PCNET - 2026年5月期 第2四半期決算説明資料 ★★★★

目次

基本情報

株式会社パシフィックネット

(証券コード:3021)

2026年1月14日

2026年5月期 第2四半期(中間期) 決算の状況

エグゼクティブ・サマリー

2026年5月期 第2四半期(中間期) 業績

  • 中間連結会計期間で、過去最高の業績を記録
    • PCのOS更新需要を着実に捉え、Q1に続き四半期会計期間でも過去最高の業績
    • 前期比、売上高32.2%増、営業利益121.3%増と大幅な業績向上
    • 先行投資(人的資本、インフラ、サブスクリプション資産等)が進むが、収益力の向上でカバー
  • 全事業で、セグメント利益が 前期比+30%超
    • ITサブスク事業:長期サブスクが順調に拡大し、安定的な収益基盤を確立
    • ITAD事業:OS更新後の排出が本格化、再販価値の高いPCを確保し、業績が大幅進展
    • コミュニケーション・デバイス事業:旅行業の需要回復と法人受注拡大により業績向上

事業セグメント 業績予想の修正

  • 業績の進捗状況を勘案し、Q1に続き 通期業績予想を上方修正
    • 通期業績予想を、売上高100億円(+3.1%)、営業利益11億円(+10.0%)に上方修正
    • 修正後の予想に対しての進捗率は、売上高が50.1%、営業利益が63.4%と高い水準で進捗
    • 今後も先行投資を拡大するが、業績の進捗と商談状況を勘案した上で業績予想を修正

2026年5月期 第2四半期(中間期)・連結業績ハイライト

  • 売上高・営業利益ともに、中間期・四半期で過去最高を記録
  • 営業利益率も対前年比+5.6ポイントの改善、営業利益率・純利益率共、目標を上回る
  • 自己資本比率は、前期末より減少しているが、前四半期比+1.2ポイント改善
項目 数値 対前年比
売上高(百万円) 5,012 +32.2%
営業利益(百万円) 697 +121.3%
経常利益(百万円) 654 +125.1%
当期純利益(百万円) 452 +133.7%
EBITDA(百万円) 2,406 +46.4%
営業利益率 13.9 % +5.6ポイント
経常純利益率 9.0 % +3.9ポイント
自己資本比率 25.7 % 対前期末比 △1.6ポイント

2026年5月期 第2四半期(中間期)連結業績 P/L

売上高・営業利益推移

(グラフ省略)

2026年5月期 第2四半期(中間期)連結業績 B/S

主な増減理由

  • 流動資産: 売掛金+20M、現金及び預金+238M、商品+14M、その他+85等
  • 固定資産: レンタル資産(純額)+1,149M等
  • 流動負債: 1年内返済予定の長期借入金+621M、短期借入金+70M等
  • 固定負債: 長期借入金+583M等
  • 純資産: 中間純利益+452M、剰余金の配当△252M等

財務の健全性を維持しながら、事業拡大に向けサブスク資産調達など戦略的な投資を行う予定

(単位:百万円)

2025年5月期末 2026年5月期Q2末 増減額
流動資産 2,360 2,719 359
固定資産 10,004 11,188 1,184
資産合計 12,364 13,908 1,543
流動負債 4,129 4,916 786
固定負債 4,856 5,412 555
負債合計 8,986 10,329 1,342
純資産 3,378 3,578 200
負債純資産合計 12,364 13,908 1,543

2026年5月期 第2四半期(中間期)連結業績 C/F

  • 営業キャッシュフロー:前年同期比+593百万円と順調に増加
  • 投資キャッシュフロー:将来の収益基盤強化に向けたサブスク資産への先行投資が増加
  • 財務キャッシュフロー:借入による資金調達が増加し、1,357百万円増加
  • フリーキャッシュフロー:営業C/Fは増加するも、需要期につき成長投資も増加し△771百万円

(単位:百万円)

2025年5月期2Q 2026年5月期2Q 前期比 増減額
営業キャッシュフロー 1,652 2,246 593
減価償却費 1,329 1,708 379
投資キャッシュフロー △ 1,400 △ 3,018 △ 1,617
財務キャッシュフロー △347 1,010 1,357
フリーキャッシュフロー 252 △ 771 △1,024

2026年5月期 第2四半期(中間期) 営業利益の増減要因

  • ストック収益は安定的に拡大、使用済みPCの排出が本格化し、フロー収益が大幅に増加
  • 人材への投資を中心に、先行投資を強化
  • 増益効果により、それらのコスト増を吸収し、前年より+382百万円の増益
当期・営業利益
ストック収益拡大 (ITサブスク) ストック収益拡大 (ITサブスク) ストック収益拡大 (ITサブスク) ストック収益拡大 (ITサブスク) ストック収益拡大 (ITサブスク) その他コスト増 人材への投資による その他投資による 697
197 197 197 197 197 △9 △9
フロー収益拡大 (ITAD・コミュニケーション・デバイス) フロー収益拡大 (ITAD・コミュニケーション・デバイス) フロー収益拡大 (ITAD・コミュニケーション・デバイス) フロー収益拡大 (ITAD・コミュニケーション・デバイス) フロー収益拡大 (ITAD・コミュニケーション・デバイス) 営業利益 +382
315 315 315

投資の状況と生産性の向上

人材・設備・DX化 投資

  • 人的資本への投資:賃上げ・人材の積極採用、リスキリングなど成長支援
  • DX化投資・AI活用など業務の効率化を実施
  • IT系展示会への出展、営業強化
  • デジタルマーケティング(WEBセミナー等)
  • セキュリティ設備の増強
  • 浜松支店・仙台支店を改装(2025年5月・8月)

従業員一人あたりの売上と営業利益の推移

人員増により、先行コストは増加しているものの、生産性の向上により一人あたりの売上高・営業利益ともに大きく伸長。

サブスク資産の状況と稼働率

サブスク資産の状況 (※)

サブスク資産(※)の推移(百万円)
4,669 (20/5期) 76.8% (20/5期)
5,244 (21/5期) 78.0% (21/5期)
7,866 (22/5期) 81.0% (22/5期)
9,417 (23/5期) 81.4% (23/5期)
12,365 (24/5期) 50.0% (24/5期)
15,507 (25/5期) 55.0% (25/5期)
17,379 (26/5期 Q2) 60.0% (26/5期 Q2)
(※) 財務諸表ではレンタル資産 簿価ではなく取得価格で表示
  • ITサブスクリプションの受注は順調に推移
  • 中途解約は非常に少なく、契約終了後の延長ニーズも高い
  • サプライチェーンの見直しなどにより、償却費先行を抑制
  • 高い資産稼働率を継続的に実現
  • 投資回収の確実性が高いサブスク資産に積極投資

サブスク資産の稼働率

  • 需要期に伴う一時的な入荷量や返却量の増加の影響で、資産稼働率は前期末比で横ばいではあるものの80%超を維持
  • 返却品の在庫化、販売、故障品等の不稼働資産の処理を速やかに実施することで稼働率の向上を目指す

ITサブスクリプション事業

法人向けサブスクリプション・運用保守・通信・クラウド等のITサービス

  • ストック収益が順調に積み上がり、安定した収益基盤を築く
    • 長期サブスク中心に業績は順調に進展、それに伴うキッティング等のITサービスも 好調
    • 加えて、新品IT機器販売の大型のスポット案件もあり、売上高は、 前期比+26.5% の進展
    • 資産稼働率は 高水準 を維持、投資コストを吸収して、セグメント利益は 前期比30.3%

売上高推移(百万円)

2023/5期 Q2 2024/5期 Q2 2025/5期 Q2 2026/5期 Q2
売上高 3,490
変化率 前期比+26.5%

セグメント利益推移(百万円)

2023/5期 Q2 2024/5期 Q2 2025/5期 Q2 2026/5期 Q2
セグメント利益 412
変化率 前期比+30.3%

ITサブスクリプション事業 四半期売上高の推移

  • OS更新需要の波など市場の変動に左右されず 長期サブスクは着実に成長

(グラフ省略)

ITAD事業

使用済みIT機器のデータ消去、リユース・リサイクル、適正処理(ITAD:IT Asset Disposition、IT資産の適正処理)

  • OS更新に伴うPC排出が本格化、使用済みPCの入荷量が大幅に増加
    • 採算性の高い使用済みPC確保、業務効率化により 収益性が向上
    • 入荷量の増加に伴い、データ消去などのサービス収益も 着実に進展
    • 売上高が+58.5%、セグメント利益+98.8%と前年同期を 大きく上回る業績

売上高推移(百万円)

2023/5期 Q2 2024/5期 Q2 2025/5期 Q2 2026/5期 Q2
売上高 601 1,485
変化率 前期比+58.5%

セグメント利益推移(百万円)

2023/5期 Q2 2024/5期 Q2 2025/5期 Q2 2026/5期 Q2
セグメント利益 700 601
変化率 前期比+98.8%

コミュニケーション・デバイス事業

イヤホンガイド®の製造販売・レンタル・保守・メンテナンス

  • 旅行需要の回復と新規ニーズ獲得により、過去最高の出荷台数を達成し増収増益
    • 訪日旅行者向け案件が堅調に推移、一般事業法人からの受注も拡大、 増収増益
    • レンタル在庫を先行的に拡充し、収益性の高いレンタル案件の獲得が増加
    • 需要期に向け生産・出荷体制の更なる整備と運用効率の向上に注力

売上高推移(百万円)

2023/5期 Q2 2024/5期 Q2 2025/5期 Q2 2026/5期 Q2
売上高 151 171
変化率 前期比+13.8%

セグメント利益推移(百万円)

2023/5期 Q2 2024/5期 Q2 2025/5期 Q2 2026/5期 Q2
セグメント利益 49 100
変化率 前期比+79.1%

2026年5月期 連結業績予想 Q3以降の概況

2026年5月期 連結業績予想

セグメント別概況

セグメント 進捗見通し 状況
ITサブスクリプション事業 ➢安定的なストック収益を確保、IT人材不足を背景にニーズが拡大
➢新規顧客開拓にも注力し、受注も順調
➢メモリの高騰によるPC価格上昇に伴い、サブスクへの需要が高まる可能性
ITAD事業 ➢PC更新需要後の使用済みPC排出台数は、引き続き増加傾向
➢商談件数が増加、受注も順調
➢新品PC価格高騰により中古相場が上昇する可能性
コミュニケーション・デバイス事業 ➢国内旅行・インバウンド需要が堅調、海外旅行が回復基調
➢旅行業以外(工場見学等)のニーズも増加、過去最高の出荷台数の見込
➢中国人旅行客減少の影響は限定的
その他 進捗見通し 状況
戦略投資 ➢人的資本、サブスク資産、設備を中心に積極投資を実施
外部環境の状況 ➢仕入価格や調達金利は上昇傾向
➢景気減速の可能性はあるが、人手不足やDX推進を背景に、需要そのものは底堅く推移すると予想
➢景気変動の影響を受けにくいストックビジネスが中心の事業モデルと顧客基盤

2026年5月期 連結業績予想

10/15の業績予想より、再度、業績予想を上方修正

人材・資産・設備・システムの先行投資を予定しているが、例年の当社業績の推移、現在の商談と受注見込み状況などを精査して、従来予想を再度上方修正

10/15発表の予想 (単位:百万円) 修正後予想 (単位:百万円) 10/15予想からの増減 増減率 前期実績 (単位:百万円) 前期からの増減率
売上高 10,000 +300 (3.1%) 8,099 23.5%
営業利益 1,100 +100 (10.0%) 842 30.6%
経常利益 1,000 +100 (11.1%) 774 29.1%
純利益 677 +68 (11.2%) 529 27.8%
2026年5月期 業績予想 前期からの増減率
売上高 9,700 19.8%
営業利益 1,000 18.7%
経常利益 900 16.2%
純利益 609 15.0%

2026年5月期 第2四半期(中間期)・予算進捗

  • 中間期はOS更新需要の影響もあり、例年を上回る進捗
  • 修正後の業績予測に対して、売上高は 進捗率50.1% 、営業利益は 進捗率63.4%

◼ 売上高の進捗率
◼ 営業利益の進捗率

(グラフ省略)

2026年5月期 配当予想

9期連続で増配を予想

  • 当社経営方針は「中長期的な安定成長」であり、株主への利益還元の安定拡大を目標としております
  • 配当方針:配当性向30%以上、かつ純資産配当率(DOE※)5%以上を目標とする

年間1株当たり配当金の推移 (単位:円)

2016年5月期 2017年5月期 2018年5月期 2019年5月期 2020年5月期 2021年5月期 2022年5月期 2023年5月期 2024年5月期 2025年5月期 2026年5月期(予想)
年間1株当たり配当金(円) 52
DOE 14.0%
  • 【ご参考】2025年5月期の配当性向とDOE:配当性向:47.6% / DOE:7.8%
  • ※DOE(純資産配当率)とは:企業が株主資本に対してどの程度の配当を支払っているかを示す指標。真の配当性向とも呼ばれる。

トピックス

企業価値向上に向けたIRの取り組み

情報開示と対話を継続的に積み重ね、投資家の声を経営に反映することで、企業価値の中長期的な向上を目指しています。

PR施策の主な取り組み

新サービスおよび事業展開に関する情報発信を通じ、当社の事業内容および成長の方向性に対する理解促進を図りました。

成長戦略

成長戦略

成長戦略 : ITサブスクリプション事業

事業規模の拡大と資産効率の向上

強み 機会 リスク
業界唯一のワンストップサービス IT部門の人材不足、業務負荷増大 物価上昇による諸原価の高騰
全国エリア対応を可能にする施設 運用保守のBPO需要の拡大 技術革新によるPC需要の低下
独立系企業 サブスクリプションの認知度向上 人材の確保
部材高騰による新品PC価格上昇 金利の上昇
戦略 進捗状況
情シス部門の人材不足が深刻な従業員数300名~3,000名の顧客を開拓 顧客開拓は順調に進捗 取引顧客数:前年比 9.4% 増
ITAD事業の顧客へのクロスセル PC貸出台数:前年比 21.5% 増
PC貸出台数を増加させ、ストック収益を拡大 長期サブスク売上:前年比 29.9% 増
稼働率を向上し、収益性アップ ITサービス売上:前年比 27.9% 増
情シス需要の高いITサービス(キッティング・ヘルプデスク等の運用保守サービス)のクロスセル

成長戦略 : ITAD事業

採算性の追求と安定した収益確保

強み 機会 リスク
業歴37年のパイオニア企業 Windows 11 への移行に伴う需要の本格化 情報漏洩リスク
エンタープライズ企業を中心とする優良な顧客基盤 排出管理BPO需要の拡大 人材の確保
企業の使用済みPC排出の減少
戦略 進捗状況
処分に課題を抱える従業員1,000名以上のエンタープライズ企業を中心に開拓 Windows 10 入れ替えに向け商談が増加 ターゲット取引企業数: 前期末比 9.8%増
トップラインより収益性を重視した事業展開 サービス売上の拡大、低コストのオペレーション サービス売上:前年比 28.9% 増 セグメント利益率: 前年比 8.2 pt 向上
自社オークションを活用した単価向上策、採算性の高い取引を重視 オークション会員数:前年比 22.7% 増
ITサブスク事業とのシナジー効果 ・両事業間でのクロスセルによる取引拡大 ・年々増加する優良サブスク終了品の販売戦略 サブスク終了品の売上高:前年比 69.2%増

成長戦略 : M&A・アライアンス

M&A・アライアンスの基本方針:外部のリソースを活用し、成長を加速

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

現状分析

ROEは16.5%と、資本コスト6.8%を大きく上回り、資本効率の高い経営を実現。今後も、ROE WACCスプレッドを意識した経営を推進し、株主価値の向上に努めてまいります。

  • ROE 16.5%
  • 資本コスト(WACC) 6.8%
  • ROE WACC スプレッド 9.7
2022/5期 2023/5期 2024/5期 2025/5期
ROE 8.5% 12.8% 14.9% 16.5%
売上高純利益率 3.8% 5.3% 6.2% 6.5%
総資産回転率 5.3% 7.0% 6.9% 6.8%
財務レバレッジ 2.70倍 2.92倍 3.42倍 3.66倍
PBR 2.7倍 2.9倍 2.3倍 1.9倍
  • ROEと資本コスト(WACC)の推移:年々、ROEが向上しROE WACCスプレッドは拡大

今後の対応

~中長期的な株主価値の最大化に向けた、6つの重点アクション~

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

定量的な目標

~収益性の向上と資本効率の最適化により、持続的な成長を目指します

指標 目標値 前期実績
営業利益率 10% 以上 10.4%
純利益率 6% 以上 6.5%
ROE 18% 以上 16.5%
ROA 7% 以上 6.8%
D/E比率※ 3倍 以下 2.2倍
自己資本比率 20% ~ 30% 27.3%
サブスク資産稼働率 80% 以上 81.0%
株主還元 目標値 前期実績
配当性向 30% 以上
DOE 5% 以上

※D/E比率:有利子負債 ÷ 自己資本(Debt to Equity)。会社がどれだけ自己資本に対して借入等でレバレッジを使っているかを表す指標

企業価値の向上

参考資料① 企業価値向上の取り組み

当社の歩み① 売上高の推移と歴史

パソコンのレンタルからはじまり、LCM (導入・運用・処分)サービス企業へ

当社の歩み② 拡大するストック収益

ストック収益の拡大を最重要課題として構造改革を実施

  • 成長戦略を遂行し、6期連続の増収を達成
  • ストック収益中心型ビジネスモデルへの転換
  • 7年間で6.3倍、全体の7割を占めるまで成長
2017年5月期 ... 2025年5月期
ストック収益(ITサブスクリプション事業) 0 ... 8,099 (百万円)
フロー収益(ITAD事業・コミュニケーションデバイス事業) 0 ... 0 (百万円)
合計売上高 0 ... 8,099 (百万円)

企業価値向上の取り組み : 人的資本経営

ITサービス業だからこそ、“人”に投資する企業へ

ESG経営の推進/SDGsへの貢献

SDGsへの取り組み

当社の事業はSDGsの推進に直結
事業の推進・拡大を社会的使命と捉え、今後もSDGsの実現に継続的に取り組みます

取り組み方針 主な活動 SDGsへの貢献
E:環境 環境と人にやさしい、持続可能な社会の実現 ・シェアリングエコノミー・サーキュラーエコノミーの実現:当社の事業推進がシェアリングエコノミー・サーキュラーエコノミーの実現に直結
・リユースの促進:リユース品によるカーボンニュートラルへの取組みや自社オークションサービスの運営を通し、環境への負荷を抑制
・国内リサイクルの推進
・輸送効率の向上と脱プラスチック化の推進
S:社会 働きがいのある環境づくり ・企業のDX化支援:情シス部門のノンコア業務を担うことにより、お客様のDX化を支援
・地域社会への貢献:イヤホンガイドを通じて地域の魅力を発信、地域社会の持続的発展をサポート
・社員エンゲージメントサーベイの定期実施:従業員の意見を積極的に取り入れ、人的資本経営の取り組みにつなげる
・働きやすい環境の整備:多様な人材が活躍できる働きやすい環境の整備
・次世代のIT人材への支援:IT機器の寄付や教育支援を通じて、次世代IT人材の育成を支援
・企業のDX化支援:情シス部門のノンコア業務を担うことにより、お客様のDX化を支援
・地域社会への貢献:イヤホンガイドを通じて地域の魅力を発信、地域社会の持続的発展をサポート
・社員エンゲージメントサーベイの定期実施:従業員の意見を積極的に取り入れ、人的資本経営の取り組みにつなげる
・働きやすい環境の整備:多様な人材が活躍できる働きやすい環境の整備
・次世代のIT人材への支援:IT機器の寄付や教育支援を通じて、次世代IT人材の育成を支援
G:ガバナンス 高い透明性・強固な経営基盤 ・コーポレートガバナンスの強化
・監査と内部統制の強化
・リスクマネジメントとコンプライアンス:コンプライアンス・リスクマネジメント委員会の設置、内部通報制度の運用
・情報セキュリティの強化:情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)による情報の統合管理、定期的な従業員教育を実施
・コーポレートガバナンスの強化
・監査と内部統制の強化
・リスクマネジメントとコンプライアンス:コンプライアンス・リスクマネジメント委員会の設置、内部通報制度の運用
・情報セキュリティの強化:情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)による情報の統合管理、定期的な従業員教育を実施

CO₂削減を通じた環境貢献

  • IT機器のリユース・リサイクルにより、年間 約5,200tのCO₂を削減
  • 緩衝材の再生紙化と段ボール20%縮小により、年間24万枚分のプラスチック削減
  • 顧客企業へCO₂削減レポートを無償提供(2022年開始)

次世代IT人材への支援

  • 認定NPO法人CLACKとパートナーシップを組み、経済的に困難な状況にある高校生に向けた「PC寄贈プロジェクト」を推進(累計1,000台超)

参考資料② 当社事業の説明

当社事業の全体像 :当社は3つの事業で構成

(図省略:ITサブスクリプション事業、ITAD事業、コミュニケーション・デバイス事業)

当社のサービス内容

IT機器のLCM※サービスを自社リソースで一貫して提供可能

※LCM=ライフサイクルマネジメント:PCやサーバー等IT機器の「調達・導入」から「使用済機器の適正処理」迄を管理する仕組み

(図省略)

企業のIT部門が抱える課題

“守り”に追われ、“攻め”ができない情シスの実情

  • 慢性的なリソース不足
    • 人手不足・属人化:多くの企業でIT担当者が不足。特に中小企業では、1人または兼任で広範なIT業務を担う「ひとり情シス」状態が常態化
    • 緊急対応に追われ、戦略的業務が後回しに:システムトラブルやインシデントなどの緊急対応に追われ、DX推進やIT投資、社内システムの改善といった本来注力すべき戦略的な業務に手が回らない
    • 多岐にわたる業務範囲:サーバー、ネットワーク、セキュリティ、ヘルプデスク、システム運用、IT資産管理など、非常に広範囲。最新技術のキャッチアップやスキルアップも必要
  • PC管理の膨大な負荷とコスト
    • PCの管理業務には手作業が多く、多大な時間と労力を要する。リモートワークの普及により、管理はさらに複雑化、非効率化している

当社の提供価値

PC運用業務の包括的なアウトソースを通じて、リソース不足を解消し、情報システム部門が 戦略的な業務に注力できる環境(時間)を提供 します

当社が代行 注力
ノンコア業務 業務負荷が大きく コア業務に手が回らない ノンコア業務 コア業務

当社の競争環境と強みについて

  • 高い参入障壁 … 資産調達・物流設備など 費用先行(かつ売上は分割計上)、 収益安定するまでに 規模と時間が必要
  • 当社の優位性企業のPC関連業務をワンストップ で支援できる、 唯一の上場企業 であり、 全国7か所のテクニカルセンター高い経験値と専門知識を持ったスタッフ を有する

(図省略:法人向けPCのライフサイクルと競合との比較)

IT機器サブスクリプションの特徴①

法人向けPC市場は、保有形態によってサブスク(中長期レンタル)・リース・購入がある

サブスクは、業務負担軽減・オフバランス・費用平準化などメリットが大きい

  • 事業会社のPC調達には、サブスク・リース・購入の選択肢がある
  • IT機器サブスク(中長期レンタル)はメリットが大きいため、利用が拡大している

IT機器サブスクリプション事業の特徴②

事業拡大時に費用先行、PC資産償却後に投資回収が本格化するビジネスモデル

サブスクの規模が拡大して約4年後から本格的な投資回収フェーズに入る

(図省略)

IT機器サブスクリプション事業の特徴③

サブスクPCから生まれる2つの収益モデル

➢ 借入でサブスク資産を調達し、継続収益を得た後、リユース品として売却するビジネスモデル

➢ よって事業拡大の為、借入が必須となる

(B/S図省略)

  • サブスク利益:約3~5年間の継続的な収益
  • 売却益:リユース資産として売却益(収益はITAD事業部と一定の割合で折半)

参考資料③ 市場環境

市場環境① 情シス人材の不足

2030年には約79万人のIT人材が不足すると予測されており、企業の運用負担は一層深刻化する見込み

当社が提供するBPOサービスやITADを含む運用支援のニーズは今後さらに高まる

(IT人材の供給減少と需要拡大の予測グラフ省略)

市場環境② LCM市場の拡大

PC運用管理・保守サービス市場規模

労働市場における人手不足を背景に、LCM (導入・運用・処分)サービス市場は年々拡大

当社が提供するLCMサービスを含むITサブスクリプション、それに関連するIT支援サービス、排出支援サービスの需要も拡大すると予測

(LCM市場規模の推移グラフ省略)

市場環境③ ビジネス向け新規PC出荷台数と当社売上

ビジネス向け・新規PC出荷台数と当社の売上高

❶20~22年の新規PC減少期でも 当社売上は順調に拡大
❷24年からのPC更新拡大期には成長が加速
❸OS更新需要終了後も持続的成長を予想

(グラフ省略)

市場環境④ ITサブスクリプションの市場シェア

サブスクでのPC出荷台数の予想

国内PCのサブスク導入シェア

  • 運用管理・保守サービスの代行を包含しているサブスクは、管理項目が多い大企業を中心に導入が拡大。
  • IT人材不足、業務負担軽減ニーズの高まりにより、サブスクの注目度上昇
  • PC更新拡大、サブスクシフト加速

(グラフ省略)

IRに関するお問い合わせ

担当 取締役 杉 研也

IR担当 田村、時任

お問い合わせ: ir@prins.co.jp

投資判断(AI生成)

投資評価: ★★★★

評価の理由:
パシフィックネットは、IT機器のライフサイクルマネジメント(LCM)事業において、ITサブスクリプションとITAD(IT Asset Disposition)という2つの強力な柱を確立し、高い成長性と収益性を実現しています。特に、IT人材不足という構造的な市場ニーズを背景に、ストック収益であるサブスクリプション事業が安定的に拡大しており、これが事業全体の収益基盤となっています。

今期中間期の実績は、売上高32.2%増、営業利益121.3%増と過去最高を更新し、通期予想を2度上方修正するなど、実績ベースでの成長が非常に堅調です。営業利益率は13.9%と高い水準を維持し、ROEも16.5%と資本コストを大きく上回っています。

ITAD事業もOS更新需要の本格化により大幅に進捗しており、サブスクリプション事業とのシナジー(サブスク終了品の売却益)も明確に表れています。

一方で、成長のための先行投資(人的資本、インフラ、サブスク資産調達)により、フリーキャッシュフローがマイナス(△771百万円)となっている点、および自己資本比率が25.7%とやや低下している点は懸念材料です。しかし、これは成長のための戦略的な投資であり、営業CFが堅調であることから、現時点では許容範囲と判断します。

投資判断の根拠:買い
堅調な業績推移、高い収益性、明確な成長ドライバー(IT人材不足とサブスクシフト)、そして過去最高益の更新と度重なる上方修正という実績に基づき、現在の株価が将来の成長を十分に織り込んでいないと判断します。特に、ストック収益の拡大とITAD事業のフロー収益の相乗効果は、競合に対する明確な優位性となっています。

重要なポイント:
1. ストック収益の安定成長: ITサブスクリプション事業が売上全体の約7割を占め、安定的な収益基盤を構築している点。
2. ITAD事業とのシナジー: OS更新需要によるITAD事業のフロー収益拡大と、サブスク終了品の売却益による相乗効果が明確に現れている点。
3. 高い資本効率: ROEが16.5%と資本コストを大きく上回っており、効率的な経営が実現できている点。
4. 先行投資によるFCFのマイナス: 成長のための戦略的投資によりFCFがマイナスとなっているが、営業CFは堅調である点。



会社への質問(AI生成)

[ITAD事業のセグメント利益率が前期比+98.8%と大幅に伸びているが、この高い収益性はOS更新需要による一時的なものか、それとも業務効率化や高単価な取引へのシフトによる構造的なものか、具体的な内訳(サービス売上と再販収益の構成比など)を教えてください。]

[サブスク資産の取得価格が前期末から約1.4兆円増加し、それに伴い借入金も増加していますが、これらの資産の調達金利や、今後の金利上昇がサブスクリプション事業の収益性(特に減価償却費と支払利息のバランス)に与える影響について、具体的な感度分析を教えてください。]

[資料では「ITAD事業のトップラインより収益性を重視した事業展開」とありますが、ITAD事業の売上高が前期比+58.5%と急増しているにも関わらず、セグメント利益率の改善が限定的(+8.2pt)に見えます。収益性を重視する方針と、急激な売上増の背景にある取引内容について、詳細な説明が必要です。]

売上倍増のための施策(AI生成)

施策名 成功率(%) インパクト 評価コメント
ITAD事業における「サブスク終了品」の再販単価最大化と販売チャネル拡大 85% S サブスクリプション事業とのシナジーを最大化する施策。ITAD事業の収益性を高め、サブスク資産の回収を早める。オークション会員数の増加と高単価化が鍵。
ITサブスクリプション事業における「運用保守サービス(キッティング・ヘルプデスク等)」のクロスセル強化 80% A 既存顧客基盤(ITAD事業からのクロスセル含む)に対し、高付加価値のストックサービスを深耕。顧客単価向上とLTV最大化に直結する。
コミュニケーション・デバイス事業のターゲット市場拡大(インバウンド特化から国内法人・自治体への展開) 70% B 既存の強み(イヤホンガイド®)を活かし、旅行需要以外の法人・自治体向けレンタル・販売を強化。ただし、IT事業に比べると市場規模と成長余地は限定的。
顧客基盤の拡大:従業員数300名以下の企業向けサブスクリプション・ITADパッケージの提供 75% A 既存のターゲット層(300~3,000名)に加え、中小企業市場への展開。ITADのフロー需要をサブスクのストック需要へ転換させる。

最優先戦略(AI生成)

最優先戦略:ITAD事業における「サブスク終了品」の再販単価最大化と販売チャネル拡大

パシフィックネットの成長戦略の核心は、ITサブスクリプション事業による安定的なストック収益と、ITAD事業によるフロー収益の相乗効果にあります。特に、サブスクリプション事業の拡大には、資産の調達(借入)と、その資産が償却を終えた後の売却益が不可欠です。資料によれば、サブスク終了品の売上高は前年比69.2%増と大きく伸びていますが、これはまだ全体のフロー収益の一部に過ぎません。

この戦略の成功は、サブスクリプション事業の投資回収サイクルを短縮し、新たなサブスク資産への再投資を加速させるために極めて重要です。ITAD事業の収益性を高めるだけでなく、サブスクリプション事業のキャッシュフローを改善し、財務レバレッジの健全性を維持しながら成長を加速させることができます。

具体的な施策としては、自社オークションの会員基盤(前期比22.7%増)をさらに拡大し、高単価での再販を可能にするための専門的なリユース・リサイクルプロセスの強化が求められます。また、単なる中古品販売ではなく、データ消去や整備済みの「認定再生品」としての付加価値を高め、より高い価格での販売を目指すべきです。

この施策は、ITAD事業のセグメント利益率向上に直結し、結果として企業全体の営業利益率とROEの向上に大きく貢献します。IT人材不足という構造的要因が続く限り、サブスクリプション需要は底堅く、その出口戦略であるITAD事業の収益最大化が、売上倍増に向けた最も確実な道筋となります。

ITコンサルからの提案(AI生成)

パシフィックネットの最優先戦略である「ITAD事業におけるサブスク終了品の再販単価最大化と販売チャネル拡大」を支援するため、ITコンサルタントとして以下のITシステム・プロセス改善を提案します。

  1. AI/MLを活用した動的価格設定・需要予測システムの導入:

    • 目的: サブスク終了品の再販単価を最大化するため、市場の需給、PCのスペック、稼働状況、競合の価格データをリアルタイムで分析し、最適な販売価格を自動提案するシステムを構築します。
    • 期待される効果: 属人的な価格設定から脱却し、再販収益の最大化を実現します。特に、OS更新需要のピークとオフピークを予測し、在庫の滞留を防ぎます。
    • 実現可能性: 既存のオークションシステムや販売実績データとの連携が前提となりますが、データ分析基盤を整備することで実現可能です。
  2. ITADプロセスにおけるRPAとIoTによる資産管理の高度化:

    • 目的: 資産の入荷からデータ消去、整備、保管、出荷までのプロセスを自動化・可視化します。IoTセンサーによる保管状況のリアルタイム監視や、RPAによるデータ入力・連携作業の自動化を進めます。
    • 期待される効果: 人的コストの削減と、資産の所在・状態の正確な把握により、再販までのリードタイムを短縮し、資産稼働率の向上に貢献します。
    • 実現可能性: 既存のテクニカルセンターの設備投資と連携し、段階的に導入することで実現可能です。
  3. リユース資産の品質保証・トレーサビリティ強化のためのブロックチェーン活用:

    • 目的: サブスク終了品の再販時に、データ消去の確実性や整備履歴を証明するデジタル証明書(ブロックチェーンベース)を発行します。
    • 期待される効果: 顧客に対する信頼性を高め、高単価での販売を可能にします。特に、セキュリティ意識の高い大企業向け販売において競争優位性を確立します。
    • 実現可能性: 既存の資産管理システムと連携し、改ざん不可能な証明書を発行する仕組みを構築します。