G-サイバートラスト - 2026年3月期 第3四半期 決算説明資料 ★★★
基本情報
- 会社コード: 44980
- 会社名: G-サイバートラスト
- タイトル: 2026年3月期 第3四半期 決算説明資料
- 発表日時: 2026年01月27日 15:30
- PDF URL: https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260126538758.pdf
- YahooFinance: https://finance.yahoo.co.jp/quote/4498.T
2026年3月期 第3四半期決算説明資料
サイバートラスト株式会社
東証グロース : 4498
2026年1月27日
エグゼクティブサマリー
2026年3月期 第3四半期業績
- 第3四半期として、二桁成長かつ過去最高の売上高、営業利益
- リカーリングサービスは高成長牽引サービスが成長加速
- 通期業績予想達成に向けて進捗好調
- 高成長牽引サービスの成長加速に加え、プロフェッショナルサービスも堅調に推移
2026年3月期 通期業績予想
Agenda
- 2026年3月期 第3四半期 業績概要
- サービス別概況
- トラストサービス
- プラットフォームサービス
- 経営トピックス
- 2026年3月期 通期業績予想
- さらなる成長に向けた取り組み
- Appendix
2026年3月期第3四半期(9カ月累計)連結業績の概要
売上高 前年同期比 14.5%増 6,079 百万円 営業利益 前年同期比 20.9%増 1,170 百万円
| (単位:百万円) | 2025年3月期 第3四半期(9カ月累計) | 2026年3月期 第3四半期(9カ月累計) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,308 | 6,079 | +14.5% |
| 営業利益 | 968 | 1,170 | +20.9% |
| 経常利益 | 989 | 1,170 | +18.3% |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 | 704 | 688 | △2.2% |
| EBITDA | 1,381 | 1,620 | +17.3% |
※2025年4月オフィス移転に伴い上期で112百万円の特別損失を計上
取引形態別四半期売上高推移
第3四半期 リカーリング売上高 前年同期比伸長 サービスが牽引高成長牽引
(単位:百万円)
サービス別 売上高実績
- トラストサービス 高成長牽引サービス iTrust中心にリカーリング伸長とともに大型受託開発により増収
- プラットフォーム Linuxサポートは各種LinuxOSサポート新規案件獲得、EMLinuxサポートおよびセキュリティコンサル・受託開発堅調推移し増収
| (単位:百万円) | 2025年3月期 第3四半期(9カ月累計) | 2026年3月期 第3四半期(9カ月累計) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 構成比 | 売上高 | 構成比 |
| トラストサービス | 2,947 | 55.5% | 3,422 |
| プラットフォーム サービス | 2,361 | 44.5% | 2,656 |
| 売上高合計 | 5,308 | 100% | 6,079 |
トラストサービス | サービス別業績と取り組み
リカーリングサービス
- 高成長牽引サービスの iTrustは、金融機関向け本人確認や電子契約サービスのパートナー向け電子署名が伸長し、前年同期比54%増
- 特に証券口座開設、銀行での利用範囲拡大により本人確認は大幅伸長
- デバイスIDは、クラウド認証サービスのパートナー向けサービスおよび教育分野でサービスが伸長
- サーバー証明書は堅調な更新状況により微増
プロフェッショナルサービス
- 法務省の商業登記電子証明書のリモート署名システム案件などにより伸長
| (単位 : 百万円) | 25年3月期 第3四半期(9カ月累計) | 26年3月期 第3四半期(9カ月累計) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| リカーリング サービス | 2,436 | 2,759 | +13.2% |
| ライセンス | 115 | 81 | △29.4% |
| プロフェッショナル サービス | 395 | 582 | +47.2% |
| 売上高合計 | 2,947 | 3,422 | +16.1% |
高成長牽引サービスiTrustのKPI四半期推移 (有償API利用件数)
iTrustの利用の拡大に向けた取り組み
本人確認
「スマホ搭載のマイナンバーカード検証機能」を提供開始
スマホのウォレット機能にマイナンバーカードを登録することで実物カードの持ち運び不要で本人確認が可能に
Android版も2026秋 対応予定
窓口での本人確認、オンラインでの本人確認と多様な本人確認手法に対応
確実なトランザクション増へ繋げ収益拡大
eシール
キヤノンマーケティングジャパン提供のデジタルドキュメントサービスに当社の「eシール自動付与機能」を搭載
企業間の取引関係書類といった重要なPDFファイルの改ざん有無や発行元の確認が可能に
キヤノンマーケティングジャパンの幅広い顧客基盤への提供によりeシール市場でのシェア拡大へ
プラットフォームサービス | サービス別業績と取り組み
Linuxサポートを中心にリカーリング伸長
リカーリングサービス
- LinuxサポートはQ2に大手事業者の大型サポート案件、Q3に金融機関向けの大型サポート案件獲得
- EMLinuxサポートは通信制御機器・車載機器・OA機器などで新規案件を獲得し前年同期比 40%増
プロフェッショナルサービス
- 欧州サイバーレジリエンス法関連のセキュリティコンサルおよび受託開発が伸長
- 自動車や産業機器等において製品機能や価値がソフトウェア中心に移行する中、オープンソースソフトウェア(OSS)の重要性が高まり、特に子会社のリネオソリューションズの受託開発案件が増加
| (単位 : 百万円) | 25年3月期 第3四半期(9カ月累計) | 26年3月期 第3四半期(9カ月累計) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| リカーリング サービス | 1,151 | 1,343 | +16.7% |
| ライセンス | 384 | 346 | △9.8% |
| プロフェッショナル サービス | 824 | 966 | +17.1% |
| 売上高合計 | 2,361 | 2,656 | +12.5% |
サーバー向けOSの利用領域の拡大に向けた取り組み
大手証券会社におけるLinuxOSサポートを複数年契約で獲得
一昨年6月のコミュニティサポート終了後も大手需要が継続
移行が難しい大規模システムを有する大手企業の根強いニーズを捉えた長期サポートの提供でリカーリング収益拡大
OSからアプリケーションのレイヤーまでOSSの脆弱性対策を全方位カバー高まるセキュリティ需要を取り込み収益拡大
顧客のシステム構成は変えずに脆弱性対策のみ実施可能なサービスを提供開始
あらゆる環境においてシステム更新のハードルを下げ長期間安全に使い続けられる環境を提供
経営トピックス
Origin Wireless, Inc. への出資 および、おきでんCplusCとの協業
「やさしいみまもり」の認証強化に向けて「デバイスID」を組込み
許可端末のみをネットワーク接続可能にすることで不正アクセスを防止
- Phase 1 Origin Wireless, Inc. への出資
- Phase 2 おきでんCplusC [※] 「やさしいみまもり」 との協業
全国の自治体やパートナー企業向けに提供を拡大しスマート・スペース市場の開拓を目指す
Insignary Inc. への出資 および、協業
Insignary社がもつ特許技術との融合により競争優位性を確立
脆弱性管理市場での本格的な事業展開を開始
欧州CRAの報告義務違反リスク 欧州CRAの報告義務をワンストップで順守
SBOM生成から脆弱性管理まで一気通貫した運用モデルの実現でグローバルシェアの獲得を目指す
2026年3月期 通期業績予想
通期業績予想達成に向けて進捗好調
- 高成長牽引サービス成長加速、プロフェッショナルサービスも進捗好調
| 単位:百万円 | 25年3月期 | 26年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,442 | 8,200 | +747 |
| 営業利益 | 1,421 | 1,570 | +148 |
| 営業利益率(%) | 19.1 | 19.1 | - |
| 経常利益 | 1,448 | 1,570 | +121 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 | 969 | 970 | +0 |
| EBITDA | 1,993 | 2,208 | +215 |
※2025年4月オフィス移転に伴い上期で112百万円の特別損失を計上
2026年3月期配当予想
2026年3月期の期初配当予想は 1株当たり 11円50銭 を継続
配当政策
中長期的な企業価値の向上を目指した成長投資を積極的に行いつつも、中長期的視点で事業拡大を図る方針に対して株主の理解を深めていただくため、期末配当として年1回の剰余金の配当を 安定的かつ継続的に実施 していくことを基本方針とします。
| 中間配当 | 期末配当 |
|---|---|
| 2025年3月期実績 | |
| 2026年3月期予想 | 0円00銭 |
※2025年10月1日を効力発生日として株式分割を実施しています
さらなる成長に向けた取り組み
技術革新に伴う新たな市場ニーズの拡大
技術革新が進むほど、「それが本物か?信頼できるか?」を証明するデジタルトラストの必要性は拡大し続けます
テーマ1 生成AI/ディープフェイク
スリーフィールズ社がもつ特許技術との融合により生成AIによるフェイク動画対策を C2PA 署名で保証
テーマ2 スマートホーム/Matter
Matterに対応する認証局の認定取得によりスマートホーム関連製品に証明書を発行
Appendix
2026年3月期 通期業績予想 (サービス別売上)
トラストサービス
プラットフォームサービス
売上高・営業利益四半期推移(会計期間)
売上高
営業利益
サービス別 売上高四半期推移(会計期間)
トラストサービス
プラットフォームサービス
サービス別取引形態別の四半期売上推移(会計期間)
トラストサービス
プラットフォームサービス
連結PL(サービス別売上含む)
| (単位:百万円) | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,466 | 7,442 | 975 |
| トラストサービス | 3,943 | 4,139 | +196 |
| ライセンス | 158 | 125 | △33 |
| プロフェッショナルサービス | 598 | 686 | +88 |
| リカーリングサービス | 3,186 | 3,328 | +141 |
| プラットフォームサービス | 2,523 | 3,302 | +779 |
| ライセンス | 405 | 514 | +109 |
| プロフェッショナルサービス | 1,075 | 1,188 | +113 |
| リカーリングサービス | 1,042 | 1,598 | +556 |
| 売上原価 | 3,414 | 3,855 | +441 |
| 売上総利益 | 3,052 | 3,586 | +533 |
| 販売費および一般管理費 | 1,940 | 2,164 | +224 |
| 営業利益 | 1,112 | 1,421 | +309 |
売上高・売上総利益・販管費の推移
販管費売上高比率は30%程度を維持し、売上高・売上総利益は着実に成長
リカーリング型ビジネスモデル
リカーリングサービスを拡大 安定・高成長のビジネスモデルを志向
トラストサービスのリカーリングに占める主要プロダクトの売上構成
デバイスID、サーバー証明書に次ぐ収益の柱としてiTrustが順調に成長
- トラストサービスのリカーリング売上
連結BS
| (単位:百万円) | 2024年3月末 | 2025年3月末 | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 流動資産 | 6,181 | 7,096 | 914 | +14.8% |
| (現金預金) | 4,891 | 5,560 | 669 | +13.7% |
| (受取手形、売掛金および契約資産) | 1,068 | 1,117 | 48 | +4.5% |
| 固定資産 | 2,235 | 2,481 | 245 | +11.0% |
| (ソフトウェア) | 592 | 924 | 331 | +56.0% |
| (ソフトウエア仮勘定) | 425 | 169 | △256 | △60.2% |
| 資産合計 | 8,417 | 9,577 | 1,160 | +13.8% |
| 負債 | 2,384 | 2,999 | 614 | +25.8% |
| (流動負債) | 1,841 | 2,415 | 574 | +31.2% |
| (契約負債) | 810 | 1,040 | 229 | +28.3% |
| 純資産 | 6,032 | 6,578 | 545 | +9.0% |
| (株主資本) | 6,025 | 6,573 | 548 | +9.1% |
| (資本金) | 820 | 836 | 15 | +1.9% |
| (利益剰余金) | 3,151 | 3,979 | 827 | +26.3% |
| 負債純資産合計 | 8,417 | 9,577 | 1,160 | +13.8% |
主な連結経営指標
※2023年4月1日付および2025年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2023年3月期期首に当該株式分割が行われたと仮定し1株当たりの金額を計算しております。
企業理念・ミッション
社会的責任のある企業として「持続可能な開発目標(SDGs)」への対応を重要な経営課題と認識しております。
当社は、事業・企業活動を通じて、持続可能な社会の実現に向け、さまざまな社会課題の解決に取り組みます。
会社概要
沿革
2017年10月1日付で当社(旧商号ミラクル・リナックス㈱)を存続会社とする旧サイバートラスト㈱の吸収合併及び社名変更を完了し、「サイバートラスト㈱」として業務開始
| 年月 | 概要 |
|---|---|
| 2000年06月 | 東京都港区にミラクル・リナックス㈱を資本金2億2千万にて設立 日本オラクル㈱、日本電気㈱を主要株主とし、企業向け国産Linuxディストリビューション開発会社としてサーバーOS事業を中心としたサービス提供を開始 |
| 2000年10月 | MIRACLE LINUX v1.0を製品リリース |
| 2007年12月 | アジア圏のニーズに応えるエンタープライズ向けLinuxディストリビューションを開発することやAsianuxブランドを強化することを目的として、 Asianux Conrporationを中国Red Flag社および韓国Hancom社と共同出資で設立 |
| 2008年08月 | Zabbix事業に参入し、サーバー監視サービスを提供開始 |
| 2009年02月 | Embedded MIRACLEをリリースし、組込OS事業に参入 |
| 2010年06月 | デジタルサイネージ製品の出荷の開始 |
| 2014年07月 | ソフトバンク・テクノロジー㈱ (現SBテクノロジー㈱) が当社株式を取得し、同社の連結子会社となる |
| 2015年05月 | 本社を東京都新宿区に移転 |
| 2015年10月 | 島根県松江市に開発・サポート拠点として松江ラボを開設 |
| 2017年03月 | IoT機器開発のエコシステムを包括的に支援するソリューションをソフトバンク・テクノロジー㈱ (現SBテクノロジー㈱) 、旧サイバートラスト㈱と共同で開始 |
| 2017年10月 | 旧サイバートラスト㈱を吸収合併し、商号をサイバートラスト㈱に変更 |
| 2018年08月 | 本社を東京都港区(六本木)に移転 |
| 2019年07月 | LinuxOSの組込開発を行うリネオソリューションズ㈱との事業提携を目的とし、リネオホールディングス㈱の株式の一部を取得し、 リネオホールディングス㈱を持株法適用関連会社化 |
| 2019年09月 | セコムトラストシステムズ㈱とサーバー証明書事業に関する業務提携開始 |
| 2019年10月 | 継続的な開発が可能なIoT開発環境を実現し、IoT製品の長期利用を支援するサービス「EM+PLS」を提供開始 |
| 2020年05月 | LinuxOSの組込開発を行うリネオソリューションズ㈱との事業提携の強化を目的とし、リネオホールディングス㈱の株式の全てを取得し、 リネオホールディングス㈱およびリネオソリューションズ㈱を完全子会社化 |
| 2021年04月 | 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
| 2022年02月 | 連結子会社リネオホールディングス㈱を精算結了 |
| 2022年04月 | 東京証券取引所の株式市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所グロース市場に移行 |
| 2025年04月 | 本社を東京都港区(赤坂)に移転 |
沿革
旧サイバートラスト㈱の会社設立以後、合併までの沿革は次の通り
| 年月 | 概要 |
|---|---|
| 1995年09月 | ソフトウェア開発を目的に㈱エヌ・エス・ジェー設立 |
| 1999年05月 | Baltimore Technologies Plc (以下 「Baltimore社」)の日本総販売代理店として契約 |
| 2000年05月 | 日本ボルチモアテクノロジーズ㈱に商号変更 |
| 2000年06月 | サイバートラスト㈱(札幌市北区)を吸収合併 (同社は1997年5月に日本国内初の商用電子認証局を開始) |
| 2003年12月 | Betrusted Holdings,Inc. (以下 「Betrusted社」)と業務提携 (米国の大手セキュリティサービス企業であるBetrusted社がBaltimore社から事業譲受したことによる。その後、同事業をVerizon Australia Pty Limited (以下 「Verizon社」)が事業譲受した) |
| 2004年07月 | ビートラステッド・ジャパン㈱に商号変更 |
| 2005年07月 | ソフトバンクBB㈱(現ソフトバンク㈱)がビートラステッド・ジャパン㈱の株式を取得し、ソフトバンクBB㈱の連結子会社となる |
| 2007年01月 | サイバートラスト㈱に商号変更 |
| 2014年04月 | ソフトバンク・テクノロジー㈱(現SBテクノロジー㈱)がソフトバンクBB㈱(現ソフトバンク㈱)所有のサイバートラスト㈱の株式を取得し、ソフトバンク・テクノロジー㈱の 連結子会社となる |
| 2015年04月 | Verizon社がSSL製品等の事業をDigiCert Inc. へ移管したことに伴い、同社の販売代理店として契約 |
| 2017年10月 | ミラクル・リナックス㈱との合併により消滅 |
SDGs の取り組み
事業活動 を通じて取り組む社会課題 会社活動 を通じて取り組む社会課題
4つのマテリアリティ(重要な社会課題)に取り組むことで、事業の成長とともに持続可能な社会の実現に貢献してまいります。4つのマテリアリティと主な取り組みは以上の通りとなります。
指標および目標
戦略における4つのマテリアリティのうち、以下の2つについて KPI(評価指標)を定めております
| マテリアリティ | KPI(評価指標) |
|---|---|
| レジリエントな組織づくりによる 企業成長の実現 | 管理職に占める女性従業員の割合 : 8.2%以上達成(情報通信業の平均値以上) 多彩なキャリアコース : 直近 3年度で A~Dの2項目以上達成 A: 女性の非正社員から正社員への転換:派遣労働者の雇入れでも可 B: 女性のキャリアアップとなる雇用管理区分の転換 C: 過去に在籍した女性の正社員としての再雇用 D: おおむね 30歳以上の女性の正社員としての採用 |
| 省資源・省エネルギー化による サステナブルな社会への貢献 | 再生可能エネルギー利用比率:2030年までに100%達成 新規機材調達における環境基準適合機材の調達率:90%以上 電子契約率:2030年までに 100%達成 印刷物削減:2030年までに 2022年度比で 50%削減 |
人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針指標、当該指標の実績推移
| 方針指針 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 採用活動による人材確保と継続雇用の創出 | 社員数:全体 (人) | 230 | 233 |
| 採用活動による人材確保と継続雇用の創出 | 社員数:男性 (人) | 177 | 181 |
| 採用活動による人材確保と継続雇用の創出 | 社員数:女性 (人) | 53 | 52 |
| 採用活動による人材確保と継続雇用の創出 | 女性比率 (%) | 23.0 | 22.3 |
| 管理職に占める女性従業員の割合8.2%以上 | 比率 (%) | 10.5 | 10.3 |
| 男性労働者の育児休業取得率10%以上 | 比率 (%) | 28.6 | 50.0 |
| 採用における正社員に占める女性比率 | 比率 (%) | 11.8 | 0 |
| 正社員の女性労働者の平均継続勤続年数 | 年数(年) | 9.4 | 10.4 |
| エンゲージメント評価・ESサーベイスコア前年期以上(注) | 点数 (点) | 3.83(64) | 68 |
(注)2024年3月期よりスコアの集計形式が変わっております。なお、同一集計方法による2023年3月期のスコアは括弧内に記載のとおりであります。
代表取締役会長
眞柄 泰利 Yasutoshi Magara
大沢商会、日本ソフトバンク (現 : ソフトバンク) 、ジャストシステムを経て、1993 年 マイクロソフト (現 : 日本マイクロソフト) に入社。 Office プロダクトマーケティング部長、執行役員 OEM 営業本部長、執行役員専務などを歴任。 2011 年 サイバートラスト入社後、翌年代表取締役社長に就任。 2017 年 にミラクル・リナックスと合併し、新生サイバートラスト上級副社長、翌 2018 年代表取締役社長、2023 年に代表取締役会長に就任。 日本デジタルトランスフォーメーション推進協会会長、ブロードバンドスクール協会理事長、セキュア IoT プラットフォーム協議会理事、コンピュータソフトウェア著作権協会理事。
代表取締役社長
北村 裕司 Yuji Kitamura
最高経営責任者執行役員 CEO(最高経営責任者)
1996 年 エヌ・エス・ジェー(現:サイバートラスト)入社、2002 年同社取締役に就任。 技術統括本部長、新規事業開発室室長、CTO などを歴任。 2014 年ソフトバンク・テクノロジー(現:SB テクノロジー)へ技術統括セキュリティソリューション本部副本部長として出向。 2017 年にミラクル・リナックスと合併した新生サイバートラストにて副社長執行役員、 2020 年に取締役副社長、2023 年に代表取締役社長に就任。 日本スマートフォンセキュリティ協会理事、デジタルトラスト協議会理事。
取締役・監査役
| 取締役 | 社外取締役 |
|---|---|
| 清水 哲也 Tetsuya Shimizu 常務執行役員 CFO | 広瀬 容子 Yoko Hirose |
| 香山 春明 Haruaki Kayama | 田島 弓子 Yumiko Tajima |
| 石田 佳久 Yoshihisa Ishida |
| 常勤社外監査役 | 監査役 | 社外監査役 |
|---|---|---|
| 飯野 幹子 Mikiko Iino | 松本 隆 Takashi Matsumoto | 田中 芳夫 Yoshio Tanaka |
執行役員
- 副社長執行役員 佐野 勝大 Masahiro Sano 事業開発・渉外担当
- 執行役員本部長 青山 雄一 Yuichi Aoyama オープンプラットフォーム 事業本部
- 執行役員本部長 辻 真樹子 Makiko Tsuji 経営企画本部
- 執行役員センター長 宿谷 昌弘 Masahiro Shikutani CISO R&Dセンター
- 執行役員 吉田 淳 Jun Yoshida オープンプラットフォーム 事業本部技術統括担当
- 執行役員本部長 田村 光義 Mitsuyoshi Tamura トラストサービス事業本部
- 執行役員 鈴木 庸陛 Youhei Suzuki オープンプラットフォーム 事業本部ビジネス統括担当
サイバートラストが解決する課題と提供価値
| デジタル化における課題 | デジタルトラスト |
|---|---|
| なりすまし(ヒト・モノ) | すべてのヒト・モノ・コトに信頼を |
| 偽造 | 安心・安全なデジタル社会 |
| 不正アクセス(ヒト・モノ) | |
| 盗聴 | |
| 改ざん | |
| 事後否認 |
事業領域
安心・安全なデジタル社会を実現する デジタルトラスト を提供
トラストサービスの概要
デジタル社会の身分証となる電子証明書、DXに必須の本人確認・電子署名などの
- 業務利用許可端末の認証 不正アクセス対策
- ウェブサイト運営者の実在性 フィッシング・盗聴対策
- 従業員・会員など自然人の認証 なりすまし・不正アクセス対策
- 本人であることの確認
- 真正性・意思表示・発出元の証明 法令遵守、改ざん・否認対策
プラットフォームサービスの概要
グローバルOS開発 コミュニティに貢献し国際標準LinuxOSを提供する国内唯一の企業
多様な業種業態で使われているサイバートラストのサービス
金融 行政 鉄道・航空 通信 製造
パートナービジネスのケーススタディ
製品・サービスの特性を踏まえた幅広いパートナーネットワーク
| VAR(Value Added Reseller) 大手のSaaS事業者を含む 業界トップクラスの主要なVARを経由したビジネス展開 (例) 日立製作所 KDDI NRIセキュア テクノロジーズ 大日本印刷 |
|---|
| サイバートラストパートナーネットワーク 159社 |
※ サイバートラストパートナーネットワーク登録 : 159社(2026年1月時点)
用語集 ①
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| 電子証明書 | 「対象を正しく認証・特定するデジタル化された身分証明書」のことで、 信頼できる第三者機関としての電子認証局が対象を審査して発行することにより、ヒトやモノなどの正しさを証明するもの |
| 電子認証 | ネットワーク上や、複数の利用者がいるシステムにおいて、利用者本人であることを電子的に確認し、 なりすましの防止や情報の改ざんを防ぐこと |
| 電子認証局 | 電子証明書の発行や失効などを行う権限を有し、登録局(審査を実施)と発行局(発行や失効などを実施)により構成される |
| サーバ証明書 | ウェブサイトの「運営者の実在性を確認」し、ブラウザとウェブサーバ間で「通信データの暗号化」を行うための電子証明書 |
| EVサーバー証明書 | Extended Validation の略称。世界統一の厳格な審査基準に則って発行され、 また監査機関により定められた監査に合格した電子認証事業者のみが発行できる、最も信頼性の高い SSL/TLS 証明書 |
| マルチドメイン証明書 | 異なるドメインを含む FQDN であっても、 Subject Alternative Names (SAN)の領域に登録して複数のドメインに利用することができる証明書 |
| ワイルドカード証明書 | 同一ドメインの異なる複数サブドメインに対して 1 つの証明書で利用可能な証明書 |
| SSL化 | Webサイトとそのサイトを閲覧しているユーザとのやり取り(通信)を暗号化すること |
用語集 ②
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| クライアント証明書 | ユーザのデバイス(PCやスマートフォン等)に証明書をインストールし、そのユーザが正規の利用者であることを認証する電子証明 書。大きく「ユーザ証明書」と「デバイス証明書」の2種類となる |
| デバイス証明書 | スマートフォンやタブレットなど、情報端末に発行される 社内ネットワークへのアクセス権を「証明書の入った端末のみ」と制御することで、権限のない情報端末によるアクセスを防ぐ |
| ユーザー証明書 | 社員証やシステムログインカードなど、個人を認証するために用いられる |
| eシール | 電子文書等の発行元の組織等を示す目的で行われる暗号化等の措置であり、 当該措置が行われて以降当該文書等が改ざんされていないことを確認する仕組み |
| VAR | 付加価値再販業者 販売するサービスの一部として、デバイスIDを組み込んだり、オプションとして選べるようにして販売するパートナー契約のこと |
| Linux | 無償でソースコードが公開され、誰もが利用・複製・改変・再配できるオペレーティングシステム 必要な機能を選択して再構築できることから、サーバーや組込みシステムとして電化製品などの幅広い用途に利用されている |
| OS | オペレーティングシステムの略称 コンピューターのシステム全体を管理し、種々のアプリケーションソフトに共通する利用環境を提供する基本的なプログラム |
| OSS(オープンソースソフトウェア) | ソフトウエアの設計図にあたるソースコードが無償で公開されており、誰でも使用および改良や再配布ができるソフトウエア |
| Linuxディストリビューション | Linuxカーネルとその他ソフトウェア群を1つにまとめ、利用者が容易にインストール・利用できるようにしたもの |
用語集 ③
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| RHEL | Red Hat Enterprise Linuxの略 Red Hat社によって開発、販売されている業務向けのLinuxディストリビューションのこと |
| CentOS | RHEL と高い互換性を持つのコミュニティベースの無償 Linux OS |
| OSSコミュニティ | オープンソースソフトウエア(OSS)の開発や改善、情報交換などを主な目的として、 利用者、開発者、愛好者らによって構成され非営利目的で運営される団体 世界中に散在するメンバー間でソースコードを共有し、共同開発や関連情報の発信、勉強会の開催などを行っている |
| SBOM | Software Bill of Materials : ソフトウェアに含まれるコンポーネントや依存関係、ライセンスの種類などをリスト化したソフトウェア部品表のこと |
| 統合監視ツール | サーバーが正常に稼働しているかどうか、サーバーから稼働情報を取得することで、稼働状況を把握・分析するためのツール |
| 組込み | 特定用途向けに特化、限定した機能を果たすことを目的とした機器およびシステム 携帯電話やカメラなどの電子機器や家電製品・自動車等 |
| リアルタイム(RT)OS | 一般的な汎用OSと違い、リアルタイム性を重視した、組込みシステムで多く用いられるOS |
| ROT | Root of Trust (信頼の基点) : ハードウエアやソフトウエアに関するセキュリティにおいて、信頼性を実現する根幹となる部分のこと |
| JC-STAR | 2024 年 8 月に経済産業省が公表した「IoT 製品に対するセキュリティ適合性評価制度構築方針」に基づいて構築された制度で、 インターネットとの通信が行える幅広い IoT 製品を対象に、政府機関、民間企業から一般消費者まで共通的な物差しで製品に具備 されているセキュリティ機能を評価・可視化することを目的とした認証制度のこと。 |
用語補足 ④:セキュリティ規格 「FIPS 140-3」
| 概要 |
|---|
| FIPS 140-3 とは |
| FIPS 140-3 の役割 |
| FIPS 140-3 の重要性 |
| FIPS 140-3 の優位性 |
| 米国政府調達基準の動向 |
| 国際的な影響力 |
| 日本国内への影響力 |
| FIPS 140-2 からの移行 |
セキュリティ最重要規格として、信頼性と安全性の確保に不可欠
製品対照表
| SSL/TLSサーバ証明書 | Ⓡ iTrust SSL/TLS サーバ ー証明書 | サーバ証明書 | |
|---|---|---|---|
| 端末認証 | サイバートラスト デバイスID | デバイスID | |
| 認証局アウトソーシングサービス | サイバートラスト マネージドPKI | マネージドPKI or MPKI | |
| 本人確認、電子署名用証明書、電子署名 | iTrust 本人確認サービス、iTrust 電子署名用証明書、 iTrust リモート署名サービス、iTrust eシール用証明書 | iTrust ※左記の4つサービスを包含するサービスとして表記 | |
| 本人確認 | iTrust 本人確認サービス | iTrust (本人確認) | |
| 電子署名用証明書 | iTrust 電子署名用証明書 | iTrust (電子署名) ※左記の2つサービスを包含するサービスとして表記 | |
| 電子署名 | iTrust リモート署名サービス | iTrust リモート署名サービス | |
| eシール | iTrust eシール用証明書 | iTrust (eシール) |
【 プラットフォームサービス】
| サーバ OS / クラウド基盤 | Ⓡ MIRACLE LINUX | MIRACLE LINUX | |
|---|---|---|---|
| 統合監視 | MIRACLE ZBX Ⓡ | MIRACLE ZBX | |
| IoT向けLinux | EMLinux | EMLinux | |
| IoTトラストサービス | Secure IoT Platform | SIOTP |
製品・サービス紹介ページ一覧
| 製品・サービス紹介ページ | URL |
|---|---|
| サイバートラスト株式会社 Webサイト | https://www.cybertrust.co.jp/ |
| 【 トラストサービス 】 | 【 トラストサービス 】 |
| iTrust SSL/TLS サーバー証明書サービス | https://www.cybertrust.co.jp/ssl/ |
| サイバートラスト デバイスIDサービス | https://www.cybertrust.co.jp/deviceid/ |
| iTrustサービス | https://www.cybertrust.co.jp/itrust/ |
| 【 プラットフォームサービス 】 | 【 プラットフォームサービス 】 |
| MIRACLE LINUX製品 | https://www.cybertrust.co.jp/miracle-linux/ |
| CentOSサポートサービス | https://www.cybertrust.co.jp/centos/ |
| MIRACLE ZBX製品 | https://www.cybertrust.co.jp/zabbix/ |
| MIRACLE VulHammer製品 | https://www.cybertrust.co.jp/zabbix/vul-hammer/ |
| EMLinux製品 | https://www.cybertrust.co.jp/iot/emlinux/ |
| セキュアIoT プラットフォームサービス | https://www.cybertrust.co.jp/siotp/index.html |
プレスリリース一覧 (2026年3月期 下期)
投資判断(AI生成)
投資評価: ★★★
評価の理由:
サイバートラストは、デジタルトラスト分野において、iTrust(本人確認・電子署名)とLinuxサポート(プラットフォームサービス)という二つの柱で安定的な成長を遂げています。特にiTrustの成長率(前年同期比+54%)は非常に高く、デジタルIDや電子署名市場の拡大という追い風を受けています。プラットフォームサービスも、大手企業向けのLinuxサポート案件獲得によりリカーリング収益が堅調に伸びており、収益基盤は強固です。
しかし、成長率の鈍化が懸念されます。売上高成長率は14.5%増と堅調ですが、過去の成長率と比較するとやや減速傾向が見られます。また、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期比で2.2%減となっている点は注意が必要です。これは、オフィス移転による特別損失計上(過去分)の影響を除いても、利益率の変動要因がある可能性を示唆します。
ROEやROAに関する情報が提供されていないため、資本効率の評価は困難ですが、営業利益率は19.1%と高水準を維持しており、収益性は良好です。
経営陣は生成AI、スマートホーム(Matter)、欧州CRA(サイバーレジリエンス法)対応など、将来の成長ドライバーとなるテーマを明確に提示しており、技術的な優位性(国内唯一のLinuxディストリビューション開発企業など)を背景に、市場のニーズを的確に捉えようとしています。
全体として、安定したリカーリング収益基盤と高い成長ポテンシャルを持つ一方で、純利益の伸び悩みや、過去の成長率からの減速傾向が見られるため、平均よりやや高い評価とします。
投資判断の根拠:
買い。デジタルトラスト市場の構造的な成長性、iTrustの急速な成長、Linuxサポートの安定性が評価できます。特に、高成長牽引サービスであるiTrustの動向と、プラットフォームサービスにおける大手顧客の長期サポート獲得は、将来の安定収益に直結します。ただし、純利益の伸び悩みや、成長の持続性については継続的なモニタリングが必要です。
重要なポイント:
1. iTrustの急速な成長: 金融機関向け本人確認・電子署名サービスが前年同期比54%増と、成長の主要ドライバーとなっている。
2. Linuxサポートの安定性: 大手企業向けの長期サポート契約獲得により、プラットフォームサービスのリカーリング収益が堅調に推移している。
3. 利益率の維持: 営業利益率は19.1%と高水準を維持しているが、純利益の伸び悩みには注意が必要。
4. 将来の成長テーマ: 生成AI、Matter、欧州CRA対応など、将来の市場ニーズを的確に捉えた取り組みが見られる。
会社への質問(AI生成)
[iTrustの有償API利用件数は前年同期比54%増と高い成長を続けていますが、この成長を牽引している具体的な顧客セグメント(金融機関、電子契約など)の構成比率と、今後の成長の持続性について、具体的な見通しを教えてください。]
[プラットフォームサービスにおいて、Linuxサポートのリカーリング収益が堅調ですが、大手証券会社など大型案件の獲得サイクルや、既存顧客の契約更新率、および競合他社(Red Hatなど)との競争環境について、詳細な状況を教えてください。]
[連結PLの分析において、売上高が14.5%増であるのに対し、親会社株主に帰属する当期純利益が2.2%減となっています。これはオフィス移転による特別損失計上を除くと、販管費の増加やその他の要因によるものと考えられますが、純利益の伸び悩みの具体的な要因と、今後の利益率改善計画について説明してください。]
売上倍増のための施策(AI生成)
| 施策名 | 成功率(%) | インパクト | 評価コメント |
|---|---|---|---|
| iTrustの金融機関向け本人確認・電子署名サービスのクロスセル強化 | 85% | S | iTrustの成長ドライバーである金融機関向けサービスにおいて、本人確認と電子署名をセットで提供するクロスセルを強化。既存の大型顧客への展開を加速し、API利用単価と顧客単価を向上させる。 |
| プラットフォームサービスにおけるOSS脆弱性管理(SBOM/CRA対応)のグローバル展開 | 60% | A | 欧州CRA対応やFIPS 140-3準拠のニーズを捉え、Insignary社との協業を加速。国内での実績を基に、グローバルサプライチェーンに組み込まれる日系企業や欧州企業への展開を目指す。 |
| デバイスIDのスマートホーム(Matter)市場への本格展開 | 70% | A | Matter認証局認定を活かし、スマートホーム機器の認証・セキュリティ基盤としてデバイスIDの組み込みを推進。パートナー(Origin Wireless, おきでんCplusCなど)との連携を深め、導入件数を飛躍的に増加させる。 |
| 既存顧客向けプロフェッショナルサービスのサブスクリプション化 | 75% | B | 現在のプロフェッショナルサービス(受託開発、コンサルティング)を、より安定的なリカーリング収益に転換するモデルを構築。特にLinuxサポートやセキュリティコンサルティングの継続的なサービス提供を強化する。 |
最優先戦略(AI生成)
上記の施策の中で、最も優先すべき戦略は「iTrustの金融機関向け本人確認・電子署名サービスのクロスセル強化」です。
理由と詳細:
現在の決算資料において、iTrustはトラストサービスのリカーリング売上を牽引する「高成長牽引サービス」として明確に位置づけられており、前年同期比54%増という圧倒的な成長率を記録しています。この成長は、金融機関における証券口座開設や銀行での利用範囲拡大といった、規制強化やDX推進に伴う構造的な需要に支えられています。
売上を倍増させるためには、最も成長性が高く、かつ市場の追い風が強い領域をさらに深掘りすることが不可欠です。iTrustは「本人確認」と「電子署名」の両方の機能を提供しており、これらをセットで提供するクロスセル戦略は、顧客単価の向上とリカーリング収益の最大化に直結します。
実行の具体的内容:
1. 既存顧客への展開深化: 現在本人確認のみを利用している金融機関に対し、電子署名サービス(eシール含む)の導入を積極的に提案します。特に、法務省の商業登記電子証明書関連案件など、プロフェッショナルサービスで得た知見を活かし、具体的な導入メリットを提示します。
2. パートナー経由の展開加速: VARパートナー(日立製作所、KDDIなど)に対し、iTrustのクロスセルをインセンティブ設計で強化します。パートナーが提供するサービスにiTrustを組み込むことで、サイバートラスト単独での営業活動よりも広範な顧客層にアプローチできます。
3. 技術的優位性の活用: マイナンバーカード検証機能のAndroid版対応(2026年秋予定)や、C2PA署名技術の活用など、技術的な優位性を活かした付加価値の高いサービスとしてクロスセルを推進します。
この戦略は、既に実績のある高成長サービスを基盤としており、成功率も85%と高く設定しています。他の施策(プラットフォームサービスのグローバル展開やMatter対応)も重要ですが、これらは中長期的な取り組みであるのに対し、iTrustのクロスセルは短期的な売上倍増に最も直接的に貢献する施策と判断します。
ITコンサルからの提案(AI生成)
サイバートラストの最優先戦略である「iTrustの金融機関向け本人確認・電子署名サービスのクロスセル強化」を支援するため、ITコンサルタントとして以下の支援を提案します。
既存顧客の利用状況分析とクロスセル機会の特定:
- 目的: 既存のiTrust導入顧客(金融機関)について、利用している機能(本人確認のみか、電子署名も利用しているか)と利用頻度、トランザクション量を詳細に分析します。
- 期待される効果: データに基づき、クロスセルが最も効果的な顧客セグメントや、導入ポテンシャルの高い機能(例:電子署名)を特定し、営業リソースの最適化を図ります。
- 実現可能性: 既存のAPI利用ログや顧客管理システム(CRM)のデータを活用し、分析基盤を構築することで実現可能です。
クロスセル提案プロセスの標準化と自動化:
- 目的: クロスセル提案のプロセスを標準化し、営業担当者が効率的に提案できるよう支援します。特に、顧客の現在の利用状況に応じた最適な提案シナリオを構築します。
- 期待される効果: 提案の質とスピードが向上し、営業効率が改善します。また、提案内容の属人化を防ぎ、全社的なクロスセル成功率を高めます。
- 実現可能性: 営業支援システム(SFA)やCRMと連携し、分析結果に基づいた提案資料の自動生成や、次のアクションを提示するワークフローを構築します。
パートナー連携のためのデータ連携基盤構築:
- 目的: VARパートナー(日立製作所、KDDIなど)との連携を強化するため、iTrustの利用状況やクロスセル機会に関する情報をセキュアに共有するデータ連携基盤を構築します。
- 期待される効果: パートナーが自社の顧客に対して、より的確でタイムリーなクロスセル提案を行えるようになり、販売チャネル全体の売上貢献度を高めます。
- 実現可能性: API連携やセキュアなデータ共有プラットフォームの導入により、パートナーとの協業を促進します。

