い、粗利率の改善に寄与した。
* フォトブック以外のサービスでは、BtoB向けデータ納品サービス「グランピック」からの役務収益が増加した一方、子会社BETでは男性ライバー事務所の立ち上げ遅れ、ライバー取得コストの上昇などにより苦戦した。
* 利益面は価格改定や、固定費の削減、生産効率の上昇などにより粗利率が改善したことを主因として、セグメント利益は増加した。

重要指標の推移

  • BtoBは、契約から受注まで一定の時間がかかるモデルである。(契約→見本作製→見本展示→予約→撮影→納品)
  • 契約件数は増加し、稼働件数も上期末比では増加。
  • 新規会員数は増加しているものの、会員一人あたりの売上は苦戦。

フォトブック事業のサービスラインナップ

B to B
* アスカブック
* grandpic
* DocomoなどへOEM供給

B to C
* マイブック
* フォトブック&フォトグッズ
* ASUKABOOK
* 等身大フォト

こだわり層、ライトユーザー向けに国内・国外で展開。

市場環境と上期トピック

市場環境
* ウェディングフォトを中心とするBtoB市場は当社の品質による差別化が浸透
* 当社のクオリティーや多彩なラインナップ、ユーザーサポートなどは他社に比べ優位性を維持している
* BtoB、BtoCとも写真のアウトプット市場が苦戦しており、市場から退出するプレーヤーも発生。一方、残存者のメリットが享受できる可能性も
* ウェディング市場は、婚礼件数の減少の影響を受けている。コンシューマにおいては、デジタルアウトプットへの流れがあり、厳しい環境が継続

上期トピック
* BtoC、BtoBとも価格改定を実行した(※BtoBの一部は下期に実施)
* 第2回推し活EXPO osakaに空中ディスプレイ事業部と協力して出展し、推し活グッズ市場に一定の手ごたえを得た
* BtoB向け展示会PHOTONEXT 2025に出展。新製品やレタッチサービスを紹介した
* BtoB向けデータ納品サービスグランピックの機能強化

成長に向けた施策の実施状況

アスカブック(BtoB)

上期の状況 下期の取組
市場シェアの拡大 ⚫工場ショールーム化による大手顧客の獲得及び契約継続施策を遂行
⚫営業部内コミュニケーション強化による統一提案
⚫6月PHOTONEXT//9月推し活EXPO/オンラインセミナー6回実施
⚫工場見学をさらに強化し、顧客獲得を進める
⚫施策強化の実施とPDCAの展開
⚫オンラインセミナーの継続
利益率の向上 ⚫カスタマーサクセスによる新規顧客定着強化
⚫新型貼り合せ機稼働によるコスト低減開始。RFID出荷装置稼働による発送ミス防止
⚫大手競合先の撤退による機会を得るため、代替製品開発を優先
⚫10月からBtoB向け商品の10%単価アップを実施
⚫カスタマーサクセスによる顧客定着の継続
⚫コスト低減の効果測定・レビュー
⚫2月末商品展開予定
⚫一部大手に関しては随時値上げ予定
新たなニーズへの対応 ⚫大手顧客中心にBPO型サービスを提案。順次契約締結中。
⚫美肌加工・FuRyuレタッチサービスの展開
⚫大手ゲストハウスとの協業模索
⚫先行事例をもとに、さらなる契約の獲得に向け営業展開強化
⚫snapCINEMA(婚礼版)の展開予定
⚫コンテンツを持っている会社とグランピックによる画像販売の検討を進める

マイブック(BtoC)

上期の状況 下期の取組
注文機会の拡大 ⚫MyBookEditorの新バージョン開発を進行中。WEBエディタ向けフォントを3種類11/13にリリース
⚫ラッピング袋の新色を9月にリリース。ユーザーアンケートを実施し、顧客ニーズの調査を実施
⚫学校データを活用し過疎地域の学校、幼稚園、保育園向けにDMを送付
⚫新MyBookEditorは受入検証および、サイト更新を進めリリース予定。リソース調整のためリリース時期調整中。
⚫下期に顧客ニーズ結果を元にオプション追加模索
⚫左記施策を継続し、新規顧客獲得を目指す
新規顧客層の開拓 ⚫9月・11月にファンMtgを実施。スキャンカフェのコミュニティをターゲットにしたマーケティングを検討中
⚫9月MyBookカレンダー新版型とレイアウトパターンを追加。10月に卒業アルバム向けテンプレートをリリース
⚫12月にファンMtgを実施。カメラマン独自のサークルやカメラ女子サークルと協業を模索中。自社ショールームにスキャナ常設展示も検討
⚫NFCキーホルダー商材検討中
VTuber・グッズ領域の新市場開拓 ⚫推し活EXPOをきっかけとした写真館以外の顧客と商談中。一部商品提案
⚫子会社BETにおいて新ジャンル(男性ライバー事務所)の展開開始
⚫子会社BETにおいて米国市場のマーケティング実施。アバター受託サービスを開始
⚫推し活EXPO獲得顧客との商談継続
⚫本格展開を進める
⚫米国市場でのビジネス展開の検討進化。アバター受託サービスの拡大

空中ディスプレイ事業

空中ディスプレイ事業の概要と方針

技術は、受動系と能動系に二分でき、まず受動系を優先して取り組んでいる。

能動系
* 概要: 自ら立体映像を空中に創出する技術。
* 現状: 理論的には成立しており、基本特許を取得している。現在、追加特許を申請している。簡便な試作品を作成し、開発パートナーを探る。

受動系
* 概要: 画像映像を表す光を受け、特殊なパネルを通過することによって反対側の空中に映像を結像する技術。
* 現状: ガラス製・樹脂製とも一定程度の量産は実現。大きな展開を図れる戦略パートナーを模索。

方針の骨子
* 第3の柱をつくるため、選択肢を拡大して動きを活性化させる
* ASKA3Dプレート単体だけでなく、パッケージとして付加価値を高める
* 国内市場に限らず、海外市場にもマーケティングする
* BtoBを中心としつつも、BtoCおよびBtoBtoCも視野に入れ展開開始



自社が保有する特許技術を自らが活用し、ASKA3Dプレートの製造・販売による事業化を指向。

市場環境と上期トピック

市場環境
* 成熟しているサイネージ市場からは、空中結像など新しい技術に対する期待は大きい
* 空中操作については、コロナ禍の鎮静により一時ほどの盛り上がりはないが、クリーンな非接触空中操作に対する根強いニーズは継続
* Vtuberなど推し活市場は活況であり、地方創生との相性の良さを確認
* 空中ディスプレイ市場は参入障壁の高さもあり孤軍奮闘状態。競合が皆無という強みがありながらも、市場創造には依然として苦戦している



上期トピック
* 第2回おりづるVtuberフェスを開催ー第1回に比べ規模拡大、好評を得る
* 第17回コンテンツ東京内イマーシブEXPOに出展―空中ディスプレイで進化する新たなXR×感動体験を提案
* BtoC向け「浮空ライブステージHome」の販売開始


成長に向けた施策の実施状況

上期の状況 下期の取組
プレート販売の拡大 ⚫自治体/公共施設向け案件獲得に向け営業実施
⚫海外では台湾市場へのアプローチ開始
⚫主にアジア企業との戦略パートナー連携に向け交渉実施
⚫技術開発センターについては、大型プレート開発の長期化を課題認識
⚫今期2~3件獲得目標
⚫今期中の契約締結を目標に交渉を継続
⚫既存代理店との関係強化・新たなパートナーの創出(台湾・中国・韓国など)
⚫マーケットニーズの把握により今後の展開を吟味
高付加価値ソリューションの提供 ⚫BtoB向け浮空シリーズ匠・MAXの製品開発完了
⚫BtoC向け浮空シリーズHomeの製品開発完了。連携IPの創出に向け営業を開始
⚫プロモーションを強化し、5件の契約を目指す
⚫金型の完成による供給体制の強化。複数のIP連携案件獲得に向けた営業実施
エンタメ領域へのチャレンジ ⚫エンタメ×地方創生イベント・共創プロジェクト実施に向け、広島、徳島に続く、連携自治体への営業強化中
⚫Vtuber等との協業ロケーションイベントは、マリネdeみーと地域版の実施に向け、連携自治体模索中
⚫地方創生コンサルティングへのトライは、イベント提案にとどまった
⚫新たな自治体の予算獲得を狙う
⚫イベント2,3件の実施に向け下期での獲得を狙う
⚫来期での自治体予算獲得を狙う
研究開発 ⚫能動系技術の特許申請を行うとともに、試作を段階的に進め手ごたえを得た ⚫新たな技術開発、さらなる特許の申請および戦略パートナー候補先へのアプローチを進める

2026年4月期 通期見通し

通期見通し

(※通期見通しに関する表データは省略し、テキスト情報のみを整理)

  • 上期不調だったフューネラル事業における遺影写真加工収入について、繁忙期である下期に反動増の可能性がある。
  • フォトブック事業については、10月に実施したBtoB向け価格改定の寄与が想定される。
  • フューネラル事業、フォトブック事業とも、下期偏重型のビジネスモデルである。

株式会社アスカネット Asukanet Co.,Ltd 証券コード 2438

INFORMATION

  • 本資料は、投資家の参考となる情報提供のみを目的としており、取引の勧誘を目的としておりません。
  • 本資料は、当社業務によって得られた各種データに基づいて作成したものですが、その完全性を保証するものではありません。
  • また、資料に記載された意見や予測は資料作成時の当社の見通しによるものであり、当該意見や予測等を使用した結果についてもなんら保証するものではありません。
  • 記載された内容を予告なしで変更することもありますので、ご了承ください。
  • 投資に関する最終判断は投資家ご自身でなされるようお願いいたします。

IR統括責任者
代表取締役社長 村上大吉朗

お問い合わせ
常務取締役CFO 功野顕也

お問い合わせ先
URL:https://www.asukanet.co.jp
E-mail:ir@asukanet.co.jp

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★☆☆

評価の理由:
売上高は前年同期比で減少(-2.6%)しているにもかかわらず、経常利益と純利益が大幅に増加(それぞれ+166.6%、+943.9%)している点は注目に値します。これは、主にフォトブック事業における価格改定とコスト削減努力、および全社的な販管費抑制が奏功した結果です。特にフォトブック事業のセグメント利益が前年同期比で増加している点はポジティブです。

しかし、売上高の減少は事業構造の根本的な課題を示唆しています。フューネラル事業は葬儀件数の減少という外部環境要因に直面し、遺影写真加工収入が減少しています。フォトブック事業もBtoB/BtoCともに厳しい環境にあり、売上は微減です。空中ディスプレイ事業は売上規模が小さく、事業の柱としての成長には至っていません。

利益率の改善は評価できますが、これはコスト削減と価格転嫁によるものであり、持続的な売上成長の兆しは見えません。特にフューネラル事業の売上減少は、事業の基盤が縮小している可能性を示唆しており、利益改善がコスト削減頼みである点はリスクです。ROEやROAなどの収益性指標に関する詳細データがないため、資本効率の評価は限定的ですが、売上減少下での利益改善は限定的と評価せざるを得ません。

投資判断の根拠:
保有(ニュートラル)。利益率改善の取り組みは評価できますが、売上高の減少が継続しているため、成長性には疑問が残ります。フューネラル事業の構造的課題とフォトブック事業の市場の厳しさが継続しており、現状の利益水準がコスト削減に依存しているため、積極的な買い材料とはなりません。下期偏重のビジネスモデルであり、下期の動向を見極める必要があります。

重要なポイント:
1. 売上高の継続的な減少: 主要事業(フューネラル、フォトブック)の売上が前年同期比で減少しており、市場環境の厳しさが継続している。
2. 利益改善の要因: 利益の大幅増は、主にフォトブック事業の価格改定と全社的な販管費抑制によるものであり、持続的な成長戦略の成果ではない。
3. フューネラル事業の構造的課題: 葬儀件数減少による遺影写真加工収入の減少は構造的な問題であり、代替収益源の確立が急務。
4. 空中ディスプレイ事業の未成熟: 売上構成比が低く、事業の柱としての貢献が限定的。



会社への質問(AI生成)

フューネラル事業において、葬儀件数の減少による遺影写真加工収入の減少が継続していますが、この減少を補うための具体的な代替収益源(例:tsunagooの利用率向上、ECプラスの貢献度)の進捗と、それらが既存の利益率を維持・向上させる見込みについて詳細を教えてください。

フォトブック事業のBtoB向け価格改定(10月実施)は、売上高の減少を相殺する効果がありましたか?価格改定後の受注単価と受注件数の推移を具体的に示し、価格弾力性についてどのように評価しているか教えてください。

空中ディスプレイ事業の売上は前年同期比で大幅に減少しましたが、これは営業方針変更の影響ですか、それとも市場の需要減退によるものですか?特に海外代理店からの売上が低迷している原因と、今後の具体的な回復策について教えてください。

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
フューネラル事業における「tsunagoo」の利用率最大化とサービス拡充 70% A 既存顧客基盤を活用し、単価向上と安定収益化を目指す。葬儀社との関係性を深め、遺影加工以外のサービス(供物・弔電・ECプラス)の利用率向上を最優先する。
フォトブック事業におけるBtoB向け「データ納品サービス(グランピック)」の本格展開 65% A 印刷・製本プロセスを介さない高利益率の役務収益を拡大。既存の顧客基盤を活用し、データ管理・レタッチサービスを強化し、BPO型サービスを推進する。
空中ディスプレイ事業のパッケージ化と特定業界への集中投入 50% B プレート単体販売から、パッケージ化(例:浮空ライブステージHome)による付加価値向上を図る。エンタメや地方創生など、明確なユースケースを持つ分野にリソースを集中する。
フォトブック事業におけるBtoC向け「推し活」市場への特化と新商材投入 60% A 既存の技術基盤を活用し、成長市場である「推し活」向けグッズ(例:NFCキーホルダー、特殊製本)に特化。既存のBtoC顧客基盤からのクロスセルを狙う。

最優先戦略(AI生成)

最優先戦略:フォトブック事業におけるBtoB向け「データ納品サービス(グランピック)」の本格展開

現在の業績分析から、フューネラル事業は構造的な売上減少に直面しており、空中ディスプレイ事業はまだ事業規模が小さく、売上倍増の柱とするには時間がかかります。一方、フォトブック事業は価格改定により利益率は改善しましたが、売上は微減であり、市場環境も厳しい状況です。しかし、この事業は自社のコア技術(カラーマネジメント、オンデマンド印刷制御、アプリケーション開発)が最も活かされており、BtoB市場での優位性も維持しています。

最優先戦略として、フォトブック事業のBtoB向け「データ納品サービス(グランピック)」の本格展開を提案します。この戦略は、売上倍増の実現可能性が高く、かつ利益率向上にも直結するためです。

現状の課題と機会:
フォトブック事業は、物理的な印刷・製本プロセスを伴うため、原価や固定費の影響を受けやすい構造です。また、BtoB市場では婚礼件数の減少などの影響を受けています。一方で、資料には「データ納品サービス『グランピック』からの役務収益が増加した」とあり、BPO型サービスへの移行が進んでいることが示唆されています。

戦略の具体化:
1. BPO型サービスへのシフト加速: 写真館やフォトグラファーに対し、単なるフォトブック製造だけでなく、データ管理、レタッチ、アーカイブ、販売チャネル提供(EC機能)までを包括的に請け負うBPOサービスとして「グランピック」を再定義します。
2. 技術的優位性の活用: 高度なカラーマネジメント技術とアプリケーション開発力を活かし、競合他社が提供できない高品質なデータ処理・管理サービスを提供します。
3. 営業戦略の転換: 物理的な製品販売から、ストック型・サブスクリプション型の役務収益モデルへの転換を主軸に据え、営業リソースを集中させます。


期待される効果:
この戦略は、売上高の増加だけでなく、物理的な製造コストが低い役務収益の割合を高めることで、全社的な利益率の向上に大きく貢献します。また、BtoB顧客との関係性を深め、安定的な収益基盤を構築することで、市場の変動に対する耐性を高めることができます。

ITコンサルからの提案(AI生成)

ITコンサルタントによる支援提案

提案された最優先戦略である「フォトブック事業におけるBtoB向け『データ納品サービス(グランピック)』の本格展開」を加速させるため、ITコンサルタントとして以下の支援を提供します。マーケティング活動を除く、業務効率化、データ活用、システム連携に焦点を当てます。

  1. BPOサービス提供基盤のアーキテクチャ設計と導入支援

    • 目的: 顧客(写真館・フォトグラファー)からのデータ受領から、レタッチ、アーカイブ、納品までのワークフローを自動化・標準化し、BPOサービスの品質とスケーラビリティを向上させる。
    • 支援内容: 既存のシステム(SFA、生産管理システム)とのAPI連携を前提とした、クラウドベースのデータ管理プラットフォームの要件定義、設計、導入を支援します。特に、大量の画像データをセキュアに管理・処理するためのインフラ選定と構築を行います。
    • 期待効果: 処理リードタイムの短縮、ヒューマンエラーの削減、オペレーションコストの低減。
  2. AI/MLを活用したレタッチ・品質管理の自動化

    • 目的: 資料で言及されている「美肌加工・FuRyuレタッチサービス」の効率化と品質均一化を図る。
    • 支援内容: 既存のカラーマネジメント技術と連携させ、AIによる自動レタッチ(肌補正、色調補正)の精度向上と、画像品質の自動チェックシステムの開発・導入を支援します。特に、BtoB顧客ごとの品質基準を学習させるモデル構築に注力します。
    • 期待効果: レタッチ工程における人件費の削減と、サービス品質の標準化による顧客満足度向上。
  3. データ活用基盤の構築とKPIダッシュボード開発

    • 目的: BtoB顧客の利用状況(契約件数、稼働件数、サービス別利用率、単価推移)をリアルタイムで可視化し、カスタマーサクセス活動の精度を向上させる。
    • 支援内容: 各種システムからデータを統合するデータウェアハウス(DWH)を構築し、経営層および営業・CS部門向けにカスタマイズされたKPIダッシュボードを開発します。特に、解約予兆検知モデルの構築を支援します。
    • 期待効果: 顧客の利用状況に基づいたプロアクティブなCS活動が可能となり、顧客定着率(リテンション)の向上とLTV(顧客生涯価値)の最大化に貢献します。